【アヤメ平〜尾瀬ヶ原〜至仏山】山も湿原も初秋の装い

2021年09月19日(日) ~ 2021年09月20日(月)

• GPS: 15:08
• 距離: 31.5km
• 登り: 1,244m
• 下り: 1,243m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 2:11
• 合計: 7:54

距離 18.0km 登り 381m 下り 579m

8:08 鳩待峠
9:03 9:05 中ノ原
9:28 9:33 横田代
9:53 中原山
10:00 10:05 アヤメ平
10:14 セン沢田代
10:19 10:20 富士見田代(尾瀬原分岐)
10:25 10:35 冨士見小屋跡
10:39 富士見峠
11:33 11:41 昼場
12:27 13:52 見晴キャンプ場
14:31 14:41 竜宮十字路
15:07 15:12 ヨッピ吊橋
15:34 竜宮十字路
16:02 見晴

2日目

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:41
• 合計: 7:13

距離 13.5km 登り 863m 下り 685m

6:36 見晴
7:09 7:13 竜宮十字路
7:31 尾瀬ヶ原
7:35 7:36 下ノ大堀川橋
7:55 7:56 牛首分岐
8:04 上ノ大堀川橋
8:31 8:32 尾瀬ロッジ
8:35 8:44 山ノ鼻
10:59 11:04 高天ヶ原
11:22 11:40 至仏山
12:17 小至仏山
12:42 12:43 オヤマ沢田代
13:02 13:03 原見岩
13:49 鳩待峠

天候

1日目　快晴
2日目　晴れ→ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾瀬第一駐車場：1日1,000円（朝7時でほぼ満車。少し後の人は第二駐車場に案内されてました）
マイカー規制のため、駐車場から鳩待峠は乗合タクシーまたはバス（片道1,000円）
※人数が集まり次第順次発車するため、往路、復路ともにほとんど待ち時間なく乗れました。

