木曽駒ヶ岳・将棋頭山（桂小場登山口より一部周回）色づき始めの稜線・カールは絶景ばかり・静かな登山【59】

2021年09月19日(日) [日帰り]

• GPS: 10:38
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,109m
• 下り: 2,073m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:36
• 合計: 10:36

距離 23.8km 登り 2,109m 下り 2,107m

5:17 桂小場
6:09 6:18 野田場
6:30 6:31 横山道分岐
6:44 白川分岐
7:07 7:14 大樽小屋
7:22 胸突八丁（信大コース分岐）
7:52 7:55 津嶋神社
8:13 8:14 胸突の頭
8:38 8:39 水場
8:43 西駒山荘
8:52 9:00 将棊頭山
9:10 9:11 遭難記念碑（聖職の碑）
9:25 黒沢分岐
9:28 濃ヶ池分岐
9:45 濃ヶ池
10:17 10:49 駒飼ノ池
11:05 11:10 乗越浄土
11:12 11:21 宝剣山荘
11:21 天狗荘
11:30 11:32 中岳
11:38 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
11:50 11:52 木曽駒ヶ岳
12:03 馬ノ背分岐
12:47 濃ヶ池分岐
13:04 遭難記念碑（聖職の碑）
13:14 13:23 西駒山荘
13:26 水場
13:46 胸突の頭
13:59 14:00 津嶋神社
14:23 胸突八丁（信大コース分岐）
14:30 大樽小屋
14:47 14:48 白川分岐
14:56 横山道分岐
15:07 野田場
15:48 15:52 桂小場
15:53 ゴール地点

天候

未明は霧。
日の出と共に快晴に。山頂含めて風もなく穏やか。
終始、長袖シャツ1枚で行動できました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂小場登山口は、手前で道路の崩落があり通行止め。15〜20分ほど、大目に歩くことになります。駐車スペースも限られており、空き地に入れられるのは6台くらいかな。4時半の段階でほぼ満車。後から来た方は車道に半分はみ出るように停めていました。

コース状況／危険箇所等

【桂小場登山口〜大樽小屋】所々崩れかけの箇所があるけど、気をつければ大丈夫。
【大樽小屋〜稜線】石がゴロゴロしてくるけど、急坂もなく歩きやすい。
【濃ヶ池〜駒飼ノ池】濃ヶ池の水量が多いのか、駒飼ノ池に向かう道では池から流れる水が結構な深さの川を作っている。石を渡れば濡れずに通れますが、すれ違いは難しい。途中、結構急な沢を渡ります。そこから先、駒飼ノ池の手前までは岩場、梯子場があるので、ポールをしまうならこのあたりかな？
【宝剣山荘〜山頂】密です。自分のペースで歩くのは困難。

