木曽御嶽山（剣ヶ峰-アルマヤ天）【変わらない御嶽と新しい御嶽】

2021年10月01日(金) ~ 2021年10月02日(土)

• GPS: 31:10
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,172m
• 下り: 2,162m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:20

距離 7.1km 登り 1,257m 下り 240m

9:19 御嶽小坂登山口
9:26 9:27 登山道・原生林遊歩道分岐
10:04 10:06 小坂口七合目
10:27 10:32 湯ノ花峠
11:01 11:05 のぞき岩
11:31 11:41 小坂口八合目・お助け水
12:39 五の池小屋

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 2:39
• 合計: 9:15

距離 16.0km 登り 915m 下り 1,930m

12:39 五の池小屋
7:15 巻道の三ノ池分岐
7:29 7:31 白竜教会避難小屋
7:39 三ノ池乗越分岐
7:40 7:41 白竜教会避難小屋
7:47 賽ノ河原
7:59 8:02 二の池ヒュッテ
8:07 8:26 二ノ池山荘
8:36 8:37 黒沢十字路
8:51 剣ヶ峰山荘
8:53 8:59 御嶽山
9:03 9:04 御嶽頂上避難シェルター
9:17 黒沢十字路
9:21 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
9:28 二ノ池山荘
9:48 10:36 二の池ヒュッテ
10:50 賽ノ河原
11:04 11:13 アルマヤ天
11:19 白竜教会避難小屋
11:23 11:24 三ノ池乗越分岐
11:30 11:33 摩利支天乗越展望台
11:33 11:34 摩利支天乗越
11:55 12:00 巻道の三ノ池分岐
12:05 12:22 三ノ池
12:24 開田頂上（三ノ池避難小屋）
12:46 12:54 三・四・五ノ池分岐
13:10 13:18 飛騨頂上
13:22 13:38 五の池小屋
13:38 飛騨頂上
14:09 五の池小屋
14:11 14:12 飛騨頂上
14:52 14:54 小坂口八合目・お助け水
15:11 15:15 のぞき岩
15:31 湯ノ花峠
15:48 15:50 小坂口七合目
16:24 16:25 登山道・原生林遊歩道分岐
16:29 御嶽小坂登山口
16:30 ゴール地点

天候

10/1(金)ガスガス！濁河側はそれほど風は強くありませんでした。雨も降っていなかった。が、結局一日中真っ白
10/2(土)日の出の時間帯はガス優勢。その後は終始快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆アクセス、駐車場
▼濁河温泉登山者用駐車場
・中央道伊那ICからは80km。濁河温泉付近はすれ違い困難箇所あり
・上下段あわせて40台ほど（無料）
・一番上が満車の場合、段々と下った箇所に停めていくことになります
https://www.yamakei-online.com/trailhead/detail.php?id=1157

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
▼濁河温泉⇄五ノ池小屋
・危険箇所はありませんが、雨中・雨後は滑りやすい
▼五ノ池小屋⇄剣ヶ峰
・現在剣ヶ峰に登れるルートはひとつのみ。今年は10月12日（火）14時をもって、剣ヶ峰へは通行止めとなります
・危険箇所はありませんが、ヘルメットは持参しましょう
▼五ノ池小屋⇄三ノ池
・危険箇所はありません

◆登山ポスト
濁河温泉登山口にあり

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨️二本木の湯
・帰り道からは少し外れますが、炭酸泉が気持ちの良い名湯です
・現在、ドライヤーは撤去されているのでご注意ください。男湯の話ですが、皆さん扇風機で乾かしていました
https://www.nihongi-spa.com

