【浅間山】車坂峠〜外輪山〜前掛山〜浅間山荘
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- GPS
- 09:14
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されていますが、ガレ場が多いので要注意。特にJバンドから賽の河原への下降の際には落石注意です。もちろん活火山であることにも留意 |
写真
感想
○車坂峠〜トーミの頭
浅間遠征2日目。ホテルで用意してもらった朝食のお弁当を食べ、午前5時過ぎに車坂峠を出発、中コースに進路を取りました。多少は視界もあり、先行者もいたのでヘッドライトはつけず、樹林帯の道を黙々と歩いていきます。やがてトーミの頭の手前で一気に視界が開けました。快晴に近い空の下で 佐久平の向こうに八ヶ岳が、奥秩父の峰々の奥には富士山が頭をのぞかせていました。
○黒斑山〜蛇骨岳〜仙人岳〜鋸岳〜Jバンド
トーミの頭から先は、気持ちの良いスカイラインがはじまります。黒斑山から蛇骨岳までは樹林帯の尾根道と崖上のトラバースが交互に続きますが、そこから先は仙人岳から鋸岳まで荒涼とした岩尾根の道になります。見た目は手強そうですが、確実に登山道をたどっていけば それほど危険な場所ではないです。問題はJバンドから賽の河原までの下降路。見上げる鋸岳の岩肌は見るから不安定な印象で、少し強めの地震や風雨があるとたちまち落石を誘発しそうな雰囲気でした。足場が悪いのであまり足早に下るのも危険ですが、できるだけ速やかに通過したいポイントです。
○賽の河原分岐〜前掛山
賽の河原に下りると、低木の黄葉が実にみごとでした。ここを南下していくと登山道は湯の平からの道と合流し、いよいよ前掛山への登りになります。ガレ場の斜面でグングン高度を上げていくところですが、このあたりでアゴが出てきてしまいました。念の為にとボッカしてきた3リットル近い水分が想像以上に身体に堪えていたようです。それでも1時間ほどで立入禁止看板にたどりつきました。避難シェルターで小休止を取り、ザックをデポして前掛山の山頂へ向かいました。稜線は風が強かったですが、空身で歩いても問題ない程度で、しばし展望を楽しんだ後で山頂を後にしました。
○賽の河原〜湯の平〜火山館
足の疲労で思うようにスピードは上がりませんでしたが、ガレ場を下っていけばやがて湯の平です。この辺りもカラマツをはじめとした自然林の紅葉が実に見事でした。やがて草すべりとの分岐(湯の平分岐)を越えると火山館の前に出ます。当日は休館日でしたが、トイレと水場もあり、ベンチのある無料休憩所にもなっているのでありがたく休ませてもらいました。
○長坂〜天狗温泉
火山館から牙山を左手に見送り、沢沿いに道を下山路に取ります。この日の宿である天狗温泉 浅間山荘までの道は長坂と呼ばれるダラダラした下りで、疲労感からか体感時間はかなり長いものを感じました。この日のうちにバスで下山するのなら、浅間山荘から更に1時間は歩く必要があったので、後夜泊にしておいてよかったと思いました。浅間山荘にたどりついたときには快哉を叫びたい気持ちでした。
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