蓮華温泉から白馬大池、白馬岳、旭岳、鉱山道下山で周回
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 10:43
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,172m
- 下り
- 2,176m
コースタイム
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 10:43
天候 | ガス気味の晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アプローチ林道全舗装、概ね良好で特に問題なし。 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉 受付17:00まで、800円。内湯以外に野天風呂複数あり。脱衣所なし。 |
写真
感想
一泊二日で白馬岳と雪倉岳を歩こうと前々から計画していたが、頂上宿舎がすでに営業終了で、テント場は使えるものの水場とトイレが使用不可と知り、日帰り登山に変更して臨むことにした。ただし、前夜の凡ミス(後述)もたたり雪倉岳ピストンは時間的、体力的に厳しく今回は断念することになった。
歩きの面では寝不足の割には序盤から順調に進み、白馬大池では朝日にきらめく美しい湖面が背中を押してくれた。船越ノ頭から小蓮華岳へ続く稜線も、何度か写真で見た通りのすばらしさで疲れも感じさせなかった。しかし、標高を上げていくと徐々に頭痛が発生し脚の疲労もたまり苦痛が増していったが、ペースを調整しコツコツと登っていくことで問題なく白馬岳山頂へ到着。どうやら17年ぶりの白馬岳だったようだ。今日はこの時期にしては気温が高く、風も思ったほどなくて登山日和であった。旭岳のピークハントは今回の目的の一つであったが、そちらも無事に達成できて満足である。
下山では鉱山道を使用。序盤の紅葉はちょうどピークと思われ、大して期待していなかっただけに来てよかったと思わせてくれた。ただし、頭痛がしつこく高度を下げていってもなかなか収まらず、集中力維持に支障をきたした。さらに道が荒れ気味で通過に慎重にならざるを得ない場所が多々現れた。比較的道は平たんでサクサク歩けるところも多かったが、頭痛ひざ痛の辛さに加え、温泉の受付時間を気にして歩いていたためか体感では実際より二倍くらいの時間に感じた。とにかく無事に蓮華温泉につかることができてよかった。これでだめだったらかなり山行の後味が変わっていただろう。
※余談メモ、前夜の凡ミスについて。これは本当にバカな話だが、白馬駅を越えたあたりでガス欠の可能性に気が付いた。蓮華温泉の登山口まではなんとか行けるかもしれないが帰りは難しいだろうと。ところがすでに時刻は23時過ぎであり、この辺りでの給油は不可。グーグルマップで調べると長野市の24時間営業のガソリンスタンドに行くしかなかった。距離は50km。往復100kmだ。しかも運の悪いことに19号線が工事のため夜間全面通行止めらしく、一部迂回路を行くしかなさそうだった。選択の余地はなく仕方なく長野市まで車を走らせ、Uターンして蓮華温泉に着いたのは3時過ぎだった。翌日に延期する案もあったが、少し悪い天気予報が出ていたので却下。仮眠時間1時間半で頭がクラクラした状態での出発となってしまったが、結果的には大きな支障もなく無事下山することができた。下山後は猛烈に睡魔が襲って食事もせずに道の駅白馬で車中泊となった。深夜登山口アプローチでの早目の給油は必須である、と改めて基本を胸に刻むこととなった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する