初冠雪の餓鬼岳から燕岳へ

2013年10月12日(土) ~ 2013年10月14日(月)

• GPS: 25:03
• 距離: 30.7km
• 登り: 2,913m
• 下り: 2,917m

コースタイム

2013/10/12(土)　
4:55 中房温泉第2駐車場
↓ (所要時間 0:13 )
5:08 〜 5:15 燕岳登山口トイレ 休憩 0:07
↓ (所要時間 1:15 )
6:30 〜 6:42 ブナ平 10℃ 休憩 0:12
↓ (所要時間 1:22 )
8:04 〜 8:22 西大ホラ沢出合　13℃ 休憩 0:18
↓ (所要時間 1:08 )
9:30 〜 9:50 東沢乗越 休憩 0:20
↓ (所要時間 1:00 )
10:50 〜 11:05 東沢岳　曇時々晴 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:53 )
11:58 〜 12:12 レインスーツを着る 休憩 0:14
↓ (所要時間 0:33 )
12:45 〜 13:00 2508と2644との鞍部　雨8.8℃ 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:58 )
13:58 〜 14:10 （霙） 休憩 0:12
↓ (所要時間 0:57 )
15:07 餓鬼岳小屋（幕営1）　雪2℃

行動合計 10:12 (歩行 8:19 休憩 1:53 ）


2012/10/13(日)　
5:26 餓鬼岳小屋（幕営1）快晴　-1℃
↓ (所要時間 0:08 )
5:34 〜 5:50 餓鬼岳　快晴 休憩 0:16
↓ (所要時間 0:05 )
5:55 〜 6:17 餓鬼岳小屋（幕営1）快晴　-1℃ 休憩 0:22
↓ (所要時間 1:51 )
8:08 〜 8:28 2508と2644との鞍部 休憩 0:20
↓ (所要時間 1:17 )
9:45 〜 9:57 東沢岳　快晴 休憩 0:12
↓ (所要時間 0:33 )
10:30 〜 10:38 東沢乗越 休憩 0:08
↓ (所要時間 1:07 )
11:45 〜 12:00 2570m 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:35 )
13:35 〜 13:40 燕岳　快晴 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:13 )
13:53 燕山荘(幕営2）

行動合計 8:27 (歩行 6:49 休憩 1:38 ）


2012/10/14(月)　
5:08 燕山荘(幕営2）
↓ (所要時間 0:18 )
5:26 〜 6:00 燕岳　快晴 休憩 0:34
↓ (所要時間 0:18 )
6:18 〜 6:38 燕山荘(幕営2） 休憩 0:20
↓ (所要時間 0:34 )
7:12 〜 7:16 合戦小屋 休憩 0:04
↓ (所要時間 1:01 )
8:17 〜 8:32 第2ベンチ 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:38 )
9:10 〜 9:15 燕岳登山口 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:05 )
9:20 中房温泉第2P

行動合計 4:12 (歩行 2:54 休憩 1:18 ）

天候

10/12；快晴のち霧・雨・霙、夕方から雪でうっすら雪化粧しました
10/13,14；快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房温泉の無料駐車場にて前泊。前夜着いた時はガラガラでしたが、夜中のうちに満車となり、次々とやってきては諦めて戻っていく車で五月蠅く、よく眠れませんでした。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
東沢コース；9/27現在の情報で、台風（多分18号）の影響で荒れていて危険との注意書きが現地にありましたが、注意して歩けば問題ありませんでした。小尾根の急登の次に水平トラバースで沢に戻る、を繰り返しますが、沢沿いに歩くときに合計6回、飛び石伝いに沢を渡しました。赤ペンキや赤テープの印がありますので、これを見落とさないように探しながら行けば、迷いません。これらが見当たらないときは、ルートミスしていると思われますので、引き返した方が無難です。
ヤマレコの地図で「奥馬羅尾沢出合(おくばらおさわであい)」という場所で、ルートミスしてこのガレ沢を少し登ってしまいました。この沢の対岸に正規の登り口があるのですが、沢のしたからだと分かりにくく、ここには赤テープ等もありませんでしたので要注意です。

