常念岳-燕岳
- GPS
- 09:12
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 3,332m
- 下り
- 3,340m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 9:05
03:10 一ノ沢登山口
04:40 常念乗越
06:00 大天井岳
07:20 燕岳
10:20 常念岳
10:50 常念乗越
12:10 一ノ沢登山口
水1.5L, ブドウ糖120g
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
その他周辺情報 | 下山後の風呂はしゃくなげの湯。 |
写真
感想
年に一度は常念山脈。ここを楽しむルート取りは難しい。最も楽しいのは徳沢や東鎌尾根からのスルーハイクだが、これはさすがに1泊しないと厳しい。三股登山口に自転車デポして中房温泉スタートからの周回等も考えたが仕込みが面倒だ。常念岳と燕岳の間の稜線がとても楽しい。往復で歩いても楽しいので常念一ノ沢から燕岳までピストンでいいじゃない。という力技になった。
金曜定時に仕事を終えたら嵐の関東を脱出する。台風の影響でとんでもない雨量だったが八王子まで出てくると雨は弱まり長野県に入ると台風なんてあったのか? というくらい穏やかで晴れていた。一ノ沢駐車場の一番上は空いていたが一番上で寝るとクルマの出入りが騒がしいので一番下に停めた。一番下は舗装なので撤収が快適。2時半起床の3時出発。一ノ沢は登山道がよく整備されている。暗くても快適。上の方まで水が流れているのも嬉しい。ところどころ水路になっているが上手く歩けば靴は濡れなかった。尾根に出ると水は汲めないので最終水場でたっぷり水を汲んでおこう。最終水場の看板がありがたい。
常念乗越に着いてもまだ真っ暗。松本の夜景、穂高のシルエットが美しい。昨日の天気は良くなかったはずだが常念小屋には数組のテントがあった。みんな強い。止まると寒いので休まず大天井を目指すと空の色が徐々に変わって素敵な時間が始まる。たまらぬ。やはりここの登山道はとても歩きやすくて最高だ。大天井から見た燕岳は結構遠いがアップダウンは少なく楽しいのですぐ着く。燕岳も小屋テント泊の人で賑わっていた。ピークを踏むのは2回目だ。初めて来た時は3年前、餓鬼岳から縦走してきたっけ。あの頃はアルプスを歩き始めたばかりで今より体力が少なかったので、とてもしんどかったのを覚えている。
日が高くなって東面はめちゃ暑いが登山道は日陰の西面が多いので帰りも涼しくて快適だ。ずーっと穂高を眺めながらの楽しいハイキング。常念乗越まで戻ってくるとさすがに脚が疲れて重たくなってきたが最後は常念岳が待っている。常念乗越から400mせっせと登って本日の登りは終了。登ってくる人がたくさんいるので下りタイムは登りタイムと変わらないということを小池新道を何度も下って学習した。なので焦らず落ち着いて安全運転でぺたぺた下りてきた。9割以上の人がデカザックで泊まり山行だった。標高差1,500mに片道6km弱と羊蹄と同じくらいなので日帰り対象のように見えるが、上の方は空気が薄いのでペースが落ちる。常念岳は常念乗越で一泊するのが一般的なようだ。明日も素晴らしく晴れるので泊まりの人たちは今シーズン最高の時間を過ごすことができるだろう。うらやましい。
下山後は久々のしゃくなげの湯でサッパリしたらクルマを走らせて新穂高へ向かう。十字路か、10月から営業再開した平湯のMustacheで夕食の予定だったがあまりお腹が空いていなかったのでコンビニでサクッと済ませてセカンドハウス新穂高無料駐車場へ。17時までに着けば出てくるクルマで空くので大体とまれる。ここは満車になると入ってくるクルマがいなくなるので静かでよい。星の綺麗な夜だった。明日も晴れる。
いいねした人