栗駒山・月曜の男たち🍁みちのくで「神の絨毯」を崇める
- GPS
- 06:02
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 919m
- 下り
- 644m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:02
天候 | ガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(朝5:40で臨時駐車場でした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日ドローンで撮影していた河北新報の記事。 https://kahoku.news/articles/20210927khn000029.html |
写真
感想
東北の紅葉が始まりましたね〜^^
レコを見てしまったんですよ、栗駒山のレコ。
紅葉のタイミングは月曜がドンピシャなはず、天気がちょっと不安。
でも気持ちが栗駒山に登ってしまってる。
月曜の男達に栗駒山に行くとLINE。
growくんとkazumくんも行くとLINEが入ります。
年寄は一人東北までの運転はキツイだろうと、一緒に行ってくれる事に。
みんな優しいんだな〜
残念なことにkijimunaくんは夕方に用事が出来てしまい不参加。
栗駒の紅葉時期の人出をなめてました。
月曜平日でもイワカガミ平の駐車場は6時前で満車。
下の臨時駐車場に案内されました。
シャトルバスは7時からなので待つ?
と聞き間もなくgrowくんは身支度を始めています(笑)
イワカガミ平に着くとガッスガス。
あれ〜雲は多いけど晴れるんじゃなかったの〜
ガッスガスで眺望は無いけど東北の紅葉を初めて見ます。
率直に、色が好い!
遠くても毎年見に来る方がいるのが分かりました。
ガスが取れそうもないので御駒岳で引き返します。
モン・サン・ミッシェルは来年に。
下山途中に一瞬の晴れ間が
そして一気にガスが取れ栗駒山の山容があらわれ、慌ててカメラを構えます。
growくんとkazumくんが駆け回り、二人の写真を撮る姿に圧倒されます。
最後に、山神様が神の絨毯を見せてくれました。
ありがとうございます、また来年見に来ます。
東北の山も月曜の男達と行くと近く感じます。
growくんkazumくん一緒に行ってくれてありがとう。
来年はkijimunaくんも一緒に4人で行こう^^
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老いをむかふるものは、日々旅にして、旅を栖とす。」
おなじみ「奥の細道」の冒頭。東北遠征にあたり、自分の人生のこだわりを芭蕉の生き方に重ねてみる。現状では難しいが、信念は同調している。いつまでも旅人、山人として、知らない土地をぶらっと放浪したいと思う。
苗場山か巻機山を予定していたが、月曜の男たちで栗駒山行きが持ち上がった。日曜午後まで天気予想を考え抜き、栗駒山行きに参加することにした。決め手は東風。秋に吹くこち風が、午前中だけはガスを流してくれるが、午後からは帯状の雲が停滞する。
前橋を0時30分に出発。伊勢崎ICから北関東道、佐野PA上り線で一度降り、帰りに深夜割引の対象となるので下り線PAに入る。irohaさんのロールスロイス・カリナンと合流。パジェロはPAにデポ。
irohaさんの車に乗り込み、kazumさんと三人で出発。佐野PAは上り線と下り線が階段で往来できるので、帰りは荷物を持って移動。kijimunaさんは夕方用事があるので参加できず苗場山。その代わり、いつもの番犬を連れていく。
深夜から早朝の東北道は定期便のトラックが隊列を成す。一度SAに寄りひたすら走る。築館ICで下りて一般道へ。稲刈りが終わった田畑に藁が干されていたが、関東と違った干し方で藁人形のようだった。
