御神楽岳 御神楽沢奥壁 本谷ルンゼ遡行

2021年09月19日(日) ~ 2021年09月20日(月)

• GPS: 16:41
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,508m
• 下り: 1,492m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:39

8:02 蝉ヶ平登山口
8:56 8:56 湯沢の出合
14:40 宿泊地

2日目

• 山行: 9:27
• 休憩: 0:32
• 合計: 9:59

7:27 宿泊地
12:17 12:18 雨乞峰
12:26 12:34 御神楽岳
12:40 12:42 雨乞峰
13:39 13:39 湯沢の頭
14:23 14:35 高頭
16:17 16:28 湯沢の出合
17:25 蝉ヶ平登山口
17:25 ゴール地点

天候

両日とも快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西会津インターより45分程、蝉ヶ平登山口までのダート林道も特段問題なし。

コース状況／危険箇所等

奥壁までの初日の行程はフェルトで問題なし。
奥壁登攀はやはりラバーが快適そう…

その他周辺情報

御神楽温泉みかぐら荘 日帰り温泉400円

写真

登山道を40分程。湯沢出合より入渓、早くも渓相が綺麗でテンション上がる✨

これは、晴れてなかったら寒くてやばかった…

確各所で水と戯れながら湯沢は楽しく歩き…

御神楽沢に入り、最初の御神楽滝は左岸巻き。
泥壁を潅木伝いに滝の落ち口まで、トラバース滑って嫌な感じ…

次の大滝も左壁階段状から快適に登る。

上部ゴルジュ帯に突入、記録で見たこの滝は泳いで取り付き左壁から。カムが2点取れた。

その上の大滝、こちらは水流左のラインと迷いつつも

結局は右岸から高巻き。トラバースがシビアで厳しい…ここは初日で1番やばかった…

ゴルジュ内は滝が続き飽きない🙌

もう1箇所ロープ出しました。左壁から

9/19 15:23

ゴルジュを抜けてしばらく…ついに、御神楽沢の奥壁の基部に到着！凄い！！✨

9/19 16:51

今夜の宿、薪も豊富にありました。

今回は焚火缶持参なので鍋で🙌

肉団子のボリューム凄い、1000kcalは伊達じゃない…

9/19 18:27

熱燗しつつ焚火。。めっちゃ暖かい😇

夜明け。奥壁が赤く染まってゆく…✨

2日目はメインディッシュの本谷。序盤は緩そうに見えるが…

所々険しい箇所があり気が抜けない。。

スタンスが地味に細かい、ホールドなくて所々で嫌な気持ちに…

ひたすらスラブ帯で標高を上げる

途中から本谷を外れて右リッジ上へ

ロープ出して潅木使いつつ4ピッチ程登攀。上部スラブ帯に合流。

9/20 10:54

更に右上して本谷の右の沢地形に。もう今朝の幕営地があんなにも小さく。。

振り返るとやばいスラブ…これは落ちたら完全にダメなやつ…

最後のツメは薮もほぼなく脱渓👏

せっかくなので御神楽岳をピークハント

9/20 12:26

12時半に山頂。かなり登攀で時間がかかった🥲

9/20 13:15

水が不足気味になりしんどい💦

高頭から湯沢までの下山パートがまさかの難易度…高度感ヤバくて怖い…

両側が切れ落ちた戸渡

9/20 15:22

逆から見ても…怖い…なにこれ

9/20 16:21

最後は湯沢出合で待望の水…祭り🏮👘✨

9/20 19:28

お疲れ様でした！！

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

みもり

全体的に天気が悪くすっきりしない8月が終わり、待ちに待った9月の三連休。
初日の台風直撃の影響は日本海側は少なく、ついにずっと行きたかった御神楽沢の奥壁へ…✨

初日は遅めに8時スタート。御神楽沢に入ると2パーティ先行しており、途中お話しながら。
上部ゴルジュも概ね順調に通過。素晴らしい秋晴れの中、楽しく遡行できました。

御神楽沢の奥壁は写真で見る以上に圧倒的迫力で、、、本当に来れて良かった…最高の夜と最高の朝焼けでした✨✨
なお、この日は最終的に5パーティ入っていました。めっちゃ人気ですね〜

2日目もやや遅めにスタート。本谷の底をひたすら登ります。上部から遮るものがなく本谷まで続いているので、落石がちらほら。途中から本谷を外れて右リッジ上に移り、そこからも高度感があり、かつプロテクションも微妙で厳しく…全力の登攀でした。。

かなり疲れて、サクッと下山したかったのですが、下山の登山道がまた凄い道で…(高度感があり、全く気が抜けない)
湯沢に降りた時には天国の心地に…笑笑

今シーズンはあまり沢に入れませんでしたが、最後に憧れの沢を堪能出来、素晴らしいシーズンになりました👏✨