ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3622351
全員に公開
アルパインクライミング
谷川・武尊

大源太山 東壁 βルンゼ〜αルンゼ〜大畠ノ沢左俣下降

2021年10月09日(土) ~ 2021年10月10日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
26:19
距離
13.8km
登り
1,135m
下り
1,141m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:50
休憩
0:00
合計
1:50
10:44
56
スタート地点
12:34
宿泊地
2日目
山行
10:22
休憩
2:12
合計
12:34
6:17
303
宿泊地
11:20
13:31
262
18:51
ゴール地点
殆ど記録を見ない、大源太山東面の岩場。
入山者も稀な清水峠への道、謙信尾根。
その登り口から分かれる丸の沢、その支流北沢/大畠沢を詰め、東壁を登って「越後のマッターホルン」と言われる大源太山の山頂に立つ・・
な〜んて、ロマンに満ちた「忘れ去られた壁」の「忘れ去られたルート」を登ってきました(*^^)v
初日は、二ルンゼを登り、ベースでしこたま呑んだくれ、二日目はαルンゼ・・・なんて、自分の体力も鑑みず夢みたいな事を計画していましたが、幸か不幸か初日の天候が悪く、初日はベースまで2時間程度のハイキングのみでキャンプイン〜(*'▽')
大畠沢出合は、景色も良くキャンプに最適で「焚火を囲んで、しこたま吞んだくれる大宴会」という第一目標は、確実に達成しました。

SM100Cさんと登った今回も、夏のカクネ里から北壁に続きマニアックなコースです。
10月だというのに下界は30度を超す真夏日でしたが、今回はSM100Cさん熱中症にならず、初心貫徹出来ました(*^^)v

大源太山東面概要
東面の岩場は大きく分けて、第一岩峰から東に落ちるコブ尾根/その北面の北沢流域と、山頂東面の東壁に分かれる。
山頂南の稜線からコブ尾根までの間に広がる東壁には、一ルンゼ〜四ルンゼまでルートとなっている。
三ルンゼと四ルンゼの間に、山頂に直接突き上げるスラブ帯が有る。
スラブ帯は、下部スラブ岩壁、中間バンド、上部αルンゼ/βルンゼ/γルンゼと三つのスラブ帯という構成になっている。(最後の写真参照)
今回は、下部スラブ - 中間バンド - βルンゼ - αルンゼを詰め、山頂に飛び出すオーソドックスなルートを楽しんできました。

この山域の資料は、日本登山大系のみ。ネットで検索出来たのは山登魂さんの記録一本のみでした。
参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

記;桃奈々
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道閉鎖部手前の路肩に4台駐車可能です。
コース状況/
危険箇所等
●林道
 閉鎖地点から丸の沢出合の工事中堰堤まで、80%は舗装されています。
 自転車が有れば非常に有効だと思う。 
●丸ノ沢出合の堰堤
 中央にスリットが有る堰堤。堰堤は完成しているが、周辺は工事中。
 左岸工事用発電機の所から堰堤下の工事中区間を巻いて、堰堤に接近する。
 ひざ下程度の渡渉でスリットを抜けられる。
 この区間、工事の状況、工事終了後の経過年数で相当変化が有りそう。
●丸ノ沢 - 北沢
 平凡な河原
●大畠ノ沢出合
 今回張った沢沿い以外にも、左岸台地に2名用ツエルトであれば天場は多数有る。
 良質の薪豊富。
●大畠ノ沢
 藪が被る水の無い急なゴロタの沢
 ぬめりでは無いが滑りやすい。
 2〜3m程度の涸滝多数有るが、殆ど登下降出来る。
 チョックストンの滝二つは小さく巻いた。
 右俣に入ると直ぐに藪が開けてきて、大源太山東壁が見えてくる。
 左俣の下降は源頭も含め容易だが、藪が被り不快。滑るので注意が必要。
●大源太山 東壁
◎ 1P目 フェース - スラブ 50m (桃奈々)
大畠ノ沢右俣どん詰まりが下部岩壁基部。出だしはそこそこ立っていたので、一応アンザイレンした。(後でルート図見たら下部末端壁となっていたので、少し違うところを登ったのかも?)
傾斜が有るのは最初の5〜7m位()で、その上は70度以下の草付き交じりのスラブとなり容易(供銑-)なので40m以上ランナウトした。
一杯まで伸ばし、風でコールが聞こえずグイグイ引っ張ったら、SM100Cさんビレイしながら登る羽目に・・
テラスにてハーケンで支点を取り、ピッチを切る。
◎2P目 スラブ - リッジ 供銑- 20m (SM100C)
スラブから右手のリッジに出て中間バンドへ
リッジの方が若干風化しているので、フリクションはより良好。
※中間バンド
αルンゼ下に、テントが張れる程広いスペースが有る。
バンド左手の笹を20m程漕ぎ、βルンゼ取り付きに出た。
◎3P目 スラブ 40m (桃奈々)
容易なスラブを適当にルートを選び、テラスでハーケンとカムで支点を取りピッチを切る。広いスラブのルートファインディングは楽しい。
リスは薄くハーケンは入りにくいので、最初に灌木で支点を取ってから30m以上ランナウト。
◎4P目 フェース 20m (SM100C)
ハーケン二か所と灌木で支点を取り、左よりのどん詰まりまで登り、密灌木帯に入る。最後3m程だが、密硬藪で急傾斜80度。
藪を抜けると反対側にαルンゼが広がっている。
◎5P目 スラブ 40m (桃奈々)
快適にスラブをランナウトし、スラブが3つに分かれる左のルンゼ下のテラスで確保しようとしたが、ハーケンが入らず一段上がった灌木でピッチを切る。
※ 登山大系の記述だと「一番左のルンゼに入りガリーを登る」と有るので、灌木が密生しているが突破すれば岩が出てくるかもと、SM100Cさんが左のルンゼに取り付く。しかし、とても不快で急で困難な密灌木と格闘する羽目になり、撤退してきた。登山大系は50年位前の記録なので、灌木が茂ってしまったのだろう。
◎6P目 フェース - スラブ状ルンゼ 10m (SM100C)
密灌木の左のルンゼから戻り、灌木で支点を取り右にフェースをトラバースして中央のルンゼに入る。灌木クライムで少し消耗したので、傾斜が増す前でハーケンを打ちピッチを切る。
◎7P目 スラブ状ルンゼ 30m (桃奈々)
傾斜強く、少し湿っていて悪く感じるが、左右の灌木で支点が取れるので気が楽。
弱点を縫いルンゼ左右の灌木で支点を取ったので、ザイルが重い。
傾斜が落ちる手前が核心部。核心部を抜け傾斜が落ちた少し上の灌木で支点を取り、ピッチを切る。(6P目と7P目は纏められます)
◎8P目 密灌木 - 露岩フェース - 密灌木 40m (SM100C)
確保点から見ると、傾斜弱い密灌木で終了かと思ったら、10m程度の露岩のフェースが出てきた。容易だが右方向のバンドから密灌木にはいったら結構苦労した。
山頂踏み跡の数m北側にて終了。