写真

9/19 4:50

通行止めの手前は駐車スペースが限られています。少し遠くに停めることも覚悟した方がいいかもしれません。

9/19 4:53

崩落個所。暗いとより怖い。これのおかげで余計に歩くことになってます。

9/19 5:11

登山口までは15〜20分くらい。ポストもあるようです。

9/19 5:12

まだ明るくなりません。これからますます陽が短くなりますね。それにしてもすごい霧。ムシムシして暑いです。

9/19 5:15

ゲートをくぐるのか？と思ったら、ダムの関連施設でした。Uターンするような形に登山道は伸びてます。

9/19 5:30

登山口から15分で水場。さすがにまだ必要ないですが…。それにしても霧がすごい。

9/19 5:35

ちょっと明るくなってきた。下草はそれほど伸びていないので、ゲイター無しでも行けました。

9/19 5:44

『てんきとくらす』の予報通りに、晴れてくるといいなあ。
土の歩きやすい道が続きます。

9/19 6:04

一番知りたい所が読めなくなっている標識。頂上まで何時間40分なんですか？？？

9/19 6:08

なめこっぽい。美味しそう。食べられるのかしら。

9/19 6:13

また水場。まだ大丈夫。

9/19 6:24

9/19 6:31

分岐ごとに標識が設置されているので、迷うこともありません。

9/19 6:33

お、空の青さが見えてきました。テンション上がってきます！！

9/19 6:39

9/19 6:39

馬返し。ということは、ここまでは馬が入ってこられたの？けっこうな山道でしたけど。

9/19 6:58

ほうほう、覗いてみましょう。

9/19 6:58

けっこう遠かった。

9/19 7:06

9/19 7:08

大樽小屋。中を確認してみましたが、とにかく扉が重い！！

9/19 7:08

トイレは無いですが、持ち帰り用の袋があるようです。

9/19 7:13

駒ケ岳まで4時間。

9/19 7:22

9/19 7:38

9/19 7:45

何ヤラ新シイ言語ノヤウダ。

9/19 7:52

津島神社。お社はないけど、岩の間が神社なのかな。

9/19 7:55

高度感も出てきました。

9/19 7:57

9/19 8:04

9/19 8:04

9/19 8:11

7合目か。だいぶ頑張って歩きました。ロープウェイで登る方も多いと思いますが、こうして区分けがされているのは、やっぱりこの道が駒ケ岳の登山道として扱われているということですね。

9/19 8:13

9/19 8:14

稜線の近さが感じられる…。もう少しkな。

9/19 8:15

紅葉も少しだけ進んでいます。これからどんどん色鮮やかになっていきますね。

9/19 8:17

9/19 8:18

ほとんど見晴らしのない登山道だったけど、3時間たって、ようやく遠方まで見えるようになってきました。

9/19 8:18

9/19 8:18

ようやく稜線に出ました。ここまで3時間ほどです。

9/19 8:21

9/19 8:21

9/19 8:23

将棋頭山を目指します。ヤマレコではルートが拾えない場所に足跡がたくさん残っていましたが、それは冬道のようです。冬道の方がショートカットにはなるのですが…分けられているのにはそれなりの理由があるのかな？普通の道でいったん西駒山荘を目指します。

