甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 日帰りピストン
- GPS
- 10:25
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,401m
- 下り
- 2,401m
コースタイム
7:30 笹の平分岐
8:37 刃渡り
9:23 五合目小屋跡
10:30 七丈小屋
11:29 宝剣岩
11:57 山頂
12:15 下山開始
13:05 七丈小屋(昼食休憩)
13:45 下山再開
14:30 五合目小屋跡
15:40 笹の平分岐
16:30 竹宇駒ケ岳神社登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅はくしゅう手前を竹宇駒ケ岳神社方面に左折。 神社手前に無料Pあり。 WC・売店完備(営業時間不明)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から刃渡りまでは、特に危険に感じた箇所はありません。 刃渡りには、鎖が掛けられており、軽く手を添えて難なく通過できました。 五合目小屋跡から七丈小屋までは、急な梯子が続きます。 八合目御来迎場手前から山頂にかけて、若干の積雪あり。 アイゼンなしでいけましたが、手足を掛ける岩場の積雪・凍結に注意が必要です。 登山口駐車場に売店がありますが、出発時・下山時共に閉まっていました。 尾白の湯は水曜日が休館です。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
日本三大急登の一つ、甲斐駒ケ岳・黒戸尾根へ行ってきました。
標高差2,200mの日帰りは未知の世界でしたが、標準コースタイムと皆様の投稿、普段の自分のペース・体力を検証し、『13時までに山頂に着けなければその時点で引き返す』と決めて挑みました。
登山口から刃渡りを含めて五合目小屋跡辺りまでは、特に危険箇所もなく、樹林帯の紅葉を楽しみながら順調に通過。
一名の方に抜かれましたが、結局追いつくことはなく、八合目辺りで下山されてきた際にすれ違いましたので、驚異的なペースで登られてますね!!
凍結部分の危険箇所も教えていただき、ほんとに助かりました♪\(^o^)/
五合目小屋跡から七丈小屋までは、急な梯子・鎖場が連続しますが、しっかりと整備されている印象です。
まだまだ先は長いので、体力温存のために七丈小屋で荷物を一部デポし、山頂を目指します。
ここから山頂までは、徐々に雪と岩場の凍結箇所が増えてきます。
アイゼンはなくても大丈夫でしたが、手足を掛ける場所に積雪や凍結がありますので、かなり慎重に行きたいところです。
山頂には北沢峠から登ってこられた登山客が4名。
互いに写真を撮り合いながら、登ってきた道を振り返ります。
残念ながら富士山は雲隠れしていたものの、向かいの仙丈ケ岳・鳳凰三山・冠雪した北岳・八ヶ岳連峰も見え、景色は申し分なし!
意外と風も冷たくなく、しばしの穏やかな時間を堪能しました。
やはり三大急登だけあって厳しいコースに間違いはないんですが、梯子・鎖場の標高を稼ぐ部分とゆるやかな巻き道が交互に来るので、呼吸を整えやすかった気がします。
普段は、勾配が緩やかになると『少しでも時間を短縮したい』と、ついついペースアップしがちですが、長丁場ということも考慮しペースが上がりすぎないよう意識した(100kmマラソンを完走した登山仲間の助言)ことで、後半の体力温存に繋がりました!
登りのタイムリミットを設けてダメならその時点で引き返すと決めたことも、気持ちのゆとりとなりました。
実は10月31日で長年共に過ごした愛車を手放すことになり、最期の山旅はどこにしようかと、ずっと考えていました。
スカイラインには、『空を背景とした山岳や建築物の輪郭線や地平線』という意味があるらしく、文字通り雲の上から秋晴れの青空に映える名峰たちを眺めることができ、忘れられない想い出になりました!
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