※スラブ主体なので、全体的に岩は安定しています。
残置ハーケンなど、人跡は全く有りませんでした。
スラブは広くルートは様々に取れます。ルートの採り方で難易度も変化すると思われます。その為、登山大系記述や山登魂さんの記述とも少し違ってしまったかと思います。
支点はハーケンが主体で薄いリスしか無く、クロモリの薄歯/短めが有効でした。
カムは小さいので一か所使えたのみです。
岩は容易で、草付き/灌木/泥交じりもあるので、クライミングシューズより、ラバーソール渓流靴やアブローチシューズの方が良いかと思います。

グレートはイドログリップソール渓流靴忍者にて、私の主観です。
早朝スタートし、登山道を下山すれば日帰りも充分可能ですが、焚火宴会にも絶好でゆっくり前泊をお勧めします。

記;桃奈々
(桃)路肩に4台程の駐車スペースが有ります。
こんなところに来るのは私たちだけ・・
巻機山に行くのに間違えて、Uターンしていく車数台ありました。
5
(桃)路肩に4台程の駐車スペースが有ります。
こんなところに来るのは私たちだけ・・
巻機山に行くのに間違えて、Uターンしていく車数台ありました。
(桃)10時半頃まで、雨が降ったり止んだり・・
前日の前夜祭で、ビール/ウイスキー/日本酒を2時までたらふく飲んで、頭痛て〜( ゜Д゜)
なので、悪天でも気になりません。
どうしようか迷ったのですが、焚火宴会の為に出発しました。

(S)ボクたちのアルパインは前夜から始まっています。
もう少し天気が良いと予想していましたが、回復傾向の予想なので機を見て出発です。
2021年10月09日 10:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/9 10:48
(桃)10時半頃まで、雨が降ったり止んだり・・
前日の前夜祭で、ビール/ウイスキー/日本酒を2時までたらふく飲んで、頭痛て〜( ゜Д゜)
なので、悪天でも気になりません。
どうしようか迷ったのですが、焚火宴会の為に出発しました。

(S)ボクたちのアルパインは前夜から始まっています。
もう少し天気が良いと予想していましたが、回復傾向の予想なので機を見て出発です。
(桃)閉鎖された舗装林道をひたすら歩きます。
路面が良いので、自転車は有効かもしれません。

(S)この林道を1時間歩きます。工事用車両以外は通行止め、休工の今日は車が来ないのでお気楽です。
2021年10月09日 10:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
10/9 10:49
(桃)閉鎖された舗装林道をひたすら歩きます。
路面が良いので、自転車は有効かもしれません。

(S)この林道を1時間歩きます。工事用車両以外は通行止め、休工の今日は車が来ないのでお気楽です。
(桃)美味しそうな水が湧き出ていました。

(S)本当にきれいな湧き水。
2021年10月09日 11:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
10/9 11:27
(桃)美味しそうな水が湧き出ていました。

(S)本当にきれいな湧き水。
(桃)巨大堰堤工事中・・
行けるのかな〜???

(S)堰堤は巻くことが多いので覚悟していましたが…
2021年10月09日 11:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
10/9 11:43
(桃)巨大堰堤工事中・・
行けるのかな〜???

