蝶ヶ岳-感嘆詞しか出なかった(^^/
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
6:00P出発-6:10三股-6:42力水-6:47ゴジラの木-8:00まめうち平8:20-10:00最終ベンチ-10:23大滝山分岐-10:30蝶ヶ岳稜線-10:35山頂2677m
-10:35〜11:40山頂ごはんと昼寝
復路
12:00ヒュッテ発-13:40まめうち平-13:50-14:24ゴジラの木-14:45三股-15:00P着
天候 | すこぶる快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.city.azumino.nagano.jp/gyosei/kakuka/norin/kochi/oshirase/tozanguchi.html 通行規制中(11月30日まで)時間帯通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股Pは前夜早め到着のほうがよいかと‥でないと路肩で、他の方に迷惑がかかります。下山届は不要です。三股に立派な登山届小屋とトイレもあります。 駐車場にもトイレあり。 通行規制がありますので、下調べをして計画的に下山してください。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
前回の独標がどうも中途半端な未消化・・
西穂に行けなかったのは、出発が遅かったし視界不良。目的の西穂ラーメンは堪能できた。
なぜかすっきりしなく、又徹夜でお山に行ってしまいました(^^;
今回は「蝶ヶ岳」にて「穂高連峰の絶景を見る」
岐阜市を2時30分に出て烏川林道終点着5時45分。すでに満車。運よく駐車場の入口左の路肩が広く、1台なら駐車可能でした(縦列駐車)
私たちの後続車両は皆、駐車場に入ってから止めれないことを知りUターン。その後、帰りにUターンした車の状況を知る事になり
ます(道路の両面駐車。対向車が来たらもちろんすれ違えません)
準備をして登山開始は6時。三股まで秋の凛として空気の中をゆっくり行きます。夜露に濡れた林道のは、徹夜で来た体を起こすのには
丁度よい準備運動でした。
登山届をすまし、分岐を蝶ヶ岳へ行きます。沢沿いを歩くと吊り橋があり沢は勢いよく流れてます。吊り橋を過ぎると登山道が山水で
沢の状態で、ほどなく「力水」と言う最終水場に。※最終て、まだ一時間もたってない…
この水が冷やっこくてうますぎます!! 是非飲んでみてください。ただまだ水筒は満タンですが(^^;
沢から山へ入る取付きを登り、噂の「ゴジラ見たいな木」に遭遇。
自然の造形に、人間の手が入るとこんな形になるのかと感心しました。
ただ本でみたのと違うのは、目にあたる部分に「軟式ボール」を入れて、目の玉のように黒く塗ってありました。これには笑いました。
ゴジラみたいな木を過ぎると、ゆったりとした山道で並木道のような処もあり至極快適。樹林帯ですが明るくいい感じ。
時折常念岳も見えたり、紅葉ではなく、気の早い木達の「黄葉」も朝日に照らされ心洗われます。
登山開始からきっかり2時間。快適とは言いながらも大量の汗を吹き出しながら一服。もうそろそろまめうち平のはず。ただソレらしき
場所と思って、他の登山者とともに休憩。汗が急激に冷え再び登ると、ほんのわずかな上に「まめうち平」がありました。
木のベンチもあり、休憩していたところより立派です。なぜ間違えるような事になるのかというと、樹林帯がながくて目標となる場所が
少ないからだと思います。この後の「最終ベンチ」でも同じ事が起きました。ここまではコースタイム通り。
まめうち平を過ぎると、快適な木道歩き。やっと半分程度きました。この先は2時間40分のコースタイム標高も2000m
ちなみに三股は約1330m位。ヒュッテまでのキロ標識と標高表記もこのあたりから出始めます。
さぁ、ここからが「徹夜明け」の体にコタエるんですよ…絶対に「北アルプス三大急登の燕岳」より「キツイ」
岐阜弁で言うと「どえらいエライ!」お隣関市の関弁らしき表現では「ぞんぎゃぁーエライ!」
いや本当に辛い登りなんですよ。同じ樹林帯でも「まめうち平」までは快適なんですが、この2000m表記のあとが私的に言うと「激登り」
になります。※本当に初心者コースなんでしょうか?
各標識「ヒュッテまであと○○キロ標高○○m」の看板が出る度、登りがきつく感じ、果たしてそのあと何キロが正しいのか等と思い始
めます。終始うつむき登り。1時間40分もくもくと登り、地図ではそろそろ「最終ベンチ」なのかと思い、そこまで頑張るつもりが見上げ
る登りの登山道。心が折れましたよ正直。こういうときは「タバコを吸う」のが私的の気分の切り替えです。
さて、タバコも吸い終えて登ります。登ります。登ります。やっと最終ベンチに到着。ここで靴紐を締め直し登ります。
朽ちかけた最終ベンチは、ベンチと言うよりも山の一部と化しているうな丁度よい座り。正面には常念岳が迫って景色も最高です。
樹木も低くなり、やっと稜線が近い事をかんじます。嫁さん的にはこの最終ベンチからの登りが一番心が折れたそうです。まだ登らせ
るの?(笑い) ナナカマドの実が真っ赤に色むのを目にし、稜線はもうすぐだ! 行くよ!
下山者の女性が声をかけてくれました。「上の今日は最高の景色ですよ」「ありがとうございます、頑張ります」とお礼を言ってすれ違
った後、視界が広がりました。稜線直下です。「大滝山」への分岐。
見上げると稜線があり、俄然力がでます。先を急ぎ、木のトンネルを抜けると目の前に「常念岳」から大天井も見れます。
登山道から正面を見ると、ヒュッテの屋根の左に尖がり「穂先」!! 槍ヶ岳です。(先月の燕岳では見れなかった)
登りつめてみた景色は「感嘆詞」しか出ません。まさに言葉にならない自分と嫁さん。顔を見合わせても「感嘆詞」。他から見たらアホ
だったでしょう(^^; 人も少なく、広い尾根で山頂の写真をとってから「額に入ったような穂高連峰」を前にランチとします。
登りはコースタイム通り。激登りを忘れ、スープと雑炊。そしてコーヒータバコ最高の贅沢。
そしてやってみたかったこの景色を前に「お・ひ・る・ね」 寝れるのか心配でしたが、風もなく秋の柔らかい日差し。15分程度意識を
なくしました。起き上がると「穂高連峰」 嫁さんは写真とのんびりカフェオレを飲んでました。
10時30分から12時まで蝶ヶ岳にて最高の景色と時間を過ごし下山。
おっとピンバッチ(^^/ ヒュッテでは2種類あります。一つ500円当然2種類購入。嫁さんは帰りたくない…と言いますが、ヒュッテにて通行
規制の情報を仕入れます。やはり今日は通行規制があり、15時30分から17時00まで通行止めになります。間に合わなければ駐車場で缶詰。
もしくはもうしばらく山にとどまり、17時に合わせて下山となります。
ヒュッテの人は「通常3時間30分」くらいで下山可能なんで、なんとかんるかも?? 私たちとしても「なんとかなるかも??」
結果は15時00分に着き十分に間に合いましたが、時間を気にするあまり下山中は「ゴジラみたいな木」のみとなりました。
でも本当に充実した一日で、今日も無事登れて帰宅できたお山に感謝です。
さて、次はどこに行こう??
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