雨飾山〜雨飾温泉から小谷温泉へ

2021年09月21日(火) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,171m
• 下り: 1,062m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:30

5:44 雨飾山荘
6:24 6:24 神難所はしご
7:04 7:05 一ぷく処
7:37 7:38 中の池 木はしご
8:00 8:06 中の池
8:55 8:56 薬師尾根分岐
9:22 10:06 雨飾山
10:28 10:29 薬師尾根分岐
10:34 10:35 笹平
11:28 11:57 荒菅沢
12:11 12:11 1500台地
12:31 12:33 ブナ平
13:15 13:28 雨飾山登山口
14:10 14:10 雨飾荘
14:14 雨飾高原露天風呂

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き）〈北陸新幹線〉⇒糸魚川駅→雨飾山荘（糸魚川タクシー；乗合、予約制、土日休運行、\1000）
帰り）雨飾高原→南小谷駅（小谷村村営バス）、⇒〈JR大糸線〉

コース状況／危険箇所等

ルートは北から南への縦走。登りの雨飾山荘からの薬師尾根は中ノ池付近がほぼ平坦であるほかは樹林帯の中、はしご混じりの急登が連続する。
下りの雨飾高原キャンプ場へ道は頂上直下からの急坂のあと荒菅沢を過ぎる付近から緩やかとなり、全体として薬師尾根よりは歩きやすい。
登山者の数は圧倒的にキャンプ場コースの方が多い。

その他周辺情報

下山口のキャンプ場の先、小谷温泉雨飾荘の日帰り湯はコロナ対応で利用不可とあって村営の露天風呂が一択（男女別、利用料は寸志を料金箱に）
雨飾高原キャンプ場、露天風呂、バス停にそれぞれトイレがある。

写真

9/20 14:21

通過駅の糸魚川駅近くの「日本海展望台」からの景観

9/20 15:55

前泊地の雨飾山荘、左端に露天湯、内湯の三角の建物との間が登山口

9/20 15:53

山荘前にそそりたつ駒ケ岳から鬼ケ面山の海谷山塊

9/21 5:40

玄関口山荘の看板、出発前

9/21 5:46

登山口すぐに薬師堂、薬師尾根の由来か

9/21 6:10

急登30分で薬師尾根に

9/21 6:11

薬師尾根取り付きから見る雨飾山

9/21 6:24

神難所はしご

9/21 6:26

ダケカンバなど広葉樹の森を行く

9/21 6:46

赤いナナカマドの実が

9/21 6:56

リンドウとキリンソウ

9/21 7:04

一ぷく処

9/21 7:03

アルミはしごはそのまま地名に

9/21 7:37

横に伸びるブナ（豪雪の証）の脇を

9/21 7:51

急登連続の中、ほっとする日本海方面の展望、中ノ池見晴らし場で

9/21 8:02

中ノ池、モリアオガエル等の生息地とある

9/21 9:00

笹平の稜線に取り付き、雨飾山に向かう

9/21 9:01

振り返ると頸城の焼山や火打山が見える

9/21 9:04

雨飾山が近づいてきた

9/21 9:06

トリカブト、頂上直下で

9/21 9:18

同じくウメバチソウ

9/21 10:04

雨飾山北峰のお地蔵様

9/21 9:23

雨飾山北峰から北側展望、糸魚川市と日本海が広がる

9/21 9:25

西側、白馬、五竜など北アルプス後立山連峰と槍穂高連峰が遠望

9/21 9:25

南側、右奥に中央アルプス、左奥に南アルプスがぼんやりと

9/21 9:27

北峰から南峰を見る

9/21 9:29

雨飾山最高点の南峰頂上

9/21 9:30

南峰から北峰側を

9/21 9:33

山頂から見る「雨飾りの乙女」（登山道の輪郭線が）

9/21 9:35

南峰から北側の頸城山塊、焼山、火打山が見える

9/21 9:42

南峰から北側展望、駒ケ岳などの海谷山塊と日本海

9/21 10:01

南東側、戸隠連峰の間から富士山が!

9/21 10:36

振り返ると笹原の向こうに名残の雨飾山が

9/21 11:56

下山途中の荒菅沢出会いから布団菱を見る

9/21 12:07

さらに下がった所からは白い岩壁が見える

9/21 12:32

ブナ平を経て

9/21 13:16

雨飾キャンプ場のある登山口に

9/21 13:42

最後にキャンプ場付近から雨飾山を見る

9/21 14:44

山行終点は雨飾高原露天風呂

撮影機器：

HUAWEI P10 lite SIMフリー HUAWEI

LUMIX DC-GX7MK3 ボディ パナソニック

感想

kesera182

真夏の2ヶ月の登山ブランクのあと、頸城山塊の雨飾山にでかけた。新潟の雨飾温泉から長野の小谷温泉に下るルートをとった。
雨飾温泉の山小屋、雨飾山荘に前泊しての日帰り登山となる。前日は糸魚川で日本海を見てから乗合タクシーで山荘に（格安料金がありがたい）。このあと秘湯の温泉に浸かりゆったりと時間を過ごす。

雨飾温泉登山口からはいきなりの急登が続く。短時間で標高が稼げるのでブナ、ダケカンバの広葉樹帯、ヒノキなどの針葉樹からナナカマドまで植生の変化の様子が短時間で身近に感じられる。
中ノ池の見晴所で休憩をとったあとは山頂までは一直線。笹平に達するともう別世界、気持ちの良い笹原の稜線歩きとなる。もう一息登って雨飾山山頂に。まずお地蔵様が鎮座する双耳峰の片方の北峰に、続いて最高点の南峰に。
ここには息を呑む大パノラマが広がる。日本海から後立山から槍穂高の北アルプス、そして遠くに中央アルプスから南アルプス、近くの高妻山から火打山まで、さらに富士山までも。
両峰で時間を忘れ40分あまりも絶景を堪能したあと、下山する。
下山路には布団菱の絶景が残っている。荒菅沢付近でこれを確認したあと小谷温泉の露天風呂に向けて下っていった。