(S)堰堤は巻くことが多いので覚悟していましたが…
(桃)工事区間は不安定でしたが、なんとか巨大堰堤に近づくと、スリット堰堤でした。

(S)流入している砂礫を足場にすればさほど濡れないで行けそうです。
2021年10月09日 11:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
10/9 11:48
(桃)工事区間は不安定でしたが、なんとか巨大堰堤に近づくと、スリット堰堤でした。

(S)流入している砂礫を足場にすればさほど濡れないで行けそうです。
(桃)膝までの渡渉でスリットを抜けられました。
スリット抜けられないと左岸高巻きとなりますが、大変そうです。

(S)水量によっては巻く選択肢もアリでしょう。
2021年10月09日 11:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
10/9 11:50
(桃)膝までの渡渉でスリットを抜けられました。
スリット抜けられないと左岸高巻きとなりますが、大変そうです。

(S)水量によっては巻く選択肢もアリでしょう。
(桃)平凡な丸ノ沢を遡行します。
大源太山かな〜
2021年10月09日 12:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/9 12:00
(桃)平凡な丸ノ沢を遡行します。
大源太山かな〜
(桃)右が北沢、左は丸の沢本流です。

(S)水流があるかどうかはともかく、枝沢が多いので注意です。
2021年10月09日 12:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/9 12:18
(桃)右が北沢、左は丸の沢本流です。

(S)水流があるかどうかはともかく、枝沢が多いので注意です。
(桃)北沢源流方面が見えます。

(S)おそろしいイメージの巨大ルンゼ風。
2021年10月09日 13:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10
10/9 13:21
(桃)北沢源流方面が見えます。

(S)おそろしいイメージの巨大ルンゼ風。
(桃)北沢に入り少しで大畠ノ沢出合です。
大畠沢は、濡れた岩が押し出していて水流は有りません。
偵察に30分位登ってみましたが、急なゴロタと涸滝が続く、狭くて暗くて水の無い沢でした。

(S)涸れて藪がかぶる沢なので沢登りの楽しさとしてはあまり魅力はないでしょう。
2021年10月09日 12:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
10/9 12:47
(桃)北沢に入り少しで大畠ノ沢出合です。
大畠沢は、濡れた岩が押し出していて水流は有りません。
偵察に30分位登ってみましたが、急なゴロタと涸滝が続く、狭くて暗くて水の無い沢でした。

(S)涸れて藪がかぶる沢なので沢登りの楽しさとしてはあまり魅力はないでしょう。
(桃)天場は、ここの他左岸台地の上にも数か所有りました。

(S)林道1時間、ここまで沢遡行で1時間。短か過ぎるんですが、ここをベースにしないと水のある幕営地はこれ以降なかった。
2021年10月09日 14:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
10/9 14:03
(桃)天場は、ここの他左岸台地の上にも数か所有りました。

(S)林道1時間、ここまで沢遡行で1時間。短か過ぎるんですが、ここをベースにしないと水のある幕営地はこれ以降なかった。
(桃)焚火の支度です。

(S)視線が遠くなる時間。
2021年10月09日 14:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
10/9 14:02
(桃)焚火の支度です。

(S)視線が遠くなる時間。
(S)momo7nanaさんがジンビームを2瓶も担いで来てくれました。この味の出たラベルに心躍るのだ(´_`)
2021年10月09日 14:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10
10/9 14:16
(S)momo7nanaさんがジンビームを2瓶も担いで来てくれました。この味の出たラベルに心躍るのだ(´_`)
(桃)SM100Cさん、ビールロング缶三本も持ち上げた!

(S)この距離なら10本くらいイケたかもしれませんが、物理的にザックに入りませんなぁ。
2021年10月09日 14:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
16
10/9 14:51
(桃)SM100Cさん、ビールロング缶三本も持ち上げた!

(S)この距離なら10本くらいイケたかもしれませんが、物理的にザックに入りませんなぁ。
(桃)ホイル焼きは私が用意しました。
にんにくx2、ジャガイモx2、里芋x4です。

(S)ニンニク・イモシリーズは今回のMVPです。
2021年10月09日 15:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12
10/9 15:27
(桃)ホイル焼きは私が用意しました。
にんにくx2、ジャガイモx2、里芋x4です。

(S)ニンニク・イモシリーズは今回のMVPです。
(桃)久しぶりに、少し飯を焦がしてしまった・・

(S)おこげも美味しいのに、やたらとその炊き具合に悔しがるmomo7nanaさん。
2021年10月09日 16:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12
10/9 16:13
(桃)久しぶりに、少し飯を焦がしてしまった・・

(S)おこげも美味しいのに、やたらとその炊き具合に悔しがるmomo7nanaさん。
(桃)激辛タイ風グリーンカレー
グリーンカレースープの素にカレー粉/唐辛子/鶏がらスープの素を加えます。
今回の具は、鰹出汁甘辛油揚げ/キクラゲ/春雨です。
SM100Cさんには、ちょっと辛くし過ぎてしまった・・

