紅葉ほんの少し:神室山(西ノ又コース−パノラマコース)
- GPS
- 10:45
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
天候 | 晴時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西ノ又、パノラマともに道は明瞭。西ノ又コースは第2吊橋から第3渡渉点の間の高巻き道に3箇所大きな支沢を横断する所が注意箇所であるが、足運びに注意すれば大丈夫。ロープも3箇所だが、適切な場所に取り付けてある。パノラマコースは最近刈払済み(水晶森分岐から前神室山の間だけ刈払なし)。今日も整備の人3人とすれ違う。有難うございます、ご苦労様ですと挨拶。 |
写真
感想
林道の状態が良くないらしいし、立札もあったので、鳥居脇に駐車。実際は写真3の様に道が傾いて岩が露出している所が2箇所、何れも最低車高20cmあれば大丈夫。15cmだと注意して通過すればという感じか。パノラマコース登山口まで20分、登山届(ノート式)に記入。ここを過ぎると西ノ又川沿いの道、次いで右から大きな支沢が入るが、土石流の跡っぽい。少し河原を歩く所もあるが、山腹の道を進み、第1渡渉点(吊橋)で渡る。ワイヤーにつかまって歩けば大丈夫だが、板がない時期は怖いだろう。後半になると揺れで、地震の長い周期の揺れみたいで気持ち悪くなりそう。直ぐに第2渡渉点(吊橋)こちらは後半やや登りになっている。ここから直ぐに高巻く様に登っていく。辺りは大きなブナの木の間の落葉の積もった良い道である。3箇所大きな支沢を横断する所が注意箇所であるが、足運びに注意すれば大丈夫。ロープも3箇所だが、適切な場所に取り付けてある。徐々に川に近づき、三十三尋の滝が見えると、その直ぐ上が第3渡渉点、ここで左岸から右岸に渡る。水量は多くない。渡った所で休憩。ここまで上空は快晴、今後の展望を期待するのだが。
第3渡渉点から直ぐに左の山腹に急登、小さい沢があり、10分程で不動明王。その後も急登が続き(胸突八丁坂)、ぐんぐん高度を上げる。やや登りが緩くなり、林間から前神室山がキレイに見える所で休憩。ここから樹林帯の緩急の登りだが、尾根上で急に視界が開ける。稜線上近くの斜面のトラバースになり、御田神に至る。ここから平坦な草原を少し下ってから、尾根に取り付いて登る。窓くぐりは潅木に囲まれたトンネルのような所だが、ここから出たらガスで真っ白でガッカリ。どうやら今日は東風で東から雲が懸かっているようだ。ガスが懸かる小ピークを幾つか越えていく。さらに登って西ノ又分岐、左に進み1つピークを越え、少しだけ岩のある部分を越えると、もう少しで神室山山頂である。山頂でも西側の展望は良く、鳥海山が大きく見えるし、月山も雲の上にくっきり見える。東北の山に登って鳥海山が見えると、とてもうれしい(今年は初めてだ)。この時点では神室連峰の主稜方面がガスの中なのは残念だった。
さて、帰りはパノラマコースなのだが、前神室山がやたら立派な山容に見える。結構高度感のある稜線で、あれを登り返さないと帰れないのかと。実際は、距離は2kmあるし、神室連峰の縦走の一端を味わうことができたし、この間に東方面も晴れてきて、前神室山の山頂からは主稜方面、特に火打岳が立派に見える。焼石岳、虎毛山も良く見え、栗駒も雲の上に見えてきた。ここからパノラマコースの尾根歩きだが、高度がなかなか下がらないが、秋の宮、雄勝方面の展望が良い。831mピークから下は大きなブナの林の尾根で、旗坂からの船形山の尾根のようだった。紅葉が今年は早いので期待したが、神室山はまだ早かったようで、部分的に色付いてはいたが、始まったばかりのようだ。初めての神室連峰、結構きつかった。
コメント
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kyenさん、おはようございます。
神室、行かれましたね、お疲れ様でした。
お天気 もよく、展望の尾根歩きを堪能されましたようですね。小生も6月に同コース歩きましたが、御田ノ神上部付近ガスの中だったので、お天気に恵まれた時再訪したいものです。ただちょっと残念なのは、おっしゃるとおり、紅葉には今少し早かったようですね。神室は山容は立派ですが、標高が若干足りないので。蔵王でもまだ早いですが結構紅葉してきてましたよ。
>パノラマコースは最近刈払済み
は良かったですね。まさにパノラマを愉しめるコースですね。6月は道はわかるものの結構灌木や笹がかぶって、半藪状態のところが多かったですよ。
>パノラマコースの尾根歩きだが、高度がなかなか下がらない
同感です。歩いても歩いてもなかなか下りてゆかず、小生しまいには疲れてよれて転倒しました。
odaxさん、コメント有難うございました。
神室連峰は初めてでですが。結構深い山でした。今回も御田ノ神から山頂まではガスの中でした。それにしても、天狗森までも往復するのはすごい。私は前神室でさえ、その立派な山容を見て、あそこを越えて行くのか、でした。
アプローチの長さや、ブナの林、大東岳や船形山を連想し、東北の山の共通性を感じました。まずまずの天気でしたが、特に下りに時間が掛かってしまい、とにかく疲れました。私の脚力の無さを実感、この位が限界かなと。
かなり歩きましたね。静かなブナ林コース、羨ましいです。前神室の男性的な山容も、ちょっと惚れますね。栗駒・神室方面はまだ遠い憧れの地で、3年後くらいに突撃予定ですが、自分のペースで歩けそうで楽しみにしています。それまでは計画を練るのみ(ヽ゜ω゜)ノ
月山も良かったんですが、人が多かったですし、山頂でも風上でタバコを吸っている人なんかがいて、カオスでした。朝から夕方まで、マイペースで山行を楽しめると良いのですが、なかなか難しいですね。
derakkumaさん、コメント有難うございます。
日暮れ近くになったのは、特に後半バテテきて、やたら時間がかかったからで、derakkumaさんなら、このコース、同じくらい途中で休んでも、15時前には楽々下山だと思いますよ。さらに、登山口は違いますが火打岳−小又山−神室山の周回だって可能じゃないかななんて妄想します(私は無理ですが)。
神室山29日は、昼時の山頂付近は比較的人がいましたが、それでも、ここらで行き会った人15人程度、途中出会った人等から考えて、日曜でも一日で30人以下だったと思います。いつも静かな山だと思います。
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