天狗岳〜硫黄岳ピークハント 唐沢登山口発着
- GPS
- 08:41
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,684m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は良く整備されております。道標もしっかり表示されているので道迷いの心配も無いかと思われます。 |
その他周辺情報 | 別荘地を過ぎてからの唐沢鉱泉までの未舗装区間は路面のギャップも定期的に整備されており他の未舗装のアクセス道路よりは普通車でも走り易い。しかし過度のスピードは禁物(特に下り坂) 登山者用駐車場は傾斜しており車中泊時には工夫が必要。 |
写真
感想
登山前夜に「唐沢鉱泉登山者用駐車場」にて車中泊して翌日早朝からの登山に備えました。但し駐車場は道路に沿って傾斜しており就寝時の体勢の保持に難儀します。快適な車中泊には車体傾斜補正スペーサーが必要になります。
早朝4時に起床。身支度と朝食を済ませて暗闇の中、ヘッ電を灯して5時に1857mの登山口を出発する。
鉱泉前の橋を渡り渓谷沿いのルートが明瞭としない登山道をしばらく進んでから谷筋の登山道を木の根と大石を避けながらゆっくりと標高を上げて行く。
6時過ぎに標高約2100mの西尾根稜線に出た。谷筋からは冷たい風が吹き付けて来るので、ここで保温の為一枚羽織る。この稜線上の登山道は傾斜も緩く木の根も少なくアップダウンも大した事を無く歩きやすい。
しばらく進むと第一展望台に到着する。もう夜は明けているが、残念ながら辺りは乳白色のガスに包まれており眺望はきかない。かろうじて麓の街並みが散見出来た。此処で暫し休息してから第二展望台を目指してスタートする。
オオシラビソの中の登山道をしばらく進むと第二展望台に到着した。ここでも辺りはバルサンを焚いたようなガスに包まれており天狗岳の山塊を望む事は叶わない。
7時40分、登山開始から2時間40分にて標高2646m西天狗岳に到着。ここにきてやっと視界が効くようになり東の空からは雲間から太陽も時折姿を現わすようになってきた。南方向にはこれから向かう硫黄岳もはっきりと確認する事が出来た。まだ山頂には登山者はおらず、静寂の中、暫し今日の山行きの好天に期待しつつ休息する。
8時30分、東天狗岳を経由して根石岳2603mに到着。山頂からはこれから向かう硫黄岳の、そのどっしりした山塊を破壊した爆裂火口も遠望する事が出来る。振り返って見れば西と東の天狗岳の天を突くような頂きが、朝日に照らされて輝いている。ここから登山道は箕冠山を経由してから一旦夏沢峠まで標高を200m下げる事になる。
9時15分、樹林帯の中の登山道を抜け出して夏沢峠到着。山荘は現在休業している。無人の山荘前にて暫し休息させて頂いた。
10時00分、約2760mの硫黄岳に到達。山頂からは爆裂火口を間近に目にする事が出来た。そして八ヶ岳連峰の横岳から赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠岳などを指呼、その向こうには南アルプスの駒ヶ岳や仙丈ヶ岳の遠望など素晴らしい眺望を暫し堪能しました。
尚、2741mの硫黄岳三角点へは立ち入り禁止の為、到達出来ません。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する