御岳道をたどり金峰山（甲府市街から赤線つなぎ）

2013年11月03日(日) [日帰り]

• GPS: 10:46
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,756m
• 下り: 1,757m

コースタイム

05:05　パンク-5:27
05:51　駐車スペース -(1°49′)-
07:40　△1709.5　07:42 -(46′)-
08:28　造林記念碑 -(1°25′)-
09:53　御室小屋　10:00 -(2°05′)-
12:05　金峰山頂　12:29 -(1°10′)-
13:39　御室小屋　13:49 -(1°11′)-
15:00　造林記念碑 -(1°37′)-
16:37　駐車スペース

標準CT　12°30′　　短縮率(休憩込)93.6%
GPSデータより
沿面距離　20.576��
合計時間　10°46′ 　　 ↑6°14′　↓4°08′　　
累積標高(＋) 1913m
累積標高(−)−1914m
平均時速1.8��/h

天候

おおむね晴れ〜くもり〜16:20小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

甲府方面から御岳林道経由で黒平を通り抜けて北上。
林道が精進沢を渡った先、甲府市森林浴広場前の駐車スペース。
右側に金峰山登山口の指導票の後200m位。林道ゲート手前。
（荒川ダム〜黒平の野猿谷林道は11/3現在通行止めでした）

コース状況／危険箇所等

■入口〜造林記念碑　　
林道入口ゲートから造林記念碑へ行くのは下記3ルートあります。多分�△�最短時間ではないかと思う。今回は旧道を辿るので�，鯤發�ました。

�，燭屬鶺貽察Ｂ臉里瞭Г澆△函８詫佞噺呂貉泙�き分け赤テープを辿る。要GPS
林道ゲートから約10分で入口。指導標なし。白いビニールあり。林道法面を北東へよじ登る。多分最短距離。道悪い。アップダウン有。

�⇔啼札押璽箸�ら約30分で入口。北東に登山道。防火帯を一直線に登る。多分いちばん早く歩きやすい道ではないかと思う。昭文社の山と高原地図はこの道。

�Ｎ啼�1時間以上、詳しくはpasocomさまレコ参照
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-199127.html
No57の写真地図参照�，賄誓�の登山道�△亘媛仟咫�ただし△1709.5から300m手前で防火帯は終わり真北にトラバースしてます。

■造林記念碑〜御室小屋
前半水晶峠までよく整備された歩きやすい道。水晶峠手前から沢沿いの道赤テープを辿ります。水晶峠あとは沢の中。

■御室小屋〜山頂
破線になっていますが、一般道と変わらない道。急登が続きます。ハシゴとクサリ有。

☆造林記念碑手前の林道から伝丈沢へ真っ直ぐ降りていく赤テープありましたが踏みあと無しでした。（地図の写真No10の所）

ファイル

金峰御岳道.xls

コースタイム比較表
（更新時刻：2013/11/08 08:56）

写真

11/3 5:53

5:53ゲートから出発です。パンク＆タイヤ交換のおかげでずいぶん出遅れました。少し下に登山道入り口がありますがいきなりヤブなので朝は楽な方から

11/3 6:02

右へカーブした後しばらく6:02なので9分歩きすぐに旧登山道の入り口と思われるところ。林道のり面をよじ登ります。ピンボケですが(汗)

11/3 6:04

のり面の上、下に林道。

11/3 6:14

道らしきものは見えます。
赤テープはぎりぎり辿れるくらいだが、いろんなところに林務らしきテープがある感じでいまいち信用がおけない

11/3 6:41

こんなにしっかりと道がわかるところもありますが、枯葉と枯れ枝が一杯。足首まで潜ります。

11/3 6:54

痩せ尾根一つ目

11/3 7:00

痩せ尾根ふたつ超えこの後尾根沿いに登り（一度道間違えGPSで修正）
右に曲がり尾根をしばらく行くと。。。

11/3 7:22

防火帯にでました

11/3 7:23

しばらくいくと、この先防火帯あやふやに。右上が△P1709.47m。踏みあと薄くロストしてしまいました、帰りに確認したら登山道はこの先左にトラバースするように続いてました。

11/3 7:32

△P1709.47mにむかいます。赤テープは所々に、、、踏み跡は無し。GPS頼りです。

11/3 7:41

わざわざ寄り道になりましたが三等三角点
基準点名「物見」
標高1709.47m

11/3 7:56

林道に出る手前の道。しっかりしています。

11/3 7:58

立派な林道に出てほっとします。展望もあり甲斐駒♪

11/3 7:58

地蔵岳に奥は北岳でしょうか♪

11/3 8:02

林道の様子。目指す金峰が見えテンション上がりますが

11/3 8:05

分岐で左へ行ってしまいました。
方向おかしいので引き返します（3度目）右が正解でした。この分岐からすぐに。。。

11/3 8:28

「←金峰山」の標識見つけやっと確かなところにでたようです。

11/3 8:28

この時は気がつきませんでしたが、林道逆側に造林記念碑が写っていました。

11/3 9:01

しっかりとした踏み跡。帰りは走れました。

11/3 9:03

沢筋を行きます。
赤テープはしっかりしているので迷いません

11/3 9:06

前半の道に比べるとテープもしっかりついて超歩きやすい

11/3 9:12

↑金峰の上に赤テープ続いてます

11/3 9:30

古い看板が安心

11/3 9:33

周りの岩が白っぽくて名前の雰囲気漂っています

11/3 9:34

樹間から五丈岩

11/3 9:43

沢の中を歩きます。。。今日は水は僅かでした

11/3 9:53

おむろごや
この壁だけ残り屋根は崩れています

11/3 10:07

小屋を過ぎると急登

11/3 10:08

ここをはい上がり。
右端にクサリ有り。

11/3 10:10

良く見えますロックオンな気分です
長いクサリ有りますが使わずにあがれました。下りは滑りそうでさすがに使いました。

11/3 10:11

振り返ると。。。大きい

11/3 10:11

こんな谷間ですが

11/3 10:11

片手廻し岩ですね

11/3 10:33

はしごを登り
周りにシャクナゲの木がいっぱいです

11/3 10:40

片手廻し岩に登ってみる
もう一段登れそうですが、
止めときました

11/3 10:41

片手廻し岩から

11/3 10:50

ガレ場2カ所ほど通過

11/3 11:13

道ははっきりしています

11/3 11:13

なかなか男前な。。。

11/3 11:17

シャクナゲの季節に来たいものです

11/3 11:31

振り返ると赤線つなぎで歩いてきた山々が見えます。富士の右下の雲の下、一番向こうの山から歩いてきました。感慨深い。

11/3 11:32

南アルプス

11/3 12:03

いよいよです

11/3 12:06

最終目的地到着。
おまいり
金桜神社本宮

11/3 12:09

ここまで6時間14分誰もいなかったのにあまりの賑わいに驚きました

11/3 12:11

それでは山頂散策に出かけます

山梨百名山の標柱

11/3 12:15

三等三角点
基準点名「金峰」
標高2595.03m

11/3 12:16

八ヶ岳方面

11/3 12:17

今日はあの上もねらっていたのですが混んでます。

11/3 12:27

砂払い方面。

11/3 12:35

帰りは気持ち良く下ります
誰もいない（笑）

11/3 12:56

走れるところも♪

11/3 12:59

コケが超元気♪

11/3 13:10

大きな岩の上から

11/3 14:22

真っ赤な色が目を引きます♪

11/3 14:31

この橋も上で一休み。
森の木々とせせらぎの音だけがサラウンドで響きます。。。いやされる

11/3 14:36

快適に走りましたが。。。
この区間CT設定が厳しい

11/3 15:00

造林記念碑。林道と登山道の交差するところにあります。

11/3 15:06

下りの登山道は水流れていたので、来た林道を返ります。

11/3 15:07

帰りに見つけた林道から北西（造林記念碑）に行く登山道。行きは逆ばっかり見てました。

11/3 7:56

林道から右へ△P1709.47mトラバース登山道への入り口

11/3 15:26

入口付近はしっかりした道

11/3 15:33

行き帰り誰にも会わず1日貸し切り
紅葉も独り占め

11/3 15:37

防火帯に出ましたこの後すごく急です、、、ここを降りようか悩みましたが、来た道へGPSの練習に最適

11/3 15:41

鹿の角。ろくじょう

11/3 15:44

はっきりした道ですが落ち葉と枯れ枝も独り占め
おかげで足は傷だらけ。ここは分かり易いが、ここまでGPS見ながらでないと下れませんでした。

11/3 16:26

林道に出た後、まっすぐ旧登山道に入ります。ここもヤブだらけ。

11/3 16:33

黒平の登山道入り口

11/3 16:33

登山道入り口の祠

5/6 12:13

昨年撮った良く行く白山山頂の看板。
これが始まりでした。

撮影機器：

Canon PowerShot S110 Canon

Canon PowerShot S95 Canon

感想

nori3

昨年思いついた甲府市街地緑が丘から金峰山頂まで
今は廃道となった御岳道（昔の表登山道）をたどるという企画。
やっと赤線が金峰山頂までつながりました。

�［丱�丘〜白山　展望のハイクコース　2012年03月25日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-178101.html

�¬鏤囲些拉埖� 昇仙峡入口〜千代田湖周回 2012年05月06日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-189238.html

�Ｅ庫召陵經岨�山 長橝橋・弥三郎岳・金桜神社・昇仙峡周回 2012年05月13日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-190134.html

�ざ盧�神社〜マウントピア黒平　2012年05月27日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-194146.html

�ジ羈抛� 赤線つなぎの朝ラン2013年04月28日(日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-288938.html

湯村山から昔の道はどこをどう通っていたのだろうか想像しながらたどりました。
甲府市はたいへん細長く金峰山も甲府市の境にあります。つまり、甲府市最高峰。
全6回になりましたが。我が町探検のようで楽しめました。
それにしても遠かった。昔の人の歩くエネルギーには感服しました。
片道合計42.82�劼發△蠅泙靴拭�

参考にpasocomさまの「甲斐国志」「御岳道」についての日記「金峰山の古道史料を探る」
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-37298

今回はスタート前にパンクはするは、
1年前に一生懸命下調べしたのでところどころ忘れちゃっていて(笑)
GPSがないと迷いそうな森の中のサバイバルで
向こうずねから下が傷だらけでしたが、いい登山でした。
今度は�△���コースでまたシャクナゲの咲く季節にでも再度訪ねてみたいと思います。

コメント

nyagi

nori3さん、こんにちは〜！
うへぇ〜

こんなルートのレコ、見たことありません！
頂上以外、行きも帰りも誰にも会わないのも納得！
イマイチなお天気ながら、レコ読んでるだけの私まで異様な達成感が・・笑
いや、私はみずがき山荘の方から普通に登りたいですけどね
朝からパンクも大変でしたね
お疲れ様でした〜〜

nori3さん、足が傷だらけって
短パンとかトレランの格好で登ってらっしゃるのですか？

nori3

金峰は
奥秩父の盟主、裸百貫の重みと言われるだけあってどちらから登ってもどっしりとして大きな山を楽しめます。
みずがき山荘からのルートも素敵ですよ

そういえばnyagiさんとニヤミスした時もパンク、今回は舗装路で、車屋さんもこんなのがタイヤに刺さるのという 長さ5�儖未把招�8�个�らいの先がまっ平らなボルトを横になっていたのを前輪で跳ね上げ後輪にまっすぐ刺さったものでした。2度目のタイヤ交換はスムーズでしたが、、、
3度目無いように願いたいです。

夏場はタイツに短パンでトレランみたいな格好ですが、今回はタイツに長ズボン（チャックで半ズボンになる）でした。暑いのでチャック少し開けておいたらひっかけて壊しました でずーとタイツと長ズボン2重でしたが。雨乞山の下の方の枯葉の中そこらじゅうが枯れ枝だらけの状態で、最後は蹴散らして走ってました 登りでは何度も枝にやられ転びました 。踏みあとも無くなるしホントひどい道でした。

qwg

藪こぎでしたか
途中の林道から先はトレースも良くアスレチックな感じでいいですね。
前半のヤブ道は、何となく想像できます。
そこをピストンしたとは、恐れ入りました。

nori3

ヤブヤブ（qwg01230さん）
寒くなってきたとはいえ今年、山梨のマダニから「重症熱性血小板減少症候群（ＳＦＴＳ）」のウイルスが見つかっているので
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2013/08/30/1.html
上の記事見てから、肌露出してヤブ歩くのには避けています。
今回も下は機能タイツにズボン、襟の長い長そで手袋でしたが背中に何か入ってかゆくなりました。幸い何事もなさそうですが、長い時間の藪山はタオルで首筋もカバーしないと。。。

下りはやっと操作に慣れてきたGPS見ながら歩くのにはまっていました。
GPSだけでどれだけ歩けるか試していました。 （わざと道外したり画面だけで歩いたり）

ここのコースは下部の藪を避け�△���のコースを取ればトレラン向きではないかと思いました
入山者が少なく地面がフカフカです。下りで途中離れた林道も地図にないようでまだ続いている様子でした。

pasocom

nori3様/金峰山古道踏破おめでとうございます。
ついに、ついに。金峰山表参道完全踏破ですか。
nori3様、今年は山梨百名山といい、金峰山といい、大きな課題を次々とクリアしてしまいましたね。もう、お祝いというよりも感服、敬服の極みです。

造林記念碑から先は私も歩いたことがあるので、おおよそ見当がつくし、それほど難しい訳でもないと思うのですが、逆に緑が丘から黒平までくらいが地味に大変そうです。

nyagi様が「こんなルートのレコ、見たことありません」というほど今となっては知られていないルート。
私が歩いたときも同じようなコメントが入りました。
でも、五丈岩を頭上に見上げながら接近していくあの感覚はこのルートでなければ味わえません。五丈岩はまるで巨大モアイのようにも見え、昔の人が怖れたり崇めたりした理由がわかるような気がします。
道はかなり整備されているのだし、もっと多くの人に知ってもらったり歩いて欲しい魅力的なルートだと思いますね。

nori3

長かった表参道（pasocomさま）
前半は古道探索にこだわり探検みたいでしたが、造林記念碑から後半ルートは一般道のように整備され、水晶峠・クサリ場・片手廻し岩・シャクナゲと見どころ多く楽しめ、五丈岩は遥か遠くからもわかり、まさに「まるで巨大モアイ」、かなり男前に見えました。足元から見上げながら登っていくようで、自然と畏敬の念をいだかざるにはいられないはず。このルートから登ると岩の正面はこちらだという気がしました。まるで甲府の守り神として鎮座してるよう。ホントいいルートだと思います。
　帰りにスペアタイアでゆっくり下る道の長いこと、ふり返ると、ここを歩いて登ったんだという感慨がわいてきました。金桜神社で一泊、御室小屋で一泊は身をもって理解できました。
　歩いて行ったので登山口はすぐそこみたいな気がしてました。『行きの経路を調べる：車』で調べると甲府南部から31.0 km、1 時間 47 分 遠いはずでした。
　日記までありがとうございます。ｍ(_ _)ｍ

patagonian

nori3さんへ
自分も気になっていたルートです。
山のコースは歴史があり面白いですね。

パンクのトラブルを30分で解決していところが
すごすぎます

nori3

コメありがとうございます（patagonianさん）
前半は林道も利用できますし。造林記念碑以後一般道。
五丈岩カッコよくておすすめです。多分いつでもすいてます

昔、クサリのチェーンで苦労している世代ですから、タイヤ交換は慣れたものなのですが。。。最近の車載ジャッキはずいぶん頼りない感じがします。

tailwind

出遅れました
nori3さん、こんばんは！

登山への興味が希薄になり、ヤマレコも週2回ほど
気付くのが遅れました

金峰山へのルート！2ルートしか知りませんでした
GPS頼りのバリルートですか・・・
遂にそちら方面へ進出ですか!?
面白そうではありますが・・・私には無理だな〜
一般登山者代表なので、標柱頼みですから

反響は上々ですね！皆さんビックリしています
愉快愉快
この調子で登山を極めて下さい

nori3

ちょっと心配してました(笑)
＞私には無理だな〜
そうかな〜稜線のハイマツ漕ぎや戸倉の滝の上あたりのほうがすごい気がしますが。。。ここは甲府市 なんといっても地元民の有利さだけです。皆さん知らない一般道