ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3511345
全員に公開
ハイキング
北陸

熊川城跡から駒ヶ岳は遠かった☆若狭熊川トレイルを行く

2021年09月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:55
距離
13.6km
登り
1,045m
下り
915m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:16
休憩
0:42
合計
6:58
距離 13.6km 登り 1,045m 下り 922m
9:01
6
スタート地点
9:07
9:23
25
9:48
9:52
53
熊川城跡(主郭)
10:45
10:46
125
点標熊川(420.8)
12:51
12:52
70
JP662(図根点)
14:02
14:22
5
14:27
58
15:25
34
旧森林公園
15:59
白石神社跡登山口
【熊川トレイル】
・熊川トレイルは熊川城跡〜お花見広場〜渓流広場〜駒ヶ岳のルートが予定されている。
・現在は熊川宿〜熊川城跡までと渓流広場(白石神社跡)〜駒ヶ岳までが整備済み。お花見広場〜熊川城跡は整備中。
・熊川城跡からジャンクションピーク〜駒ヶ岳(又は千石山)は不確定だが構想はある模様。
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
熊川宿資料館の裏手から取付く。大駐車場有り。
コース状況/
危険箇所等
■熊川宿〜熊川城跡はよく整備されている。以降は未整備で最低鞍部まで自然林が美しい尾根だがアップダウンを繰り返す。支尾根に注意が必要でGPS必携。ところどころマーキングあり。
■最低鞍部Ca350mからP528間は今回の核心部となる。植林との混合林で道は消失している。以後ジャンクションピークまでは自然林の尾根で踏み跡あり。
■千石山からの稜線は歩きやすい明瞭な踏み跡がある。苔むした尾根とブナやミズナラ、カエデ等の自然林が素晴らしく特筆に値する。
■駒ヶ岳から旧明神神社登山口までは整備された登山道。最初はブナの巨樹林、下部も美しい自然林が下山口まで続く。
熊川宿駐車場からスタート、傍らに萩の花
2021年09月12日 09:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 9:04
熊川宿駐車場からスタート、傍らに萩の花
軒先にはムクゲの花
2021年09月12日 09:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 9:10
軒先にはムクゲの花
入口の櫓
2021年09月12日 09:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 9:13
入口の櫓
熊川陣屋跡を右折して
2021年09月12日 09:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 9:24
熊川陣屋跡を右折して
熊川宿資料館の裏手へ
2021年09月12日 09:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 9:25
熊川宿資料館の裏手へ
ここに停めてもよかった。奥が登山口
2021年09月12日 09:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 9:25
ここに停めてもよかった。奥が登山口
熊川トレイル‥熊川城跡から先は未整備
2021年09月12日 09:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 9:27
熊川トレイル‥熊川城跡から先は未整備
立派な鉄扉、これ以上開かないのでひと思案すると何のことは無い、押したら開いた💦
2021年09月12日 09:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 9:28
立派な鉄扉、これ以上開かないのでひと思案すると何のことは無い、押したら開いた💦
ブナ科の常緑高木シラカシ‥説明板による。
2021年09月12日 09:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
9/12 9:42
ブナ科の常緑高木シラカシ‥説明板による。
熊川城跡
2021年09月12日 09:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 9:51
熊川城跡
更に登って行く。ここからは未整備だが歩きやすい尾根
2021年09月12日 10:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 10:03
更に登って行く。ここからは未整備だが歩きやすい尾根
ムムム?
2021年09月12日 10:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 10:09
ムムム?
エゴノキの実
2021年09月12日 10:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 10:29
エゴノキの実
ダンドボロギクが一面にはびこっていた。外来種でみすぼらしいボロ菊の意
2021年09月12日 10:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 10:33
ダンドボロギクが一面にはびこっていた。外来種でみすぼらしいボロ菊の意
本日お初の山毛欅
2021年09月12日 10:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
9/12 10:36
本日お初の山毛欅
点標 熊川、5月にダム側から散策している。
2021年09月12日 10:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 10:46
点標 熊川、5月にダム側から散策している。
サルノコシカケとその子供
2021年09月12日 10:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 10:50
サルノコシカケとその子供
この時期よく見かけるシロオニタケモドキ
2021年09月12日 10:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 10:56
この時期よく見かけるシロオニタケモドキ
樹間から小浜湾へ注ぐ北川の流域を俯瞰。正面は春に歩いた箱ヶ岳。
