北岳〜間ノ岳

2017年10月09日(月) ~ 2017年10月10日(火)

• GPS: 30:01
• 距離: 22.8km
• 登り: 2,580m
• 下り: 2,487m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:27

8:05 広河原インフォメーションセンター
8:08 8:08 広河原・吊り橋分岐
8:11 8:12 広河原山荘
8:29 8:30 白根御池分岐
10:11 10:28 大樺沢二俣
12:32 12:49 八本歯のコル
13:23 13:45 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
13:54 14:03 吊尾根分岐
14:12 14:15 トラバースルート分岐
14:32 北岳山荘

2日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 2:25
• 合計: 8:14

5:46 中白根山
6:31 6:45 間ノ岳
7:30 7:30 中白根山
7:53 8:16 北岳山荘
8:39 8:41 トラバースルート分岐
9:01 9:13 吊尾根分岐
9:27 9:51 北岳
10:04 10:04 両俣分岐
10:13 10:18 北岳肩ノ小屋
10:37 10:41 小太郎尾根分岐
10:45 10:51 草すべり分岐
11:32 12:07 白根御池小屋
12:40 12:46 第二ベンチ(2059ｍ)
13:05 13:09 第一ベンチ(1880ｍ)
13:29 13:29 白根御池分岐
13:44 13:45 広河原山荘
13:49 13:58 広河原インフォメーションセンター
13:59 13:59 広河原・吊り橋分岐
14:00 14:00 白鳳峠入口
14:00 ゴール地点

広河原から北岳、間ノ岳をピストンしてきました。 仙流荘につくと、車も人も超満員。これは北岳まで行けないかと諦めモードでしたが、ちょうどバス停の方が「広河原まで行く方いませんか〜」と声をかけている。乗り継ぎの関係があり、なんと広河原まで行く人は超優先的にバスに乗せてもらえる事に。他の方の視線を背に、ありがたく乗せていただきました。 前日は雨が降ったのですが、この2日間は秋晴れの登山日和。紅葉も始まっており、気持ちのいい登山でした。日程の関係上、農鳥までは行けませんでしたが、日本第三の高さを誇る間ノ岳を初踏破しました。
ただ、初日、八本歯のコル少し上で事故現場に遭遇。男性が岩場でひっくり返ったまま意識を失っていました。脈はあるという事で、とりあえず、頭が上になるように体を動かすのを手伝い、微力ながら心肺蘇生に協力。しばらくすると小屋の方も降りてきて、ヘリも近づいてきたので、その場を離れました。しかし、後で分かった事ですが、その方は亡くなったそうです。視界が悪くてヘリでのピックアップが出来ず、そのうちに通りがかった医師によって死亡が確認されたとの事でした。最終発表では病死ということです。あの時点で何かできることは無かったのか、心残りです。日ごろからセルフレスキューの練習をしておかないといけないと痛感しました。