◆飲食店
▼ぱんだ屋
・五の池小屋内のカフェ。ケーキやコーヒー等が楽しめます
https://www.gonoike.jp/blank-15

◆宿泊施設
▼五の池小屋
・食事は絶品、カフェもあり酒も多くピザもケーキもあり、なんといっても人が最高！私の中では最高の山小屋です
・快適すぎて21時に寝て4時まで一度も起きなかった（20時半消灯）
・コロナ前は100人定員だったようですが、現在は30に絞っているようです。本日は（夕食で判断しただけですが）19名でした
https://www.gonoike.jp/blank-14

写真

10/1 10:29

台風の影響はありますが、思ったほど悪く無い
直前までロープウェイと迷いましたが、濁河温泉からスタートです

10/1 10:51

濁河ルートの紅葉も素晴らしい！けど、やっぱり青空が欲しい

10/1 10:53

ゴゼンタチバナ

10/1 11:23

風で全て落ちなければいいが、、、

10/1 12:36

五ノ池小屋直下
なんとコマクサが2株ほど残っていました！

10/1 12:39

五ノ池小屋に到着

10/1 12:56

受付と同時に当然予約

10/1 12:59

で、今日はもう出歩くつもりは無いのでまったりします

10/1 13:45

アップルパイとコーヒー！

10/1 13:45

クルミとチョコのケーキ

10/1 14:35

小屋閉めが近いため地酒はこれのみ
オーナーの市川さんはかなりの酒好きで、最盛期には数種類用意されます

10/1 14:36

嫁くんはサングリアで酔えるらしい

10/1 14:56

夕方に向け、BAR形態に変わっていきます

10/1 16:43

このストーブはイタリア製らしい

10/1 17:00

夕飯
納豆を食べて育った「飛騨なっとく豚」が実に美味しかった
米と味噌汁も本当に美味しい（ここは2800mOverですよ？）

10/1 18:23

夕食後はピザタイム
1枚ずつ焼いてくれます

10/1 18:40

焼き上がりました！
ワインとともに至福のひととき

10/1 19:14

燻製セット
ワインが止まらない

10/2 5:43

翌朝
5時過ぎまでガスで真っ白でしたが、日の出直前にガスが切れた！

10/2 5:43

三ノ池も！

10/2 5:50

ガスの御来光も幻想的で素晴らしかった

10/2 6:04

朝食
鮭のハラスが最高に美味かった

10/2 7:04

五ノ池小屋より、五ノ池と摩利支天（乗越）

10/2 7:15

三ノ池を見ながら白竜教会まで登ります

10/2 7:20

紅葉も良い感じ

10/2 7:28

継子岳の向こうには乗鞍をはじめとする北アルプスが

10/2 7:38

登り詰めると御嶽山本体の威容が！

10/2 7:40

この石仏群が好きです

10/2 7:46

賽の河原

10/2 7:46

摩利支天方面

10/2 8:07

ニノ池

10/2 13:33

ニノ池山荘にて
このバッジ2.5×3cmほどあります

小寺さんがデザインした御朱印
10種類以上あります（書き置きのみ）

10/2 8:15

7年振りに焼印をお願いします

10/2 8:15

今年度新調された焼き型です

10/2 8:27

やっぱり御嶽には金剛杖ですね

10/2 8:52

剣ヶ峰へ

10/2 8:54

変わった風景（お鉢めぐりと一ノ池）

10/2 8:55

ニノ池

10/2 8:57

山頂で居合わせた優しいお兄さんたちに撮っていただきました

10/2 8:58

10/2 9:03

これは変わらずこのままにしてほしい

10/2 9:29

ニノ池の水はどんどん少なくなっています

10/2 9:58

ニノ池ヒュッテに到着

10/2 8:03

もの凄くオシャレに変わっていました

10/2 10:10

目的はもちろんコレ！
限定30食（オーダー受付は10時からで予約は不可）

10/2 10:16

嫁くんは鍋焼きうどん

10/2 9:53

ここでも焼印をお願いできます