2021年09月12日 11:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 11:07
樹間から小浜湾へ注ぐ北川の流域を俯瞰。正面は春に歩いた箱ヶ岳。
歩きやすいコナラやカエデの尾根が続く
2021年09月12日 11:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 11:12
歩きやすいコナラやカエデの尾根が続く
いずれ道標が設置されるのだろう
2021年09月12日 11:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 11:13
いずれ道標が設置されるのだろう
擬木階段の設置作業中だった。ご挨拶すると驚かれていた。
2021年09月12日 11:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 11:19
擬木階段の設置作業中だった。ご挨拶すると驚かれていた。
出来たての階段道、ここが最低鞍部Ca350m
2021年09月12日 11:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 11:20
出来たての階段道、ここが最低鞍部Ca350m
ダム側のお花見広場からの道を整備中のようだ。
2021年09月12日 11:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 11:21
ダム側のお花見広場からの道を整備中のようだ。
新しい林道に出合う
2021年09月12日 11:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 11:41
新しい林道に出合う
林道を右に分け尾根に上がると「獣道を登る」とある。
2021年09月12日 11:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 11:44
林道を右に分け尾根に上がると「獣道を登る」とある。
古道があるがほぼ消失している。隠れた倒木で前のめりに転倒してしまう。
2021年09月12日 11:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 11:51
古道があるがほぼ消失している。隠れた倒木で前のめりに転倒してしまう。
この辺りは植林の尾根 Ca570ピーク
2021年09月12日 12:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 12:10
この辺りは植林の尾根 Ca570ピーク
再び林道に出合う。先ほどの林道を辿ればここへ出られたようだ。
2021年09月12日 12:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 12:14
再び林道に出合う。先ほどの林道を辿ればここへ出られたようだ。
千石山〜駒ヶ岳の稜線が近い
2021年09月12日 12:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 12:14
千石山〜駒ヶ岳の稜線が近い
下生えがなく歩きやすい
2021年09月12日 12:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 12:19
下生えがなく歩きやすい
トリカブトも終盤
2021年09月12日 12:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 12:21
トリカブトも終盤
ブナを見ると何故か安心する。
2021年09月12日 12:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 12:42
ブナを見ると何故か安心する。
稜線に合流か?
2021年09月12日 12:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 12:43
稜線に合流か?
ツマグロヒョウモンが羽根休め中
2021年09月12日 12:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 12:51
ツマグロヒョウモンが羽根休め中
稜線に乗り上げると右手は千石山方面
2021年09月12日 12:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 12:51
稜線に乗り上げると右手は千石山方面
ジャンクションピークには図根点662.3m‥ダム建設に伴う地籍調査かも知れない
2021年09月12日 12:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 12:52
ジャンクションピークには図根点662.3m‥ダム建設に伴う地籍調査かも知れない
稜線は三重嶽と大御影山、禿地のロクロ山から続く三十三間山
2021年09月12日 12:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 12:52
稜線は三重嶽と大御影山、禿地のロクロ山から続く三十三間山
駒ヶ岳への稜線 P650にて
2021年09月12日 12:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 12:59
駒ヶ岳への稜線 P650にて
いざ駒ケ岳へ
2021年09月12日 13:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 13:02
いざ駒ケ岳へ
山毛欅が主役の素晴らしい稜線
2021年09月12日 13:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 13:06
山毛欅が主役の素晴らしい稜線
ミズナラの佇まいにも見とれる
2021年09月12日 13:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 13:09
ミズナラの佇まいにも見とれる
千石山へ向かう男女5人パーティとすれ違う。
2021年09月12日 13:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 13:17
千石山へ向かう男女5人パーティとすれ違う。
変形ミズナラ
2021年09月12日 13:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 13:22
変形ミズナラ
稜線には苔道
2021年09月12日 13:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 13:31
稜線には苔道
