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Yamareco

記録ID: 3522715
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

滝谷出合から滝谷第四尾根を登る

2021年09月11日(土) ~ 2021年09月13日(月)
 - 拍手
jassmine その他2人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
34:12
距離
32.8km
登り
6,077m
下り
5,732m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:16
休憩
0:59
合計
13:15
距離 12.2km 登り 1,880m 下り 719m
5:31
5:46
19
6:05
34
6:39
6:44
40
7:24
80
8:44
9:23
2
9:25
556
18:41
宿泊地
2日目
山行
12:08
休憩
0:08
合計
12:16
距離 9.1km 登り 3,432m 下り 2,780m
6:23
706
宿泊地
18:09
18:17
22
3日目
山行
6:32
休憩
1:45
合計
8:17
距離 11.4km 登り 778m 下り 2,249m
5:43
42
6:25
6:28
23
6:51
6:59
3
7:02
7:18
7
7:25
7:42
53
8:35
8:59
113
10:52
11:20
59
12:19
12:23
67
13:30
13:33
11
13:50
7
14:00
ゴール地点
天候 1日目:雨のち曇り 2日目:曇り時々霧 3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉Pは前日20時には満車、道の駅Pも満車のため鍋平P(無料)に駐車。
コース状況/
危険箇所等
浮石落石多し。
その他周辺情報 松本のポムで食事
滝谷出合から見る雄滝
2021年09月11日 09:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/11 9:48
滝谷出合から見る雄滝
雄滝の巻きは、雌滝との間のこの岩から
2021年09月11日 10:39撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/11 10:39
雄滝の巻きは、雌滝との間のこの岩から
巻きはうっすらある踏み跡をたどる。トラバース含め4~5Pで落ち口に。
2021年09月11日 11:13撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/11 11:13
巻きはうっすらある踏み跡をたどる。トラバース含め4~5Pで落ち口に。
スノーブリッジは下をくぐる
2021年09月11日 13:33撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
9/11 13:33
スノーブリッジは下をくぐる
スノーブリッジ直後の滝はフリーで。
2021年09月11日 13:35撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/11 13:35
スノーブリッジ直後の滝はフリーで。
次の滝は
2021年09月11日 13:49撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/11 13:49
次の滝は
右岸を大きく巻いた(2P)
2021年09月11日 14:21撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/11 14:21
右岸を大きく巻いた(2P)
滑滝1段目は左岸から2Pで。2Pめがきわめて悪い。核心、
2021年09月11日 15:27撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
9/11 15:27
滑滝1段目は左岸から2Pで。2Pめがきわめて悪い。核心、
滑滝2段めは、水流をわたり右岸から1P。時間切れで、この上で幕営。まだ沢から水がとれる。
2021年09月11日 17:39撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/11 17:39
滑滝2段めは、水流をわたり右岸から1P。時間切れで、この上で幕営。まだ沢から水がとれる。
2日め。幕営地からすこし登ったところから振り返る。
2021年09月12日 05:55撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 5:55
2日め。幕営地からすこし登ったところから振り返る。
沢の合流地点手前
2021年09月12日 05:56撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 5:56
沢の合流地点手前
2021年09月12日 05:58撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 5:58
2021年09月12日 06:10撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 6:10
2021年09月12日 06:20撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 6:20
スラブ状の岩壁が見えたら、その右手がスノーコル
2021年09月12日 07:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 7:48
スラブ状の岩壁が見えたら、その右手がスノーコル
右手のハイマツの踏み跡から小尾根に登る
2021年09月12日 07:50撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 7:50
右手のハイマツの踏み跡から小尾根に登る
2021年09月12日 07:53撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 7:53
ハイマツを登った小平坦地から小尾根にとりつく
2021年09月12日 08:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 8:40
ハイマツを登った小平坦地から小尾根にとりつく
小平坦地はソロテント1張ギリギリ可能か
2021年09月12日 08:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 8:40
小平坦地はソロテント1張ギリギリ可能か
小尾根2Pめは容易に歩ける。この先がスノーコル、第4尾根とりつき。
2021年09月12日 08:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 8:48
小尾根2Pめは容易に歩ける。この先がスノーコル、第4尾根とりつき。
スノーコルからC沢左俣を眺める。ここを降りてくるのもいやだ
2021年09月12日 09:00撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
9/12 9:00
スノーコルからC沢左俣を眺める。ここを降りてくるのもいやだ
第4尾根
2021年09月12日 09:16撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 9:16
第4尾根
第4尾根1Pめ
2021年09月12日 09:18撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 9:18
第4尾根1Pめ
2021年09月12日 09:19撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 9:19
2Pめ
2021年09月12日 09:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 9:31
2Pめ
ルートがよくわからないが、
2021年09月12日 09:35撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 9:35
ルートがよくわからないが、
登りやすいところを 右上
2021年09月12日 09:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 9:40
登りやすいところを 右上
2021年09月12日 09:42撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 9:42
上から見たスノーコルに至るハイマツの小尾根
2021年09月12日 10:14撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 10:14
上から見たスノーコルに至るハイマツの小尾根
3Pめ。Aカンテがどこかわからず、
2021年09月12日 10:17撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 10:17
3Pめ。Aカンテがどこかわからず、
とりあえず登れる凹角を登る
2021年09月12日 10:22撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 10:22
とりあえず登れる凹角を登る
カンテを登ることはなかったが、
2021年09月12日 10:56撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 10:56
カンテを登ることはなかったが、
ちゃんとBカンテに出た。Bカンテは明確。
2021年09月12日 11:06撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 11:06
ちゃんとBカンテに出た。Bカンテは明確。
5Pめ、Bカンテ
2021年09月12日 11:15撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 11:15
5Pめ、Bカンテ
2021年09月12日 11:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
9/12 11:43
Bカンテ後の水平リッジ
2021年09月12日 12:19撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
9/12 12:19
Bカンテ後の水平リッジ
6Pめ、Cカンテ
2021年09月12日 12:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
9/12 12:23
6Pめ、Cカンテ
Cカンテは2Pで登る
2021年09月12日 12:32撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 12:32
Cカンテは2Pで登る
Cカンテ6Pめ
2021年09月12日 12:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 12:40
Cカンテ6Pめ
6Pめ終了点
2021年09月12日 12:51撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 12:51
6Pめ終了点
7Pめのピナクルは右側を抜ける
2021年09月12日 13:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 13:01
7Pめのピナクルは右側を抜ける
ピナクル右でピッチを切る
2021年09月12日 13:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 13:40
ピナクル右でピッチを切る
8Pめ
2021年09月12日 14:05撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 14:05
8Pめ
8Pめ、ルンゼをつめてツルムの頭まで
2021年09月12日 14:08撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 14:08
8Pめ、ルンゼをつめてツルムの頭まで
ツルムの頭の懸垂支点。なぜこんな高さに??
2021年09月12日 14:18撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 14:18
ツルムの頭の懸垂支点。なぜこんな高さに??
懸垂下降してコルにおりる。
2021年09月12日 14:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 14:43
懸垂下降してコルにおりる。
9Pめ。コルから本峰側を登り返し。
2021年09月12日 15:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 15:01
9Pめ。コルから本峰側を登り返し。
10Pめ。核心。右のチムニーは登れなかった。
2021年09月12日 15:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 15:25
10Pめ。核心。右のチムニーは登れなかった。
10Pめからツルムの頭を見る。画像右下に、「下の懸垂下降支点」が見えるが、そこまで降りるのも悪そう。
2021年09月12日 15:37撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 15:37
10Pめからツルムの頭を見る。画像右下に、「下の懸垂下降支点」が見えるが、そこまで降りるのも悪そう。
2021年09月12日 15:38撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 15:38
2021年09月12日 15:42撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 15:42
2021年09月12日 16:24撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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9/12 16:24
2021年09月12日 16:34撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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9/12 16:34
一般登山道に出る。岩に〇印
2021年09月12日 16:52撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 16:52
一般登山道に出る。岩に〇印
北穂高岳、南岳、槍ヶ岳
2021年09月12日 17:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/12 17:50
北穂高岳、南岳、槍ヶ岳
2021年09月12日 18:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
9/12 18:23
2021年09月12日 18:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 18:23
ようやく穂高岳山荘のテント場に
2021年09月12日 18:38撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/12 18:38
ようやく穂高岳山荘のテント場に
3日め、奥穂高岳を通り、
2021年09月13日 06:24撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/13 6:24
3日め、奥穂高岳を通り、
天狗のコルから岳沢に下山。
2021年09月13日 10:58撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
9/13 10:58
天狗のコルから岳沢に下山。

装備

個人装備
チェーンアイゼン ミニバイル アプローチシューズ クライミングシューズ ポッドハーネス 確保器一式 クイックドロー スリング 環付カラビナ ヘルメット ビレイグローブ ツェルト
共同装備
50mダブルロープ2 カム(0.1~1)1セット ナッツ テント
備考 他メンバーは沢靴使用、ハーケン持参

感想

滝谷第4尾根は、一般的には上からC沢左俣を下ってスノーコルから取り付きますが、今回は滝谷出合から遡行してアプローチすることにしました。
初日にスノーコルで幕営を計画していましたがそこまで至れず、とりあえず滑滝の遡行まで終えて傾斜のある沢での幕営となりました。
滝谷の遡行はかなり悪く、特に滑滝2P目が極悪でした。アプローチのほうが第4尾根より危険かもしれません。幕営装備を背負っての体力も必要なので、あまり行かれていないのが納得でした。私は初日はアプローチシューズでしたが、他メンバーは沢靴を使用、ハーケンも打ちました。

2日めはC沢をつめてスノーコルからの10Pの登攀です。
残置ハーケンはところどころにありますが、基本カムです。BD #0.1~1を1セット携行しました。
グレードは、トポの記載より悪いかなという印象です。
また、登攀中は風がありとても寒いので防寒着必須でした。
ツルムからの懸垂下降(20m)は、WEBには50mロープ1本で足りるという記載がありましたが、安心のために50m2本で懸垂しました。
懸垂支点は2か所あり、下の懸垂支点からなら1本で足りると思いますが、場所がよくわからず、対岸から画像でみてわかりました。
第4尾根の核心部は、Dカンテの2つめのカンテでした。
右の微妙なサイズ(オフウィドゥス?)のチムニーを登れず、ここだけA0してフェースを登りました。

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