9/19 8:27

9/19 8:38

西駒山荘が見えてきました。

9/19 8:39

9/19 8:41

立ち寄りませんでしたが、水場もすぐ近くにある様子。

9/19 8:42

9/19 8:44

9/19 8:48

将棋頭山までは、少し戻るような形になります。途中、ハイマツ漕ぎ漕ぎがありますが、それほど長くはないです。枝が刺さる〜。

9/19 8:49

はぁ〜、お天気もいいし景色もいいし、写真を撮ってばかりで足が進みません。

9/19 8:54

将棋頭山。誰もいないので山頂独り占め。360度の見晴らしです！！

9/19 8:54

西駒山荘を振り返る。

9/19 8:55

こちらは進行方向。

9/19 8:56

冬道と書かれていた方。このへんだけでは、問題なく歩けそうですけどね〜。実際はどうだったんだろう。

9/19 9:07

さて、木曽駒ケ岳を目指しましょう。
誰かが積み木遊びでもしたような石。

9/19 9:10

絶妙なバランスの石。

9/19 9:20

ハイマツはは入り口が分かりにくいことも。ここでは右奥に入るところがありました。

9/19 9:26

黒沢分岐。往路では濃ヶ池を目指します。ちょっと狭い道が続きますが、そんなに歩きにくいわけでもないです。
何度か頭を枝にぶつけましたが。

9/19 9:28

秋が近付いていることを感じさせてくれます。

9/19 9:34

9/19 9:36

遠くからゴウゴウと水の流れる音がする。

9/19 9:40

濃ヶ池に到着。普段の水量は分かりませんが、台風一過だしいつもより多いかな？キレイです〜。

9/19 9:42

このへんもカールしてますね。帰りはあの稜線を通る予定。
ここまでほとんど人とは会いませんでしたが、池のほとりでは数組の方々が、景色を楽しんでおられました。

9/19 9:47

次の駒飼ノ池に向かう道は、濃ヶ池の水が流れ込んでいて結構な深さになっていました。膝では済まない深さかも。石を渡って通過します。すれ違い注意です。

9/19 9:49

9/19 9:58

大きくて急な沢に出ます。

9/19 10:05

水も結構流れていましたが、普段はどうなのかな？滑ったらちょっと大変なことになりそうな高度感。慎重に渡ります。

9/19 10:05

稜線が近いのにこんなに水が出るんですねぇ。
沢を渡るとちょっとした岩場が出てきます。梯子も出てきます。ポールをしまうならこの辺がいいかも。私は仕舞いそびれました…。

9/19 10:10

一歩毎に梯子がたわみます。

9/19 10:11

こちらは橋。正直言って恐い。

9/19 10:16

橋を渡れば間もなく駒飼ノ池に到着！！
ここまでの疲れも吹っ飛ぶ絶景です！！

9/19 10:17

綺麗なカールだ…
お天気も最高ですね。
通る人も少なくて、静かです。

9/19 10:17

こちらは池。というか、川って感じ。
腰掛けやすそうな岩もあったので、絶景を楽しみながらの昼食にしました。

9/19 10:57

9/19 10:59

9/19 11:09

宝剣山荘まで登ったら、ビックリ！！人がいっぱいだ！！

9/19 11:10

いつか行ってみたいと思っていた『千畳敷カール』。
まさか初対面が、裏側から来て見下ろす形になろうとは…。

9/19 11:18

宝剣岳にも行こうと思ったのですが、渋滞が発生していました。岩場があるようなので、そこらで詰まっているのかな？ここであまり時間を費やすと下山が心配なので、宝剣岳は諦めることにしました。残念。

9/19 11:19

中岳に向かう道にも人がたくさん見えますね。渋滞はしないと思うけど。

9/19 11:25

9/19 11:29

山頂も人がいっぱい。写真撮影の順番待ちまで出ていました。そそくさと撮って移動〜。

9/19 11:31

駒ケ岳に向かう道がわからずしばらく山頂をウロウロ。

9/19 11:33

頂上山荘が見えてきました。テントの数が凄い。今日、明日は天気もよさそうですしね。それにしてもモンベルはだいぶ儲かったようだなぁ。

9/19 11:33

人が多くなると、自分のペースで歩くのが難しくなるので、いつも一人で人気のない道を歩く人間としてはちょっとしたストレスに。

9/19 11:48

山頂に到着。北側からちょっと雲が出てきたけど、それもすぐに流れていきました。

9/19 11:49

人を避けて写真を撮るのも難しい…。

9/19 11:50

旅の無事を祈ります。

9/19 11:51

木曾小屋の屋根が見えます。営業してるのかな？

9/19 11:51

そそくさと下山に向かいます。

9/19 11:54

さっきとは反対側からテント場を見下ろす。
カラフルで、ミックスベジタブルのようですね。

9/19 11:56

下山ルートに入ると、途端に人がいなくなりました。
人が多いのはロープウェイの駅から駒ケ岳までのようです。

9/19 12:02

乗鞍方面とか見えているのかなぁ。
歩く専門で、知識がなかなか蓄えられていきません。

9/19 12:14

9/19 12:15

気持ちのいい稜線が続きます。

9/19 12:21

9/19 12:23

9/19 12:29

眼下に濃ヶ池。休んでいる方々も見えます。なんとなく手を振りたくなります。

9/19 12:40

9/19 12:50

いつの間にか往路に戻ってきました。

9/19 12:57

9/19 13:04

この近くには遭難記念碑（聖職の碑）がありますが、不謹慎な気がして写真は撮らず。多くの学生さんが遭難し命を落としたのだと。山を楽しむ人間としてはここから多くの教訓を得ていかなければいけませんね。