イワヒメワラビの茂みの中から艶やかなツチアケビが現れる。
2021年09月12日 13:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
5
9/12 13:33
イワヒメワラビの茂みの中から艶やかなツチアケビが現れる。
僅かに北西側が開けて小浜の久須夜ヶ岳が垣間見える。
2021年09月12日 13:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 13:38
僅かに北西側が開けて小浜の久須夜ヶ岳が垣間見える。
ブナの巨樹に癒される
2021年09月12日 13:45撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
9/12 13:45
ブナの巨樹に癒される
蛇谷ヶ峰、手前は森林公園へ下る尾根
2021年09月12日 13:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 13:51
蛇谷ヶ峰、手前は森林公園へ下る尾根
ダンシングミズナラ
2021年09月12日 13:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 13:52
ダンシングミズナラ
随所で東側の展望が開ける。武奈ヶ嶽から三重嶽・大御影山の稜線
2021年09月12日 13:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 13:57
随所で東側の展望が開ける。武奈ヶ嶽から三重嶽・大御影山の稜線
いよいよ
2021年09月12日 14:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 14:01
いよいよ
若狭駒ケ岳には誰もいない
2021年09月12日 14:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 14:02
若狭駒ケ岳には誰もいない
登頂!遠かった。
2021年09月12日 14:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 14:02
登頂!遠かった。
若狭町が整備している道標
2021年09月12日 14:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 14:03
若狭町が整備している道標
山頂から琵琶湖方面の見通しはよくない。ここで遅いランチを手早く済ます。
2021年09月12日 14:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 14:06
山頂から琵琶湖方面の見通しはよくない。ここで遅いランチを手早く済ます。
県境稜線を分けて森林公園へ下って行く
2021年09月12日 14:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 14:28
県境稜線を分けて森林公園へ下って行く
爽快なブナ林のトレイル
2021年09月12日 14:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 14:29
爽快なブナ林のトレイル
この尾根はブナの質が違う
2021年09月12日 14:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 14:31
この尾根はブナの質が違う
しなやかな河内川の源頭部
2021年09月12日 14:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 14:32
しなやかな河内川の源頭部
自然林が続く
2021年09月12日 14:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 14:39
自然林が続く
カラマツ林を通り抜ける。植林されたのだろう。
2021年09月12日 15:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 15:04
カラマツ林を通り抜ける。植林されたのだろう。
更にカレンフェルトを通り抜け
2021年09月12日 15:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
9/12 15:13
更にカレンフェルトを通り抜け
旧森林公園の広場に出る
2021年09月12日 15:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 15:16
旧森林公園の広場に出る
自然林の尾根を下る
2021年09月12日 15:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 15:29
自然林の尾根を下る
合体木。分かれた枝が再び合体したのだろうか
2021年09月12日 15:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
9/12 15:31
合体木。分かれた枝が再び合体したのだろうか
よく整備されている。
2021年09月12日 15:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 15:36
よく整備されている。
さいごはトラバースして
2021年09月12日 15:53撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 15:53
さいごはトラバースして
白石神社跡地に下山した
2021年09月12日 15:58撮影 by  DSC-HX60V, SONY
9/12 15:58
白石神社跡地に下山した
デポしておいたチャリで管理道を下る。熊川宿迄30分。
2021年09月12日 15:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 15:59
デポしておいたチャリで管理道を下る。熊川宿迄30分。
河内川ダム湖は明神湖と命名された。藻?が異常繁殖しているようだ。
2021年09月12日 16:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 16:14
河内川ダム湖は明神湖と命名された。藻?が異常繁殖しているようだ。
熊川宿を通り抜けて駐車地に帰還する。観光客は既に居ない。
2021年09月12日 16:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
9/12 16:24
熊川宿を通り抜けて駐車地に帰還する。観光客は既に居ない。
撮影機器:

