白神岳 北東北遠征 その1

2021年09月28日(火) [日帰り]

• GPS: 08:24
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,191m
• 下り: 1,192m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:50
• 合計: 8:20

距離 13.9km 登り 1,192m 下り 1,194m

5:50 白神岳登山口駐車場
6:01 6:05 旧登山口
6:39 6:40 二股分岐
7:19 7:33 蟶山コース最後の水場
8:02 8:06 マテ山分岐
8:09 8:17 蟶山
8:19 マテ山分岐
9:54 9:55 大峰岳分岐
10:12 10:13 白神岳避難小屋
10:16 11:11 白神岳
11:15 11:16 白神岳避難小屋
11:36 11:37 大峰岳分岐
12:33 12:43 マテ山分岐
12:58 13:04 蟶山コース最後の水場
13:36 13:38 二股分岐
14:02 14:04 旧登山口
14:09 白神岳登山口駐車場
14:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前々日の夕刻奈良を出発して、北陸道のSAで車中泊。翌日、日本海東北道・秋田道・R7などを走り、白神岳登山口駐車場に到着して車中泊。

コース状況／危険箇所等

白神山地を代表する白神岳のメインコース。
登山道はよく整備されており、道標も完備していました。急斜面も出てきますが、慎重に歩けば問題ありません。
マテ山分岐から蟶山への入口が少し分かりにくい。
駐車場〜二股分岐：マテ山の裾野を緩く巻いて歩く。
〜マテ山分岐：山腹を巻きながら緩やかに登る。最後の水場を過ぎてからはブナ林の中を九十九折で上がる。
〜大峰岳分岐：ブナ林の中を緩く登り、後半は急斜面をジグザグに登る。
〜山頂：笹が茂る幅広の稜線を緩く歩く。

その他周辺情報

下山後は八森湯っこランドで入浴。

写真

9/28 5:47

6時前に白神岳登山口駐車場を出発。
この時点で3台の車がありました。

9/28 5:49

隣の休憩所の横を上がって行きます。
休憩所には板の間の休憩スペースと綺麗なトイレがありました。

9/28 5:50

淡い色のアザミがお出迎え。

9/28 5:55

直ぐに林道出ます。しばらく歩いて、

9/28 5:56

よく見る花ですが、名前が出てきません。

9/28 5:59

10分程で旧登山口。左の記帳所で登山届を提出。

9/28 6:05

気合を入れて登山開始。

9/28 6:06

アキノキリンソウ

9/28 6:18

固い地面が少し抉れて、滑り易い所を慎重に。

9/28 6:24

しばらくはゆっくりと、

9/28 6:24

サラシナショウマを眺めながら、山裾を巻いて行くと、

9/28 6:39

二俣分岐に到着。
左の蟶山コースに上がります。

9/28 6:39

こちらは二股コースの案内図。

9/28 6:49

マテ山から延びる尾根の中腹を緩く巻いて行きます。

9/28 6:50

急な場所には階段も。

9/28 6:55

途中に水場がありました。
下山時に飲みましたが、とても美味しかったです。

9/28 6:57

しっかりした道標。
ここまで2km歩いてきました。

9/28 7:16

手つかずの白神の森を感じて、気持ち良く歩き、

9/28 7:19

マテ山コース最後の水場に来ました。

9/28 7:20

ホースからしっかり出ています。

9/28 7:26

水場を過ぎて、5分程でマテ山への登りが始まりました。

9/28 7:29

急な斜面を九十九折に登って行きます。

9/28 7:43

この辺りはまだ色づいていません。

9/28 8:01

マテ山分岐と思われる場所に到着しましたが、マテ山への案内がありません。

9/28 8:03

少し登った所で薄い踏み跡発見。
笹を描き分けて行くと

9/28 8:08

ピンクテープとしっかりした踏み跡が出てきました。
これを辿って、

9/28 8:08

蟶山山頂に到着。
三角点もありましたが、眺望はありません。

9/28 8:09

お約束の三角点にタッチ（三等三角点）。

9/28 8:09

大木の根元に山頂標識、841m。

9/28 8:12

小休止してエネルギー補給。

9/28 8:21

分岐に戻って、稜線を東に向かいます

9/28 8:30

ブナの疎林の中をゆったり歩きます。

9/28 8:37

登山口から4km、半分以上来ています。

9/28 8:48

ブナなの古木や若木の中を、森の息吹を感じながら歩いて、

9/28 9:01

梢越しに山頂付近の稜線がチラッと見えました。

9/28 9:09

雪の重みに耐えて成長したブナ達。

9/28 9:12

残り1.5km、頑張りどころです。

9/28 9:15

この辺りから大峰岳分岐手前の急な登りが始まりました。

9/28 9:17

自然保護の階段も所々にありました。

9/28 9:35

ナナカマドの赤い実。

9/28 9:39

かなり上がってきました。
振り返るとマテ山の向こうに日本海。

9/28 9:43

展望地から白神岳山頂が見えました。
テンションアップ。

9/28 9:43

こちらのナナカマドは色づいていました。

9/28 9:50

傾斜が緩くなってきて、

9/28 9:53

大峰岳分岐に到着。

9/28 9:55

ここからは北東方向の眺望がありました。
八甲田山。

9/28 10:01

秋の陽射しの中を、山頂に続く稜線を緩く歩いて、

9/28 10:02

足元には可愛いリンドウ一輪。

9/28 10:05

笹原を気持ち良く歩いて行くと

9/28 10:09

石造りの白神大権現の祠、お参りしました。

9/28 10:10

隣には石碑。達筆すぎて、碑文は読めません。

9/28 10:11

途中で見えた建物はトイレでした。
綺麗です。

9/28 10:11

横には避難小屋。2階から出入りできるよう梯子が掛けてありました。

9/28 10:12

正面に回って、白神岳大周満天避難小屋の看板。

9/28 10:13

内部の様子。
3フロアーになっていました。

9/28 10:14

山頂直前、先客が一人。

9/28 10:15

山頂は小広場で、見晴らしは良好。

9/28 10:16

白神岳山頂標識（1235m）。

9/28 10:16

三角点にタッチ（一等三角点）。

9/28 10:18

360度の眺望を楽しみます。
北方向、大峰岳分岐方面。

9/28 10:18

時計回りに、北東方向。
奥に岩木山と八甲田山。

9/28 10:18

東方向、広大な白神の山々。
白神山地は初めてなので、山名の同定はできません。

9/28 10:18

南東方向、八幡平方面の山並み。

9/28 10:19

南方向、遠く微かに鳥海山が望めました。

9/28 10:20

アップで、岩木山。

9/28 10:20

こちらは八甲田山。

9/28 10:21

東方向の山をアップで撮りましたが、同定できません。

9/28 10:22

こちらも同じです。

9/28 10:28

一巡したので、いつものお昼ご飯。
景色を眺めながら、美味しくいただきました。

9/28 11:07

一時間近くゆっくりしたので、ボチボチ帰ります。
お別れ前に、パノラマ撮影。北〜北東方向

9/28 11:08

北東〜東方向。

9/28 11:09

岩木山、最大アップで。

9/28 11:14

避難小屋まで戻ってきました。

9/28 11:18

祠の横を通って、気持ち良く稜線漫歩。

9/28 11:21

西側の眺望パノラマで。
空と海が溶け合っています。

9/28 11:27

こちらは東側、所々色づいています。

9/28 11:31

日本海を眺めながらの快適な帰り道。

9/28 12:33

来た道を気持ち良く下って、マテ山分岐まで戻ってきました。

9/28 12:38

小休止して、エネルギー補給。

9/28 13:36

転倒に気を使いながら下って、二股分岐に到着。

9/28 14:02

記帳所で下山ノートに記録して、

9/28 14:09

14時過ぎに無事戻りました。

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

感想

kazusan

以前から気になっていた山の一つの白神山地。
なかなか行くタイミングがありませんでしたが、今回やっと行くことが出来ました。
他の予定と週間天気予報を勘案して、白神岳、田代岳と近くの東北百名山森吉山の3座を目的として、奈良を出発しました。
車の運転は大好きですが、高齢でもあり安全運転を心がけ、目的地到着に2日かけました。
肝心の山歩きですが、予報通りの晴天に恵まれ、青森ヒバやブナの林の中をゆっくり歩いて、世界自然遺産の白神の森を体感することが出来ました。
山頂からは360度の眺望、西方眼下に広がる日本海や広大な白神山地の山並み、岩木山・八甲田山を始めとする東北の峰々の遠望などなど、山頂ならではの景観を満喫しました。
はるばる出かけて来ただけの値打ちのある、大満足の一日でした。