【秘湯を巡る山旅】八幡平から秋田焼山を越えて玉川温泉へ

2021年09月11日(土) ~ 2021年09月13日(月)

• GPS: 13:19
• 距離: 24.8km
• 登り: 991m
• 下り: 1,574m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:47
• 合計: 6:45

9:16 茶臼口
9:36 9:36 前山
10:07 10:08 茶臼山荘
10:21 10:21 茶臼岳
10:27 10:27 茶臼山荘
11:07 11:24 黒谷地湿原
11:54 11:55 安比岳分岐
12:09 12:09 源太森
12:19 12:20 源太分かれ
12:31 12:38 陵雲荘
12:44 12:44 ガマ沼
12:54 13:00 八幡平
13:11 13:11 藤助森
13:45 13:45 田代沼
15:03 15:04 大深温泉バス停
15:10 15:15 大深温泉
15:47 15:55 しゃくなげ茶屋
16:01 後生掛温泉

2日目

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:31

8:59 後生掛温泉
9:05 9:06 しゃくなげ茶屋
9:11 9:14 大湯沼
9:18 9:18 しゃくなげ茶屋
9:24 9:29 後生掛温泉
9:48 9:48 焼山ベコ谷地コース登山口
11:11 11:21 国見台
11:47 11:51 毛せん峠
12:18 12:41 焼山山荘
12:46 12:51 鬼ヶ城
13:07 13:07 名残峠
13:12 13:13 焼山山頂分岐
13:16 13:16 秋田焼山
13:20 13:20 焼山山頂分岐
15:28 15:28 玉川温泉
15:30 ゴール地点

■距離：24.72km
■累積標高：+896m/-1484m
■行動時間：6時間29分(5時間38分+44分)+6時間29分(5時間38分+51分)

◇今回の山行は「tammysmile」さんの以下のサイトを参考とさせていただきましたが大変参考になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3357042.html

天候

12日は曇りで風が強かったです。
13日は曇り時々晴れでしたが、この日も風が強かったです。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路(9月11日)：東京駅(新幹線)盛岡駅(14:00-15:45/シャトルバス)藤七温泉
　　　(9月12日)：藤七温泉(9:00-9:12/シャトルバス)茶臼口
■復路(9月14日)：玉川温泉(8:30-9:45)田沢湖駅(新幹線)東京駅

◇盛岡駅‐藤七温泉間のシャトルバスは以下のサイトを参照願います。
　http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/18702/
◇藤七温泉‐茶臼山登山口間の移動は藤七温泉9時発のシャトルバスに乗車して登山口で下していただきました。岩手県北バスを利用する場合は、藤七温泉(8:53-9:15)茶臼口で移動できます。詳細は以下のサイトを参照ください。
　http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/18702/
◇玉川温泉‐田沢湖駅間のバス時刻は以下のサイトを参照ください。
　羽後交通 八幡平線
　https://ugokotsu.co.jp/rosen/timetable/index

コース状況／危険箇所等

■ルート全般に特に危険な所や迷いやすいところはありませんが、以下の個所をご注意ください。
＊焼岳からの下り始めは急坂で笹に覆われて歩きにくいです。
＊焼岳からかなり下って森の中を歩くようになると、木道が設置されていますが、下り傾斜の木道はとても滑りやすいでので歩き方に注意ください。私は二度ほど滑りました。ここで転倒して大怪我になったら遭難事故になります。特に単独行動の場合には十分な注意が必要です。

その他周辺情報

藤七温泉：http://toshichi.com/
後生掛温泉：https://www.goshougake.com/
玉川温泉：https://www.tamagawa-onsen.jp/facility/

