美ヶ原（牛伏山〜王ヶ頭〜王ヶ鼻〜茶臼山）

2021年09月21日(火) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 21.1km
• 登り: 836m
• 下り: 830m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:13

7:23 美ヶ原高原美術館
7:38 7:40 牛伏山
7:48 7:50 山本小屋ふる里館
8:00 8:00 山本小屋
8:06 8:08 美しの塔
8:14 8:15 塩くれ場
8:41 8:41 王ヶ頭ホテル
8:45 8:48 美ヶ原
9:00 9:10 王ヶ鼻
9:45 9:46 烏帽子岩
9:59 9:59 塩くれ場分岐
10:27 10:29 広小場
11:38 12:03 茶臼山
12:35 12:35 塩くれ場分岐
12:40 12:41 塩くれ場トイレ
12:47 12:48 美しの塔
12:52 12:53 山本小屋
12:58 13:12 山本小屋ふる里館
13:17 13:18 山本小屋バス停
13:35 13:35 美ヶ原高原美術館
13:36 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美ヶ原高原美術館の大駐車場を利用させて頂きました。

その他周辺情報

美ヶ原高原美術館〜塩くれ場
駐車場への車道を少し戻ったところに牛伏山方面の登山口があります。
一部登山道が他に比べてやや狭いので、高山植物を踏まないよう気をつけたいです。

塩くれ場〜王ヶ頭
砂利道が続きます。
王ヶ頭直下のみ急坂。
王ヶ頭周辺は特に花の多い区間です。

王ヶ頭〜王ヶ鼻
特に危険箇所はありません。

王ヶ鼻〜塩くれ場分岐（アルプス展望コース）
名前の通りアルプスを眺めながら歩けるとても気持ちのいい区間です。


塩くれ場分岐〜広小場
ほぼ展望のない下りです。
ゴロ岩もあるので、足元に気を付けたいです。

広小場〜茶臼山
序盤は泥濘が多いので、足元に気を付けたいです。
地味な樹林帯を過ぎてガレ沢に出ると、荒れていてやや不明瞭ですが、ピンクテープやペイントを目印に登れば問題ありません。
登山道が一部やや狭いので、王ヶ頭周辺の遊歩道とは明らかに違います。
旧美ヶ原ハイランドロッジ方面は完全に藪漕ぎでしたので、そちら側を歩くルートはやめたほうがよさそうです。

