神室山(水晶森から杢蔵山へ縦走)


- GPS
- 21:59
- 距離
- 63.8km
- 登り
- 3,311m
- 下り
- 3,326m
コースタイム
05:03 山屋キャンプ場駐車場発(自転車で移動)
07:11 水晶森登山口着
07:25 登山口発
07:54 二股
09:14 有屋峠
09:54 水晶森(休憩12分)
11:40 前神室取り付き(休憩20分)
13:02 前神室山
14:13 レリーフピーク
14:29 神室山頂
14:36 避難小屋(泊)
<2日目>
04:40 避難小屋発
04:45 神室山頂(朝焼け観賞)
05:08 出発
06:30 天狗森
07:27 小又山(休憩8分)
08:35 砂利口
09:22 火打岳(休憩11分)
10:22 槍ヶ先(休憩25分)
11:35 市町境
12:07 八森山
13:33 渡渉(水場)
13:01 一杯森
13:33 杢蔵山取り付き(休憩8分)
14:27 杢蔵山頂(休憩16分)
14:56 金杢水(水場)
15:02 杢蔵山荘(休憩12分)
16:10 杢蔵山登山口(車で移動)
16:18 山屋駐車場
天候 | <1日目> 朝から快晴微風。稜線上は風強め。夕方より濃霧 <2日目> 午前は濃霧により視界悪し。午後より快晴。終日風は強め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・杢蔵山登山口(山屋)前に10台程度 ・400m程下った山屋キャンプ場跡に30台程度。 ・水晶森登山口に5台程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山道の状況 ・コース全体にわたり刈り払いがなされており明瞭な登山コースでした。 ・リボンはかなり少ないですが分岐には案内板があるので、注意すれば 迷うことは無いと思います。 ・水晶森⇔前神室取り付き及び一杯森⇔杢蔵山の間は倒木が多いので、 登ったり降りたり潜ったりとジャングルジムの様でした。 ○危険箇所等 ・主稜線の前神室⇔小又山⇔八森山は片側が切れ落ちてはいますが、比較的 コース幅があるので注意すれば問題ないと感じました。 ・杢蔵山頂稜線が片斜面で幅も狭く片側が切れ落ちているので最も危険かと。 ・山屋コース杢蔵山荘直下は浮石が多く足元不安定でした。下りは要注意です。 ・二股⇔P934、火打岳北東斜面、杢蔵山北斜面はかなりの急登なので十分注意を。 (個人的には下りには使いたくないレベルの急登です) ○水場 /緇戎晃⇔二股間の沢 : 水量豊富(※飲んではいません)。 ⊃声嫉拡鯑饐屋の水場 : 流れてはいますがチョロチョロです。 砂利口テント場の水場 : 未確認 と森⇔一杯森間の水場 : 水量豊富 ザ睫歐紊凌緇譟 А[れてはいますがチョロチョロです。 ○避難小屋情報 ・神室山避難小屋 : マット多数、毛布有、トイレ完備 ・杢蔵山荘 : 食器多数 |
写真
感想
週末天気も良さそうだしということで、神室の縦走にいってきました。
以前、火打・神室の半周をしたときから、いつかは歩いてみたいと思っていた
コースです。
最初に感想を言ってしまうと・・
めちゃくちゃきつい。
でもでも達成感がはんぱ無い。
に尽きます。
主稜線を歩いた2日目が、ガスの為眺望悪かったのが心残りではありますが、
降りきった後に、じわじわとくる達成感の方が勝った感じでした。
天気のほうはまた次回の山行まで取っておくということですかね。
恐らくここを読んでくださる方々には、山情報の方が興味あると思いますので、
気付いたことでも書いてみようかと思います。
まずは
.▲セス から
今回は山屋駐車場に車を置き、自転車で水晶森口へ移動。下山後に自転車を回収
という方法をとりました。公共のバスも利用できるのですが、停留所が登山口から
遠いのと、登山口着が午後になるということから自転車利用です。
山屋から登山口まで体力温存のゆっくり走行で約2時間の行程。国道13号までは
登りもありますが下り基調で、13号から県道73号に折れると登り基調となり、