写真

9/11 13:54

盛岡駅から藤七温泉に向かいますが、盛岡駅西口からシャトルバスが出ています。助かりますが、八幡平地区にある宿泊施設が共同で運用しているようです。

9/11 15:02

シャトルバスとは八幡平市さくら公園で分かれますが、ここからは藤七温泉の車で宿に向かいます。

9/11 15:56

途中岩手山が綺麗に見えていました。大学生だったころに八幡平から岩手山に縦走したことを思い出しました。

9/11 15:58

1時間50分ほど掛かってようやく宿に着きました。露天風呂にゆっくりつかり早め休みます。

9/12 8:52

翌朝は宿の車で登山口まで向かいます。

9/12 9:16

茶臼口というバス停がありますが、その近くに茶臼山登山口があります。

9/12 9:21

いきなり急登が始まります。

9/12 9:32

早速リンドウが出てきましたが、登山道の両脇に列をなして咲いています。

9/12 9:43

ナナカマドの実

9/12 10:07

登り切ったところに茶臼山避難小屋があります。ここから茶臼山を往復します。

9/12 10:14

少し登ると茶臼山山頂です。展望の良い所のようですが、今日は生憎ガスで何も見えません。

9/12 10:26

赤くなっている葉もあります。

9/12 10:40

黒谷地まで後800mです。

9/12 10:57

リンドウがこれでもかと言うように咲いています。

9/12 11:07

黒谷地到着。

9/12 11:14

池塘が出てきました。草が少し色づいています。

9/12 11:15

樹々も色づき始めています。

9/12 11:54

安比岳分岐

9/12 11:57

少し登りになりました。

9/12 12:09

源太森はパス。

9/12 12:13

やっぱり赤は目立ちます。

9/12 12:22

良い感じです。ガスっていますが、これはこれで良いですね。

9/12 12:25

八幡沼を通過中。気持ちが良いです。

9/12 12:25

正面が八幡平山頂です。風が出てきて少し寒くなりました。

9/12 12:42

山頂に行く前で大勢の方が休んでいましたが、写真には写っていません。ここには小屋がありトイレもありました(陵雲荘です)。

9/12 12:54

少し歩くと八幡平山頂に着きましたが、ガスで全く周りは見えません。途中のガマ沼も何も見えませんでした。

9/12 12:55

風も強くなってきましたので、今夜の宿の後生掛温泉に下ります。

9/12 12:57

蒸の湯に下ります。

9/12 12:59

ここから蒸の湯への登山道になりますが、道幅は一気に狭くなります。

9/12 13:22

ルートは危険な所もなく単調な道が続きます。

9/12 13:45

田代沼に着きました。草の湯への分岐があります。蒸けの湯までは、まだ2.2�劼△蠅泙后�

9/12 13:46

9/12 14:58

噴気が出ていますね！

9/12 15:04

車道に出てきましたが蒸けの湯休憩所があります。まっすぐ進むと蒸け湯温泉です。

9/12 15:06

ここで左折して大深温泉に向かいます。

9/12 15:09

大深温泉はこの奥に大浴場や宿泊棟があります。

9/12 15:13

建物の右手に草むらの踏み跡がありますので、ここを入って行きます。後は後生掛温泉までは一本道です。

9/12 15:41

標識はありませんが所々にテープがありました。

9/12 15:47

小屋が見えて来ましたが、ここを抜けると車道に出ます。

9/12 15:48

湯気の奥に建物が見えますが、今夜の宿の後生掛温泉です。

9/12 15:56

湯沼が所々に出来ています。

9/12 16:06

思いのほか立派な作りです。今夜はここにお世話になります。

9/12 16:15

昔ながらの大浴場です。

9/12 18:23

既に一品食べてしまいましたが、手の込んだ料理が出てきました。美味しかったです。

9/13 8:58

朝食もしっかりいただいてスタートします。玉川温泉に向かう前に大湯沼に寄ってみます。

9/13 9:13

宿から5分ほどで着きましたが凄い景色です。

9/13 9:42

宿の方に戻り焼山に向かいますが入口を見過ごしてしまいしばらく無駄歩きしました。

9/13 9:43

戻って来たらこの小さな看板を見つけました。

9/13 9:47

先ほどの看板から入って来たら再度標識がありここを左に進みます。

9/13 9:48

この先クマが怖くて笛を鳴らしながら歩いていました。

9/13 10:02

シラタマノキ。良く見かけました。

9/13 10:11

良く見かける形です。

9/13 10:13

真っ白

9/13 10:55

しばらく進むとリンドウが出てくるようになりました。

9/13 11:03

9/13 11:10

国見台です。流石に展望は良いです。

9/13 11:20

右端が後生掛温泉です。ブナの森が広がっています。少し歩くと稜線に出ますが、今回一番の風景です。

9/13 11:47

栂森。目の前が広がって来ました。

9/13 11:50

振り返ると八幡平が見えていますが、一番左は八幡平頂上レストハウスです。そこから歩いて来たことになります。

9/13 12:00

山肌の赤が目立つようになってきました。

9/13 12:03

真ん中に避難小屋が見えています。

9/13 12:06

ここが丁度半分の様です。

9/13 12:17

焼山避難小屋です。休憩していたご夫婦としばし山談義をさせていただきました。今回の山行で八幡平山頂以降で初めてお会いした方々でした。

9/13 12:49

焼山鬼ヶ城。

9/13 12:59

湯沼。

9/13 13:03

このリンドウは色が濃いようです。

9/13 13:15

焼山山頂ですが展望はありません。

9/13 13:19

はるか下界に玉川温泉の建物が見えていますが遠いですね。

9/13 13:24

最初は笹藪の激下りです。このルートはあまり歩かれていない様です。

9/13 13:29

急坂を下りきって振り返ったところです。

9/13 14:17

玉川温泉まで1.8�劼泙罵茲泙靴拭�

9/13 14:37

かなり下って来ましたが、斜度のある木道が滑りやすく二度ほど転んでしまいました。十分に注意が必要です。

9/13 15:17

玉川温泉石投。至る所で蒸気があがっています。ここには岩盤浴のテントが賑わっています。

9/13 15:28

玉川温泉に着きました。

9/13 15:29

今日は流石に疲れましたが無事下山してほっとしています。今回は情報の少ないルートを二日間歩きましたが、久しぶりに緊張した山行でした。

9/14 6:57

玉川温泉は大きな宿でした。岩盤浴が有名なようで、多くの人が来訪していました。今回は温泉三昧い山旅でした、今回もお疲れ様でした。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

町田の熊

百名山も一段落しましたが、一部記録が残っていない山がありますので、これからは記録が残っていない山と、天気が悪くあまり楽しめなかった山を中心に歩こうかと思っています。その際にはできれば、秘湯と言われる温泉に立ち寄って見たいと思っています。その第一弾が今回の山行ですが、山行と言うより旅行記に近くなっているかもしれません。今回は藤七温泉、御所掛温泉と玉川温泉の三か所に寄って来ましたが、いずれもそれぞれ特徴がある宿でしたので、また機会を作って出かけて見たいと思っています。ルートは特に危険な所はありませんが、八幡平以降は人と会うこともない一人旅でした。こんなに長い時間人と会わないのは久しぶりかもしれません。八幡平は草紅葉が始まりかけていましたが、本格的な紅葉はもう少し時間が必要です。これからは、こんな山旅が増えそうです。

<参考までに>
■山行記録_2021年
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-228058
■日本百名山登頂計画＆履歴<完登>
http://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-111830