北股岳 足の松尾根より
- GPS
- 17:49
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,318m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:47
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 11:48
天候 | 一日目 小雨のち曇り、稜線は霧晴れず 二日目 霧のち晴れ。午前中は風強し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ヒュッテ前に綺麗なトイレあり。 ヒュッテより足の松登山口まで乗り合いタクシー利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。 危なそうなところはロープを頼りました。 |
その他周辺情報 | ヒュッテは入浴できるようです。16:00までらしい。 |
写真
感想
天気予報は良さそうだったので、奥胎内から頼母木山辺りに行ってみっかと思い立った。神さんは行かないと言うのでソロでのんびりと。せっかくなので泊まりで、行けたら門内で泊まって北股岳まで行けたらいいぞなどとたくらむ。さて当日3時前に起きたがなんと雨が降っている。だんだん晴れてくるとの予報だが、雨雲予想などを調べると雨もきそうな感じはした。でも行ってみない分からないのがやまてんなので家を出発。奥胎内ヒュッテに着く頃にはほぼ雨も上がり期待しちゃいます。乗り合いタクシーがあったので並んだら一回待ちでした。でも歩くより早いし体力温存。足の松尾根は、ずっと急だと思っていましたが、今回はちょっとは中休みがあることに気づきました。天気はだんだん晴れてくるよと思わせて、なんとか稜線まで引っ張り上げてくれました。体調が良かったのか、暑くなかったからなのか、それはそれで良かった。しかし、稜線は霧雨。雨具を上だけ羽織ったが雨粒と草につく雫に敵わず慌てて下も履く。仕方ないので頼母木小屋までダラダラ歩く。今日は頼母木小屋までとあきらめ泊まりを決める。少し濡れていたので小屋に泊まろうと思ったが、混みそうだとの事だったのでテントにした。水場前に陣取ったが、炊事場付近で元気な方々が酒盛りで賑やかだった。解散して急に静かになったと思ったら眠りに落ちた。翌朝4時頃回りの気配で目覚め。外を覗くと霧は晴れている感じ。日の出を見ながら門内岳まで行ってみっかと思い、ささっと食べて出発する。小屋辺りは霧がないが、上の方には霧がかかっている。風も強いのでどうしたものかと思いながら頼母木山へ向かう。途中頼母木山から降ってくる方々とすれ違う。上は真っ白で見えないらしい。はたして私が着いた時も、霧で強い風が吹き抜けていた。しかし濃淡を繰り返す霧の向こうに、オレンジ色の太陽の輪郭がかすかに見えた。もっとはっきり見えることを期待して、しばしカメラを構えては見たが頼母木山からのご来光は拝めなかった。風は強かったが防寒をしっかりしてきたのでもう少し先まで行ってみた。するとだんだん霧が晴れてきた。これはどんどん晴れて来るぞと期待して進む。すると、やった。稜線がずっと見渡せるくらいに晴れ渡るのでした。風は強い。地神山から先は多分歩いた事がない。30年くらい前に石転びから本山まで行って戻って門内小屋にとまって梶川か丸森かどちらを降ったのだが覚えていない。だから歩いた記憶がない。門内小屋のテン場に一張り、風が強かったと思うが、本山を望む絶景のロケーションか?私も来れたらここまでと思っていたが、この風だったらテン泊はくじけたと思う。門内山頂を踏んだのでここで戻ろうと下ると、門内小屋の前で小屋番さんにばったりお目にかかり、話を聞くと北股までは1時間位で行けるし頼母木に昼まで戻れば帰れとの事。天気も良いし私もその気になって、北股まで登ってきました。ダラダラ登って最後は急と教えて頂いた通りの感じで登れました。山頂からは本山へ続く主稜線が見渡せます。来てよかった。小屋番さんありがとうです。さあ帰りです。風はまだ強いですが気温も上がってきて見晴らしも良くルンルンで帰ります。私もいい歳なので、こんな天気にこんな路を歩けるなんてあと何回あるのかと思うと、とても幸せな気持ちになり涙が込み上げます。頼母木小屋に戻ると私のテントと今日登ってきた方のテントのみでした。速攻で撤収し帰ります。テントも乾いていてばかいかったです。
お世話になりました。下りは暑くて足も膝も大変で一歩一歩降ります。やっぱり急でした。それでも無事登山口まで降りました。乗り合いタクシーは時間を過ぎたので歩きます。途中水場でリフレッシュ。奥胎内ダムの橋を過ぎると頼母木小屋の小屋番さんの管理車両が下ってきて乗せて頂きました。ありがとうございました。はたして、色々と思い出深い山旅となりました。飯豊は登れる限り通い続けてみたい山域です。
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