急遽予定変更、白馬岳〜栂池から
- GPS
- 12:56
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,490m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:34
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:16
特に小蓮華岳からの下りは膝を庇いながら降りています
この区間では、登りCT<下りCT となっていますw
天候 | 9/15(水)曇り 9/16(木)朝方晴れ、時間を追うごとにガスが上がってくる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
道の駅白馬で前泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなし、雪渓は登山道には全く無し |
その他周辺情報 | 下山後に岩岳の湯(@600) 掛け流しのいいお湯でした 夕食 蕎麦酒房 膳 を利用 おそばは大盛りをオーダー、すごく量多し、美味しいのですが 一品料理もたくさんあったので、こちらを頼んだ方がよかったかも |
写真
感想
当初の予定では、9/14〜16の3日間で、室堂〜五色〜薬師〜折立まで歩く計画でした
前週から天気予報のチェックも欠かさず、9/12の段階でほぼ晴れ予報がでており
とくに障害となるものが無かったのですが、9/13に有峰林道の情報をみると真逆の通行止め
有峰林道が通行止めとなると帰路の足が心配となってくる
取りあえず岐阜県側に抜けることは可能だが、やはり時間が掛かってしまう
会社の休み費用は何とかなるとしても、自分は透析患者であり定期的な通院が必要
(透析は通常週3回の通院が必要、ただし今回は当初の計画に併せて週2回の透析を行うことで
クリニックに対し許可を頂いています)
色々と再計画してみたが、やはり時間的な点がネックとなり今回の山行は中止とせざるを得ない
ただ3日間の休みは取得済みなので、いまさらこれは変更できない
なので強引に計画したのが、初日に室堂〜黒部湖歩き(ただし実登は黒部平まで)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3524075.html
2〜3日目を使って白馬訪問
白馬岳は深田100名山に制定されているだけではなく花の100名山にも選ばれている山
なので白馬岳に登る時期には6、7月を考えていたのだが、急遽の予定変更なので仕方が無い
また白馬岳といえば大雪渓も連想されるが、時期的に大雪渓を歩ける距離が短くなっており
更に平日に猿倉へのバス便はないとのこと、必然的に栂池ピストンとなってします
初日
道の駅白馬に前泊、栂池ゴンドラまで移動、下駅には駐車場があるがここは有料
びんぼー人はそこから約100mほど上にある無料駐車場に車を止める
ゴンドラ乗車し上を見上げると見事に雲が掛かっている
今日の山行では眺望が望めないかなと、ちょい気分が下向き
尚、ゴンドライブには中間駅があり、登山者はここで下車しないように注意が必要です
更にロープウェイを乗り継いで栂池自然園に到着
山に登るのが目的でない時に落ち着いて歩いてみたい気もするが、本日はここを素通りすることにする
途中のビジターセンターで登山届けを提出し、すぐ横の登山道から入山
登り始めはまだ体がついていかない、意識的にペースを落として高度を上げていくが、すでに汗だく状態
登りが一段落すると木道が掛かっている天狗原に到着、ここはもう紅葉が始まっている
天狗原を抜けるとゴロの急登、昨日の黒部平での下山で足を痛め気味なので
膝をカバーしながら慎重に高度をあげていく
この登りが一段落すると台地状の地形が見えてきた 少しだけ横移動すると乗鞍岳山頂
登り始めには山頂方面に雲が掛かっていたが、いまの時間には青空が覗いている
道標には大きなケルンがあり、ここで一休憩
地図をみるとここから白馬大池方面へ下っている
ちょっと歩くと白馬大池が見えてきた 青空、きれいな池、赤を強調するかのような山荘
いいロケーションだ
昨日の激下りで足も痛めているので、今日はここで泊まりたいの気持ちに傾いていく
少々悩んだが白馬岳が目的ではなく、ここで引き返すのひとつの考えかな
山荘で聞いてみる、本日は白馬山荘で宿泊予約を入れているのだが、ここは同じ系列会社とのこと
ここでの宿泊もオーケーとのこと
昼にチェックイン、しばらくボーっとしながら時間を潰す
天気はいい、大池には湖岸近くまで降りれる場所ある、雷鳥坂にはチングルマの残骸がたくさん
テン場はものすごくいいコンディション、今日は山小屋利用できたが花の時期にテン泊もいいかな
このところ寝不足が続いていたのでいいリフレッシュができました
翌日の計画案
1.ここで栂池に引き返す 2.CTに余裕がある新潟県の最高峰、小蓮華岳まで行って栂池に引き返す
3.白馬岳を経由して猿倉まで下山(ただしタクシー代が掛かる)
4.白馬岳まで行って栂池に引き返す(足も痛めているので、CT的にロープウェイの終時間までに下山する必要あり)
2日目
色々と考えたが、3の案が一番楽しめるかな? と、準備を整え小屋を出る
外は快晴、いい登山日和だ(週末に台風接近があるので、天気が崩れるおそれありだが)
取りあえず歩き出す 膝も痛くない ロケーションのよい稜線歩きだ
最高に気分がいい ただ黒部側にガスが上がっているのが気にはなっているが。。。
船越の頭、小蓮華岳、順調に高度を上げていく
三国境に向かう辺りで向こうから歩いてくる方とすれ違う様になってきた
何人か話を聞いてみたが、「白馬岳山頂からの眺めはサイコー」とのこと
ただ「ガスが上がってきている」と予想された答えも反ってくる
自分も眺望が利くうちに山頂に立ちたいの気持ちで一杯になる
いくつかの偽ピークを越えて無事白馬山頂に立つことができた
幸いなことにまだガスは上がってきていない
眺望を楽しむ、山頂に居合わせた方と互いに記念撮影、軽く食事
至福の時を過ごすことが出来ました
時計を見るとまだ9:00前、猿倉下山で無く、栂池下山でも時間的に余裕があるかな と、計画変更
下山には膝を庇いつつストックだよりでゆっくり降りている
小蓮華岳まで降りてきてもまだ時間に余裕があるかな と、思っていたら
ここからの下りで膝が痛くなってきた
白馬岳方面を振り返ると山頂方向はガスで完全に覆われている 段々と気分が下降気味。。。
白馬大池山荘まで降りてくると、もう完全にガスの中歩き状態
髪の毛からの水滴が落ちてくる
ここでロープウェイの終時間を再確認する 確実に乗車するには栂池まで16:00頃まで降りる必要があるとのこと
まだお昼前だが、ここから栂池まで標準CTで2.5H 通常なら余裕の時間だが
ちょっと膝を痛めている自分にとっては厳しいかな?
食事時間だったがこの時間も惜しい すぐそのまま下山することにする
乗鞍岳山頂まで緩い登りなので、膝にはそんなに負担が掛からない
が、問題はその先のゴロ帯の下りだ、ここでは思いっきり膝に負担が掛かる
この先は慎重に下って行く 何人にも追い抜かれるが気にせず
取りあえず、膝に負担を掛けずに安全に、かつロープウェイ終時間に間に合わせる必要がある
ゴロの石は安山岩かな 蛇紋岩が混じっていて雨が降る出したら最悪のパターンになるかな
気ははやるが落ち着いて、GPSで現在位置、時間を確認しながら下山していく
もうそろそろ天狗原に差し掛かるかなと考えていたときに、木道が見えた時には本当にホッとしました
天狗原通過時刻は14:00前、まだ2H以上時間に余裕があるかなと
さらにその先をよっくりと降りていきます
そしてビジターセンターの建物が見えた時に今回白馬岳まで行って本当に良かった と実感しました
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