10/2 11:00

本日は初のアルマヤ天に登ってみます

10/2 11:02

剣ヶ峰の抜群の展望所でした

10/2 11:03

奇岩も多い

10/2 11:09

三ノ池を眺める

10/2 11:30

摩利支天乗越へのルート
イワベンケイの紅葉

10/2 11:33

摩利支天乗越より

10/2 12:05

三ノ池は畔まで降りられます

10/2 12:10

抜群の蒼さ

10/2 12:35

赤が入るとまた素晴らしい

10/2 12:35

10/2 12:43

山岳展望の中でもかなり上位の好きなスポット

10/2 12:45

10/2 12:46

10/2 12:51

10/2 12:53

10/2 12:54

四ノ池
降りたいが今日は時間がない

10/2 12:57

コケモモ

10/2 13:08

五ノ池小屋に戻りました
大盛況です
今となってはなかなか予約が取れないそう

10/2 13:35

テラスにて
このストーブ、昨晩は台風の影響で勿論使えず
次回までの楽しみとします

10/2 13:21

テラスにて
名物のシフォンケーキと特製ジンジャーエール

10/2 13:23

摩利支天を眺めながら

10/2 14:09

日帰りでケーキとお茶をしに来るだけでも価値があります
さて下りますか

10/2 14:44

飛騨頂上までは4.2kmあり、100m毎にこのような看板があります

10/2 14:53

信仰の山
手を合わせながら登りたい

10/2 15:10

昨日とは大違いに美しい紅葉

10/2 15:14

のぞき岩より

10/2 15:20

10/2 15:32

イワカガミが一輪咲き残っていました

10/2 15:33

湯の花峠より

10/2 16:02

濁河温泉に近付くと美しい樹林帯歩きとなります

10/2 17:24

九蔵峠より
あれだけ晴れてたのに！

10/2 17:49

温泉は二本木の湯
炭酸泉の良泉です

10/2 18:24

長い帰路ですがノンアルで一旦お疲れさま

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

薬師・黒部五郎から中1日。疲れは取れていませんが、今となってはなかなか予約が取れなくなってしまった「御嶽山 五の池小屋」泊で紅葉の御嶽と五の池小屋ライフを満喫することに。

初日は台風の影響でガスガスの中、ただ黙々と登るのみ。
幸い雨は降らず、風もそれほどではなかったため、涼しい登山となりました。
台風のおかげでしょう、満室のはずの五の池小屋もキャンセルが発生したようで、20名程度とのこと。
※コロナ前は100名入れていたようですが、今シーズンはMax30名。小屋としては厳しいでしょうが、宿泊者としては嬉しい（でも予約が取れない、、、）

着いて早々、五の池小屋のぱんだ屋でケーキとコーヒーでまったりと。
そこから日本酒やらビールに移行し、夕食後は待ちに待ったピザとワインで極上の山小屋ライフを楽しめました。

翌日はあいにくガスが残り、綺麗な御来光は拝めませんでしたが、その後は快晴。
剣ヶ峰に向かう登山者の多いこと。
2年振り11回目の剣ヶ峰となりましたが、一ノ池・二ノ池の火山灰や山頂のシェルターなど、噴火前とは様変わりしましたが、静かな北御嶽の美しい景観は全く変わることがありません。
一方で嬉しい変化もあります。
五ノ池小屋がさらに快適になったことは言うまでもありませんが、ニノ池ヒュッテ（旧ニノ池新館）が新しい小屋番さんに引き継がれ、劇的に変わりました。
今回いただいた担担麺（京都の「まる担おがわ」が監修している担担麺。まる担おがわで「担担麺」の表記しているため、二の池ヒュッテでも同じ表記を使用）は、下界でもなかなか食べることのできないほどの美味しさでありました。
ニノ池山荘（旧ニノ池本館）では、昔からここで小屋番を務めている小寺さんが新しい焼印や御朱印をデザインしたりと、確実に変化を受け入れ進化しています。

私にとっての心の山、御嶽。
これからも通い続けたいと思います。