9/19 13:16

9/19 13:28

9/19 13:40

平地の様子、川の様子などもよくわかります。

9/19 13:43

稜線歩きもここで終了。あとは樹林帯をひたすら下ります。

9/19 14:35

膝に負担がかかるところで、このフカフカ道はありがたい♪
2時半を過ぎてもすれ違う人がいたけど、どこまで行くのかな。大丈夫だっただろうか。

9/19 14:41

ザ・毒キノコみたいなキノコ。
ベニテングダケ？は実は美味しいという話も。試してみる勇気はないですが。

9/19 14:46

雷は木に落ちたけど、雨のために登山道が川のようになっており、多くの学生さんが被害にあったのだと。幸い全員無事だったそうですが、恐ろしいです…。よく考えたら当たり前だけど、登山中に水を通しての感電までは頭が回らないかも。

9/19 15:26

3時半だけど、深く切り込んだ場所の日陰はかなり暗くなってます。写真では補正されてますが、心配になるくらいの暗さ。

9/19 15:52

暗くなる前に登山口まで下りてくることができました。
今日も無事でよかった。

9/19 15:53

登山口の反対側が駐車場。利用できれば、結構な台数が停められそうです。簡易トイレもあります。

9/19 15:53

9/19 15:56

しばらく舗装路を歩く。車は来ないから真ん中を歩いても平気。

9/19 15:58

川に降りられる場所も何か所かありました。

9/19 16:08

問題の崩落個所。壁の向こうは特に異常無さそうだけど、内側の土だけが流されていったのかな？

9/19 16:12

9/19 16:12

今朝はたくさんだった車も、だいぶ減っていました。
あとは2時間半かけて自宅に帰るだけです。あ〜、疲れたけど大満足でした。

撮影機器：

FIG-LA1 HUAWEI

感想

pumi3

前日までの台風の影響が心配だったけれど、お天気は回復傾向だったので出発してみました。
人の多いところや、知らない方との同席が苦手な私は、バスなどの公共交通機関を使っての移動は避けがちです。コロナ禍ではその傾向もますます強く。
でもそのうちに何とか頑張って、北岳にも行ってみたいし、山小屋を利用しての縦走もしてみたい。
それまではマイカーでの日帰り登山を楽しむしかありません。

さて、木曽駒ケ岳。今回のルートは『クラシックルート』とも呼ばれているようです。急坂もなく、とても歩きやすかったです。駒ケ岳までは大変な方でも、将棋頭山までにするとか、茶臼山方面に行ってみるとかで、稜線歩きを楽しむとかができそうです。

途中、遭難事故と落雷事故の現場を通り過ぎます。今日は気持ちよく歩くことができましたが、山には危険がたくさんあるということを再確認させてくれました。北アルプスでは地震で落石があったようですね。怪我をされた方もいたようですが、大事無いといいのですが。気を付けていても避けられない危険があることを肝に銘じて、山歩きを楽しみたいと思いました。

コメント

Snufkin

こんばんは😊
pumi3さんの思い出の木曽駒レコが見たくて、再訪問しました(笑)
たしかに素敵な景色✨
秋を迎える木曽駒も最高🍁
新田次郎の小説で聖職の碑を読んだことがあり、胸が痛むのですが、将棋頭山も行きたくなりました。
壁紙の写真はどれをお使いなのかな😆

pumi3

Snufkin1さん　ご訪問ありがとうございます
長らく、千畳敷カールに強い憧れを抱いていたのですが、なんと裏側のカールを見上げる方が早くなってしまった山行でした。ちなみに千畳敷の方にはまだ行けていません
山での遭難は怖いですね。悲しい思いにつながらないよう、気持ちを引き締めて歩きたいと思います。
ちなみに壁紙には、71の写真を使っています

Snufkin

71✨いいですね☺️
カールの曲線美にうっとりします😍