通行止めだった県道は復旧工事がなされていて、信号が設置され片側通行できた。早朝5時40分で栗駒高原駐車場へ誘導。いわかがみ平駐車場はすでに満車。
係の方に聞いたところによると、当日は平日月曜でも4時で満車だったそうだ。26日日曜は栗駒高原駐車場も6時で満車だったそうだ。さすが日本が誇る紅葉の名所。
7時始発のシャトルバスなど、待つ気も乗る気もなく、登山靴に履き替え準備して出発。ガスに覆われていたが、ウメバチソウやタムラソウ、リンドウなど晩秋の花々と色付き始めた紅葉が道を彩っていた。45分でいわかがみ平に着いた。
駐車場は満車。トイレに入った時、もう下りて来た登山者の方と会話。ガスガスと東栗駒方面は泥濘がひどかったと聞いた。下りに使いたくないので、東栗駒コースから行く。
緩い登りに泥濘と水たまり、その後は沢を歩いて渡渉。ただ当日この沢は、ガスで雰囲気が良く、甌穴のような洗堀もいくつか見られた。標高を上げると紅葉が色付き始めていた。カエデやツツジなど赤や黄と残る緑色のグラデーションが美しい。
目立たない東栗駒山山頂をスルーしてしまい、草紅葉が美しい斜面を東へと進路を変える。予想通り9時ころガスが薄くなり、美しい稜線が一部露わになった。階段状の道を歩んで山頂へ。大勢の登山者が風と寒さのなか記念撮影。
ガスで視界が悪いが、今後の山行きの参考のため、秣岳まで行くことにした。気温4℃だが、稜線上を吹き付ける強風と湿度の高いガスで体感温度は0℃以下。強耐寒性の私も珍しく手袋をした。
視界が届く範囲にある紅葉は素晴らしく、真っ赤なツツジやカエデが目に留まった。天狗平を抜け、展望岩頭付近では濃いガスとなり、引き返すこととなった。
神の絨毯はベールに包まれて「晴れていれば絶景だろうな」と三人で言い合うが、この後見る事となる景色を、この強風と寒さのなかで誰も予想することなど、できなかった。
登り返して山頂をスルーして中央コースへ。まだ大勢の登山者が登ってくる。中央コースに入り標高を下げると気温が上昇し12℃。御沢から上がってくる冷たい南風の影響を受けず、暖かい東風に緩く吹かれる。
標高を下げると上空が明るくなり、紅葉する斜面が見え始めた。登山道の広い場所で待機。大勢の登山者も待機していた。河北新報の報道の方も来ていて、ドローンで撮影していた。
風景を眺めていると、前日の天気予想に至った経緯が現地で確認できた。御沢を上がってくる湿った南風と、太平洋側つまり東から吹く暖かい風の分水嶺が栗駒山。東からの強風が南からの湿った空気により、上がってきたガスを須川方面へ吹き飛ばしている。東風が雲を運んでこない限り、午前中は晴れ間が望めることを確信した。
期待通りにガスが薄くなり、美しい紅葉の山容が露わに。撮影ポイントを変えるために走る。一期一会の景色。最終的には山頂の上に青空も見え、素晴らしい神の絨毯を見ることができた。神レンズで神の絨毯も撮影した。
充分堪能したので下山。石畳状の道は何気に歩きにくい。正午にイワカガミ平に到着。振り返ると、正午過ぎはガスに覆われる予想が当たり、栗駒山はもう見えなかった。
時間短縮のため、無料シャトルバスで栗駒高原駐車場へ。手指消毒しマスク着用して乗車。私たちが50分で歩いた道を、10分もかからず到着。そのまま駐車場でランチ。三人で楽しく食べる。美しい景色を見た後なのでさらに話が盛り上がった。
時間があるので、岩手県平泉にある世界遺産の中尊寺へ。行きはirohaさんが運転だったので、今度は私が運転する。他人の車のハンドルを握ると、仕事モードに切り替わり、試運転と頭と身体が勘違いする。職業病だな。
宮城県から岩手県へ。田園風景を通り抜ける信号のない道が続く。途中で通った厳美渓が美しかった。次に栗駒山へ来た時はぜひ寄りたいと思った。