写真

9/22 17:47

10/12 5:12

燕岳登山口には立派なトイレがあります

10/12 5:16

中房温泉宿前のこの道標から河原に降ります

10/12 6:00

10/12 6:05

ちょっと高度感

10/12 6:52

奥馬羅尾沢出合。この土の斜面を降りて来ました（赤テープあり）

10/12 6:53

奥馬羅尾沢。間違えてこの沢を登ってしまいましたが、赤テープが全くなくなったので、すぐにおかしいと気付き、戻りました。

10/12 6:56

奥馬羅尾沢の対岸にこの登り口がありました。テープ等の目印なし。

10/12 7:18

10/12 7:26

赤テープに従って、沢を合計6回渡りました。テープの場所は水位が高くて渡れず、渡れる場所を自分で探して渡ったところもあります。

10/12 7:44

こんな感じです。

10/12 8:05

少し紅葉

10/12 8:24

木によっては紅葉しています

10/12 8:32

ナナカマド

10/12 8:34

オオカメノキ

10/12 8:34

明るい小尾根を登ります

10/12 8:38

対岸の黄葉がきれい

10/12 8:41

10/12 8:42

10/12 8:44

10/12 8:44

10/12 8:44

10/12 8:46

水平トラバースで沢へ戻ります

10/12 8:47

10/12 9:07

沢の源頭部の草付きの中のジグザグ道を詰めます。振り返ると登ってきた東沢が低くなりました。

10/12 9:24

10/12 9:33

東沢乗越到着。ここでこの日餓鬼岳小屋から着た3人組と単独の計4人に会いました。この日途中で会ったのはこの4人だけでした。

10/12 10:11

10/12 10:25

紅葉の絨毯

10/12 10:33

10/12 10:40

10/12 10:43

背後には燕岳の稜線

10/12 10:44

餓鬼岳（右奥）が登場です。

10/12 10:46

10/12 10:50

東沢岳到着。

10/12 10:54

東沢岳からの餓鬼岳

10/12 10:55

東沢岳からの燕岳

10/12 10:55

東沢岳からの東餓鬼岳��

10/12 10:57

東沢岳からの東餓鬼岳��

10/12 11:11

クロマメノキ

10/12 11:13

10/12 11:15

東沢岳から餓鬼岳への稜線

10/12 11:15

高瀬湖

10/12 11:16

岩場を縫って餓鬼岳へ

10/12 11:19

これは恐竜の頭？

10/12 11:19

岩間をアップダウンしながら進み、時間がかかります

10/12 11:22

岩塔の間を行きます

10/12 11:23

岩を乗り越えるのに結構労力を使います

10/12 11:23

岩塔の横をトラバース

10/12 11:28

クロマメノキが紅葉してます

10/12 11:28

10/12 11:29

10/12 11:33

中腹の黄葉がきれい

10/12 11:35

10/12 11:36

岩塔を越えます

10/12 11:37

まだまだ岩稜が続きます

10/12 11:46

10/12 11:47

天然落葉松の黄葉がきれい

10/12 12:24

10/12 12:28

庭園��

10/12 12:31

10/12 12:32

庭園��

10/12 12:33

大きく登り返します

10/12 12:34

10/12 13:02

ガレ場を横切ります

10/12 13:13

急斜面のトラバースです

10/12 13:16

垂直の岸壁の下をトラバース

10/12 13:18

大岩の間を進みます

10/12 13:49

空へ向かう梯子

10/12 13:52

10/12 14:12

10/12 14:13

寒冷前線の通過で風が非常に強くて曇ってきてついには霙が降ってきました。

10/12 14:19

梯子地帯です。

10/12 14:27

高度感抜群ですが、危険ではないので楽しめます

10/12 14:32

この岩稜を進みます

10/12 14:33

左の斜面に道が見えます

10/12 14:38

赤ペンキを頼りに進みます

10/12 14:39

高度感あります

10/12 14:40

岩峰を越えます

10/12 14:40

難しいところには梯子があります

10/12 14:49

10/12 15:06

岩稜が終わりようやく緩やかになると・・・

10/12 15:28

餓鬼岳小屋に到着です

10/12 15:35

10/12 15:35

餓鬼岳小屋の天場です。とても狭く、6張りが限界、最後の1か所になんとか張れました。着いた時は小雨でしたが、夕刻から雪に変わりました。

10/12 18:10

夜景がきれいでした

10/13 5:26

2日目の朝焼け

10/13 5:27

富士山も見えました

10/13 5:29

富士と南アもばっちり

10/13 5:33

右から富士、八ヶ岳、四阿山

10/13 5:39

立山、剱は雪化粧

10/13 5:40

鹿島槍も雪化粧

10/13 5:40

剱（左）と、その右に、剱と間違えやすい針ノ木岳

10/13 5:41

槍ヶ岳も

10/13 5:41

餓鬼岳登頂

10/13 5:45

もうすぐ御来光

10/13 5:45

10/13 5:45

10/13 5:46

八ヶ岳

10/13 5:47

四阿山の右から朝日が昇りました

10/13 5:47

10/13 5:49

北ア北部

10/13 5:50

10/13 5:52

昨日越えてきた東沢岳からの岩稜。今日は戻ります。後は槍穂高。

10/13 5:53

裏銀座の山々、野口五郎

10/13 5:53

鹿島槍ヶ岳

10/13 5:53

餓鬼岳御来光

10/13 5:57

薄ら雪化粧です。テント内は寒くてよく寝られませんでした。

10/13 5:57

鷲羽と野口五郎

10/13 5:58

遠く富士山、左は八ヶ岳、右は南ア

10/13 6:00

10/13 6:12

槍にも陽があたってます

10/13 6:14

天場からの眺め

10/13 6:19

10/13 6:35

10/13 6:35

10/13 6:37

10/13 6:50

10/13 6:51

高度感

10/13 6:53

10/13 6:54

10/13 6:59

紅葉に新雪

10/13 6:59

岩と空、紅葉と雪

10/13 7:05

10/13 7:06

不思議な雪が付いています

10/13 7:10

この岩稜を戻ります。

10/13 7:10

10/13 7:13

高度感あります。冬型の気圧配置で風が強い。

10/13 7:13

10/13 7:15

こんな1本の角材を渡しただけの足場もあります。落ちたらアウト。

10/13 7:15

10/13 7:26

10/13 7:28

10/13 7:28

10/13 7:30

10/13 8:39

10/13 8:46

10/13 8:48

10/13 8:48

10/13 8:49

庭園に戻ってきました。

10/13 8:52

10/13 8:57

10/13 9:05

10/13 9:08

10/13 9:10

10/13 9:15

10/13 9:24

10/13 9:25

風は強いですが、天気が良く気分も最高

10/13 9:30

10/13 9:30

岩稜を堪能しながら

10/13 9:31

10/13 9:31

雪景色も堪能

10/13 9:49

紅葉もきれい。東沢岳に戻ってきました

10/13 9:49

黄葉もgood、眺めも最高。

10/13 9:49

これから向かう燕岳は、いったん東沢乗越へ大きく下って、登り返します

10/13 9:50

10/13 9:52

餓鬼岳を振り返る

10/13 9:52

今日の宿泊地、燕山荘とその天場をズーム

10/13 10:24

10/13 11:39

左側に巨大ロボットが！

10/13 11:39

餓鬼岳を望みます

10/13 11:42

北燕岳の稜線への登り

10/13 12:05

チングルマ

10/13 12:13

10/13 12:23

餓鬼岳はずいぶん遠くなりました

10/13 12:23

10/13 12:25

10/13 12:26

今回唯一咲いていたリンドウ

10/13 12:27

急斜面を終えて快適な道へ

10/13 12:34

燕岳の稜線に到着。

10/13 12:34

槍穂がかっこいい

10/13 12:34

燕岳も近い

10/13 12:35

鷲羽と水晶

10/13 12:35

遠く笠ヶ岳も

10/13 12:36

右から餓鬼岳、鹿島槍、蓮華、針ノ木

10/13 12:36

今夏に行った蓮華、針ノ木ズーム

10/13 12:38

草紅葉がいい感じ

10/13 12:46

花崗岩がいい感じ

10/13 12:49

ゴリラ

10/13 13:08

賑わう燕岳が見えて来ました

10/13 13:10

10/13 13:12

10/13 13:20

10/13 13:20

10/13 13:27

10/13 13:28

燕岳到着

10/13 13:29

北燕岳、後ろに立山剱、針ノ木

10/13 13:29

鹿島槍

10/13 13:30

餓鬼岳

10/13 13:32

山頂でいつものフルーツ缶の御馳走です

10/13 13:41

燕山荘

