剱岳北方稜線と大日岳縦走
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- GPS
- 21:24
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 3,354m
- 下り
- 4,804m
コースタイム
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:49
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 10:10
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:16
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れのち曇り 3日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
称名滝から立山駅まで500円 剣沢キャンプ場 一泊一人1000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■北方稜線 意外と踏み跡多く明瞭。 間違いそうなところもリボンがついてるところも 小窓雪渓は陽が当たると多少柔らかくなるが、 アイゼンあるに越したことはない 池ノ谷ガリーは先行者の落石注意(自分も起こさぬよう) ■一般登山道(剣沢雪渓) 気温低くなり早朝はカチカチ、要アイゼン(チェーンスパイクでもいけるかもですが) 雪渓は割れているところもあり、一個目の割れているところからは夏道が安全 ロープやホースでルートが示されているので参考に |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
北鎌やって次は北方稜線と思いながらもう5年。
三百名山やる前に北方稜線から剱岳へ登りたかった。
なかなか取れない秋の連休と晴天が噛み合わず…
四連休がとれ天気見てこの日しかないと思った。
んで早朝立山駅へ向かう。が途中眠くなり仮眠、朝一は無理。
チケットで取れたのは9:40。あわよくば池の平テン泊と思ってたけど
切り替えて剣沢で飲んでダラダラ過ごし、翌日周回することにした。
室堂着くとガスが湧いてきた。まぁ今日は移動と酒だ。
紅葉が映えないのは残念だが何回も来てるし…
それより強風予報が不安だったが的中。剣沢着くとテント飛びそうな強風。
テント貼るが飛びそう、あかん、場所変えよう。
なんとテント飛ばされてる人も((((;゜Д゜))))
なんとか落ち着いて酒飲んで寝る。予報では明日は午前勝負ぽいので早ねしたいが
やばい強風でテント飛びそう、うるさくてよく寝れなかった。
翌日二時に起きたけど寝不足、もう一寝入り。予定より少し遅れたが四時半出発。
八時までに池の平につきたい、飛ばすぞ。しかし気温低く雪渓がカチカチ。
12本爪アイゼン持ってきてよかった。順調に下り、一つ目の雪渓の割れがあり、
長次郎の出合前なのですが、迂回して二つ目の雪渓に乗る。
2、3歩歩いたら雪渓にズンと音が…やばい、次の一歩逃げる方へ。
もう一回音が、あかん。鳥肌。もう少し歩けるかと思ったが甘かった…
戻って夏道へ。夏道の印はもっと前にあったのか?見落としていたのかも。
ここから攀じ登り夏道へ。陽が出てきた、真砂沢ロッジ着。
小休止して池の平へ。意外と河原歩きが長く、ここから急登。
仙人池寄るか悩んだが今回は初めてだし何が起こるかわからない、北方稜線を優先。
池の平小屋テント場はとても良さげ、いつか泊まりたい。さていよいよ北方稜線。
ちなみにあまり事前情報を入れるとつまんないのでGPSログしか持っていない。
雪渓に降り立ちアイゼンで登る、小窓のコルは遠回りだからスルー。
登っていくと池の平山が綺麗、後立山も見えてきた。
しかし予報通り雲がかかってきた。小窓の王カッコいい。
ガスがかからないうちに急ごう。小窓の王の肩を越えると池ノ谷が見えた。
しかも先行パーティがガレた壁にしか見えない斜面を歩いてるが、歩けるのか?
これが池ノ谷ガリ―か。小休止して自分も取り付く。三の窓の下りもなかなか。
ガリーもやばいが単独で後方もいないので気楽。とは言え落石落とさないように。
乗越に着くと3人パーティが休憩中。テン泊は大変ですよね、やっぱり・・
日帰りで荷の軽い私は先行させてもらう。ここからは北鎌のような楽しい岩登り。
登り上げると本峰が見えた。感動。
ここからはルートの自由度が高く前半稜線を進んだが、
後半南側をトラバースしてたら長次郎の頭を越えてしまった。しまった・・
登り返したかったのもあるが山頂もガスかかりそう。ピーク取りを優先。
剱岳を下ってくるパーティとすれ違い、直登して行くと山頂到着!
ついにやった、山頂は人そこそこ。
山頂だけ晴れて展望なしは残念だがゆっくりと喜びを噛み締めた。
晴れてくるのを待ったが1時間。山頂は3回目だしまぁいいか。下山して酒だ。
テントへ戻り、酒飲んでると再び晴れ、酒を飲ながら達成感を噛み締め、夜まで酒飲み寝た。
しかし時間見るとかなり余裕だったので、仙人池も池の平山もよればよかったかな・・
でも晴れた本峰が見えなかったかもだし、早起きすればよかったのか。
んで翌日予報は下り坂だが予定通り大日縦走にしよう。
早出するつもりだったが3度寝、7時出発…。
せめて称名滝のバスには間に合わせたい。
まぁ歩いても良いけど、重荷でアスファルト歩きは嫌だなー
乗越越えて下ると雷鳥さん。かわいい。その後ガスが急激に湧いてきた。だからか!?
やはり早起きすべきだったのか…まぁでも稜線歩きは楽しかった。
大日はまたいずれ晴れた日に。時間ギリだけど、せっかくなので久しぶり称名滝見物。
急いで戻るとバスが数分でやってきた。ぴったりでした。
北方稜線、自分が前より歩けるようになったからかわからないが、
北鎌よりは楽だった気がする。楽しかったし、また歩いてみたいなぁ。
今度は池の平山も気になるし、仙人池も立ち寄りたい。また!
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