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Yamareco

記録ID: 3585538
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

仲秋の西上州・関東百ツアー Ъ岳(四ッ又山より周回;台風一過の快晴・緊急事態明けても登山者ゼロ!)

2021年10月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.1km
登り
878m
下り
869m

コースタイム

日帰り
山行
4:43
休憩
1:14
合計
5:57
8:41
12
鹿野岳登山口無料駐車場
8:53
8:54
3
8:57
9:06
6
9:46
9:54
34
10:28
10:36
22
10:58
10:59
21
四ッ又山・第2ピーク
11:20
11:21
23
11:44
11:48
30
見晴し台
12:18
12:25
9
大岩下
12:34
2
鹿岳ノコル
12:36
12:37
10
下山路分岐
12:47
12:53
21
鹿岳(一ノ岳)
13:14
13:23
7
鹿岳(二ノ岳)
13:30
13:42
4
ハシゴ下(昼食休憩)
13:46
14
下山路分岐
14:00
14:01
32
沢出合
14:33
4
14:37
鹿岳登山口駐車場
天候 ほぼ終日快晴微風
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下仁田市内から県道45号で南牧村へ入り、黒滝山方面へ向かう県道202号を建設資材置き場付近で右折(案内標識あり)、大塩沢沿いに細い路を進むと四ッ又山登山口を過ぎ、数分のところの左側に「鹿岳登山口無料駐車場」の看板の立つ駐車スペースあり[キャパ10台弱]
コース状況/
危険箇所等
・マメガタ峠から尾根を緩やかに登ると、鹿岳(一ノ岳)直下の切り立った岩壁にぶつかり、岩の隙間の急斜面をロープ頼りによじ登り、少し嫌らしいトラバース路をしっかりしたロープに掴まりつつ進むと、一ノ岳・二ノ岳鞍部の鹿岳ノコル。
・ここから一ノ岳までは幅の狭い岩稜を進むルートとなり、ヘルメット着装推奨。ロープ付き岩場をよじ登った一ノ岳ピークは展望絶佳ながら、石祠の立つ岩峰ピークの先は足下の切れ落ちた断崖のため、スリップ注意。
・コルから鹿岳最高点・二ノ岳へのルート、木製のハシゴを登った先に足下の切れ落ちたトラバース気味のクサリ場あり。特に下山時や雨の後はスリップしやすく、足下注意。
・下山路の鹿岳登山口手前、堰堤出合の先は右岸に道なし、沢を飛び石で渡った左岸側に踏み跡あり(マーキングあります)。
その他周辺情報 登山口から車で一旦下仁田に戻り、国道254号を内山峠方面へ15分ほどで日帰り温泉「荒船の湯」あり(土休日800円、20:00まで営業[最終入館19:30]:入口でエアシャワー除菌、検温要/露天風呂・食堂・休憩スペースあり)
峨々たる岩稜の谷間の登山口に、広めの駐車スペースあり。本日は足馴らし兼ね、ここから四ッ又山〜鹿岳2座をプチ周回します。
2021年10月02日 08:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/2 8:38
峨々たる岩稜の谷間の登山口に、広めの駐車スペースあり。本日は足馴らし兼ね、ここから四ッ又山〜鹿岳2座をプチ周回します。
道路脇のステキな小沢は水量少なめ。昨日の台風の降雨はさほどでもなかった模様…〈ホッ…〉
2021年10月02日 08:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 8:42
道路脇のステキな小沢は水量少なめ。昨日の台風の降雨はさほどでもなかった模様…〈ホッ…〉
見上げるような岩壁の切り通しを抜け、車で走ってきた舗装道を緩やかに下っていきます。ここだけ切り取っても、立派な観光スポットの趣…。
2021年10月02日 08:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 8:44
見上げるような岩壁の切り通しを抜け、車で走ってきた舗装道を緩やかに下っていきます。ここだけ切り取っても、立派な観光スポットの趣…。
エメラルドグリーンの美しいナメと滝壺。
2021年10月02日 08:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 8:48
エメラルドグリーンの美しいナメと滝壺。
歴史を感じさせる、旧い庚申塔あり。すぐ後ろには下仁田エリアらしいコンニャク店が。
2021年10月02日 08:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 8:50
歴史を感じさせる、旧い庚申塔あり。すぐ後ろには下仁田エリアらしいコンニャク店が。
このカンバンと案内標識に従い、左の小径へ。(手前にショートカット路もありますが…)
2021年10月02日 08:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 8:53
このカンバンと案内標識に従い、左の小径へ。(手前にショートカット路もありますが…)
ここにも駐車スペースあり。四ッ又山のみのツアーの場合は便利かも…
