東沢釜の沢東俣から甲武信岳、徳ちゃん新道で下山

2013年10月07日(月) ~ 2013年10月08日(火)

• GPS: 15:38
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,245m
• 下り: 2,235m

コースタイム

10/7(月)
西沢渓谷駐車場5:46-西沢渓谷から東沢に入る6:32-山の神8:11/8:33-入渓-西のナメ沢出合9:41/9:53-魚留の滝10:32/10:42-両門の滝11:44/12:00-ミズシ沢出合14:18-ポンプ小屋16:00/16:05-甲武信小屋16:15

10/8(火)
甲武信小屋5:45-甲武信岳-5:56/6:02-三宝山6:23/6:26-甲武信小屋6:53/7:06-木賊山7:25/7:33-1869m峰(近丸・徳ちゃん新道分岐)8:40/8:50-西沢小屋10:16-駐車場10:44

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道勝沼ICから旧塩山140号国道　前日夜道の駅みとみで車中待機

コース状況／危険箇所等

登山ポストは入り口林道に有り。
台風の影響か道荒れているようです。赤テープ追うところ多い。
ホラ貝のゴルジェの高巻き正規なルートでないところを通ってしまいここが一番怖かった。明瞭な踏跡に合って安堵する。強行突破の後を通ってしまったようです。

写真

駐車場からすぐにゲート

西沢山荘、人気ないなと思ったら休業中
この右側に徳ちゃん新道が降りてくる

西沢渓谷のルートから東沢に入るところ
東沢には安易に入るなとの警告あり

西沢渓谷のルートから東沢に入るところ2

東沢の河原を歩く、鶏冠沢出合

山の神（左岸にある）
この祠に来るまでのホラ貝のゴルジェを巻くのが怖かった。祠を見つけてホッとした。

山の神の入渓場所

入渓時、
小屋泊まりなのに沢登りは荷重くなるものだ。
師匠のアドバイスでストック使う。
あまり沢でストック使う映像ありませんが、バランス力低下の私には非常に有効でした。

師匠はバイル背負っているので一本ストック

東のナメ沢

東のナメ沢2

西のナメ沢

西のナメ沢2

西のナメ沢の先

金山沢の出会
右に進み釜の沢に入ります。

魚留の滝
左を登る

千畳のナメ
気分いいが、すぐに終わってしまった気がするがとても大きいナメらしい。

千畳のナメ2

6m滝

2段5m滝

両門の滝
滝壺共通で左(西俣)と右(東俣)の滝、右側を巻く

20x50m滝(1920m）

20x50m滝(1920m）右を行く

20x50m滝(1920m）右を行く

ミズシ沢出合。目的ルートは右

丸看板に→
→通りに進みます

丸看板に→
→通りに進みます

右が本流、左から木賊沢を合せる。

本流最後のナメ
藪漕ぎはない。

この先がポンプ小屋

甲武信岳から富士山

三宝山山頂

甲武信小屋。昨日は泊まり客12名くらい
天場には5張り程
水は1リットル50円

木賊山に行く途中甲武信岳を振り返る

木賊山に行く途中右金峯山、左国師岳

奥　間ノ岳農鳥岳

奥　八ヶ岳

奥　八ヶ岳ズームアップ

蓼科山、奥は北アルプス

甲武信岳、右のなだらかのは三宝山

木賊山山頂

木賊山から下って都渡尾根分岐

近丸・徳ちゃん新道分岐、1869mのピークにある

徳ちゃん新道は終盤はなだらか

西沢溪谷駐車場
雁坂トンネルに至る140号国道
後は鶏冠山、尾根はバリエーションルート

感想

tak1155

師匠が沢に誘ってくれた。沢登りの技術書と案内の本3冊を買えとリコメンド有り。勇んで飛びつく。本も入手した。
ナメを通って甲武信岳に至る昔から有名なルートであることを山行中を含め徐々に思い出した。
40年近く前、登りたいと思い描いてその後果たせていなかった。

初心者の私のため食事付きの甲武信小屋泊まりにして軽量化。
沢でストック？と思ったが、非常に有効との師匠のアドバイだ。まさにそのとおりであった。たたんでしまおうと思うところが一箇所(まだ入渓前ホラの貝を巻くとき、ここが一番怖かったのであるが)あったが、加齢とともにバランスが悪くなっている私には非常に有効でした。

前日夜道の駅”みとみ”で車中泊、夜が明けるとともに行動開始。歩きは亀さんで大休止もないのに小屋まで10時間半かかった。(ハイキング風に大休止して昼食なんて、師匠には考えられない由）
道は荒れていたのか巻き道不鮮明で赤テープ追うところ多々あり。

ナメ多く総じて滝の直登はなし。難しいところは巻く。(＝高度は稼げない）ロープを出すことはなかった。

翌日、5:00に朝食。空身で甲武信岳更に八宝山のピーク踏んでから、徳ちゃん新道を下る。1869mピークからヌク沢に降りる近丸新道もあるようだが、尾根道の徳ちゃん新道は終盤なだらかで歩きやすい。下山時は登ってくる人とは二名と会っただけで前日沢の中では余人なく、目論見通り静かな山行であった。黄紅葉が始まっていた。

下山後の入浴は140号国道沿いの温泉で汗流せるところが複数ある。入浴後この地域の名物ほうとうを食し、ぶどうの巨峰を土産とする。