茶臼山〜美ヶ原高原美術館
視界の開けた縦走路で、多少のアップダウンがあります。

全体的に広小場へ下ってからの茶臼山への登り返し以外高低差があまりない歩きです。

写真

9/21 6:49

上信越自動車道佐久ICで降りて下道を車で登り上げて美ヶ原高原美術館の大きな駐車場に到着です。
平日の朝7時前ですので、流石にまだ閑散としています。

9/21 6:52

既にスタート地点から標高2000m近いので、半袖2枚ではじっとしていると肌寒いくらいです。

9/21 7:12

朝の清々しい景色を眺めながらゆっくりと準備に取り掛かります。

9/21 7:23

まずは牛伏山を目指して駐車場手前より登山道に入ります。

9/21 7:25

木道登山道の頭上には美術館の通路が横切っています。

9/21 7:32

早速ハクサンフウロ。

9/21 7:34

本日は高低差の殆どない歩きですので、いきなり開けた展望を楽しみながらの平坦歩きです。

9/21 7:35

牛伏山手前の巻き道分岐にはベンチとテーブルが多数設置されています。

9/21 7:37

アキノキリンソウ。

9/21 7:38

苦しいところも全くなく最初のピークの牛伏山に着きました。

9/21 7:38

マツムシソウ。

9/21 7:40

牛伏山より望む左から北アルプス穂高連峰、大キレット、槍ヶ岳方面。

9/21 7:41

終盤のドライフラワー化したヤマハハコ。

9/21 7:43

石畳の遊歩道を緩やかに下ります。

9/21 7:46

王ヶ頭方面に近い山本小屋ふる里館の駐車場は大変賑わっています。

9/21 7:46

かわいい牛のモニュメント。

9/21 7:52

放牧中の牛は長閑に草を食べています。

9/21 7:57

山小屋風ホテルの美ヶ原高原ホテル山本小屋。

9/21 8:01

小っちゃくてかわいいポニー。

9/21 8:01

朝の爽やかな空気のなか砂利道を歩きます。

9/21 8:03

高原の先には蓼科山(左)と南八ヶ岳方面。

9/21 8:05

シンボルの美しの塔に着きました。

9/21 8:12

塩くれ場の分岐に到達して、まずはそのまま林道歩きで王ヶ頭へと向かいます。

9/21 8:18

本日は雲一つない青空の高原散策。

9/21 8:34

最後に少しだけ登り込んで、美ヶ原高原の立派な標識がある王ヶ頭の広場に着きました。

9/21 8:37

やはり本日も存在感の大きい御嶽山。

9/21 8:37

中央アルプス。

9/21 8:37

こちらは南アルプス。

9/21 8:38

7月に登頂した富士山。

9/21 8:40

綺麗な建物の王ヶ頭ホテル。

9/21 8:42

王ヶ頭ホテルの花壇も含めて群生していたノコンギク。

9/21 8:43

ウメバチソウ。

9/21 8:44

奥に進んで美ヶ原最高峰の王ヶ頭(2034m)。

9/21 8:44

大展望の山頂は大変静かですが、先の王ヶ鼻をそのまま目指します。

9/21 8:45

市街地を視界に入れながらすぐ下の車道へと下ります。

9/21 8:58

王ヶ鼻へと再び山道に入ります。

9/21 9:00

先程の展望のいい王ヶ頭山頂よりもさらに絶景スポットである王ヶ鼻。

9/21 9:01

眼下の松本市街地と周囲の山々。

9/21 9:02

北アルプス穂高、槍方面。

9/21 9:03

どこからでも目立つ北アルプスのシンボル槍ヶ岳をズーム。

9/21 9:04

独立峰の霊峰御嶽山。

9/21 9:04

いずれ再訪したいと思っている蓼科山。

9/21 9:06

遮るものがなく、文句なしの絶景にカメラが止まりません。

9/21 9:09

どっしりとした鉢伏山の先に中央アルプス。

9/21 9:10

王ヶ鼻展望台に鎮座する石仏群。

9/21 9:16

戻ってきて電波塔が建つ王ヶ鼻最高地点。

9/21 9:19

電波塔が立ち並ぶ王ヶ頭へと来た道を帰ります。

9/21 9:29

王ヶ頭直下より帰りはアルプス展望コースを歩きます。

9/21 9:31

すっきりと開けた高原稜線。

9/21 9:32

なだらかながら台地の美ヶ原は火山であり、端は崖になっています。

9/21 9:44

途中飛び出た烏帽子岩にも立ち寄ります。

9/21 9:44

烏帽子岩から歩いてきた王ヶ頭ホテルと左奥には北アルプス。

9/21 9:46

優雅な高原散策は開放的でとても気持ちがいいです。

9/21 9:51

ケルン越しの大展望。

9/21 9:57

百曲がり園地の分岐広場。

9/21 10:05

広小場へとどんどん下っていきます。

9/21 10:16

今までとは違い樹林帯で視界は利かず、ハイカーの数も明らかに少なくなりました。

9/21 10:25

下りきって東屋がある広小場。

9/21 10:27

茶臼山まで登り返し2.5km。

9/21 10:45

樹林帯を登っていくとやがてやや荒れていて不明瞭な枯沢に出てテープやペイントを確認しながらグングン標高を取り戻していきます。

9/21 11:18

苔樹林帯を必死に登り返します。

9/21 11:29

秋の訪れ。

9/21 11:32

旧美ヶ原ハイランドロッジや反射板等が地図に記されている方向は完全に笹が伸びきって藪漕ぎ状態になっています。

9/21 11:36

当初旧美ヶ原ハイランドロッジだけでも気になっていたので、ピストンででも向かう計画を立てていましたが、藪漕ぎでは行く気にはとてもなれないので、茶臼山へと登り上げます。

9/21 11:37

そして茶臼山に着きました。
ここまで王ヶ鼻での撮影以外4時間以上休憩せずに歩いてきたので、比較的静かな茶臼山でランチです。

9/21 11:37

穴場の茶臼山も文句なしの大展望。

9/21 11:38

本日何度も眺めている蓼科山と南八ヶ岳。

9/21 11:38

浅間山方面。

9/21 11:59

あちらも高原の霧ヶ峰。

9/21 11:41

バリカタ豚骨ラーメンを頂きます。

9/21 11:45

静かな山頂で頂く珈琲。

9/21 12:06

縦走路を塩くれ場方面へと周回で戻ります。

9/21 12:12

火山らしいガレ場の登り返し。

9/21 12:14

塩くれ場まで1.6km。

9/21 12:20

だだっ広い高原歩きはいつまでも歩いていたくなります。

9/21 12:38

塩くれ場のトイレ。

9/21 12:40

牧場の先に美ヶ原最高地点の王ヶ頭。

9/21 12:46

美しの塔周辺からはお昼時ですので、観光客の方が多めになってきます。

9/21 13:05

山本小屋ふる里館に立ち寄り、ソフトクリーム（￥350）を頂いていきます。

9/21 13:26

牛伏山をカットして車道歩きで帰る途中レンゲツツジの名所である物見石山の分岐がありました。
ゆっくりしたい時に季節を変えて再訪してもいいかもしれません。

9/21 13:33

少し遠回りになってしまいましたが、美ヶ原高原美術館駐車場に帰ってきました。

撮影機器：

α5100 ILCE-5100 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 着替え 日よけ帽子 サングラス ゲイター 靴下 軍手 予備手袋 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 サーモス レジャーシート 虫除け コンパス ヘッドランプ ハンドライト 予備電池 地図（地形図) 携帯 保険証 時計 タオル カメラ マスク

感想

tididi

美ヶ原は山頂付近が平坦な台地上の高原で、駐車場が既に2000m近い標高で、茶臼山以外は殆ど急斜面のない快適な歩きです。
文句なしの素晴らしい青空のため、近くの蓼科山、八ヶ岳は勿論、南北、中央のアルプス、御嶽山、浅間山、四阿山等を視界に捉えながらの爽やかな高原歩きでした。
朝早い時間のスタートだったため、最高峰の王ヶ頭、絶景の王ヶ鼻、穴場の茶臼山と静かな山頂でした。
茶臼山を経て周回で塩くれ場付近まで戻ってくると、一転観光客も多く平日でも賑わっています。
いつか観光で訪れる機会が巡ってきたら、王ヶ頭ホテルで一泊したいと思いました。