黒沢口から御嶽へ【剣ヶ峰・三ノ池・そして錦秋の横手道】
- GPS
- 09:31
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 9:32
天候 | 雲ひとつない快晴 微風 【気温】登山口:8℃ 剣ヶ峰:13℃ 三ノ池:18℃ 女人堂:18℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
御岳ロープウェーイ分岐は中の湯方面へ直進〜後は御岳ロープウェーイ 又は八海山の案内に従い霊峰ラインへ〜大型バスの駐車場を 更に上がった登山口駐車場を利用。(車中泊しました。) 登山口にはトイレ、登山届ポスト完備。登山指導所があり 上下合わせたスペースに約100台駐車可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
横手道の紅葉状況:全体としてピークは過ぎたように感じます。 ( ダケカンバ:◎ ナナカマド:× クロマメノキ:△ ) 〇哀涼咾ら女人堂の間(横手道)は10月12日まで全線通行が 許されます。 △鉢巡り、王滝頂上〜剣ヶ峰のコースは通行できません。 なお、剣ヶ峰への道も10月12日14時で再び閉鎖されます。 |
その他周辺情報 | 登山前日の午後10時過ぎには、すでに登山口の駐車場は 8割ほどが埋まっていました。紅葉時期は特に混雑が予想され、 下山時にはかなり下まで路肩への駐車が見られました。 |
写真
感想
剣ヶ峰への規制解除、紅葉の進み具合、天気予報、全ての条件が
揃った日曜日を逃す手は無い。更に横手道の全面解除のニュースが
加わった今年の御嶽はどんな秋の景色を見せてくるだろう。
流石に夜明け前は薄手のジャケットでは不十分なほどの寒さだ。
登山口の指導所で検温と登山届の提出を済ませて、うす暗い中を
出発する。
陽が上がり深い森もすっかり明るくなる頃には、木組の登山道脇に
小さな流れが見られるようになると営業前の行場山荘となる。
覚明行者の修行場と言われる谷を渡り、岩混じりに変わった道で
高度を稼ぐと、やがて色付いた岳樺やナナカマドが現れる。
小休止を兼ねて登山道脇の小さな展望地から振り返ると、
大きな山塊がズラリと雲海上に姿を現していた。よく目を凝らと
左は八ヶ岳、そして中央アルプス、その奥は南アルプスだ。
更に八合目の女人堂に出ると景色は一変、紅葉したナナカマドを
前景にドーンと現れる御嶽、間近に聳える乗鞍岳、そして奥には
裏銀座〜穂高連峰〜表銀座と呼ばれる北アルプスの名峰が思いのままだ。
俗界と神域の境とされる八合目から金剛童子に上がるといよいよ
ハイライトシーンの連続だ。
森林限界を越えた独立峰から望む絶景や、眼下の斜面を飾る紅葉。
正念場と覚悟した登りで、重くなった足を騙しながら覚明堂まで
到着するといよいよ剣ヶ峰へ通じる分岐だ。
あの日以来特別になった山、期間限定で登ることが許された山頂。
そんな事を思いながら砂礫の道を一歩一歩かみしめ、最後の石段を上がり
剣ヶ峰に到着するとあの日のように、山頂標識の前には写真待ちの
行列ができていた。
八丁ダルミ、一ノ池のお鉢、変わり果てた二ノ池。
まだまだ痕跡が色濃く残る山頂の景色だが、あの日を忘れないために
建てられた災害慰霊碑に二年続けて手を合わせる事が出来た。
これで慰霊モードから切り替えて、秋の御嶽を楽しもう。
雲ひとつない青空に恵まれた展望は素晴らしいの一言だ。
存在感たっぷりの笠ヶ岳、槍ヶ岳、前穂高岳の尖峰の他に
遠く薬師岳、更にその奥に剱〜立山連峰らしき姿まで捉えられる。
北アルプスの名峰を望みながら賽の河原を越え、コバルトブルーの
水を湛える三ノ池まで激下りし、期間限定で全面解除された紅葉ロード:
横手道で錦秋の御嶽を満喫して女人堂へ戻る。
【盛りは過ぎたのかナナカマドに元気がなかったのが残念だが
ハイマツの緑、ナナカマドの赤、ダケカンバの黄に飾られた
秋の御嶽とアルプスの絶景に大満足の一日だった。】
〜紅葉狙い 第一弾〜
快晴に紅葉、そして長らく通行止めだった横手道からの展望を楽しみながらの御嶽山、素晴らしい一日でしたね。
私はいつかと思いながらも、なかなか剣ヶ峰に登頂できないままですが、来季にでも行けたらなと考えています。
剣ヶ峰登頂と同じ位、秋の御嶽は横手道がその魅力を左右します。
ナナカマドの傷みが早く、黄色が主役の紅葉でしたがやはり横手道は
「紅葉ロード」でした。
下呂周辺から先の道路事情が心配で黒沢口を選びましたが、濁河温泉から北御嶽を
廻るコースも捨てがたいですね。
私も同日に御嶽をまわっておりました。
onetotaniさんが見られた景色はまさに私が見ていたものと同じで
同じ日に素晴らしい景観が共有出来たことうれしく思います。
天気は良いのは勿論ですがやはりこれだけのクリアさはなかなかなかったですね。
特に夏場は天候不順があったので久しぶりではと感じます。
中央アルプスと南アルプスが連なる景観はダイナミックで圧巻ですね 。
私もこの景観に圧倒されました 。
御嶽の魅力を余す事無く感じられるコースを歩かれましたね。
賽の河原を境にがらりと変わる雰囲気が良いですね〜。
ナナカマドの紅葉は今一つでしたが、展望は素晴らしいの一言でしたね。
特に笠ヶ岳の奥に剱、立山を捉えたときは驚きました。
毎年剣ヶ峰が解除される期間は限られますが、今度は濁河温泉から
周回したいなと思います。
なかなか全方位に展望が利くことはないものです。
素晴らしい登山日和でしたね。
横手道は、噴火以前から通行止めに
なることが多かったので
貴重な機会でしたね。
素晴らしい展望でした。
これほど鮮明に遠望が利いたのは記憶にありません。
笠ヶ岳を越えて遠く富山の剱、立山まで展望できたのは初めてです。
期待以上の展望に加えて計画当初は諦めていた横手道が全面解除になったおかげで、
東斜面の紅葉も満喫できました。
やっぱり秋の御嶽に横手道は外せませんね。
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