不帰岳

2013年11月01日(金) ~ 2013年11月04日(月)

• GPS: 35:43
• 距離: 50.8km
• 登り: 5,319m
• 下り: 5,257m

コースタイム

11/1 八方池山荘8：25〜八方池9：20〜頂上山荘11：45〜唐松岳12：15〜不帰の嶮2峰北峰13：30〜コル14：20〜天狗の大下り上16：25〜16：45幕営
11/2 撤収5：00〜天狗山荘6：00〜白馬鑓ヶ岳7：25〜旭岳分岐9：330〜清水岳11：30〜清水の頭12：40〜不帰岳非難小屋14：15/14：50〜不帰岳山頂探し〜小屋15：50泊
11/3 撤収5：20〜祖母谷温泉9：10〜南越峠12：10〜餓鬼の田圃13：05〜餓鬼山避難小屋14：15泊
11/4 撤収5：00〜餓鬼山6：00〜大黒銅山跡7：05〜唐松岳頂上山荘10：10〜八方池山荘12：00

天候

11/1　晴れ　最低気温-5℃（天狗の大下り上）最高気温7℃（八方尾根）
11/2　晴れ　最低気温-10℃（天狗山荘）最高気温15℃（清水尾根下部）
11/3　曇のち雨　最低気温3℃（撤収時）最高気温11℃南越峠
11/4　雨のち雪　最低気温-6℃（唐松岳頂上山荘）最高気温0℃（餓鬼山山頂）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゴンドラ乗り場の駐車場に停めました。
無料でした♪

コース状況／危険箇所等

全体的に道は明瞭で、案内も十分でしたので、道迷いの心配はありませんでした。
八方尾根
　扇雪渓から雪道でした。帰りは八方池の手前まで。深くても足首くらい。
不帰の嶮
　雪はほとんど付いておらず、鎖は全て使えました。なので、23kg背負ってても平気でした。
天狗の大下り〜清水岳
　完全に雪道です。やはり深くても足首までで、柔らかい雪なので苦労は無いです。
　旭岳へのとりつきが少し深いのと、トラバース道の細さに泣かされました。
清水の頭〜祖母谷温泉
　雪は上のほうだけです。道は細め。
祖母谷温泉〜唐松岳
　非難小屋から先はゆるい登りで楽でしたが、砂れきの崩壊道があるので注意です。

写真

11/5 10:02

11/1早朝
黒菱平まで車で上がれるんですね。
次回からそうしよう。

11/5 10:02

いい眺め♪

11/5 10:02

きれいです

11/5 10:02

さて、出発！

11/5 10:03

11/5 10:03

これが目的のひとつ

11/5 10:03

畔は凍ってます

11/5 10:04

Tさん、お先に八方池リベンジ果たしました

11/5 10:04

11/5 10:04

扇雪渓

11/5 10:04

雪道っぽくなります

11/5 10:05

剱岳

11/5 10:05

唐松岳
隠れて撮っているわけではありません

11/5 10:05

3日後はこっちから上がってくるんだな

11/5 10:06

いつものアングル

11/5 10:06

山頂にて

11/5 10:06

あまり雪は無さそうですが…

11/5 10:06

五竜岳

11/5 10:06

さあ、行きますよ！

11/5 10:07

吸い込まれそうですね

11/5 10:07

�曲�北峰までは、普通の
トラバース道

11/5 10:07

振り返ると唐松岳があんな遠くに

11/5 10:07

�曲�南峰

11/5 10:08

窓からの眺め

11/5 10:08

�曲�北峰
ここからですよ

11/5 10:10

涸沢岳から北穂への出だしを思い出します。
クサリが見えますか？

11/5 10:10

クサリの無い箇所は緊張します

11/5 10:10

11/5 10:11

11/5 10:11

11/5 10:11

ここは笑える。
けど、もっと笑える箇所があったんですよね。
また行かなきゃ♪

11/5 10:11

ここのトラバースが心配でした。
でも安全でした(？）

11/5 10:12

�喫�とのコル

11/5 10:12

11/5 10:12

�喫�の頭から天狗の大下り

11/5 10:12

きつい…

11/5 10:13

きつい…

11/5 10:13

なんとか上がりました
いい眺め…

11/5 10:13

でも、時間切れ

11/5 10:14

天狗山荘は見えないところにあるんです

11/5 10:15

11/2早朝

11/5 10:15

11/5 10:15

天狗山荘
無風地帯です。ここで寝たかった…

11/5 10:15

ちらっと富士山

11/5 10:15

朝焼けです

11/5 10:16

自分の影

11/5 10:16

for s3214

11/5 10:16

11/5 10:16

11/5 10:27

白馬鑓ヶ岳
捻じれてますね。ドリルだったんですね

11/5 10:27

鑓温泉に向うトレース
白馬側からの足跡です

11/5 10:28

鑓ヶ岳

11/5 10:28

11/5 10:29

杓子岳のそばでお会いした
川崎からの日帰り登山者。
またどこかで会いましょう♪

11/5 10:29

分岐

11/5 10:29

旭岳
この山も気に入ってました

11/5 10:30

が、このトラバースは細すぎる

11/5 10:30

11/5 10:30

このアングルの剱はいいですね

11/5 10:30

旭も清水も登頂してみたいですね

11/5 10:31

ここは道が読みにくかった

11/5 10:31

11/5 10:31

清水の頭
稜線散歩終了点

11/5 10:31

祖母谷への下り口
赤テープ多すぎない？

11/5 10:32

11/5 10:32

西ノ谷〜祖母谷

11/5 10:32

湿原がきれいです

11/5 10:32

それ以外は急坂ですが

11/5 10:33

11/5 10:33

不帰岳非難小屋
閉まってたけど入っちゃいました

11/5 10:33

水場下り口

11/5 10:33

ぬくぬく快適

11/5 10:33

内トイレ！
でも使用禁止orz

11/5 10:33

不帰岳山頂を目指して
枯れ沢を上がります

11/5 10:34

分岐を全て右で上がると、ここで終わり

11/5 10:34

最後の分岐を左に入ると、テープが！
でも行き止まり。
少し藪をこぎましたが、戻れなくなりそうなので止めました。

11/5 10:34

小屋下の水場
細いですが生きてます

11/5 11:28

12/3早朝
暗闇のクサリ場は緊張します

11/5 11:28

今日は雲が怪しい

11/5 11:29

11/5 11:29

11/5 11:29

渡渉箇所多し
水は担がなくてもよかった…

11/5 11:30

11/5 11:30

11/5 11:30

ハシゴ地帯
清水尾根と逆で、急な所は少ないです

11/5 11:31

顔を洗うのに、ちょうど
いい高さ♪

11/5 11:31

11/5 11:31

登山口
少し河原を歩いて、林道へ

11/5 11:31

橋を二つ渡って対岸へ

11/5 11:31

祖母谷温泉小屋

11/5 11:32

南越峠への登り
落ち葉が多くて滑ります。
危うく転落することも…

11/5 11:32

この道も渡渉箇所多し
下のほうは沢沿いなので、汲みに行くこともできます

11/5 11:32

ここが最後の水場
ここから沢を離れます

11/5 11:32

11/5 11:32

11/5 11:32

人工物のような自然物

11/5 11:33

11/5 11:33

今にも枯れそうな水場

11/5 11:33

ロープ

11/5 11:33

ハシゴ

11/5 11:33

南越峠
ここから少し傾斜がゆるくなります

11/5 11:34

女性と歩きたい道
ここまで来る前に振られ
そうですが

11/5 11:34

熊の仕業？

11/5 11:34

休憩
ここは風が気持ちよかった

11/5 11:45

日本の山じゃないみたい

11/5 11:45

小屋が近いとこんな道に
なりますね

11/5 11:46

見えました
実際には1時間近く
歩いてます

11/5 11:46

餓鬼山避難小屋
閉まってたけど入っちゃいました（常習犯)

11/5 11:46

この後雨になって、無理しなくて良かったと思いました

11/5 11:46

11/4早朝
雨の中登ります

11/5 11:47

餓鬼山山頂

11/5 11:47

ガスってます

11/5 11:47

大黒銅山跡
思ったとおり幕営適地

11/5 11:47

水場入口
確認していません

11/5 11:47

今回のルートは多彩で面白い

11/5 11:48

みぞれから雪になりました

11/5 11:48

冬だ♪

11/5 11:48

細いトラバースが続きます
崩壊しているところもあるので注意が必要です

11/5 11:49

これは、天場？

11/5 11:49

やはり。ということは

11/5 11:50

見えました、頂上山荘

11/5 11:50

帰ってきました
この達成感がたまらない

11/5 11:50

丸山ケルン

11/5 11:50

八方池辺りはブリザード
状態

11/5 11:50

ご褒美の虹

11/5 11:52

無事終了です

撮影機器：

PENTAX K100D Super ペンタックス

感想

BBC

不帰岳の山頂を踏みたいと思い、不帰の嶮を含めた周回コースを計画しました。
すると、そこに百貫の大下り、天狗の大下りがあることに気付き、大下り巡り
という目的にしてしまいました。
そのせいか、不帰岳の山頂には到達できませんでしたが、例によって調査不足な
がらも、いい線いっていたようなので、またの機会にリベンジしたいと思います。

当初の計画は、唐松岳から時計回りの周回でしたが、連休後半の天気が崩れる
予報だったため、急きょ反時計回りに変更し（またです）、比較的楽に歩けたな
と想像しています。特に、清水尾根の登りはきついだろうなと思いました。

逆回りにして良かったのは、不帰の嶮を安全に通過できたことでした。雪も付い
ていなかったので、鎖が使えて重い荷でも怖くありませんでした。
また、3日目の天気の崩れも、餓鬼山避難小屋に入ってからだったので、濡れダ
メージは最小限で済みました。最終日に回復とはいきませんでしたが、荒れ模様
でなかったのが救いでした。

積雪量は思ったより少なく、だから日程内で下山できたわけですが、秋と冬の
美しい景色を堪能した、いい山行になりました。

八方尾根でお話しさせていただいた方、杓子岳前でお会いした川崎の方、楽しい
ひと時をありがとうございました。

コメント

ricalon

すげ〜っ！すげ〜っっ！！。
先程から夫と二人で大興奮です。

BBCさん、おかえりなさい。
素晴らしい山行、羨ましいなんて通り越してます。
こんな怖そうなところ、しかも秋と冬の端境期の判断のムズカシイ時期に私は行けそうもないですから、、、。
スゴイです、あっぱれ、あっぱれ
11/2は、南アでも午後から風が強まりましたし(夜半は特に)、北アに入山しているBBCさんはどうだろう？と。
杞憂に終わって良かったです。

今回のツボは、1時間の不帰岳の山頂探し。(笑)
イエローカードは、写真102／126のコメントですかね、、、。
ここは、「妻と、、、」でしょ？

BBCさんの精神力の強さに感服しました。
おつかれさまでした。

ゲスト

写真頂きました〜
ここの周回コース、マネしたいコースです 山頂見つけられるかが楽しみです

雪山、そして素晴らしいモルゲンロート。。と思ったら紅葉まで！歩いて実感の三段紅葉？？なんて贅沢なんだ〜。

常念、大天井から白い白馬は見えました！あっちのほうが雪が多くていいな、と思ってました
去年の11月末は私が燕岳にいたときBBCさんは針ノ木のほうでしたね〜。なぜか今回も同じような位置で面白い偶然だなぁと思いました（笑）

京のスター

BBCさん、こんにちは。
す、凄いコースを歩かれたんですね

雪山恐怖症の私には到底無理です

毎回思いつかないコースを歩かれてますね

いつもながら感心しております。

仙塩尾根縦走の件、了解しました。ただもう少し待ってくださいね<m(__)m>

百名山達成に余裕出来ましたら、是非ともご一緒させて下さい

BBC

いや、やばかったです(汗
ricalonさん、こんばんは。
不帰の山頂は、荷造り紐とか持っていかないと、戻れなくなります
尾根筋に出られれば、藪は薄くなるらしいんですが…
今回は勘で戻れてよかったです。

確かに不帰の嶮は心配でしたが、八方尾根から見た感じで「雪無いな」と思って行っちゃいました
歩きやすかったのは良かったんですが、アイゼンはただの荷物になってしまいました。

妻は……ノーコメントで

BBC

偶然も二度目なら
s3214さん、こんばんは。
それは必然です。運命とも言います。あの道を一緒に歩きませんか？

失礼しました〜。

白馬では今まで遠望に恵まれず、今回初めて頸城山塊の姿を見ることができました。
行ってみたくなりますね。

このコース、sさんなら逆周りでも大丈夫そうですね。
できれば山頂探し、ご一緒したいです （←懲りてない）

BBC

がっつりいきました
HIDENORI-Tさん、こんばんは。
雪山というには物足りませんでしたが、長いようで短い旅でした。
１日８時間くらいしか歩いてませんから、今思えば白馬にも寄れたなあと。

このルートはまたリベンジしますので。今度こそ不帰岳メインで。
仙塩尾根ありがとうございます。楽しみに待っています。

アキラ

この時期に
BBCさん、こんばんは。

コメント遅くなりました。
この時期にこのルートよく行かれましたね。
昨年の夏に逆回りで行きましたが、標高差が大きく人里から離れた深い山の中という印象でした。
一人でもし何かあったら帰れなくなりますよね
貴重な記録ありがとうございます。
すごい意欲です。

温泉があればどんなに良かったでしょう。

BBC

雪の多いほうへ
kurosukeさん、こんばんは。
実は、不帰岳の山頂の藪を雪が潰してくれないかなと、期待して行ったんですが、ちょっと早すぎたようです
麓はまだまだ秋でしたし。

確かに人里離れてますね、思い切り
でも道は整備されていましたし、祖母谷温泉から不帰岳へ上がろうとしている人もいました。
天気が崩れたので、大変だったろうと思いますが。

kurosukeさんの記録、hanameizanさんとの今年の記録は見ていたんですがorz
祖母谷から時計回りで、黒菱まで１日って…
今だからこそ、そのすごさが分かります。