【百高山95,96座目】 三ノ沢岳〜(宝剣岳)〜将棊ノ頭山〜(木曽駒ヶ岳)
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- GPS
- 13:51
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 3,082m
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
|
---|---|
共同装備 |
テント
テントマット
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ファーストエイドキット
ラジオ
カメラ
ポリタンク
車
|
感想
1ヶ月ほど前に計画していた中アの三ノ沢岳と将棊ノ頭山。
天気の不順や車のスケジュールなどで中々実行に移せず、たぶん、今年最後のチャンスと思われるこの週末に、休暇を1日使ってチャレンジした。
前日の土曜日はあまり早く出られないので美ヶ原を散策し、19時頃に菅の台駐車場にイン。さすがに日帰り客が帰った後の駐車場はガラガラだった。
バスはこの週末は5:15から運行されるので、4時に起きて準備すれば良いかなぁと思っていたが、既に列が出来はじめていた。
朝食を鍋焼きうどんにしたのはやや失敗で、ザックを列に置いてから乗車券の発売まで気が気じゃなかった。
1台目は補助席無しで出て行ったが、2台目の補助席で乗車。RWの2本目だった。まあ、連続的に運行しているので10分も変わらない。
千畳敷は紅葉のピークには早かったようだが、まあまあの色合い。写真を撮って出発する。極楽平への道は前回来たときは残雪の下だったので歩きやすかったが、実は岩がごろごろした道だった。
RWで一気に高度を稼いでいるので、心拍数が上がりすぎないように慎重に行く。稜線に出て三ノ沢岳分岐まで行き、ここでサブザックに切り替える。三ノ沢岳は中々カッコイイ形をしており、ちょっと色づいた木々が良い装飾になっている。
一旦下り、小ピークを越えて行く。コースタイム表示は長めとの情報もあったが、ゆったり歩いて行ったらほぼ標準タイムだった。
主稜線から少し外れた山は、全体を眺めるには好適地。今回目的とした2つの百高山ピークは展望の期待が持てるときにこそ行くべきところだと思った。
さて、主稜線に戻ってテントザックを担げば、宝剣岳への鎖場にかかる。普段はなるべく鎖に頼らずに登ろうと思うのだが、ここはザックも重いし、すれ違い等の人も多いので、無理せず鎖を使って登る。ステンレス製(?)のぴかぴかの鎖が随所にあり、注意して進めば好天時に問題は無い。すれ違い場所は早めに判断して待つようにする。
ピークはさすがに混んでいたが、岩の上はあまり人気がないようで、直ぐに順番が来た。一人だと岩の上の写真を撮って貰えないのがちょっと残念。
宝剣山荘への下りルートがすれ違いで渋滞。ピークに人が一杯だから、登りの人がルートを塞いでしまう。ちょっと待って貰って、数人で下りていった。
中岳のピークを越えてテン場に下りていくと丁度12時だった。受付をしてテントを張り終わっても時間がかなりある。
翌日の予定にしていた将棊ノ頭山だが、今日は天気が崩れる様子もないし、天気が良いうちに行ってしまうことにした。
往路は下り中心で1時間半を少し切るくらい。帰りは足に疲れが来てペースはスローだったが、何とか標準タイム程度で戻ってきた。
風があり気温が下がってきたのでビールは止めておく事にして、テント内で夕食。焼酎のお湯割りのみ。
特に起床時刻は決めず、早々に就寝した。夜は多少風があり、若干寒かった。
30日は5時頃に何となく白み始めたので起き出した。東の方向に雲はなく南アのシルエットがくっきり見えている。急いで準備をして山頂に向かう。
山頂には一番乗り。少しずつ赤くなっていく空や雲を見ながら、ご来光を待つ。
多くの人が山頂に着いた頃、鋸岳の上から朝日が昇って来た。久しぶりに雲のないご来光を拝むことが出来た。
日が昇ると気温も上昇し、朝食はテントの外で問題なし。
テント撤収後、中岳は巻き道を通って宝剣山荘の前に出る。今日は伊那前岳経由で下ることにしていたので、朝日の中、気持ちの良い稜線を進む。右に左にこれまでに歩いた山々を眺め、色付き始めたダケカンバやナナカマドを眺め、実に気持ちの良い山歩きとなった。
清水平の水場はとても良かったが、最後の林道歩きはやはり堪えた。
バスのタイミングは余り良くなく、20分程待つことになった。今日も臨時便がどんどん上がっていき、月曜日とは言ってもかなり混んでいるようだ。
下山後は物味遊産手形が使える四季亭で温泉に入った。すれ違いで一人入ってきたが、貸切状態で温泉を楽しんだ。直ぐ隣に明治亭の中央アルプス登山口店があり、ボリュームのあるソースカツ丼を食べて〆とした。
コメント
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念願の三の沢岳ですね。登頂おめでとうございます。
私は学生時代に登りました。冬です。地図を拝見すると北俣沢から登ったと思います。稜線にでて、途中でビバーク
した記憶があります、もちろん一人ではなく2名ですが。
花の写真の次の宝剣は、中央稜でしょうか?