2021年10月02日 08:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 8:57
ここにも駐車スペースあり。四ッ又山のみのツアーの場合は便利かも…
大きな堰堤を高巻きで越え、沢沿いを登っていくと立派な滝あり。水量もそこそこ、いい雰囲気です!
2021年10月02日 09:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/2 9:03
大きな堰堤を高巻きで越え、沢沿いを登っていくと立派な滝あり。水量もそこそこ、いい雰囲気です!
この分岐を右へ。左は鹿岳方面への近道です。
2021年10月02日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 9:10
この分岐を右へ。左は鹿岳方面への近道です。
分岐からすぐ、美味しそうな水が出てます。ここでちょっと一息。
2021年10月02日 09:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 9:11
分岐からすぐ、美味しそうな水が出てます。ここでちょっと一息。
沢筋を離れ、一本杉峠まで植林帯の真っ直ぐな登り…
2021年10月02日 09:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 9:24
沢筋を離れ、一本杉峠まで植林帯の真っ直ぐな登り…
分岐から1ピッチで一本杉峠(天狗峠)着。直下は結構急なつづら折れの登りで、早くも脹ら脛がパンパン…。(下郷方面への下山路は廃道のようです…)
2021年10月02日 09:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 9:45
分岐から1ピッチで一本杉峠(天狗峠)着。直下は結構急なつづら折れの登りで、早くも脹ら脛がパンパン…。(下郷方面への下山路は廃道のようです…)
明治時代建立の天狗石像。1世紀以上、このルートを行く旅人や修験者を見守ってきたのですね…。
2021年10月02日 09:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/2 9:55
明治時代建立の天狗石像。1世紀以上、このルートを行く旅人や修験者を見守ってきたのですね…。
四ッ又山が近づき、いよいよ西上州の怪峰・鹿岳が全貌を現しました!
2021年10月02日 10:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 10:19
四ッ又山が近づき、いよいよ西上州の怪峰・鹿岳が全貌を現しました!
分岐に荷物デポ、3分ほどで四ッ又山頂着。標高900m弱、コワイお顔の仁王様が屹立してます…
2021年10月02日 10:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/2 10:28
分岐に荷物デポ、3分ほどで四ッ又山頂着。標高900m弱、コワイお顔の仁王様が屹立してます…
目指す鹿岳の右奥、浅間はまだ台風名残の雲の中…。
2021年10月02日 10:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 10:30
目指す鹿岳の右奥、浅間はまだ台風名残の雲の中…。
朝方不気味にガスっていた妙義もすっかり晴れました。浅間隠や鼻曲山など、馴染みの関東百名山たちもしっかり見えてます!
2021年10月02日 10:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 10:32
朝方不気味にガスっていた妙義もすっかり晴れました。浅間隠や鼻曲山など、馴染みの関東百名山たちもしっかり見えてます!
分岐からマメガタ峠へ向かうヤセ尾根の途次、再び仁王像が屹立…
2021年10月02日 10:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 10:45
分岐からマメガタ峠へ向かうヤセ尾根の途次、再び仁王像が屹立…
妙義の右には一大観光スポット、榛名の峰々。好天の本日は、さぞかしツアー客で賑わっていることでしょう…
2021年10月02日 10:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
10/2 10:47
妙義の右には一大観光スポット、榛名の峰々。好天の本日は、さぞかしツアー客で賑わっていることでしょう…
一旦大きく下り、尾根をだいぶ進みました。ここにも「四ッ又山」の標識と石の祠あり。
2021年10月02日 10:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 10:58
一旦大きく下り、尾根をだいぶ進みました。ここにも「四ッ又山」の標識と石の祠あり。
マメガタ峠通過。途中、ロープ付きの急降下区間あり、スリップ注意です。(大久保方面への下山路入口はよく分かりませんでした…)
2021年10月02日 11:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 11:22
マメガタ峠通過。途中、ロープ付きの急降下区間あり、スリップ注意です。(大久保方面への下山路入口はよく分かりませんでした…)
急登でバテたので、空身で見晴台へ。ここから仰いでも鹿岳はそそり立つ双耳の岩峰、ド迫力です…〈汗〉