(S)お子さまなのであまり辛いと量を食べれませんが、自分で用意して作ったわけでもないのにワガママ言えません。
言ったけど(´_`;)
2021年10月09日 16:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
15
10/9 16:36
(桃)激辛タイ風グリーンカレー
グリーンカレースープの素にカレー粉/唐辛子/鶏がらスープの素を加えます。
今回の具は、鰹出汁甘辛油揚げ/キクラゲ/春雨です。
SM100Cさんには、ちょっと辛くし過ぎてしまった・・

(S)お子さまなのであまり辛いと量を食べれませんが、自分で用意して作ったわけでもないのにワガママ言えません。
言ったけど(´_`;)
(桃)里芋
旨ぇ〜(*^^)v

(S)熱くてなかなか食べれない。このじれったさもまたニクい演出。
2021年10月09日 16:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/9 16:24
(桃)里芋
旨ぇ〜(*^^)v

(S)熱くてなかなか食べれない。このじれったさもまたニクい演出。
(桃)ジャガイモ
旨ぇ〜(*^^)v
写真撮るの忘れましたが、ニンニクも焦がすことなくトロトロに仕上がりました。

(S)沢の醍醐味満喫タイム。
2021年10月09日 17:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
10/9 17:17
(桃)ジャガイモ
旨ぇ〜(*^^)v
写真撮るの忘れましたが、ニンニクも焦がすことなくトロトロに仕上がりました。

(S)沢の醍醐味満喫タイム。
(桃)チョリソー300gも私が担ぎ上げました。
旨ぇ〜(*^^)v

(S)その辺で拾った枝で焼くのが王道。
2021年10月09日 16:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
10/9 16:57
(桃)チョリソー300gも私が担ぎ上げました。
旨ぇ〜(*^^)v

(S)その辺で拾った枝で焼くのが王道。
(桃)旨ぇ〜(*^^)v

(S)灰が付着しようが炭で真っ黒になろうが大した問題にならないのが沢なんだよなぁ。
2021年10月09日 17:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
14
10/9 17:05
(桃)旨ぇ〜(*^^)v

(S)灰が付着しようが炭で真っ黒になろうが大した問題にならないのが沢なんだよなぁ。
(桃)旨ぇ〜(*^^)v 旨ぇ〜(*^^)v
と、ビール2本、日本酒500cc、ウイスキーと飲み干して就寝です。

(S)そして夜は更けていく(定型句)
2021年10月09日 17:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
18
10/9 17:32
(桃)旨ぇ〜(*^^)v 旨ぇ〜(*^^)v
と、ビール2本、日本酒500cc、ウイスキーと飲み干して就寝です。

(S)そして夜は更けていく(定型句)
(桃)朝〜

(S)おはようございます。今日はがんばるゾ。
2021年10月10日 06:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
10/10 6:23
(桃)朝〜

(S)おはようございます。今日はがんばるゾ。
(桃)露出変えて・・
2021年10月10日 06:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 6:19
(桃)露出変えて・・
(桃)急なゴロタの大畠ノ沢を遡ります。

(S)実に地味な沢登り。
2021年10月10日 06:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/10 6:57
(桃)急なゴロタの大畠ノ沢を遡ります。

(S)実に地味な沢登り。
(桃)ぬめり程酷くは有りませんが、結構滑ります。

(S)気を使いますね。
2021年10月10日 06:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
10/10 6:58
(桃)ぬめり程酷くは有りませんが、結構滑ります。

(S)気を使いますね。
(桃)おっ!
大源太東壁が見え隠れ(*^^)v

(S)これを見に来ました!
2021年10月10日 07:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 7:01
(桃)おっ!
大源太東壁が見え隠れ(*^^)v

(S)これを見に来ました!
(桃)二股到着です。
右俣に入ります。

(S)さてあともう少しかな。
2021年10月10日 07:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/10 7:34
(桃)二股到着です。
右俣に入ります。

(S)さてあともう少しかな。
(桃)うぁぁ〜
カッケー!(^^)!

(S)この紅葉した素晴らしい壁はもっと評価されるべきだと思う。
2021年10月10日 07:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
15
10/10 7:57
(桃)うぁぁ〜
カッケー!(^^)!

(S)この紅葉した素晴らしい壁はもっと評価されるべきだと思う。
(桃)草付きの先に、下部岩壁基部が見えてきました。

(S)視界ひらけてからがこの山行の醍醐味です。
2021年10月10日 08:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
15
10/10 8:14
(桃)草付きの先に、下部岩壁基部が見えてきました。

(S)視界ひらけてからがこの山行の醍醐味です。
(桃)右俣のどん詰まりが下部岩壁取り付きかな〜
15
(桃)右俣のどん詰まりが下部岩壁取り付きかな〜
(桃)南側です。
2021年10月10日 08:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
10/10 8:16
(桃)南側です。
(桃)取り付きに向かいます。

(S)木々紅葉、気分は高揚。
2021年10月10日 08:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11
10/10 8:19
(桃)取り付きに向かいます。

(S)木々紅葉、気分は高揚。
(桃)雲行きは・・

(S)巻機山方向から恐ろしいほどの暗いガスが尾根を越えて来ています。
2021年10月10日 08:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
10/10 8:19
(桃)雲行きは・・

