白馬三山〜白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。初雪を踏みしめながらの縦走
- GPS
- 10:50
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,285m
- 下り
- 2,288m
コースタイム
白馬尻 5:06
岩室跡 6:46
葱平 7:00
避難小屋 7:23
山頂宿舎 7:57
白馬山荘 8:20
白馬岳山頂 8:42
杓子岳山頂 10:06
白馬鑓ヶ岳山頂 11:11
唐松、鑓温泉分岐 11:30
鑓温泉着 12:36
鑓温泉発 13:40
小日向のコル 14:48
猿倉着 16:00
天候 | 晴れ/稜線は強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉に登山ポストあり 鑓温泉小屋は今シーズンの営業が終わっていますが、お湯は出ています。 また、猿倉から白馬市街地に向かえばたくさん温泉があります。 危険個所 大雪渓過ぎたところに所々ある木の橋はこの時期凍っていいます。 鑓ヶ岳〜鑓温泉に向かう分岐の看板が取れています。 分岐から鑓温泉までの鎖場は気を抜くとかなり危険なようです。 鑓温泉から小日向までの間、道が少し寸断されています。 |
写真
装備
個人装備 |
30リットル リュック 1
水2.5リットル 1 2Lと500mL
タオル 2
着替え 1
防寒具(長袖) 1 ダウンジャケット
カッパ 1
鍋 1 1Lサイズ
ストーブ 1 お湯を沸かす
手袋 1
ティッシュ 1
カメラ 1
携帯電話 1
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感想
今回の登山は冬の間、スキー場から眺めながらずっと憧れていた白馬三山です。
今シーズンの締めくくりとして目標にしていました。
登山日の前日の朝には白馬岳初冠雪の情報が入り、心配していましたが天気も晴れと聞き家を出ました。
今回はこのヤマレコに投稿されている方たちの写真を見るたびに日の出を拝みたいという気持ちと、今回は今まででも一番長く、ハードなルートと考えていたので深夜猿股に入り、寝酒代わりに一本ビールを飲み、仮眠を取り、4:20に登山開始をしました。
白馬尻を過ぎたあたりから東の空がオレンジ色に染まってくるのが分かると徐々に東側の山々のシルエットが浮かんできました。
最初はどのあたりの山なのか見当がつきませんでしたが、おそらく飯縄山と戸隠の山が見えていたと思います。
日の出をしばらくの間眺めながら、ピンク色に染まった白馬岳へ向かって更に足を向かわせました。
途中、沢を超えるためにかかっている橋は凍っていましたので橋を避け、石の上を歩いて行きました。
避難小屋の少し手前のあたりから冠雪した雪が残っていましたが、このあたりは特に滑ることもなく順調に足を運ぶことができました。
山頂小屋で小休憩、朝食を食べ、いざ白馬岳へ向かいました。
白馬岳山頂では小宮山正が担ぎ上げた合計360キロの風景指示板を目の当たりにして改めて強力の方たちのすごさを知りました。
稜線では日本海からのかなり冷えた強風もあり、白馬岳を後にしてここで下るか縦走を開始するか少し悩みましたが時間的にも行けると思い、いざ杓子岳に向かいました。
地図上のコースタイムを見て、ちょっと(相当?)なめてかかっていたと気が付いたのはそのすぐ直後でした。
杓子岳に上がる最後の斜度のキツさに根を上げそうになりました。
後ろを振り向くと颯爽と歩く男性が目に入り頑張りましたが、あっさり抜かれ自分の体力のなさを痛感しました(+o+)
杓子の山頂に着くとその男性が食事をゆっくりしていたので少し話をするとその男性は富山の方で私と同じルートを1時間後に出たという事が判明しました。
その方とは別々でしたがこの後の鑓温泉まで途中度々会うこととなり、私の励みになったことに感謝しました。ありがとうございました。
杓子岳を過ぎ、風がいよいよ強くなってきたので、(おそらく風速15m〜20m/秒)ダウンジャケットを着こみ鑓ヶ岳へ向かいました。
すぐ目の前に見える鑓に中々近づけず、難儀しましたがなんとか山頂に到着。
白馬岳からのルートを見返しながら下山を開始しました。
途中、鑓温泉に入る分岐の看板が取れていてそのまま唐松方面に行きそうになりましたが、そこも富山の男性のおかげで間違わずに済みました。
今夏の縦走はどこを歩いても違う景色が見えてくるので本当に変化に富み、目を楽しませてくれました。
ここで一旦、白馬岳とさよならをして下山を進め、鑓温泉に到着しました。
ここでは2組ほどの方がいらっしゃって、一組はテントを設営されていました。
浴槽の隣で昼食をとっているとその方たちが温泉に浸かり始めたので、いてもたってもいられず私も温泉をいただきました。
温泉に浸かりしばらくしているとバタバタとヘリの音が近づき、真上にやってきました。
鑓温泉の小屋の荷物を下ろす日だったのです(汗)
真っ裸でヘリからの強風と巻き上げられる落ち葉、小石に耐えてる姿はとんでもなく恥ずかしいものでした。
そんなハプニングもあり、一緒に入っていた方たちと話が弾みました。
来年はぜひ一緒にテント泊で飲みたいと感じた面白い方たちでした。
その後また下山を開始して間もなく、3人組の男女の方たちとすれ違いやはりその方たちも鑓温泉でテント泊との事。
羨ましく思いながらの下山でした。
来シーズンは絶対にテント泊しながらの縦走を心に誓いました。
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