月山・湯殿山コース往復(山形県鶴岡市)
- GPS
- 07:59
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湯殿山神社駐車場は登山者用を利用する 湯殿山神社本殿奥が登山口になる為、本殿へ向かうバスのチケットを購入する(往復400円) 1番バスは8時30分発車 帰りのバス時刻はコロナの影響でバス停時刻表と異なっている為、バスチケットを買う時に確認した方が良い。 ※最終バス時刻に間に合わない場合についてバス会社の方に聞いた所、湯殿山神社まで歩いて下り、入口ゲートのチェーンは外したら元に戻しておけば良いとの事だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
月光坂に至る岩ゴロの道は沢水が流れ、泥と苔で滑り易い 陽当りの悪い湿った岩場は滑り易い 月光坂の鉄ハシゴは手摺りがしつかりしているので注意すれば問題なし |
その他周辺情報 | 湯殿山神社 |
写真
感想
湯殿山神社の修行場脇を通過し登山道に向かう。沢沿いを歩くと程なく沢水の流れる岩ゴロの直登になる。沢を抜けても陽当りの良くない道は苔生した岩が滑り易く気が抜けない。月光坂は長い鉄ハシゴが連続するが、手摺りがしっかりしている為注意すれば問題はない。急登が終わると装束場の小屋と迫力の湯殿山が現れる。山頂付近の紅葉が美しい。更に進むと目前に息を呑む錦絵の紅葉が現れここから先は紅葉ロードが続く。姥ヶ岳との分岐へ合流すると樹林帯から稜線に出る。10月とは思えない強い陽射しに汗を絞られる。湯殿山神社からの登りはソロ2名、ガイド付きの5名程度の団体さんだけで静かな登りだったが、複数ルートが交差する稜線上は行列で思う様に先には進めない。
稜線から見渡す紅葉が素晴らしい。スキー場方面を見下すと一帯が真っ赤に染まる紅葉が見える。紅葉ピークが大分下まで下がって来ている様だ。山頂神社は今年の営業を終了し、冬期閉鎖の準備をするスタッフが忙しそうに作業をしていた。山頂からはザレた下りが歩きにくいため慎重に下りる。日中は夏日の様な気温だったが、午後になると風が冷たく変わってきた。帰りのバス時刻も有るので先を急ぐ事にする。
途中登山靴底が剥がれ困っている老夫婦に声を掛けられ、持参していたテーピングテープで靴の応急処置をして差し上げた。救急用品が思わぬ役に立って良かった。更に下ると、湯殿山神社登山口から登ってきた男性が立ち止まっていた。様子が気になり声を掛けると脚が痙攣し動けないらしい。つり止め薬、水を飲んでも治まらず困っている様子だった。同じルートを辿ったのも何かの縁と思い、粒岩塩と温かいコーンスープを飲んで頂いた。保温の為にカッパを着るように促すと間もなく痙攣も改善し、共に下山する事が出来た。
帰路の夕日に照らされた紅葉も素晴らしかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する