ダム手前が一番の急登。ダムサイドは平坦路で車道終点が登山口となります。
おそらく有屋口も同程度かと思います。
バイクであれば約40分程の行程。
⊃
上の方に水場の情報は載せてありますのでご参照下さい。
当日は4.5Lの水を準備し入山しました。
山頂小屋の水場で1L、八森下の水場で0.5L補給し
下山時の残りが2Lということで、4Lの水を使用した計算です。
大まかには初日に1L、調理に1L、2日目に2Lを消費しています。
利用した水場の状況は、
・山頂小屋の水場は、岩の奥からの滴りがチョロチョロと言う感じで、プラティパス
等に直接汲むことはできませんので、カップ等に掬ってから移す必要があります。
・八森下の水場は比較的水量のある小川なので、簡単に汲むことができました。
・金杢水も水量少ないですが、パイプが付いているので時間さえかければ問題ない
と思います。
上記3箇所で生水を飲んでいますが、今のところお腹の方は問題おきてません。
(あくまでも自己責任ですけど)
くま
私は見ませんでしたが、火打方面から来た方が砂利口付近で成獣2頭を見かけた
そうです。砂利口のテントサイト利用や稜線上でのビバークは控えた方が宜しい
かと。
ぅ魁璽
このコースは要所要所で急登が待ち構えています。特に、
・二股⇔有屋峠
・前神室取り付き⇔主稜線
・神室山頂⇔根の崎分岐
・砂利口⇔火打山頂
・仁田⇔杢蔵山頂尾根
この辺が急登のベスト5かと思います。
また、昔の人は巻道という概念は無かったの?と言うほどピークハントなコース
なので、ペース配分に気を付け無理せず休憩をとるのが良いかと。
以上、この4点がポイントかなと思います。縦走を考えてる方、参考になりました
でしょうか?
最後に、山頂小屋で一緒になりコースの要所要所で引っ張って下さった方、
チュウハイと団子とリンゴご馳走さまでした。駐車場間も送って頂きありがとう
ございます。
八森山頂で美味しい柿を下さった地元?の方々にも感謝です。
コメント
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syasyuさん、おはようございます
ご無沙汰でした
今年は飯豊山か朝日岳の縦走を考えてましたが、7月のゲリラ豪雨で予定がつぶれ、その後も天気と相談はしてましたが、敢え無く潰れてしまいました
しかし、この超ロングコースに、登り返しが凄い中、1泊で達成できるなんて、「凄い」の一言に尽きますね
超あっぱれですよ
☆5つです
こちらこそご無沙汰してました。
星5つはなんともこそばゆいです
ありがとうございます。
今夏は雨が多く登山道も崩れたりと、登るに登れずじれったい感じでしたね。飯豊、朝日の縦走が潰れてしまったのは残念でしたね。
今回のコース本当にきつかったです
登山始めて最もきついコースだった気がします。
たまたまここを何度か歩いている方とご一緒することができ、この方のペースに引っ張ってもらったのが良かったんだと思ってます。
八森山を経由せず杢蔵山荘も利用すれば、飯豊・朝日を縦走できる脚力のかたなら2泊で歩けると思いますよ。
標高グラフ、すごいことになってますね
さすがsyasyuさんです。火打〜神室の土内日帰り周回できる人でないと、神室山から杢蔵山は一日では届かないでしょうね。
素晴らしい体力です
砂利口のクマ二頭ですか!やっぱりいますね〜28日に烏帽子山で会ったかたは砂利口に泊まるといってましたけど、大丈夫だったかな。
水晶森と八森水場の情報も含め、とても参考になるレコでした。今度はどこかでまたお会いしたいですね
改めて見ると、標高グラフが乱高下してますね
我ながらとんでもないコースを歩いたもんだと、今更ながら驚いてるしだいです。
熊情報を教えて下さった方は、砂利口に泊まると言っていた方かもしれないですね。。当日小屋入りしたのは、南下組みが私を含めた2名と、北上組みが3人組だったので。
今度はどこかでお会いしそうな気がします。そのときは宜しくお願いします
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