天気予報は外れ まずまずの天気で紅葉綺麗 五竜岳、唐松岳縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,869m
- 下り
- 1,760m
コースタイム
7:20八方尾根リフトトップ→11:00唐松岳頂上→14:00五竜山荘
2日目
5:30五竜山荘→6:30五竜岳山頂→7:25五竜山荘→遠見尾根→10:25ゴンドラ乗り場
天候 | 10月5日は一日中雨、10月6日はなんとか降らないか、という予報でしたが、見事に外れて雨具の必要がない山行ができました。 10月5日→くもり 10月6日→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:五竜スキー場(エスカルプラザ)から神城駅 タクシー → 800円 神城駅から白馬駅 → 電車180円 白馬駅から新宿駅 あずさ26号 回数券 → 一人5850円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松頂上山荘から五竜山荘までの銃走路は鎖場があります。 大抵の鎖場は、晴れている場合は使わなくても良いようなところが多く、雨降りや凍っているときに使うような場所が多いですが、ここの鎖は、晴れていても使うようなところでした。(もちろん、岩場に慣れている方なら、鎖は使わなくても通過できます。所詮、縦走路、一般登山道です) |
写真
感想
自分がリーダーで、友人9人で八方尾根→唐松→五竜→遠見尾根の縦走をしてきました。
普通にテント泊縦走するのは、1年3ヶ月ぶりくらいです。
大人数だったこともあり、学生のときの山行のような雰囲気で、ちょっと懐かしく楽しめました。
目が覚めて、毎日あるぺん号を降ろされる。
寝ぼけ眼をこすると、ここは八方なんたらと書いた石碑が建った広い場所だ。
でも、八方のスキー場のゴンドラ乗り場の前ではない。
「ここどこだ〜?」
Googleマップで見ると、ゴンドラ乗り場まで徒歩10分以上ある。
どうせならスキー場まで連れて行ってくれ。。。。。。
7時、一番乗りでゴンドラに乗り、リフトを2本乗り継ぐ。
八方山荘に着くと、薄ら寒い。一枚着こんで出発。
すぐに暑くなり、せっかく着たものを脱いで半そでになる。
やがて八方池、この辺りは八方山荘に泊まったクラブツーリズムなどのツアー客がおり、人が多い。
鏡のような湖面に映る紅葉が美しい。
八方池を過ぎると人が少なくなる。
しばらく樹林帯を歩くと、すぐに森林限界を超える。
それも束の間、鎖がついているガレ場を過ぎると、すぐに頂上山荘に到着。
山荘に荷物を置き、空身で山頂を往復。山頂までは10分ちょい。
山荘から、唐松沢やDルンゼなどを眺める。いつか滑りたいなあ唐松沢。
山荘に戻って荷物を背負い、五竜に向けて稜線を歩く。
いきなり鎖場登場。ここはそこそこ切り立った鎖場で、岩になれない人にはありがたい鎖だと思う。
都合、3箇所ほどの鎖場を通過すると、あとは普通の縦走路。
途中、ほとんど白色になった雷鳥を眺め、ほどほどに疲れた頃、五竜山荘到着。
五竜岳は遠見尾根往復で今年の4月に登ったばかりだが、雪がないと大分景色が違う。
↓今年の4月の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-285659.html
テントを立て、持ってきた三元豚ベーコンを焼いて酒盛り。
その後は手分けして持ってきた具材を切り分け、鳥塩ちゃんこ鍋をした。
餅・うどんを入れ、お腹いっぱいになったら、19時過ぎに就寝。
翌朝、暖かい。
10月頭の北アって、小雪がちらつき、風が吹きすさぶ、というイメージだったが、そんなこともなかった。
冬用に購入した5センチ厚のサーマレストを使ったが、この豪華エアマットのおかげで、寝袋の足のジッパーを開けて寝たほどだった。
4時に起床し、綺麗な星空の下でお湯を沸かす。
朝食を食べてテントを畳み、荷物を山荘にデポして5時30分に出発。
時間が惜しいのでさっさと歩く。
仲間から歩くのが速いと注意を受けるが、時間がないので仕方ない。
今日は12時35分神城駅発のJRに乗る予定なのだ。
まあバテる人は出ないだろう。空身なんだし。
それにしても、4月に来たときと大分違う景色だ。
4月は多くの岩が雪に埋もれ、ただの雪壁になってたから。
そんなこんなで、コースタイムより早く山頂到着。
山頂からの景色はまずまず。
時間が惜しいので長居せずさっさと下山。
小屋までもっと急ぎたかったが、下りを急ぐと疲れが出て、山荘から先の遠見尾根の行程に影響が出そうなので止めておいた。
山荘で荷物回収。昨日よりザックの背が高くなってる。昨日の鳥塩ちゃんこ鍋で出たゴミを入れたからだ。
背負うと身長より10センチほど高くなってる。何か生臭いし俺のザック。。。
遠見尾根を大遠見山向けて下る。
ここはヤセ尾根になっているようで、3箇所ほど鎖があった。
4月に来たときは、鎖や岩はもちろん、草木の全てが雪の下で、まっ平らだった。股ラッセルの雪を10人で回した。
今日は潅木が生えているし、岩もあってデコボコだ。雪のあるときのような綺麗な斜面ではない。
雪のあるなしで、山は大違いだなあ。
それにしてもいい景色。谷筋にはまだ雪渓が残っており、時折、雷のような崩壊音が遠くから聞こえる。
この雪渓もすぐに新しい雪に埋もれるんだろうな、そしてまた静かな岩と雪の世界が始まる。
どうせ数時間の下りだけなので、少し休憩を省き、少し早めに歩く。
今日のパーティ構成なら、ついてこられるだろう。
晴れているのでだんだん気温が上がってくる。暑い。
大遠見山を過ぎると、登山道は狭く、あまり休憩ポイントがない。
暑くて水を飲みたかったが、ガマンして歩く。
西遠見山頂で休憩した後は、小遠見山をトラバースしてさっさと下る。
この一ノ背髪付近の尾根道も、雪があるときとは大違いだ。
結構背の高い植物が生えているんだが、4月は全部雪の下だった。
やがて鐘の音が聞こえると、リフトが見えてきた。一番上のリフトはパスして、ゴンドラ駅まで歩く。
10分かからずにゴンドラ駅到着。
ゴンドラに飛び乗って、エスカルプラザで入浴。
白馬駅まで移動し、あずさが来るまでの時間に待合室で飲み、あずさの車内でも飲み、あっという間に新宿に着いた。
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