あと4座ですね。今年中に??
fireboltさん 三ノ沢岳登頂おめでとうございます。
私が去年行ったときは、前日までの快晴がウソのように朝から風雨でした。
たまにガスが薄れて見えるカールは素晴らしいんだろうなと想像しながらの山頂往復するだけになってしまいましたので、fireboltさんの好天が羨ましいです。
あと4座、どの山で達成を予定されているのかとても気になります
冬の三ノ沢岳で途中ビバークですか
岩にも詳しくないので中央稜と呼ぶのかどうか分かりませんが、GPSと関連づけて地図上で撮影位置が判りますので、それでご確認頂ければ幸いです。
今年はもう私がアルプスに行ける時期ではありませんので来年です。何とか来年中には完了したいですね
既に百名山は達成しているのですね、そちらの方が凄いですよ。私はこの山の前に寄った美ヶ原でやっと70/100です。
全国に散らばっている山よりも、中部山岳で纏めて行ける百高山の方が、やりやすいと思います。
残っているのは破線ルートもない赤沢山がネックで、あとは蝙蝠岳、裏銀座の三ツ岳、真砂岳(いずれも縦走路がピークを通っていないために未踏
一応この4つが未踏ですが、新たに仙塩尾根の阿倍荒倉岳の三角点にも同様の疑惑が浮かんできたので、蝙蝠岳に行くときには併せて行くつもりでいます(北荒川岳は間違いなく行っているのですが)。
最後の1つを何処にするかは検討中です。
標高が高いのは蝙蝠岳(2865m:40位)ですが、ルートが無い赤沢山(98位)が最後になるかも知れません。
29日、三ノ沢に寄ろうかなと迷いましたがやめちゃいました。行ってたらすれ違ってたかもしれませんね。
やっぱり三ノ沢の山肌、いい感じでしたね。写真で楽しませて頂きました。
私も伊那前岳まで行ったけど戻ってロープウェイで下山した軟弱者ですw。だって往復で買っちゃったんだもん。
いい天気と紅葉を楽しめたよい週末でしたよね!
百高山頑張って下さい!
お会いできずに残念でした
チケットを往復で買っちゃったら、そりゃRWを使いますよね。
中アは過去3回RWで登っていますが、偶々下りは使ったことがありません。やっぱりケチなのかな
noborundaさんたちとのコラボレコは随分参考にさせて頂きましたが、コースタイムは本当に参考にしかなりませんでした
fireboltさん、初めまして
百高山95,96座目、おめでとうございます
tailwindさんやfireboltさんのように百高山を目指してる方がいて、心強いです。
私は94座ですが、今回登られた三ノ沢岳と将棊ノ頭も3年前に登ったばかりです。
南真砂岳もこの夏登ったばかりですし、
最難関と思われる赤沢山や蝙蝠岳を残しているのも同様です。
安倍荒倉岳疑惑は私も同様なので、蝙蝠岳を登るときに確実に踏んで来ようと考えてます。
今後ともよろしくお願いします
hirokさん、こんばんは。コメント有り難うございます。
こちらこそ宜しくお願い致します。
赤沢山は厄介ですよね・・・ヤマレコには(今現在は見ていませんが)記録が無く、他のブログでルートはないながら行けない事はなく、山頂には標識もある、と聞いています。
とはいうものの、バリエーションレベルなのでしっかりとしたルートファインディングが必要ですね。
蝙蝠岳はリニアの建設が本格化すると二軒小屋ルートの雰囲気が変わってしまうかなぁと心配しています。下りのピストンは出来ることなら避けたいので。
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