感想

今春、ふとした思いつきで河内川ダムの展望所を訪れた。展望所の背後の尾根に道が整備されていたので点標熊川まで散策をしたことがある。コナラとカエデの気持ちのよい尾根道だった。後日、新聞で若狭町が河内川ダム周りで熊川トレイルなるものを整備中であることを知って納得した。そういえば千石山から駒ヶ岳までの稜線を歩いた際に、熊川城跡を示す寂れた道標があったことを思い出す。flatwellさんも昔に歩いたことがあると聞いている。

熊川宿の駐車場に着いたのがAM9だった。朝の体調がよくなくて遅い出発になってしまった。熊川宿の紅ガラ塗りの町屋を見学しながら黄土色のアスファルト路を南へ歩く。早朝のためかコロナの影響か観光客は疎らだった。

熊川宿資料館の裏手に入るとだだっ広い空き地がある。駐車場としても使えそうだ。奥には階段道が見える。木と鉄の角材で作られたシックな獣害避けの扉を開けるのにひと苦労する。引いても30cmしか開かないのだ。何のことは無い、押せばよかったのだ。誰も見ていなくてよかった。

擬木階段を上がって行くと20分ほどで熊川城主郭跡に着いた。小広い敷地には中世の細川家に関係が深い沼田氏が築城したらしい。途中、3人の観光客とすれ違う。ここから先もテープが付けられている。尾根は下生えもなく薄い踏み跡がある。昔何か栽培されていたのだろうか、尾根は段々畑のようになっているところがある。

概ね自然林だが綿毛を付けた植物が目立つ。衣服にくっつく。調べたらダンドボロギクと言うらしい。外来種で貧相な花形をしていて嫌われ者。繁殖力も強いらしい。ブタクサやセイタカアワダチソウと同様で困ったものだ。

やがて点標熊川に辿り着く。ここからはアップダウンを幾度となく繰り返しピークの度に方向を転じなければならない。救いは自然林の尾根歩きということだ。そろそろ最低鞍部だろうと下りかけると何やら作業をしておられる二人組に遭遇する。擬木階段を設置されているところだった。ご挨拶すると驚かれていた。ここはお花見広場から続く尾根なので整備事業の一環なのだろう。

鞍部からは登り返しが始まる。以後は杉の植林帯に突入する。新しい林道を交差して尾根を辿るが古道が消失してイワヒメワラビが繁茂している。隠れた倒木に脛を引っかけ転倒するが幸い擦り傷で済んだ。

急登を登り切って緩やかになると自然林に変わって行く。ブナが混じり始めて癒される。更にもうひと上りすると駒ヶ岳北尾根に接続するピークに乗り上げた。ここからは東側が所々開けているので三重嶽や隣の三十三間山がよく見える。時間は13時近いが千石山へのエスケープは止めて駒ヶ岳を目指すことにした。もうこの稜線歩きは3回目なので先が読めるというもの。

ここからはアップダウンの少ない綺麗な自然林の尾根歩きとなる。すると前方に人が見える。5人パーティで千石山に行かれるようだ。自然と口が滑り短い会話でもホッとする。ミズナラやカエデ、ブナの中を歩いて行く幸福感は堪らないものがある。時々見える東側の三重嶽などの展望を楽しむ余裕も出てきた。

駒ヶ岳山頂に着くと最早誰もいるはずもない。予定限界の14時なので手早く遅いランチを済ます。空は薄曇りから徐々に雲が厚くなってきた。森林公園跡へ下山を始める。ブナの巨樹に癒されながら慣れた道を森林公園まで下る。ここからは初めてのルートなのだが最後まで自然林が続き、テンションが下がることなく白石神社跡に下り立つことが出来たのだった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2818人

コメント

私が城跡を通ったのは11年前。ひどい藪でまともに歩けなかった。忘れられた城跡だと思っていた。整備されたのならまた訪れてみたい。

ところで、明神池が抹殺されて明神湖ができたのは偶然だろうか。
2021/9/14 10:04
藪らしい藪は最低鞍部から登り返す処ぐらいでした。草は鹿が食い尽くしたのでしょうかね。
熊川城跡まではプラ偽木階段で整備され観光客向けの道になっていました。

ダム湖の命名は公募と協議会があったのでしょうから、発案者が明神池の看板を引っこ抜いたとか‥根拠のない邪推の域を出ませんが

旧養鱒場から先の谷は明神谷と呼ばれているので、その山上にある池は明神池がマッチします。しかし高島トレイルが知られるようになって、誰かが若狭側のことなんか構わずに駒ヶ池が相応しいと考えたのではないかな。6年前は明神池の立て看板が有ったのを覚えています。
2021/9/14 14:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら