晩秋の雪の甲斐駒ヶ岳。

2021年10月21日(木) ~ 2021年10月23日(土)

• GPS: 23:32
• 距離: 19.8km
• 登り: 2,529m
• 下り: 2,510m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 0:48
• 合計: 9:19

距離 8.3km 登り 1,750m 下り 158m

7:17 尾白川渓谷駐車場
7:35 7:37 竹宇駒ヶ岳神社
10:33 10:54 笹の平分岐
13:02 13:03 刃渡り
14:14 14:20 刀利天狗
15:05 15:12 五合目小屋跡
15:13 15:25 屏風小屋跡
16:45 七丈小屋

2日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:47

距離 3.4km 登り 654m 下り 657m

16:45 七丈小屋
7:34 7:35 八合目御来迎場
9:39 9:45 駒ヶ岳神社本宮
9:52 9:58 甲斐駒ヶ岳
10:05 10:11 駒ヶ岳神社本宮
11:37 11:37 八合目御来迎場
12:43 七丈小屋

3日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:32
• 合計: 6:35

距離 8.2km 登り 137m 下り 1,732m

12:43 七丈小屋
8:03 8:13 屏風小屋跡
8:20 8:26 五合目小屋跡
9:11 9:28 刀利天狗
10:03 10:03 刃渡り
11:19 11:19 笹の平分岐
13:03 13:04 竹宇駒ヶ岳神社
13:09 尾白川渓谷駐車場
13:15 ゴール地点

天候

晴　雪　晴　強風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場

コース状況／危険箇所等

四合目以降は刀利天狗まで梯子と鎖場の連続。
5合目に向かって結構な下りは下山で厳しい登り返しに。以降は山小屋に向かって梯子と鎖場の連続。緊張の連続だが慎重に登れば大丈夫。

今日の岩場鎖場の雪-氷には、チェーンスパイクの方がアイゼンよりは効果的であった。9合目前後には核心とも言える鎖場数カ所。チェーンスパイクとヘルメットはあって本当によかった。[42&44;]

[降雪時の下山時の注意]
9合目から上。強風と降雪で足跡が消えて道迷いしやすい。ぎりぎり降りれるかなと思えるくらいの一枚岩の出るが、不安と記憶で思いとどまる。１０メートルほど登り返して正解だ。危なかった。[47]

[62&63;&64;] 下山の時は凍結積雪でとても怖かった。朝1番の下山で下りの足跡も無く不安を増大。

[道誤りに注意　72]
刃渡から水平距離で30m程　上の岩。下から撮影。下山時にこの岩を左に巻く。誤って右に巻くと写真にあるようなスロープの鎖も何もない一枚岩に出る。降りれそうだがこんな場所はなかったという記憶が思いとどまらせてくれた。

早月尾根も黒戸尾根もどちらも厳しい。高度感では早月尾根、梯子と鎖場のという意味では黒戸尾根。小屋から上の厳しさは早月尾根が上。小屋前の長さ厳しさ( 梯子と鎖場)は黒戸尾根。
どちらも登り応えありだ。

その他周辺情報

七丈小屋に連泊した。
降雪凍結で思いのほか時間がかかり小屋の方に宿泊を勧められて連泊した。無理は禁物。
カレーを希望して再度カレー夕飯。美味いなぁ。

写真

10/21 6:06

中央道下り釈迦堂PAから。朝日があたった右に甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、農長岳。白峰三山は冠雪している。

10/21 6:08

今日は甲斐駒ヶ岳へ。神々しい。冬支度をして来たとはいえ、雪は気になる。

10/21 7:37

駒ヶ岳神社で安全登山-下山を祈願。

10/21 7:39

甲斐駒ヶ岳グラスで白州で乾杯。

10/21 7:40

吊り橋を渡っていざスタート。

10/21 7:42

日本三大急登の黒戸尾根を登る。

10/21 8:36

グイグイ高度を上げる。

10/21 9:43

祠とか石碑とか至る所に。
信仰の山だ。

10/21 10:04

生命力。

10/21 10:22

甲斐駒かな！？

10/21 10:34

ゲッ。　ここから7時間か。

10/21 11:00

ご安全に。

10/21 11:27

三合目？

10/21 13:14

刃渡。慎重に。

10/21 13:14

鳳凰三山。　地蔵岳、観音岳、薬師岳。オベリスクが見える

10/21 13:48

刀利天狗にむかって、岩場、鎖、梯子が連続する。

10/21 14:12

刀利天狗に到着。

10/21 14:37

寒いわけだ。

10/21 14:52

チラホラ雪が。こんなもんで驚いてはいけない。

10/21 15:06

どの程度の雪、凍結か。

10/21 15:09

これから登る六合目。

10/21 15:11

登山道だけどグングン下る。帰りは登ってくるのか。

10/21 15:14

下り切って五合目到着。

10/21 16:05

この吊り橋、手摺が低く　チョット怖い。
この後、鎖場と梯子の連続。写真を撮る余裕なし。

10/21 16:44

七丈小屋に到着。

10/21 17:12

なんと貸し切り。

10/21 17:36

夕食。カレー、そば、他　最高。

6時に出れば昼前に山小屋に戻ってきて下山できると思ったが。
雪と凍結に大いに苦戦する事に。

10/22 5:54

雲海の向こうに中央アルプス。

10/22 6:09

雲海と鳳凰三山。

10/22 6:09

八ヶ岳。絶景に絶句。

10/22 6:18

登りは大丈夫。下りはチェーンスパイク装着か。

10/22 6:50

中央アルプスか。

10/22 6:52

浅間山かな。

10/22 6:53

再び雲海上の八ヶ岳。

10/22 7:02

この山はなんだろう？

10/22 7:20

チェーンスパイク装着。

10/22 7:29

八合目。

10/22 7:30

鳳凰三山。

10/22 7:30

北岳。

10/22 7:31

八ヶ岳。

10/22 7:47

アイゼンよりチェーンスパイクの方が上りやすい。

10/22 7:51

鳳凰三山とツララ。

10/22 7:52

斜めの岩が凍結していて難しかった。ヘルメットをかぶっていて良かった。垂直の下りから横の鎖に移って登った。下りが心配だなぁ。

10/22 8:43

9合目。

10/22 8:56

イルカの岩。

10/22 9:25

山頂までもう少し。ガスってきた。

[降雪時の下山時の注意]
9合目から上。強風と降雪で足跡が消えて道迷いしやすい。ぎりぎり降りれるかなと思えるくらいの一枚岩の出るが、不安と記憶で思いとどまる。１０メートルほど登り返して正解だ。危なかった。

10/22 9:40

山頂手前の祠。あぶなく後方が山頂と勘違い。
山頂は右寄りに巻いて北沢峠からの合流を過ぎて5分ほど登ったところ。

10/22 9:54

山頂。

10/22 9:54

三角点。

10/22 9:55

強風とガス。　何も見えず。リベンジだな。

10/22 9:56

山頂の草鞋に祠。

10/22 22:53

夜、　雪は降り続く。明日の下山が心配だ。

10/23 6:02

日出。絶句。

10/23 6:03

地蔵岳のオベリスク。
そして富士山。

10/23 6:04

嗚呼。着雪？　霧氷？　枝が綺麗。

10/23 6:04

昨日登った山頂方向。

10/23 6:07

降りれるかな。不安がよぎるが。

10/23 6:45

積雪。一番で下山開始。チェーンスパイクを付けたが難易度高い。

10/23 6:48

綺麗な青空。でも楽しむ余裕なし。

10/23 6:49

早朝に登って来た人の足跡が救いだ。

10/23 7:04

降りれるかな？　怖い。

10/23 7:10

雪と凍結。緊張の連続。絶句。

10/23 7:18

きびしい。

10/23 8:04

五合目へ降りる最後の梯子。しっかり雪と氷がついている。

10/23 8:11

五合目。そろそろチェーンスパイクを外そう。

10/23 8:17

五合目から降りて来た六合目方向を見上げる。

10/23 8:17

下山道。だけど結構な登り返しの始まり。

10/23 8:29

ツララ。

10/23 8:54

苔もこんな感じ。

10/23 9:11

刀利天狗に無事に戻ってきた。

10/23 9:32

[誤りに注意]
刃渡から水平距離で30m程　上の岩。下から撮影。下山時にこの岩を左に巻く。誤って右に巻くと写真にあるようなスロープの鎖も何もない一枚岩に出る。降りれそうだがこんな場所はなかったという記憶が思いとどまらせてくれた。

10/23 9:55

刃渡。強風だ。バランスを崩さないように注意。

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

World_of_walk

晩秋の甲斐駒ヶ岳という事でアイゼン、チェーンスパイク他、完全に冬装備。他に山小屋のコロナ対応でシュラフ持参。13-14kgのザックを担いで黒戸尾根を登った。来年の大雪縦走の準備としてこのくらいの重さに慣れて起きたかったが重かった。

早月尾根も黒戸尾根もどちらも厳しい。高度感では早月尾根、梯子と鎖場のという意味では黒戸尾根。小屋から上の厳しさは早月尾根が上。小屋前の長さ厳しさ( 梯子と鎖場)は黒戸尾根。
どちらも登り応えありだ。