（2021.12 投稿）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

10/8 5:49

仙流荘の駐車場。。。には停められず、近くの農道に誘導されました。これはやばいかも。。

10/8 5:54

超長蛇の列。。。乗車券を買う列と、バスを待つ列がそれぞれ長い！

10/8 6:15

広河原まで行く人は優先してもらえたので、周りの人の奇異の視線を背に受けながら、早いバスに乗れました

10/8 7:52

どうなる事かと思ったが、予定通りに広河原に到着

10/8 8:05

快晴！

10/8 8:08

吊り橋を渡って北岳方向を目指します

10/8 8:13

広河原山荘を越えて登山道へ

10/8 8:27

10/8 8:46

登山道は前日の雨で小川状態

10/8 8:51

沢も水が多め

10/8 8:51

早速目指す稜線が見えてきました。

10/8 8:59

北岳。ゴツゴツしていて格好がいい

10/8 9:03

10/8 9:39

ノコンギク

10/8 9:56

今日は山頂へは行かず、左側の八本歯のコルから北岳山荘を目指す

10/8 10:13

二俣で休憩

10/8 10:14

雲はありますが、なかなかいい天気。

10/8 10:22

紅葉が見頃です。

10/8 10:26

10/8 10:53

左俣にはいまだに雪渓が残っています。このまま冬を迎えそう。

10/8 10:53

タカネナデシコ

10/8 11:08

バットレスを見ながら登ります

10/8 12:13

疲れてきたところに急な梯子がきつい。。

10/8 12:30

八本歯のコル到着。進行方向は写真の逆方向。この少し後に、意識を失って倒れている男性に遭遇。他の方と協力して体勢を直し、声掛けなど行ないましたが、意識は戻らず。

10/8 13:45

そのうちに、小屋の人も来たので救助はお願いしました。人工呼吸とか、本格的な救助となると、まだ躊躇してしまうので、もっと普段から訓練をしておかないと。。

10/8 13:51

救助隊への連絡もされたようなので、僕たちはその場を離れて北岳山荘を目指しました。

10/8 13:51

明日登る、間ノ岳が見えています

10/8 13:59

頭だけ富士山

10/8 14:00

10/8 14:33

北岳山荘到着。天気はいいのだけど、稜線はガスってきました。

10/8 16:27

テント設営。ブロッケン現象が見えました。

10/8 16:28

北岳。

10/8 16:28

間ノ岳

10/8 16:30

雲海の向こうに頭だけ富士山

10/9 5:05

翌朝、東の空が明るくなってきました

10/9 5:17

朝焼けの富士山。まるで絵画。

10/9 5:35

暗いうちから歩き始めて、中白根山通過。

10/9 5:36

もうすぐ日の出。雲海がとてもきれい

10/9 5:36

日に照らされた間ノ岳

10/9 5:41

グラデーションと富士山

10/9 5:41

10/9 5:43

10/9 5:44

日の出！

10/9 6:33

本日は快晴なり！

10/9 6:33

10/9 6:34

間ノ岳　踏破！

10/9 6:36

農鳥方面だったかな。今回はいけないので、またの機会に。

10/9 6:41

日本第三の峰から見る富士山

10/9 6:41

10/9 6:41

雲海と富士山。素晴らしい景色

10/9 6:41

10/9 6:42

朝も早いのに間ノ岳には多くの人が。

10/9 7:19

今日はテントを撤収してから北岳に登り返します

10/9 7:19

10/9 8:53

北岳手前の岩場

10/9 9:03

ゴツゴツした岩稜を登っていきます。

10/9 9:04

10/9 9:05

10/9 9:31

北岳登頂！

10/9 9:33

鳳凰三山の稜線。オベリスクがはっきり見えます

10/9 9:33

仙丈ケ岳

10/9 9:34

甲斐駒ヶ岳

10/9 9:36

北岳山頂も満員。。。

10/9 10:16

肩の小屋から振替えって

10/9 11:32

白根御池側から下山します。

10/9 11:38

白根御池小屋まで下りてきました。草滑りの急勾配はきつかった。。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

感想

suzuroad

広河原から北岳、間ノ岳をピストンしてきました。 仙流荘につくと、車も人も超満員。これは北岳まで行けないかと諦めモードでしたが、ちょうどバス停の方が「広河原まで行く方いませんか〜」と声をかけている。乗り継ぎの関係があり、なんと広河原まで行く人は超優先的にバスに乗せてもらえる事に。他の方の視線を背に、ありがたく乗せていただきました。 前日は雨が降ったのですが、この2日間は秋晴れの登山日和。紅葉も始まっており、気持ちのいい登山でした。日程の関係上、農鳥までは行けませんでしたが、日本第三の高さを誇る間ノ岳を初踏破しました。
ただ、初日、八本歯のコル少し上で事故現場に遭遇。男性が岩場でひっくり返ったまま意識を失っていました。脈はあるという事で、とりあえず、頭が上になるように体を動かすのを手伝い、微力ながら心肺蘇生に協力。しばらくすると小屋の方も降りてきて、ヘリも近づいてきたので、その場を離れました。しかし、後で分かった事ですが、その方は亡くなったそうです。視界が悪くてヘリでのピックアップが出来ず、そのうちに通りがかった医師によって死亡が確認されたとの事でした。最終発表では病死ということです。あの時点で何かできることは無かったのか、心残りです。日ごろからセルフレスキューの練習をしておかないといけないと痛感しました。

（2021.12 投稿）