(S)巻機山方向から恐ろしいほどの暗いガスが尾根を越えて来ています。
(桃)風が強くなってきました。
稜線は強風かも・・

(S)雲の流れの速さからかなりのものでしょう。
2021年10月10日 08:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 8:26
(桃)風が強くなってきました。
稜線は強風かも・・

(S)雲の流れの速さからかなりのものでしょう。
(桃)取り付きで・・
日本登山大系の記述だと、下部岩壁はノーザイルで中間バンドでアンザイレンとなっていますが・・

(S)ここをノーザイルってのはちょっとなぁ…
2021年10月10日 08:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10
10/10 8:26
(桃)取り付きで・・
日本登山大系の記述だと、下部岩壁はノーザイルで中間バンドでアンザイレンとなっていますが・・

(S)ここをノーザイルってのはちょっとなぁ…
(桃)出だし、ちょっと傾斜有るので、アンザイレンする事にしました。

(S)楽しみな登攀開始!
2021年10月10日 08:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 8:26
(桃)出だし、ちょっと傾斜有るので、アンザイレンする事にしました。

(S)楽しみな登攀開始!
(桃)さあ、出発です。

(S)嬉しそうに登っていくmomo7nanaさん。ホント好きなんだなぁ(´_`;)
2021年10月10日 08:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
10/10 8:27
(桃)さあ、出発です。

(S)嬉しそうに登っていくmomo7nanaさん。ホント好きなんだなぁ(´_`;)
(桃)最初はちょっと傾斜有ります。
しかし、ホールド/スタンス共に安定していて快適に登れます。
2021年10月10日 08:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 8:29
(桃)最初はちょっと傾斜有ります。
しかし、ホールド/スタンス共に安定していて快適に登れます。
(桃)上に上がると傾斜が落ち、草付き交じりのスラブでした。
2021年10月10日 08:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
10/10 8:30
(桃)上に上がると傾斜が落ち、草付き交じりのスラブでした。
2021年10月10日 08:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 8:40
2021年10月10日 08:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
10/10 8:45
(桃)ビレイするSM100Cさんが小さく見えます。
ランナウト30m以上、ちょっと高くなってきた・・

(S)ビレイ器から一生懸命繰り出すロープですが、ほぼ意味ないじゃん(´ω`;)
2021年10月10日 08:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
10/10 8:45
(桃)ビレイするSM100Cさんが小さく見えます。
ランナウト30m以上、ちょっと高くなってきた・・

(S)ビレイ器から一生懸命繰り出すロープですが、ほぼ意味ないじゃん(´ω`;)
(桃)上方のスラブが気持ちよく広がってきました。
2021年10月10日 09:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
10/10 9:05
(桃)上方のスラブが気持ちよく広がってきました。
(S)晴れていれば終始解放感・高度感が素晴らしい。
2021年10月10日 09:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
10/10 9:09
(S)晴れていれば終始解放感・高度感が素晴らしい。
(桃)SM100Cさんが登ってきました。
2021年10月10日 09:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/10 9:09
(桃)SM100Cさんが登ってきました。
(S)これは来てよかった!
規模は大きくないけど、素晴らしいロケーション。
2021年10月10日 09:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
10
10/10 9:11
(S)これは来てよかった!
規模は大きくないけど、素晴らしいロケーション。
(桃)中央稜かな〜

(S)中央稜からせり出した鋭い岩がカッコイイ。
2021年10月10日 09:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
11
10/10 9:13
(桃)中央稜かな〜

(S)中央稜からせり出した鋭い岩がカッコイイ。
(S)スラブは緩傾斜、快適な登攀が楽しめます。
2021年10月10日 09:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
10/10 9:13
(S)スラブは緩傾斜、快適な登攀が楽しめます。
(S)サメ岩にもうすぐ食われそうなmomo7nanaさん。
2021年10月10日 09:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
10/10 9:14
(S)サメ岩にもうすぐ食われそうなmomo7nanaさん。
(S)灌木がないスラブなので常にランナウト気味。
2021年10月10日 09:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
10/10 9:14
(S)灌木がないスラブなので常にランナウト気味。
2021年10月10日 09:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 9:20
2021年10月10日 09:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
10/10 9:25
(桃)テラスにハーケンを打ち、ピッチを切りました。
緩いスラブなので、登るのは容易ですが、上に行く程灌木が無く支点は作らねばなりません。
2021年10月10日 09:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10
10/10 9:25
(桃)テラスにハーケンを打ち、ピッチを切りました。
緩いスラブなので、登るのは容易ですが、上に行く程灌木が無く支点は作らねばなりません。
(桃)2P目、SM100Cさんが、スラブから右のリッジに出て行きます。

(S)容易に登れ、ここからは爽快なリッジ登攀です。
2021年10月10日 09:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
10/10 9:31
(桃)2P目、SM100Cさんが、スラブから右のリッジに出て行きます。