10/13 13:42

窓

10/13 13:43

10/13 13:43

燕岳を振り返る

10/13 13:44

10/13 13:49

有名なイルカ

10/13 13:49

人気のイルカ

10/13 13:52

燕山荘到着

10/13 14:48

天場はいっぱい。ぎりぎりで張れました。

10/13 16:21

テント前からの鹿島槍と餓鬼岳

10/13 17:04

10/13 17:04

夕刻の燕岳

10/13 17:06

10/13 17:06

10/13 17:08

10/13 17:08

10/13 17:11

10/13 18:01

10/13 18:02

10/13 18:07

10/13 18:08

3日目

10/14 5:19

ライチョウ

10/14 5:20

10/14 5:27

10/14 5:32

御来光を見に燕岳へ

10/14 5:33

10/14 5:43

10/14 5:44

10/14 5:46

10/14 5:47

10/14 5:49

10/14 5:50

10/14 5:55

10/14 5:55

10/14 5:57

10/14 5:59

10/14 6:00

10/14 6:03

10/14 6:05

10/14 6:13

10/14 6:13

10/14 6:15

10/14 6:34

10/14 6:35

天場

10/14 6:52

10/14 6:52

10/14 6:53

10/14 6:53

10/14 6:53

10/14 7:03

槍が岳見収め

10/14 7:12

合戦小屋

10/14 7:52

10/14 7:53

10/14 8:05

10/14 8:08

10/14 8:09

10/14 8:09

10/14 8:10

10/14 8:13

10/14 10:17

この温泉に入ってから帰りました

撮影機器：

EX-ZR400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

ヘッドランプ

１

予備電池(単三）

１

1/25,000地形図コピー

適

ガイド地図コピー

適

コンパス

１

笛

１

筆記具（メモ帳、ボールペン）

１式

ティッシュ

適

バンドエイド

適

タオル

１

携帯電話

１

計画書

１

レインスーツ＆傘

１式

ダウンジャケット

１

薄手

スパッツ

１

手袋小

１

ストック

１

ビニール袋

適

替え衣類

適

エアマット

１

シュラフ

１

３シーズン用

ザックカバー

１

クマよけ鈴

1

時計

１

日焼け止め

１

保険証

１

お金、カード

１式

洗面用具

適

サングラス

1

共同装備

テント本体

1

3〜4人用ゴア

銀マット

1

３畳銀マット

テントポール＆ペグ

１式

フライシート

１

EPIガスコンロ

１

ガスカートリッジ

1

コンロ台

１

コッヘル＆食器セット

１

ライター

２

ポリタン折りたたみ式

1

テルモス

1

ラジオ

１

予備電池単3

4

GPS用

医薬品

１式

マグカップ

２

スポンジ

１

水分拭き取り用

ナイフ

１

箸、スプーン

２

GPS

1

感想

shigetoshi

妻とのんびり餓鬼岳〜燕岳縦走に行っていきました。

岩稜、黄葉、雪、展望、静かな餓鬼から若者でごった返す燕へと、盛りだくさんでとても変化に富んだ山行でした。

コメント

youtaro

餓鬼岳へのルート
shigetoshiさん、こんばんは。

餓鬼岳は東沢乗越経由で行かれたのですね。
このルート下ったことがあるのですが、大きな高巻きや
ガレ場が多く、なかなかハードだった記憶があります。

土曜日は天気が悪い予報でしたが、早い時間に歩かれて
いるので、まずまずの展望でよかったです。東沢乗越
から餓鬼岳へのルートのレコはあまり写真を見たこと
がなかったので、とてもイメージがわきました。

そして、日曜日と月曜日は快晴の中、最高の稜線
歩きだったようで

連休の燕山荘の人出はすごかったでしょうね。

shigetoshi

おもしろい岩稜ルート
youtaroさん、こんばんは。

東沢岳から餓鬼岳は、不帰嶮ほどではないですが、展望も良く、適度な岩場で楽しめました。
東沢沿いの道は沢を渡るところ以外は道がしっかりしていてそれほどたいへんではありませんでした。

燕の稜線は槍穂を正面に見ながらのたいへん気持ちの良い縦走で、岩と這松の景色もよくて、気に入りました。

さすがに北アのゴールデンコースだけあって、テント場は午後2時でほぼいっぱいで張り綱無で隣のテントのと距離が10cm位と、たいへんな賑わいでした。