コース状況／危険箇所等

前日の雨で、木道は濡れて滑りやすかったです（1回コケた）。また、八木沢道、至仏山の登りは泥濘、水たまり多かったです。

その他周辺情報

日帰り温泉：老神温泉　湯元華亭（700円）

写真

9/19 7:52

戸倉の尾瀬駐車場から乗合バスで鳩待峠へ

9/19 7:54

休憩所前で装備を整えて出発

9/19 8:08

今回はアヤメ平方面へ向かう

9/19 8:09

休憩所の裏に登山口

9/19 8:20

コースの半分以上は木道

9/19 8:23

樹林帯を緩やかに登っていきます

9/19 8:32

雨に濡れた落ち葉と木道
すべらないはずはない

9/19 9:29

突然樹林帯が途切れて湿原へ
横田代と呼ばれるところ

9/19 9:33

振り返ると至仏山

9/19 9:33

少し色づいた樹林帯の上に燧ヶ岳

9/19 9:51

上州武尊山がすぐ近くに見える
遠くには浅間山も

9/19 9:53

中原山山頂
三角点も立っています

9/19 10:00

今日のハイライト、アヤメ平

9/19 10:02

池塘と燧ヶ岳が素晴らしい眺め

9/19 10:04

男性的な鋭い燧ヶ岳に対して、たおやかな女性的な至仏山

9/19 10:06

アヤメ平は昭和30年代に「雲上の楽園」と呼ばれ多くの入山者に踏み荒らされ裸地化し、その後の植生回復作業で再び湿原を取り戻したそうです

9/19 10:10

あちらは日光白根山ですかね

9/19 10:22

富士見峠の手前の大きな池の向こうに大きく見える燧ヶ岳

9/19 10:36

見晴まであと5.7��
まだ結構遠い

9/19 11:22

八木沢道で尾瀬ヶ原に向かいます

9/19 11:33

昼場と呼ばれる水場で樹林の間から燧ヶ岳

9/19 11:54

八木沢を渡る
濡れて滑りやすいと緊張しそう

9/19 12:18

道が広く、平坦になってきたら見晴は近い

9/19 13:47

まだお昼過ぎですが、この盛況ぶり
この後夕方に戻ると、テントでびっしりでした

9/19 13:26

とりあえず昼食
久しぶりに袋麺

9/19 14:04

時間があるので尾瀬ヶ原を散策

9/19 14:15

池塘の彼方に明日登る至仏山

9/19 14:25

シダ類は赤茶色ですっかり秋

9/19 14:38

すっかり写真家モードで撮影

9/19 14:41

ヒツジ草がかわいい

9/19 14:45

昔に比べて白樺の木が少なくなりました

9/19 14:51

燧ヶ岳はどの方角から見ても格好いいです

9/19 15:00

あちらこちらにシダが群生

9/19 15:06

ヨッピ橋近くには大きな池塘

9/19 15:40

一日中歩いて疲れてきたのでテントに戻ります

9/19 15:58

だいぶ日も傾いてきました

9/19 16:16

尾瀬小屋の喫茶でアイスクリームをいただきます
とてもおしゃれな盛り付けでびっくり
映え狙い？

9/19 16:27

真っ赤なナナカマドの実
葉っぱは色づきまでもう少し

9/19 17:58

夕食はメスティンで炊飯
トマトカレーとトマトスープで色が被ってしまった…

9/20 6:36

2日目
今日は至仏山へ登ります

9/20 6:37

霧に覆われた尾瀬ヶ原へ

9/20 6:39

真っ白で周辺しか見えません

9/20 6:53

薄日が差してきて幻想的な雰囲気

9/20 7:01

沼尻川を渡ると群馬県

9/20 7:11

立派なクモの巣

9/20 7:26

急速に霧が晴れてきた

9/20 7:34

湿原に朱が映える

9/20 7:39

至仏山も薄っすらと姿を現わす

9/20 7:46

と思ったら、一気にクリアに！

9/20 7:50

登ることができない300名山の景鶴山

9/20 7:52

振り返ればたなびく霧の奥に燧ヶ岳

9/20 8:09

池塘も草紅葉も見頃です
もう少しすると周辺の樹々も色づくことでしょう

9/20 8:12

逆さ燧ヶ岳

9/20 8:16

至仏山に登る前にすでに満足感

9/20 8:45

尾瀬ヶ原の入口、至仏山への登山口でもある山ノ鼻に到着

9/20 8:45

至仏山へ

9/20 8:47

山頂は近そうに見えますが…

9/20 8:51

ここから登りが始まります
山ノ鼻から山頂は登り専用、ということは引き返すことはできない、ひたすら進むのみ

9/20 9:33

大きな段差や滑る木道に難儀しながらようやく樹林帯を抜けて、尾瀬ヶ原を見下ろす

9/20 10:11

難しそうもない鎖場ですが、蛇紋岩が滑るので意外に手ごわい

9/20 10:28

草紅葉の拡がる尾瀬ヶ原を対峙して燧ヶ岳
左奥には7月に登った会津駒ケ岳

9/20 10:58

何度もニセ山頂に惑わされながらもひたすら登る

9/20 11:40

至仏山山頂
山頂は人でいっぱい

9/20 11:25

山頂からだと尾瀬ヶ原の拡がりは今ひとつ
手前からのほうが見ごたえあります

9/20 11:31

いつか行ってみたい百名山の平ヶ岳

9/20 12:06

至仏山から小至仏山へは秋色の稜線のアップダウン

9/20 12:17

小至仏山
辺りは霧で真っ白

9/20 12:23

鳩待峠への下山は整備された階段が続いて歩きやすいような、つまらないような

9/20 12:44

オヤマ沢田代の湿原は鹿柵が設けられています
そういえば昨日のテント泊で、鹿の鳴き声が結構聞こえました

9/20 13:04

紅葉に彩られた山肌

9/20 13:04

燧ヶ岳、尾瀬ヶ原も見納め

9/20 13:09

樹林帯を木道で緩やかに下る

9/20 13:50

鳩待峠登山口に到着
2日間、約30�辧�標高差よりも距離が長くて疲れました

撮影機器：

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

9月になって、ようやく今シーズン初のテント泊。
1年以上ぶりに15kgのザックを背負っての歩きは、足、肩、腰にかなりきました。

尾瀬へはここのところ御池方面から入ることが多かったので、鳩待峠からグリーンシーズンに入るのは10年ぶりくらい。前に来た時とだいぶ変わったようでした。

今回行ってみたかったアヤメ平。7月に行った会津駒の中門岳と似た雰囲気ですが、こちらのほうが池塘の奥に大きく燧ヶ岳が迫り、より気に入りました。人が少なくて静かなのもまたいいです。テント場のことを考えなくて良かったなら、もっと長い時間のんびりしたいところでした。

至仏山は一度だけGWの残雪期に登ったことがありましたが、山ノ鼻から登るのは初めて。樹林帯の段差の大きな急登の連続に心が折れそうになりましたが、樹林帯を抜けると尾瀬ヶ原と周辺の山々の展望が素晴らしく、やっぱり登って良かった。

テント場と至仏山の山頂だけは混雑気味でしたが、それ以外はそれほどでもなく、2日間良い天気に恵まれ、久しぶりに山を楽むことができました。