(S)容易に登れ、ここからは爽快なリッジ登攀です。
(S)傾斜は緩いですが風がそこそこ強くなり、気になるようになってきました。
2021年10月10日 09:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 9:33
(S)傾斜は緩いですが風がそこそこ強くなり、気になるようになってきました。
(S)リッジを登り切り、登ってきたリッジを見降ろす。
2021年10月10日 09:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
10/10 9:35
(S)リッジを登り切り、登ってきたリッジを見降ろす。
(S)momo7nanaさんも快調に登ってきます。
2021年10月10日 09:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
10/10 9:41
(S)momo7nanaさんも快調に登ってきます。
(S)ここを越えると中間バンド。
2021年10月10日 09:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/10 9:43
(S)ここを越えると中間バンド。
(桃)中間バンドで確保するSM100Cさん。

(S)すごく広いテラスではありますが灌木なく、ハーケンを打って確保しています。
2021年10月10日 09:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12
10/10 9:43
(桃)中間バンドで確保するSM100Cさん。

(S)すごく広いテラスではありますが灌木なく、ハーケンを打って確保しています。
(桃)中間大バンドです・
2021年10月10日 09:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 9:44
(桃)中間大バンドです・
(桃)中間バンドには、テントが張れそうなスペースが有りました。

(S)写真はありませんがテント10張以上はいけるような広さ。食材や飲み物を担ぎ上げて1週間くらい暮らしたい感じ。
2021年10月10日 09:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
10/10 9:44
(桃)中間バンドには、テントが張れそうなスペースが有りました。

(S)写真はありませんがテント10張以上はいけるような広さ。食材や飲み物を担ぎ上げて1週間くらい暮らしたい感じ。
(桃)いよいよ、βルンゼに突撃です。

(S)このルンゼから山頂標柱にドンピシャで出るのが目標です。
2021年10月10日 10:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
10/10 10:07
(桃)いよいよ、βルンゼに突撃です。

(S)このルンゼから山頂標柱にドンピシャで出るのが目標です。
(桃)容易なスラブなので、快適に高度を稼ぎ〜
確保するSM100Cさんが、ちっちゃくなっていく(*^^)v
またまた大ランナウト!(^^)!

(S)ヘンに支点作って時間食うよりも、さっさと登った方が安全なのかも、と思わないでもない。
2021年10月10日 10:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 10:22
(桃)容易なスラブなので、快適に高度を稼ぎ〜
確保するSM100Cさんが、ちっちゃくなっていく(*^^)v
またまた大ランナウト!(^^)!

(S)ヘンに支点作って時間食うよりも、さっさと登った方が安全なのかも、と思わないでもない。
(桃)あとちょっとで藪に突っ込めますが、テラスが有ったのでハーケンを打ってピッチを切りました。
2021年10月10日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
10/10 10:23
(桃)あとちょっとで藪に突っ込めますが、テラスが有ったのでハーケンを打ってピッチを切りました。
2021年10月10日 10:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 10:30
(S)この辺りは本当に快適に登れます。
2021年10月10日 10:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 10:31
(S)この辺りは本当に快適に登れます。
2021年10月10日 10:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/10 10:33
2021年10月10日 10:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 10:33
(桃)SM100Cさんが出て行きます。

(S)それなりに壁は立ってきました。
2021年10月10日 10:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
10/10 10:42
(桃)SM100Cさんが出て行きます。

(S)それなりに壁は立ってきました。
2021年10月10日 10:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
10/10 10:45
2021年10月10日 10:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
10/10 10:45
(桃)どん詰まりの藪を超えれば、αルンゼに出られるはず・・
でも、ちょっと不安( ゜Д゜)

(S)ここの藪はツツジ系の粘りある枝でなかなか手強いのです。
2021年10月10日 10:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 10:51
(桃)どん詰まりの藪を超えれば、αルンゼに出られるはず・・
でも、ちょっと不安( ゜Д゜)

(S)ここの藪はツツジ系の粘りある枝でなかなか手強いのです。
(桃)不安は的中せず、藪を抜けると明るく広がるαルンゼが目の前です。

(S)強引に高密度な藪をかき分けてαルンゼに。
2021年10月10日 11:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 11:07
(桃)不安は的中せず、藪を抜けると明るく広がるαルンゼが目の前です。

(S)強引に高密度な藪をかき分けてαルンゼに。
(桃)αルンゼに向け、出撃です。

(S)灌木で支点を作ったかと思うと…
2021年10月10日 11:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
10/10 11:12
(桃)αルンゼに向け、出撃です。

(S)灌木で支点を作ったかと思うと…
(桃)αルンゼも容易なスラブで、ランナウト〜(*^^)v

(S)またもや豪快にランナウト_(。_°/
2021年10月10日 11:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
10/10 11:17
(桃)αルンゼも容易なスラブで、ランナウト〜(*^^)v

