【地図読み講習会】瓢箪崩山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 580m
- 下り
- 566m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
京都市営地下鉄 国際会館前 |
写真
感想
今回は所属している山岳会の地図読み講習会。
天気が心配されたが、なんとかもって京都近郊の瓢箪崩山に総勢12人で登る。
少しのんびり目の朝9時に叡電の三宅八幡駅に集合。
1名、八幡前駅にいってしまった会員もいたが、無事の崇導神社で合流。
出発前に今回の講師のH内さんから
・最近はネットから地形図を打ち出したりすると、25,000分の1と必ず等倍という
わけではない
・打ち出した地図での距離感などを体で覚えていくこと
・なるべく打ち出す倍率を変えないこと
といったレクチャーを受ける。
崇導神社の参道からスタート。参道横の水路にはサワガニがたくさんいた。
今日は収穫祭をするとのことで、少しお祭り仕様になっている神社を参拝して登山道に入る。
いきなり等高線が詰まっているところからなので、急斜を体感しながらちょっとした尾根筋に乗る。
ここで、H内さんから遠くに見える山の山座同定クイズ。
「愛宕山? ポンポン山? 生駒?」 正解は!?
「生駒山」でした。
地図読みだとミクロな視点になりがちだが、マクロ的な視野で方向感覚を養うことも必要なのだ。
そんなこんなでさらに等高線が狭まって胸突きのような急斜を登ってメインの尾根筋へでる。
ここで、この先の地形を予想したり、コンパスの使い方を勉強。
瓢箪崩山がどの方角にあるのか、地図とコンパスでいまいる尾根の方角確認や、歩いていった先で尾根がどの方向に向くかをコンパスであらかじめ予想するといった少し応用編まで。
一昨年、下見の上で地図読み講習会の場所にしたこともあって、10m以下の微地形なんかもあって、地図読み甲斐のある地形が連続する。
地図上で道が分岐していても実際になかったり、分かりにくかったり、下りだったら間違えてしましそうな尾根の分岐ポイントを確認したりしながら進む。
みんな真剣な表情で地図とコンパスとにらめっこ。自然とスローペースとなるが、講習会でもないとこんな機会もないだろう。
途中、.346手前の見晴らしのいいところで休憩。この辺りはウルシがいっぱい植えてある。ウルシを採っていたのだろうか。肌寒くなってきたので、ほどほどで出発。
少しのんびり進みすぎたので少しペースを上げつつ、しっかり地形を確認したいところは確認していく。
みんななれてきたのか、現在地確認やコンパスを使ったりなどしっかりできている様子。
瓢箪崩山手前も尾根筋を進んで、手前の小ピークの急斜面などもしっかり確認。
最後の登りをこなして瓢箪崩山へ。比叡山や大原方面は良く見えるが、天気はぐずついた感じで、時折ぱらつきを感じたりする。
軽くお腹を満たして下山ルートの相談。来た道を引き返しても面白くないし、寒谷峠から岩倉方面に下ろすことにする。
コルから沢筋に入って一気に下ろしていく。メインの沢筋に入ってからは割としっかりとした林道となる。
渡渉する箇所や支流なんかも確認しながら降りていく。里山特有の地図にない道なんかもでてくる。
かつて弾薬庫だった防空壕みたいなところや聖護院門跡長谷廟所なんかを横目に降りていき登山口?を過ぎて住宅街に出るとお洒落なパン屋。
美味しいと評判とのことでみんなで買い出しして小腹をみたす。
バス停に辿り着いたが、次のバスまで時間もあるし、目的地まで30分ということで、歩いていくことにする。
岩倉が地元のK増さんの案内のもと小一時間歩いて、本日のゴール餃子の王将に辿り着いた。
なだれ込んで4人1グループで机に座ってみんなの感想もほどほどに乾杯!
地図をザックにしまい込まないで、常に手元で、地図読みを楽しみの一つにこれからの山に行ってもらえればいいですね。お疲れ様でした!
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