三嶽〜西ヶ嶽 (多紀アルプス・篠山市)
- GPS
- 04:31
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 773m
- 下り
- 774m
コースタイム
9:48 愛染窟
10:21 西の覗
10:30 縦走路出会い
11:00 三嶽山頂 〜約15分休憩
11:45 縦走路出会い
12:12 西ヶ嶽山頂
12:27 藤岡方面分岐道標
12:43 栗柄口下山道案内表示
13:24 栗柄登山口
13:52 八柱神社
天候 | くもり 時々 小雨 …常に強風! 最寄のアメダス観測点『柏原』当日の気温 朝の最低気温 13.9℃ (04:16) 日中最高気温 17.1℃ (15:16) 最大瞬間風速 北13.9m(08:08) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
…10数台は駐車可能なスペース有。利用に関する注意書き等は無。 ※1分ほど離れた『栗柄奥』バス停の近くに公園があり、トイレと水道が利用できます。隣地に自動販売機がありますが、チューハイ・発泡酒・ビール等々、全てアルコール入り! |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩いたコースの山中は、『兵庫県立自然公園多紀連山登山コース』として整備された登山道です。近畿自然歩道に指定された区間もあり、要所に道標が設置されていますが設置率は低く、万人向けのハイキングコースではありません。今回歩いた区間は急勾配区間も多く、距離はともかく"健脚向き"でしょうか。。 ■八柱神社〜西の覗〜多紀アルプス縦走路 神社少し東側に登山口の道標と案内図があります。しばらく舗装路が続き途中数分で獣避け防護柵の門扉がありますが、複数の止金で特に山側から閉めるのに苦労しました。概ね15分程度で山道となり勾配は初めから急、断続的に石積みの階段が見られます。愛染窟を経て西の覗に至るコースは時折り鎖のある岩場を含む急斜面が続きます。一旦下って縦走路への登りも同じく急勾配の登山道が続きます。高低差を感じる岩場もあり、要注意ですが、特に危険という程ではありません。 当日は雨の後と路面状態も悪く滑りやすい区間も見られましたが、岩場は岸質が硬く登る限り特に危険は感じませんでした。崩れやすく風化の進んだ所もありますが、全体的に足掛りが良く、難易度は高くありません。 ■三嶽〜縦走路〜西ヶ嶽… 快適な尾根歩きに程遠い?起伏の激しい稜線に縦走路が続きます。岩場を伴う急なアップダウンも多く、特に下りは要注意。三嶽、西ヶ嶽共に山頂までは急な登りが続きますが、眺望が広がる所も多く、歩き応えのあるコースです。 特に危険箇所はありませんが、西ヶ嶽エリアの岩場ではない急斜面は滑りやすく要注意。西ヶ嶽山頂西側は地形図上に複数のルートが見られますが、当日歩く限り確認が出来ず、整備された栗柄登山口への下山が無難なようです。要所に道標は見られるものの、地図での位置確認が無難です。 ■縦走路〜栗柄登山口 栗柄への下山路は急勾配区間は樹脂製の階段が整備されており、特に危険箇所はありません。概ね地図上の破線道に沿ったルートが続きますが、途中の分岐は確認できませんでした。 整備はされているものの、利用者はあまり多くないようで、少々荒れ加減。登山口には獣避け防護柵の門扉がありますが、2ヶ所の止金は山側からも比較的容易に外せる形状のものでした。 県道97号、栗柄口バス停近くの民家傍が登山口になりますが、コースの整備具合の割には目立ちません。利用者が少ない要因は駐車スペースがないことも大きな要因でしょう。 【過去の記録】 ■筱見四十八滝〜小金ヶ嶽 2013年10月02日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-352617.html ■火打岩登山口〜三嶽〜小金ヶ嶽 2012年05月07日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-188838.html |
写真
感想
今月初めにも訪れた多紀アルプス、今回は三嶽の西側エリアを歩きました。昨年春と合わせ、分割ながら多紀アルプス縦走路の踏破完了です☆
篠山市の郊外に位置する多紀アルプスは、山道も整備され、変化に富んだ魅力的なコースですが、人口の多い都市部より離れた丹波の山中とアクセス面の不便さからか利用者はそれ程多くないようです。
駐車場の整備されている火打岩より三嶽へ至るルート、大タワ同じく三嶽への登り(こちらは階段!)は比較的登りやすいものの、稜線に続く縦走路、そこに至る他の麓よりのルート共に急な坂が多く、難易度は高くはないものの、高低差を感じる岩場や、クサリ場も散見される変化に富んだコースとなっています。
険しさの反面?縦走路は山頂以外にも眺望が楽しめる岩場などが場所が点在しています。天候に恵まれれば南は六甲、北は丹後の山の遠望も望めるなど、四方を山々に囲まれた広がる風景は見応え十分です。
春にはシャクナゲやクリンソウといった花目当ての登山者も多く訪れるようですが、山道に慣れない方には厳しいルートとも感じます。移動距離の割には時間も掛かり万人向けではない『健脚者向』のコースと考えるのが無難でしょうか?