(S)またもや豪快にランナウト_(。_°/
(桃)αルンゼ上部は三つに枝分かれします。
枝分かれ少し下のテラスでピッチ切ろうとハーケンを打ちますが、旨く入らず・・
確保するSM100Cさんが小さく見えます。
2021年10月10日 11:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
10/10 11:20
(桃)αルンゼ上部は三つに枝分かれします。
枝分かれ少し下のテラスでピッチ切ろうとハーケンを打ちますが、旨く入らず・・
確保するSM100Cさんが小さく見えます。
(桃)日本登山大系の記述だと左へ入るとなっていたので、左のルンゼの方に一段登って灌木でピッチを切りました。
2021年10月10日 11:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
9
10/10 11:22
(桃)日本登山大系の記述だと左へ入るとなっていたので、左のルンゼの方に一段登って灌木でピッチを切りました。
(桃)SM100Cさんが登ってきました。
ここからSM100Cさんが、藪の濃い左のルンゼに入り格闘しましたが、余りにもすさまじく、戻って中央のルンゼに入りました。密硬灌木との激闘で疲れたらしく10m程でピッチを切りました。
トップ交代して登った中央のルンゼが、今迄で一番傾斜が有り濡れていて少し悪い感じで核心部です。しかし、写真無しです。
悪いですが、左右の灌木に支点が取れるので気は楽です。
2021年10月10日 12:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
10/10 12:31
(桃)SM100Cさんが登ってきました。
ここからSM100Cさんが、藪の濃い左のルンゼに入り格闘しましたが、余りにもすさまじく、戻って中央のルンゼに入りました。密硬灌木との激闘で疲れたらしく10m程でピッチを切りました。
トップ交代して登った中央のルンゼが、今迄で一番傾斜が有り濡れていて少し悪い感じで核心部です。しかし、写真無しです。
悪いですが、左右の灌木に支点が取れるので気は楽です。
(桃)急傾斜のルンゼを抜け、上部は灌木帯が続き終了間近な雰囲気です。
しかし、途中10m程度の露岩が出て、露岩を抜けるとまたまた密硬灌木・・

(S)山頂標柱を目指したかったのですが、それと思われる方向は激藪。右に簡単にトラバース出来るバンド状を見つけ、安易に進む(´_`;)
2021年10月10日 12:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
10/10 12:47
(桃)急傾斜のルンゼを抜け、上部は灌木帯が続き終了間近な雰囲気です。
しかし、途中10m程度の露岩が出て、露岩を抜けるとまたまた密硬灌木・・

(S)山頂標柱を目指したかったのですが、それと思われる方向は激藪。右に簡単にトラバース出来るバンド状を見つけ、安易に進む(´_`;)
(桃)密硬灌木も長くは無く、大源太山山頂北方10m程度の稜線に出ました。

(S)ロープの屈曲が凄まじく、巻き上げるのも相当の疲労増でしたが、山頂から10m弱くらいの誤差で登って来れました。
2021年10月10日 13:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
13
10/10 13:13
(桃)密硬灌木も長くは無く、大源太山山頂北方10m程度の稜線に出ました。

(S)ロープの屈曲が凄まじく、巻き上げるのも相当の疲労増でしたが、山頂から10m弱くらいの誤差で登って来れました。
(桃)登ってきた東壁を見下ろします。
2021年10月10日 13:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
10/10 13:13
(桃)登ってきた東壁を見下ろします。
(桃)お先に頂上へ〜
密硬灌木に埋もれるSM100Cさん(*'▽')

(S)こんな藪ならまったく問題ありません。
2021年10月10日 13:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
10/10 13:14
(桃)お先に頂上へ〜
密硬灌木に埋もれるSM100Cさん(*'▽')

(S)こんな藪ならまったく問題ありません。
(桃)大源太山山頂でいつもの様に記念撮影〜
逆光で真っ黒・・( ゜Д゜)

(S)ざまぁみろ(^_^)
鹿島槍への逆恨みはこれで復讐完了。
2021年10月10日 13:18撮影 by  SH-M12, SHARP
12
10/10 13:18
(桃)大源太山山頂でいつもの様に記念撮影〜
逆光で真っ黒・・( ゜Д゜)

(S)ざまぁみろ(^_^)
鹿島槍への逆恨みはこれで復讐完了。
(桃)強風でサングラスが吹き飛びそうに・・

(S)立っているとよろけるほどの風。
2021年10月10日 13:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
14
10/10 13:24
(桃)強風でサングラスが吹き飛びそうに・・

(S)立っているとよろけるほどの風。
(桃)西の登山道は穏やかそうです。
こっちに下りたいな〜

(S)優しそうな登山道…ここを最後まで辿りたいところです。
2021年10月10日 13:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/10 13:27
(桃)西の登山道は穏やかそうです。
こっちに下りたいな〜

(S)優しそうな登山道…ここを最後まで辿りたいところです。
(桃)しかしベースキャンプを大畠ノ沢出合にデポしてあるので、南の尾根を下らねば・・

(S)しかしそのデポのおかげで軽くなった。
2021年10月10日 13:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/10 13:27
(桃)しかしベースキャンプを大畠ノ沢出合にデポしてあるので、南の尾根を下らねば・・

(S)しかしそのデポのおかげで軽くなった。
(S)紅葉もそこそこ進んでおり、陽が当たれば見事でしょう。
2021年10月10日 13:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
10/10 13:28
(S)紅葉もそこそこ進んでおり、陽が当たれば見事でしょう。
2021年10月10日 13:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
10/10 13:29
(桃)フィックスの設置された登山道なので、安心です。

(S)登山道のありがたさですね。
2021年10月10日 13:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
11
10/10 13:31
(桃)フィックスの設置された登山道なので、安心です。

