[侮れない低山] 竜ヶ岳~雨ヶ岳~毛無山~熊森山~五宗山


- GPS
- 08:58
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,338m
- 下り
- 2,049m
コースタイム
天候 | 晴れ、時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
猪之頭 - 本栖湖駐車場 車 15分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本栖湖から雨ヶ岳のルートは、早朝ということもあり山道にせり出した出したクマザサに朝露がたっぷり付いていました。 このルートを朝に歩く際は、たとえ快晴でも、クマザサが増える場所の前(石仏の東屋辺り)でレインウェアやスパッツを付ける事をお勧めします。 でないと、ズボンに露が染み込み、靴下に水が伝わって靴に流れ込む中、クマザサで覆われた長い山道の途中で露対策することも難しく、笹トンネルを抜ける頃には靴の中まで水に漬かる状況になりかねません。 今回はまだ暖かい時期だったため問題ありませんでしたが、寒い時期だと撤退も考えないといけない状況になるかと思います。 なお、竜ヶ岳周辺にクマザサが多く、雨ヶ岳周辺はクマザサも大分減りますが、端足峠の先でも所々にクマザサが茂っている場所がありましたので雨ヶ岳までレインウェアは脱がないほうが良いと思います。 雨ヶ岳から毛無山は、毛無山到着時に笹が多くて迷いやすく難ルートという標識が出ていました。(ベテラン同行の旨の記載) しかし、道はとてもしっかりしており、特に危険な場所はありませんでした。 むしろ、竜ヶ岳周辺の方がクマザサが多くて歩きにくかったと感じました。 毛無山から地蔵峠は急斜面なザレ場で、落石に注意が必要でした。 ここは登ってくる方が増えてきたので慎重に下りました。 地蔵峠から熊森山までは人が極端に減り、1組の方としかすれ違いませんでした。 人通りが少ないためか整備状況はあまり良くなく、倒木で道が塞がっている箇所が4箇所程あるなど、若干歩きにくかったです。 しかし、少し迂回すれば通れる箇所のみで、大きな問題はありませんでした。 熊森山から長者岳は、山頂で分岐をミスしてしまい、間違えて西稜線の五宗山まで行ってしまいました。 熊森山に戻って指導標を見ると、しっかり読めばまず間違えない案内でした。 ここで誤って西稜線に行ってしまう方は普通はいないと思いますが、実際に間違えたうっかり者も居ますので、一応ご注意を。 |
写真
感想
先週の北アルプスに比べれば、特に難しい岩場などもない簡単な低山の山歩きのはずでしたが、これが予想外に苦労しました。
竜ヶ岳を登り始めて、いきなりの朝露を含んだクマザサの攻撃。
ザックカバーだけは念のために着けたものの、山道にせり出したクマザサをかき分けて歩くと予想外に水が滴り、ササ道を抜ける頃には靴下を伝って靴の中まで浸水していました。
竜ヶ岳山頂に着いて様子を見てみると、首から下は全てぐっしょり濡れており、靴下を脱ぐと絞らなくても水が滴る状態でした。
替えの靴下に交換しようと思いましたが、靴を逆さにしてみると大量の水が出てきて、これは替えても意味が無いのではと思い、とりあえずそのまま履き戻しました。
ズボンは腿にピッタリ張り付いて歩きにくいので、3分割の上側で分離してタイツのみにしました。これでなんとか山歩きを続けられましたが、朝露侮りがたし、です。
3ヶ月前に雨の武甲山を歩いたのですが、そのときはウェアを着たため靴の中は快適で、正直今回はその時より断然濡れました。
これからは、似たような場所を歩くときには、スパッツやレインウェアを着ようと思いました。
雨ヶ岳までの急登は靴の中が水没状態だったため多少歩きにくかったのですが、笹も少なく無事到着。
そこから毛無山までは、「笹が多くて迷いやいためベテラン同行が推奨」というルートのようでしたが、実際に歩いてみると特にササがせり出している箇所はなく、むしろ歩きやすかったです。
大見岳の稜線では、雲海に浮かぶ富士山が見られ、一番テンションが上がりました。
が、このテンションの高さが災いしたのか、熊森山から長者岳へのルートの分岐を間違えてしまいます。
熊森山頂で聞いたことの無い五宗山という山名が記載された標識があったのですが、てっきりいつも空から長者手前に見えるピークが五宗山なのかな、などと勘違いしてしまい、西稜線に向かってしまいました…。
五宗山に着いて空を見ると、熊森山(通称、西富士)から長者までの稜線上空をたくさん飛んでいるはずのグライダーが1機も見えなかったため、おかしいと気づき戻りましたが、熊森山に戻って指導標を見ると、長者への標識は角度が別でしっかり記載されていました。うっかりもいいところで反省です。
ですが、これが不幸中の幸いというのか、長者に向かい直し稜線を歩き出して暫くしたところで、知人がトラブル状態になっている所に丁度遭遇。回収に人手が必要であったため、お手伝いをすることにしました。その後、ザックに余裕があったため、ザイルなどを分担して背負って猪之頭に下山。
道を間違えていなければその場所は通り過ぎていたと思われ、長者岳まで行けず少し予定は変わってしまいましたが、これはこれで丁度良かったかなと感じた山歩きでした。
今回は目標の長者岳までは行けませんでしたので、近いうちにリベンジしたいのですが、雪見岳という名前の山を見たことから、ここを冬に歩いてもいいなと考えたり。
たぶん、半年以内にはまた登ることになりそうかな。
コメント
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同じ日、同じ頃に逆コースを行ってましたので、出会われたグループとは、私達(男1名、女性2名)かも知れませんね。井の頭峠から雪見岳に上り返す間に、若い男性の方と会いました。3時半まで白糸の滝まで行くとおっっしゃってました。バスで戻る予定とかでしたよ。
私は、田貫湖から長者に上がり、麓に下りて自転車で田貫湖に戻り、車を回収しました。
折に触れてよろしくお願いします。
雪見岳でお会いした3名グループの方ですね。よく覚えております。
私の方は、あの後11時半に熊森山に着き、あとは長者岳・白糸へ駆け下りようかと思っていたのですが、途中色々ハプニングがあり、知人の回収作業をお手伝いして猪之頭に下りることになりました。
近いうちに、再チャレンジできればと思っています。
gakukohさんは予定通り山行を全うされたようで流石ですね。
中部地方を中心に歩かれているようで、またどこかでお会いすることがあれば、よろしくお願いします!
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