2021年10月02日 11:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
10/2 11:44
急登でバテたので、空身で見晴台へ。ここから仰いでも鹿岳はそそり立つ双耳の岩峰、ド迫力です…〈汗〉
妙義のギザギザや鼻曲山も、心なしかグッと近づいた感じです!
2021年10月02日 11:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/2 11:45
妙義のギザギザや鼻曲山も、心なしかグッと近づいた感じです!
眼前に、鹿岳第1ピークが覆い被さるように聳えてます…〈汗〉。風通しの良い尾根上の木々は、早くも紅葉開始…。
2021年10月02日 12:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 12:00
眼前に、鹿岳第1ピークが覆い被さるように聳えてます…〈汗〉。風通しの良い尾根上の木々は、早くも紅葉開始…。
手前の折れたマツも含め、日本の山水画のような絶景。眺める分には美しいのですが、登るとなると一苦労…〈汗〉
2021年10月02日 12:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 12:03
手前の折れたマツも含め、日本の山水画のような絶景。眺める分には美しいのですが、登るとなると一苦労…〈汗〉
大岩の直下、ここで休憩。いよいよここからが本日の核心部、取っておきのヘルメット装着!
2021年10月02日 12:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 12:21
大岩の直下、ここで休憩。いよいよここからが本日の核心部、取っておきのヘルメット装着!
岩の隙間をロープで乗り越えていきます…。
2021年10月02日 12:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 12:26
岩の隙間をロープで乗り越えていきます…。
鹿岳のコル到着。ここまでのトラバース区間、足下がビミョーに濡れていて嫌な感じながら、ロープがしっかりしていて助かりました。
2021年10月02日 12:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 12:32
鹿岳のコル到着。ここまでのトラバース区間、足下がビミョーに濡れていて嫌な感じながら、ロープがしっかりしていて助かりました。
こごが一ノ岳・下山路分岐。荷物をデポし、一ノ岳ピストンします!
2021年10月02日 12:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 12:35
こごが一ノ岳・下山路分岐。荷物をデポし、一ノ岳ピストンします!
途中のテラスより。二ノ岳の方が少し標高が高いようです…
2021年10月02日 12:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 12:41
途中のテラスより。二ノ岳の方が少し標高が高いようです…
荒船山が手前の稜線の右後ろに顔を出してます。左奥は八ヶ岳方面でしょうか。
2021年10月02日 12:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 12:44
荒船山が手前の稜線の右後ろに顔を出してます。左奥は八ヶ岳方面でしょうか。
鹿岳(一ノ岳)踏破!まずは無人の山頂で、記念の自撮り…。
2021年10月02日 12:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 12:47
鹿岳(一ノ岳)踏破!まずは無人の山頂で、記念の自撮り…。
絶壁の頂点に屹立する石碑にお詣りします。キレ落ちた足下がゾワゾワ…
2021年10月02日 12:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 12:48
絶壁の頂点に屹立する石碑にお詣りします。キレ落ちた足下がゾワゾワ…
二ノ岳直下、この少し頼りないハシゴの下に再び荷物デポ、最高点ピーク目指します!
2021年10月02日 13:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 13:03
二ノ岳直下、この少し頼りないハシゴの下に再び荷物デポ、最高点ピーク目指します!
今度はトラバース気味の少々嫌らしいクサリ場登場。最後の難所でしょうか…!?
2021年10月02日 13:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 13:05
今度はトラバース気味の少々嫌らしいクサリ場登場。最後の難所でしょうか…!?
ついに鹿岳最高点(二ノ岳)踏破!標高1,000m強の低山ながら、途中の険しい岩場を含めた苦労と緊張はハンパなく、達成感もひとしおです…!
2021年10月02日 13:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/2 13:12
ついに鹿岳最高点(二ノ岳)踏破!標高1,000m強の低山ながら、途中の険しい岩場を含めた苦労と緊張はハンパなく、達成感もひとしおです…!
午後になり雲もすっかり消えて、噴煙上げる浅間もクッキリ!何よりのご褒美です。
2021年10月02日 13:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
10/2 13:14
午後になり雲もすっかり消えて、噴煙上げる浅間もクッキリ!何よりのご褒美です。
三ノ岳を経て、木々岩峠へ下るルートもありますが、かなりのハードコースの雰囲気…
2021年10月02日 13:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 13:17
三ノ岳を経て、木々岩峠へ下るルートもありますが、かなりのハードコースの雰囲気…
二ノ岳の下り、一ノ岳がずいぶん低く見えます…。
2021年10月02日 13:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 13:23
二ノ岳の下り、一ノ岳がずいぶん低く見えます…。
コルから下山路の出だしはロープ付きの急降下でしたが、やがて植林帯の緩やかなルートに。沢もすぐ横を流れ、涼やかな空気が流れてます…
2021年10月02日 14:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 14:12
コルから下山路の出だしはロープ付きの急降下でしたが、やがて植林帯の緩やかなルートに。沢もすぐ横を流れ、涼やかな空気が流れてます…
ここは水源の沢を渡渉、堰堤の左岸のルートへ(右岸は通行不可能…)。間もなく登山口。
2021年10月02日 14:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 14:30
ここは水源の沢を渡渉、堰堤の左岸のルートへ(右岸は通行不可能…)。間もなく登山口。
民家の裏の登山口に出ました。駐車場まであと僅か…〈ホッ…〉
2021年10月02日 14:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 14:32
民家の裏の登山口に出ました。駐車場まであと僅か…〈ホッ…〉
振り返ると、立派な案内標識あり。
2021年10月02日 14:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 14:33
振り返ると、立派な案内標識あり。
すぐ横の沢も、美しいナメと淵が連続。
2021年10月02日 14:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 14:35
すぐ横の沢も、美しいナメと淵が連続。
舗装路を少し下ると、出発点の駐車スペースが見えてきました。
2021年10月02日 14:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 14:36
舗装路を少し下ると、出発点の駐車スペースが見えてきました。
鹿岳山頂前後の岩場の登降に苦労した分、当初予定より少し遅めの午後2時半過ぎ、無事登山口近くの駐車場帰着。結局、ド快晴の秋の週末、四ッ又山&鹿岳の2座を小生独り占めでした。マイナー名山とは言え、充実の周回コース完遂に感謝感激です…
2021年10月02日 14:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 14:37
鹿岳山頂前後の岩場の登降に苦労した分、当初予定より少し遅めの午後2時半過ぎ、無事登山口近くの駐車場帰着。結局、ド快晴の秋の週末、四ッ又山&鹿岳の2座を小生独り占めでした。マイナー名山とは言え、充実の周回コース完遂に感謝感激です…
この日は前日に急遽予約した松井田のビジネスホテル泊まりのため、登山口から車で30分ほど走り、国道254号沿い、馴染みの日帰り温泉「荒船の湯」へ。入口の感染防止チェックは厳しめですが、バラエティ豊かな露天風呂に加え、新装の広い館内には各種設備が充実、ゆっくり寛げます。
2021年10月02日 15:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/2 15:37
この日は前日に急遽予約した松井田のビジネスホテル泊まりのため、登山口から車で30分ほど走り、国道254号沿い、馴染みの日帰り温泉「荒船の湯」へ。入口の感染防止チェックは厳しめですが、バラエティ豊かな露天風呂に加え、新装の広い館内には各種設備が充実、ゆっくり寛げます。
荒船の湯で1時間弱ノンビリし、更に50分弱のドライブでこの日のお宿・ビジネスホテル宝泉安中館へ。残念ながらホテルでの夕食サービスはなし、近くのコンビニで翌日の朝食と山行食料調達の後、部屋に荷物置き、国道18号を少し高崎方面へ走ったところに鄙びた民宿併設の食堂あり(その名もズバリ「中仙道食堂」! )。ここで生姜焼き定食にてガッツリ夕食。
2021年10月02日 18:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/2 18:10
荒船の湯で1時間弱ノンビリし、更に50分弱のドライブでこの日のお宿・ビジネスホテル宝泉安中館へ。残念ながらホテルでの夕食サービスはなし、近くのコンビニで翌日の朝食と山行食料調達の後、部屋に荷物置き、国道18号を少し高崎方面へ走ったところに鄙びた民宿併設の食堂あり(その名もズバリ「中仙道食堂」! )。ここで生姜焼き定食にてガッツリ夕食。
撮影機器:

装備

備考 (消費水分量)ペットボトル500ml ×1(氷結ソルティライチ)、ポリタン水×400ml 、ガッツギア×1

感想

長く続いた緊急事態宣言と県境越えツアーの自粛要請も9月末でついに解除、大型台風も関東をかすめるように金曜日中に通り過ぎて、10月初めの週末は土日共ほぼ終日の快晴が約束された、絶好のハイキング日和。往路・復路の高速道や目的地の混雑をできるだけ避けつつも、このチャンスを逃すまいと、かねてより秋の決行を目論んで温めてきた西上州の積み残し関東百名山、秘峰・岩峰2座のツアーを実行に移します。メインターゲットのタフでハードな上武国境の秘峰・帳付山は沢の連続渡渉や急峻な岩登り区間があり、大雨の直後はリスクありということで日曜に繰り延べ、前日の土曜は足馴らしを兼ね、同じ下仁田・南牧エリアの怪異な岩峰・鹿岳へのツアーを計画します。休日早朝の下り渋滞が始まる前の午前7時過ぎには首尾よく関越道を走り抜け、途中のコンビニで食料調達の後、下仁田ICから実質30分弱で登山口の駐車場に到着。快晴微風の週末の朝ながら、当然のように小生が一番乗り、登山靴を履いて戦闘態勢に切り替え、ウォーミングアップの舗装道をしばし歩いた後、山あいのネギ畑で早朝の一仕事を終え下ってこられた地元農家の男性とマスク越しに挨拶を交わし、まずは沢沿いのルートを詰めて前衛峰の四ッ又山を目指します。
 ここからのコース状況詳細は、冒頭の記事や写真キャプションに記載の通りです。四ッ又山を越え、鹿岳手前のマメガタ峠までは比較的順調に進んだものの、ヘルメット着装の後、山頂直下の大岩壁の隙間を攀じ登るあたりからルートは険しさを増し、鹿岳コルの先、一ノ岳の山頂前後と最高点・二ノ岳直下のクサリ場混じりの急登・急降下はさすがに少々ビビリ、ゾワゾワを感じました。無事ピークを極め、ご褒美代わりの上信・秩父の山々の展望を満喫した後、コルから一転して平和なツヅラ折れの路を快調に下ると、往路の苦労がウソのようにアッサリと登山口の駐車場へ帰着。結局、この日は出発からゴールまで、標高1,000m前後の低山ながら変化に富んだ充実の周回コースを歩き切る中、地元農家のオジサン1人を除いてただ一人の登山者・ハイカーとも行き会わず、この山のマイナーぶりを改めて実感した次第です。
 下山後はお馴染みの「荒船の湯」で山の汗を流して一旦フツーの観光客のいで立ちに戻り、荘厳な夕景の峩々たる妙義の山並みを車窓から眺めた他にはさしたる観光もすることなく、前日深夜に楽天トラベルで急遽検索・予約した松井田・安中エリアのビジネスホテルへ直行。夕食場所の探索・確保には少々苦労するも、初日の消費カロリーを補って余りある生姜焼きセットのガッツリ夕食を済ませ、ホテルの部屋にて「お笑いの日」締め括りのキングオブコントでお気に入りのコンビ・空気階段の初Vを見届けた後、翌日の超タフな本命・帳付山周回ツアーに向け、酒の力も借りて早々に眠りに就いたのでありました…。周囲は軽井沢・妙義・榛名など上信エリアを代表する名だたる観光地なのですが、因果な名山ハンターが下界で過ごす時間は本当に味気ないものです…<溜息>。
[※後段・帳付山ツアー編へ続く…(2021年10月4日作成)]

<謝辞:本ツアーの企画に当たっては、本年始めのEcooo様ほかの山行記事を参照し、コース取りもほぼそのままトレースさせて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。>

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