(S)登山道のありがたさですね。
2021年10月10日 13:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
10/10 13:32
2021年10月10日 13:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/10 13:35
(S)ここまで登ってくると、紅葉も見応えあります。
2021年10月10日 14:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9
10/10 14:07
(S)ここまで登ってくると、紅葉も見応えあります。
(桃)鞍部で一休み(*'▽')

(S)これからがなかなか…
2021年10月10日 14:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
10/10 14:08
(桃)鞍部で一休み(*'▽')

(S)これからがなかなか…
(桃)さあ、最後の一仕事・・
大畠ノ沢左俣に下降していきます。

(S)最初は足が泥藪で滑り、辟易しました。
2021年10月10日 14:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
10/10 14:08
(桃)さあ、最後の一仕事・・
大畠ノ沢左俣に下降していきます。

(S)最初は足が泥藪で滑り、辟易しました。
(桃)東壁はガスが・・
2021年10月10日 14:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
10/10 14:35
(桃)東壁はガスが・・
(桃)藪の被った細い水流跡を下っていくと、滑りやすいゴロタと小滝が・・
滑りやすいので、注意してクライムダウンしました。
2021年10月10日 15:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/10 15:21
(桃)藪の被った細い水流跡を下っていくと、滑りやすいゴロタと小滝が・・
滑りやすいので、注意してクライムダウンしました。
2021年10月10日 15:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
10/10 15:48
(桃)大畠沢出合のベースキャンプで、祝盃の為に残しておいたビールで乾杯(*^^)v

(S)簡単に降ってきたイメージになるかも知れませんが、滑ったり滑らなかったりする気を使うゴーロ沢。ここまで降ってくるとけっこうやり切った感があります。
2021年10月10日 16:35撮影 by  SH-M12, SHARP
18
10/10 16:35
(桃)大畠沢出合のベースキャンプで、祝盃の為に残しておいたビールで乾杯(*^^)v

(S)簡単に降ってきたイメージになるかも知れませんが、滑ったり滑らなかったりする気を使うゴーロ沢。ここまで降ってくるとけっこうやり切った感があります。
(桃)祝杯なんか挙げて遊んでたお陰で・・
スリット堰堤辺りで日没です。
見事、ヘッテン下山となりました〜

(S)堰堤でヘッデンってのはなかなかギリギリなタイミングでしたな。
5
(桃)祝杯なんか挙げて遊んでたお陰で・・
スリット堰堤辺りで日没です。
見事、ヘッテン下山となりました〜

(S)堰堤でヘッデンってのはなかなかギリギリなタイミングでしたな。
(桃)大源太山東壁の概念です。
12
(桃)大源太山東壁の概念です。
(桃)大源太山東壁のルートです。
12
(桃)大源太山東壁のルートです。

装備

個人装備
渓流靴忍者(イドログリップ)
共同装備
8.6mm x 50m x 1

感想

以前から気になっていたこの東壁。
林道歩きから始まって沢遡行、壁登攀とアルパインとしては一通りの要素が詰まったこのルートはとても魅力的だと思っていました。

人跡が無いに等しいところを分け入って見えてくる大源太山の圧倒的な東壁は紅葉と相まって筆舌に尽くし難い感動がありました。

カクネ里からの鹿島槍北壁を見上げたあの感激にはさすがにかなわないものの、今回はしっかり山頂まで到達出来たこと、達成感としてはそれを上回るものでした。
どこへ行っても人の気配がわずかながらにあるものですが、ここは開拓期にわずかながら人が入っているにも関わらずハーケン一枚、ゴミのかけらすら発見出来ず、さすが新潟県の秘境だなぁとしみじみ感じました。

東壁取付きまでのアプローチは長いものの、いざそこに到達したときのあのいきなり視界に飛び込んで来る壁は本当に心揺さぶられるものでした。

日帰りではもったいない。
時間を惜しみなく使って存分にアルパインを楽しめる、素晴らしいルートでした。

momo7nanaさんいつもながらお世話になりっぱで大変ありがとうございました!

記録が少なく、手垢が付いてない、残置ハーケンも無い・・
そしい、沢から岩へ、そして景色の良い独立した尖峰の頂上へ直接立つという「アルパインクライミングの神髄」というルートがSM100Cさん家の近所新潟に無いかな〜???
と、提案した今回の企画。
なんとSM100Cさんも以前に検討して事が有るとか!
やってみると、想像通り素晴らしい景色、そこそこの難易度で、私たち向きの楽しいルートでした。
SM100Cさん、今回もありがとうございました。






桃奈々ブログ
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/45533651/
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/45534793/

2010年06月 大源太山 北沢
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2360656.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:899人

コメント

桃さん、SMさん、大源太・東壁の登頂オツカレ様でした <(_ _*)>
正にアルパインの真骨頂とも言えるルートで、山頂ヒョッコリはん の醍醐味sign01ホント素晴らしい

お供出来る機会が有れば、またヨロシクですscissors
2021/10/13 8:53
tomoさんまいどどーもです。

次回予定のところも山頂ダイレクトですので楽しみですね(´ω`)
雪や凍結がないことを祈りましょう

鳥甲もお天気よくて最高でしたなあ〜。
おもしろそうだし行ってみたいところです。
2021/10/13 13:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら