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記録ID: 365341
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

御池岳(冬のリベンジ〜国道通行止めゲートから周回〜)

2013年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:08
距離
19.1km
登り
1,178m
下り
1,170m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:30 通行止めゲート
8:20 コグルミ谷登山口
9:35 カタクリ峠
10:00 丸山(御池岳)取付き
10:25 丸山(御池岳)
10:45 奥の平
11:00 ボタンブチ(昼食タイム)
12:20 日本庭園
12:55 鈴北岳
13:40 鞍掛峠
13:55 鞍掛峠三重県側登山口
15:30 通行止めゲート
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三重県側からは、国道306号線が道路崩落のため、藤原町山口から鞍掛トンネルまでが通行止めになっています。
通行止めのゲート手前に何台か駐車できるスペースあり。
(工事関係者らしき人から、路肩に停められると、工事車両を当ててしまうといけないので、その駐車スペースに停めておいてくれと言われた)
コース状況/
危険箇所等
滋賀県側からは、鞍掛トンネルまで車で入れるようですが、三重県側からですと、
通行止めゲートからコグルミ谷まで約5km、鞍掛トンネルからゲートまで約6km国道を歩かなければなりません。
コグルミ谷は、大荒れの状態で、一般の登山者はお勧めできませんというか今回のルートを取る人は、よっぽどの物好きかアホな人しかいないでしょう。
登山道はどこへやらで、登山ポストも写真の通り、半分以上埋もれています。
下山後の温泉は、近くのいなべ市に阿下喜温泉があります。大人500円
ほどよく紅葉が始まってます
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ほどよく紅葉が始まってます
崩れてるね〜
落石も多い
相変わらず酷いね〜
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相変わらず酷いね〜
登山届け入れも半分以上埋もれています
登山届け入れも半分以上埋もれています
石碑もこの通り
沢伝いにバリルートで行きます(涸沢状態)
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沢伝いにバリルートで行きます(涸沢状態)
標高が上がると程よく紅葉
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標高が上がると程よく紅葉
いい気分
通常の登山道はやはり歩きやすいね
通常の登山道はやはり歩きやすいね
8合目を過ぎると一面苔に覆われてる
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8合目を過ぎると一面苔に覆われてる
丸山(御池岳)取付き
丸山(御池岳)取付き
シマリスが出迎えてくれた
(中央の木の上)
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シマリスが出迎えてくれた
(中央の木の上)
もう少し
はい着きました
奥の平は広いね
先に奥の平へ向かう
先に奥の平へ向かう
のんびり
奥の平到着
ボタンブチ
ボタンブチからT字尾根方面
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ボタンブチからT字尾根方面
ゴロ谷方面
紅葉してますね〜
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紅葉してますね〜
日本庭園
日本庭園全貌
鈴ヶ岳の頂がひょっこり
鈴ヶ岳の頂がひょっこり
藤原岳方面
県境尾根を下る
いい色ね
いい感じ
点々と紅葉
鞍掛峠の祠
鞍掛峠に到着
三重県側に行きます
三重県側に行きます
鞍掛トンネル横の登山口
鞍掛トンネル横の登山口
ここから入る人はいないでしょ
ここから入る人はいないでしょ
鞍掛トンネル閉鎖
鞍掛トンネル閉鎖
タテ谷も酷いね
国道を下ってようやくコグルミ谷登山口まで戻った
国道を下ってようやくコグルミ谷登山口まで戻った
改めて見ても酷いね
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改めて見ても酷いね
側溝に蜂のスズメバチの巣らしき模様が見えた
側溝に蜂のスズメバチの巣らしき模様が見えた
上を見ると巣があった
気を付けましょう
でも一般の人はここに来ることはないでしょう
上を見ると巣があった
気を付けましょう
でも一般の人はここに来ることはないでしょう