坂の上駐車場に停めて、まずは金色堂へ。参観料500円。電子マネー対応の券売機には驚いた。私は中学3年の時に修学旅行で来たので37年ぶり。スギの巨木に囲まれた境内、まだ緑のカエデが覆堂を囲む。おぼろげな当時の記憶と重ねていた。
覆堂内に入るときらびやかな金色堂。堂内は撮影録音禁止。幾度も修復されているとはいえ、1124年に建てられたとは思えない完成度。改めて盛者必衰、栄枯盛衰を感じる建物だった。
参道を下りながらいろいろな御堂を見物。本堂で参拝焼香する。850年の開山から1171年の歴史ある関山中尊寺。世界遺産に登録されて10年。観光化しつつも威厳ある佇まいを随所に感じた。
ゆったりと歩く参道。見上げるとまだ緑のカエデが葉を広げていた。緑の葉が秋の日差しに透け、爽やかな風が通り抜ける。約330年前、松尾芭蕉も歩いた参道。私もその場で詠んだ愚句「みちのくや 神絨毯に 秋の風」
帰路へ。400km以上の長距離。私とkazumさんで交代しながら東北道を南下していった。退屈な移動時間は車中でのおしゃべり。途中のSAでお土産を買ったりしたが、レストランなどはオーダーストップが19時30分のため、麺類など簡単なものしか頼めなかった。
20時20分に佐野SAに到着。荷物を移動してirohaさんkazumさんと別れた。自宅には21時20分に到着。0時30分に出発し21時間後に戻ってきた。23日に主脈縦走した時も同じような時間だったなと思い出す。
カメラを掃除して装備を片付け、汚れたウェアを洗濯する。山行き後はどんなに遅くてもやらないと気が済まない。気が付けば0時になっていた。就寝し目を閉じる、まるで夢のように、神の絨毯が映っていた。
日本でもトップクラスの紅葉の名所の栗駒山。その名前は20年以上前から知っていました。行きたい気持ちはあっても遠すぎる・・・。いつかは行けるのかな〜と思っていたところirohaさんとgrowさんの決断で急に実現しました。
仕事を終えて先ずはirohaさんとの持ち合わせ場所で無事に合流。
続けてgwowさんとの待ち合わせも無事に終了。
ここから長い道のりが始まります。
車中では山の話、写真の話、カメラの話、プライベートな話と1人では味わえない時間を過ごす事ができます。
往路はirohaさんの運転で目的地に到着。運転有難うございました!
既にいわかがみ平の駐車場は満車。流石紅葉の栗駒山です。
ガスの中ですが期待を込めて出発です。
標高を上げると強風と寒さの洗礼を受けます。対策はしていたので問題はありませんでした。
中央コースに合流すると人が急に多くなります。
展望はなくひたすらガスの中を歩きます。山頂で記念撮影をしてさらに先に進みますがなかなか晴れる気配がなく、折り返して下山開始です。
来年はkijimunaさんも一緒に来ようと話をしながら歩いていると霧が晴れてきます。
もしかして・・・
と思った瞬間に劇場が始まりました。
どうだと言わんばかりの紅葉の絨毯が視界に広がり歓喜の声が上がります。
来て良かった・・・
そう思えた瞬間でした。
来年は4人でこれを見に来なければいけません!!
下山後は昼食を駐車場で食べます。
そこでgrowさんのコーラの一気飲み!
まさに秒殺でした(^^)
せっかく陸奥に来たので世界遺産でもある中尊寺に寄りませんか?とリクエストをしたところ快諾して頂きました。growさんの運転で中尊寺に向かいますが私は爆睡してしまいました・・・。すみません・・・。
初めてきた中尊寺でしたが実に気持ちの良いところでした。
神の絨毯と称される栗駒山に登り、日本を代表する古刹に立ち寄る事ができて身も心も充実した一日となりました。
帰りはSAに寄ながらお土産を物色して帰路につきました。
まさに24時間遊びたおした1日でしたが本当に楽しく過ごせました。
irohaさん、growさん有難うございました。
来年はkijimunaさんも一緒に行きましょう!