今回利用した八柱神社付近及び栗柄の登山口近くの集落に流れる川は、多紀連山により流れる南側が瀬戸内海へ、北側は日本海側に流れるそうです。谷中分水嶺と呼ばれる珍しい地形のようですが、それを示す説明看板以外に解るすべはありません。。
ともかく、『日本海』という名前が出てくると、阪神間に暮らすものとしては随分遠くに来たような気分です。ちなみに宝塚市の自宅より車を利用、高速を利用せず寄り道した分を差引けば、登山口まで概ね1時間半程度。高速を利用すれば1時間程度でしょうか?
…秋が深まるのが早い丹波の山々とはいえまだ紅葉にはまだ早い10月、この時期に重ねて篠山に訪れる理由は"黒枝豆"の入手目的に他なりません。
実は、先の10/2に加え、10/12にも訪れており(所要の都合で山には登る時間が取れませんでしたが…)つまり今回が10月3度目の訪問です^^;
ちなみに10/12が川北黒枝豆の発売日。本年は10/27に販売終了と、毎年この時期のみ販売される楽しみな秋の味覚を今年は二度味わうことが出来ました。
9〜10月末頃に掛けて、北摂や丹波の山間部のロードサイドで黒枝豆が売られているのをよく見掛けますが、食べ比べれば流石に黒豆の本場篠山産と納得!稀に阪神間のスーパーでも黒枝豆は売られているのを見掛けますが、粒が小さい品種の異なる物のが多いようです。少々値は張りますが、丹波名産の松茸と比べればまだ手の届く逸品かと!?
来年の今頃も、篠山辺りの山を訪れる事になるでしょう♪
コメント
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この山域は好きな場所の一つです。
西ヶ嶽から見る御嶽はお気に入りです。
あの階段はちょっと雰囲気壊しますが・・・
矢代方面への縦走路も歩きましたがまったく展望ない面白くない道でした。
まあ、その人の価値観にもよりますが。
いつも丁寧にまとめておらるので感心しています。
tanbazaruさんコメントありがとうございます。
また"近所?"にお邪魔しておりました
あの階段、段差も少なく丁寧に設置されておりファミリーでも楽しめるようなハイキング道には相応しいと思いますが、続く縦走路の状況とのギャップの激しさがなんとも。。
矢代方面、1度歩けば満足できそうですね!
雰囲気のいい山域なので、機会があればマイナールートも歩いてみたいと思いつつ、時間に十分ゆとりを持った計画を立てないと苦労しそうですね
結構時間を掛けて記録しており、目安として自分自身が次回に訪れる際に必要と思われる情報量としております
…イメージとして、なるべく感情を抑えて客観的に記録を残したいと思っておりますが、無機質で読み辛い文章が多くなっておりますようで。。。ご了承ください
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