感想

冬に撤退を強いられたコグルミ谷をもう一度登ろうと思い、紅葉が見られる時期がいいな〜ということで出かけました。
相変わらず三重県側は、国道が通行止めとなっていたので、頑張って通行止めゲートから歩きます。
復旧工事は進んでいるみたいですが、この夏の大雨などでさらに酷くなった感がありました。
まだまだ復旧に、数年は掛かるんではないでしょうか。
ゲートから約45分でコグルミ谷登山口に到着。
ここも冬より酷くなっている印象です。
登山届のボックスは写真の通り見るも無残。
登山道もどこへやら。
通常の登山道は、西の尾根側を登って行き、長命水のところから一旦東隣りの尾根に渡って、稜線を目指すコースだったと思いましたが、荒れに荒れていたため、覚悟を決め、沢を伝って稜線まで出ることにした。
水量の少ない沢を登り始め、登り易そうな沢を選んで登って行く。
自分のいる場所の認識は、地図と尾根を照らし合わせ、何度も確認しながら高度を上げて行きました。
カタクリ峠の北東に伸びる稜線に出てからは、尾根を南に進み、ようやくカタクリ峠(6合目)の道標に到着した時はちょっと安堵。
その後、登山道に沿って丸山(御池岳)取付きから御池岳へ向かう。
山頂に登山口から約2時間で到着。
途中でシマリスが出迎えて楽しませてくれたものの、山頂までは誰一人として会いませんでした。
結局、山頂から下山するまでに10名ほどの方と会ったのみでした。
小休止してから、奥の平、ボタンブチへ向かう。
広い平原に出て、藤原岳へと続く稜線も見えた。
ボタンブチは、眺めがいい。T字尾根方面も紅葉が進んでいた。
紅葉のピークはまだ1〜2週間後かな。
ここで一旦昼食を取り、鈴北岳へ向かう。
丸山(御池岳)から、直接鈴北岳へ向かう道は結構不明瞭なので、適当に西北西に向かって進んでいく。
ようやく日本庭園まで出ると広いお庭が広がった。
この広々とした山頂周辺は、周囲の樹木が横に倒れて伸びていることから、冬になると結構な積雪があると思う。
やはり、冬にスキーを担いで一度は訪れてみたい。
鈴北岳から見通しが良ければ、霊仙山、伊吹山も綺麗に見えただろうが、今日は生憎のうす曇りで、あまり見通しが利かなかった。
県境の尾根歩きは、天気が良ければ眺望も良さそうであったが、今日は今一つであった。
鞍掛峠から三重県側へルートを取ると、殆ど誰も歩いていないようで、小さな崩落により若干歩きにくいのと、草が茂って邪魔であった。
国道まで出ると、トンネルは閉鎖されており、通行止めのゲートまでおよそ約6kmの長いアスファルト道を下って行く。
途中で、鹿の駆除を行っているらしき方と会いお話しを伺うと、近年鹿が大量に増えているそうである。そういえば、通行止めゲートから上がって来る途中、鹿が逃げていくかわいいお尻を見た。
鹿が木の皮を食したり、トリカブト等の花を根こそぎ食べたりするので、数パーティが駆除のため山に入っているとのこと。
たまに銃声も聞こえていたが、こういった問題は、日本全国で大きな問題になっていることである。
その後、その方とお別れしてしばらくして歩いて行くと、取り付いたコグルミ谷に出るが、何度見ても酷い状況だ。
工事関係者は大変であるが、早期復旧を願いたい。
歩いていると、先程お話ししていた方が「下まで車に乗せていってあげようか」と声を掛けていただいたが、やはり自力で歩くもんだと思い、丁寧にお断りした。
その後に、道中の法面にスズメバチの巣を発見したが、巣の下部が崩れ落ちており、蜂も飛んでなかったので、空っぽと思い、小さな石を投げつけてみた。
見事命中したが、中から大量の蜂が飛び出してきたので、慌てて猛ダッシュしたことは言うもでもありません。
皆さん蜂の巣にちょっかいを出すのはやめましょう。
いや〜今日は、とにかく歩いた!

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