越後駒ヶ岳 -小倉尾根-
isaburou
- GPS
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- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,635m
- 下り
- 1,635m
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小倉山 7:10-7:16
百草ノ池 7:42
肩ノ小屋 8:18
越後駒ヶ岳 8:29-9:30
小倉山 10:42
灰ノ又 11:56
| 天候 | 曇りときどき晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
灰ノ又~小倉山 緩急の激しい尾根道、鎖場もあり本ルートの一番の難所 小倉山~前駒 展望も開け整備された緩い道 前駒~越後駒ヶ岳 勾配は増すが景色もよく楽しんで登れます |
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感想
百名山北関東の旅も最終日、前日の苗場山は我慢の登山だった。
今日は台風も遠ざかり天候が回復傾向なので嫌でも期待してしまう。
さて、今回の越後駒ヶ岳は去年登る予定が土壇場で変更になった山。
改めての挑戦となりましたが、どこから攻めようか?
今日中に下山+岐阜まで帰宅のスケジュールですから標高差の少ない枝折峠起点がbestか?
1600mの標高差をこなす小倉尾根にも惹かれるなー。
と迷っていましたが、今日相方が劔岳早月尾根日帰りで登ることを考えると自分が楽するのもどうかと。
エールの意味も込めて小倉尾根を攻めることにします。
朝4:30、道の駅ゆのたにを出発し灰ノ又へと車を進める。
登山靴も乾いたようで一安心。ただ天気は曇り空。
草露で濡れるのは明白なのでレインウェアにゲイター装着で登山開始。
登山口にはポストありますが前日の下見時に記入済みなのでそのまま進む。
小倉尾根は急登と平行移動の緩急が激しい尾根道。
基本樹林帯だが時折展望がきく場所もあります。
登山客は少なく静かな雰囲気を楽しみながらの山行ですね。
辺りに漂っていたガスがスッと晴れたかと思うと、眼前に滝雲が現れた。
突然の光景に息をのむ。しばし静寂の時が過ぎる。
次の瞬間には夢中でシャッターをきっていた。
後に肩ノ小屋のご主人曰く枝折峠は滝雲で有名な場所とのこと。
奥只見湖で発生したガスがオーバーフローすると滝雲が見られるようですね。
小倉山に登頂するころにはまたガスに覆われる。
ガヤガヤっと聞こえ進むと団体さんが休憩中、枝折峠から登られてるらしいがずっとガスの中で滝雲はみえない様子。
小倉尾根からの特権ですかね、皆さんも是非。
ここからはよく整備された緩い尾根道が続きます。
再びガスが晴れるとそこには鮮やかに色づきはじめた越後駒ヶ岳の姿が。
この旅で一番きれいに染まっててテンションもあがっちゃいます(^^
振り返れば雲海も広がり言うことなし、贅沢な登山ですね。
ここからは癒しの時間。越後駒に近づくにつれ勾配も上がりますが景色がしんどさも忘れさせてくれます。
前日の雨のせいか下山客もおらず稜線には自分一人。
肩ノ小屋でも人の姿はなく聞こえてくるのは風の音と自分の息づかいだけ。
一本入れるか迷ったがピークも目前なのでそのまま足を進め、98座目越後駒ヶ岳頂上に到着です。
山頂はあまり広くなく、一団体さんで満員になるぐらいです。
八海山はガスってましたが、この日は風が強く時折山様が確認できました。
荒沢岳方向は変わらず雲海に覆われ絶景が広がっている。
~続く~
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