irohaさんには、アカヤシオの季節に赤城山でお会いしましたが。実は翌日の28日に栗駒山に行き同じ様な天気だったのですが、やはり段々晴れてきて素晴らしい神の絨毯を見ることができました。
ふと、もしかしたら月曜日に皆さんが来ていらしたのではないかと予感がして見事に当たりました。イワカガミ平の駐車場は車中泊の方々で、夜中の内に満車状態らしいです。私どもは最初からシャトルバスを当てにしていました。
素晴らしいお仲間で羨ましいです。また素敵なレコをお待ちしています。
東北遠征に行かれたんですね。
前日は乳頭山に登られて東北の秋を満喫されてますね。
今回初めて東北の紅葉を見ましたが、色が良いですね〜
他の東北の山に行ってみたくなりました。
来年は深夜に着くように行きます^^
コメントありがとうございます。
山麓に住んでおりますので、赤城山は日常風景の一部です。紅葉もそろそろ始まります。つつじが多いので栗駒山ほどではないですが、素晴らしい景色を見ることが出来ます。機会があれば訪れてみてください。
往復800kmかけて行きますので、慎重に天気を予想しました。低山ですが分水嶺でもあり、風によって変化するだろうなとは思っていました。今回は良い方に変わりましたが、悪い方になる確率も高そうです。いずれにせよ、毎年訪れることになる山となりました。
irohaさんが栗駒山に行くと聞き私もひっていて行きました(^^;
日本でも屈指の紅葉が見れるとあって凄い人出でしたね。
でも実際の紅葉を見て納得しました。
来年はフルメンバーで行く予定です(^^)
コメントありがとうございました。
朝の4時半でイワカガミ平の大きな駐車場一杯でしたか、さすが紅葉のメッカですね。
ガスガスの中の出発でしたが、時間が経つにつれて紅葉三昧の景色が広がり目的達成ですね。
山も良いが中尊寺まで見学されて東北の秋を満喫したようですね、帰りは食道楽的に胃袋迄満タンにして帰宅。
お疲れさまでした。
平日でもこれだけ混むのかと目を疑いましたね。見えた景色が証明してくれました。4日前に谷川主脈縦走して、万太郎山付近の紅葉も素晴らしかったのですが、栗駒山はまさに全山紅葉でした。はるばる行って良かったと思いました。これが一人で運転だと飽きてしまって退屈ですが、仲間と行くと小旅行のようで楽しかったです。アラフィフが行く修学旅行みたいでしたよ。
県内も紅葉の見頃を迎えてきました。休みが少なく行先にいろいろと迷いますが、素晴らしい景色が見られることを期待したいです。
平日登山なのでまさか臨時駐車場になるとは思わなかったです。
ガッスガスで目の前の色付いた紅葉しか見れなかったのが、
ガスが流れて景色が見えた時は思わず声を上げました^^
来年もまた行きたいと思います。
日帰りとは思えないてんこ盛りの1日でした。栗駒山の紅葉は言うまでもなく素晴らしい光景でしたが、中尊寺も落ち着いた雰囲気の見事な古刹で立ち寄れて本当に良かったと思っております。
東北の山は魅力のある山ばかり。
また仲間との旅を楽しみにしてます。
コメントありがとうございました。
おはようございます。
昨年ヤマユリさんと徹夜で行った栗駒山を懐かしく思い出しました。
我々は反対斜面の須川温泉、栗駒山、秣岳コースでしたが
皆様と同じく霧に悩まされながらこの真っ赤な紅葉を楽しみました。
いいですね、栗駒山の紅葉は
また行きたくなりました。
帰りの眠気にも悩まされました。
徹夜日帰りは厳しいですね。
はるばる東北宮城県に遠征しました。一人ですと飽きますし疲れますが、仲間と行けば旅行のようで楽しく行けました。前半はガスでしたが、後半は素晴らしい全山紅葉を目の当たりにできました。また来年も行こうと、すでに雄4人で計画しています。
栗駒山の紅葉は素晴らしいですね、来編も再訪決定です。
遠くても皆さん再訪するのが解りました。
出来れば歩いた後に須川温泉泊ってのんびり帰宅が良いですね。
1人で日帰りはなかなか遠く、かといってテントを張れるわけでもなく難しい場所だと思いました。
今回は3人で行けたので幸運でした。
iiyuさん達が歩かれたコースも素晴らしいですよね。
来年は4人で行く予定なので今から楽しみです!
見てみたいなぁ〜遠いなぁ〜の栗駒山の神の絨毯
カメラ使いの皆様にかかるととても素敵ですね
紅色が多いのでしょうか・・・本当に綺麗
来年は必ず!と思うのでした。
栗駒山の紅葉は綺麗だったよ〜紅が特に綺麗だった。
来年も行くよ〜遠いけど(^^;
明日から1泊で山に行く予定なんだけど天気が・・・(>_<)
お名前のように紅葉が素晴らしい時期になりました。栗駒山は噂には聞いていましたが、これほどすごいとは思いませんでした。全山紅葉ですね。ただ遠いのが難点ですが、仲間と行けば退屈な道中も楽しく行けました。個人的にはやはり谷川主脈の紅葉が一番だと思っています。地元ひいき。
本当に凄い紅葉でした(^^)
紅葉の時期になるとこれから毎年気になる場所になることになるでしょう!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する