比良縦走(堂満・武奈・釣瓶岳〜蛇谷ヶ峰ピストン)
- GPS
- 13:12
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 2,522m
- 下り
- 2,522m
コースタイム
− 9:50 コヤマノ岳 − 10:11 武奈ヶ岳山頂(〜10:20)
− 10:53 釣瓶岳山頂 − 11:16 イクワタ峠 − (しばらくルーファイ) − 11:59 笹峠
− 12:24 地蔵峠 − (しばらくルーファイ)− 13:00 横谷峠 − 13:15 荒谷峠
− 14:02 蛇谷ヶ峰山頂(〜14:15)− 15:21 地蔵峠
− 16:37 釣瓶岳山頂 − 16:56 細川越 − 17:14 広谷(ヘッデン装着) − 17:25 八雲ヶ原
− 17:51 北比良峠 − 19:03 大山口 − 19:19 イン谷口 − 19:49 JR比良駅
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●大阪駅 ・グランフロント側からJRの改札に向かうには、一度2Fに昇ってから1Fに降りるべきところ、 寝ぼけていたのか2Fでウロウロしてルーファイするはめに。本日の山行を暗示しているようだ… ●JR比良駅〜ノタノホリ〜堂満岳 ・桜のコバを過ぎてノタノホリまではロッジの廃屋?が立ち並ぶ間を抜けていく。 ・気持ちのよい東稜道を過ぎて稜線に乗った直後の広い尾根で一瞬テープを見失った。 (尾根を上がると大きな岩があるのが目印) ・南壁は断崖。登山道からはずれて近寄らなければいいのだが、近寄ってしまう。 ・山頂直下の急登は20分ほど。かなり足にきた。 ●堂満岳〜金糞峠 ・堂満山頂からしばらくトラバース沿いに進むので展望よいが滑りやすいところがあるので注意。 ●金糞峠〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳 ・特に問題なし ●武奈ヶ岳〜釣瓶岳〜イクワタ北峰 ・北稜の下りと、釣瓶岳からの下りは粘土質のため滑りやすい。 ●イクワタ北峰〜笹峠〜地蔵峠〜横谷峠〜蛇谷ヶ峰 ・笹峠手前から横谷峠は踏み跡が不明瞭になり、地図にはない林道が登山道に沿って現れたり、非常にわかりづらくなる。 しかし、赤テープやビニールひも(青系が多い)は50m以内には必ずあるので、 見失ったら必ず元に戻る。 ・イクワタ峠から気持ちの良いトレイルを北にしばらく進んだ後、笹峠までは一旦東に折れて意外に下る。 この下りがなんとなく眼下に見える集落に行きそうな気がして戸惑う。 私は東に折れずにまっすぐ北に尾根を下ってしまったが、テープも見当たらないし、 西に向かう登山道(後から地図を確認すると破線ルートでした)が出て来たので、 元に戻ったところ、ルーファイ中の方とお会いし、正規ルートを教えていただいた。 大変ありがとうございました。 ・地蔵峠はヤマレコでもよく登場する問題の場所。複数のヤマレコを拝見すると2通りがあるように思う。 地蔵峠の標識は蛇谷ヶ峰方向と、畑方向があるが、 “方向に向かって、数分下ったところで左にそれる道を進んで正規ルートに乗る。 (するとすぐに赤テープが出てくるので追いかける) ⊆愧ヶ峰方向に進むが、10mほど進んですぐに右に曲がって正規ルートに乗る。 私は,嚢圓ました。(△六遒靴討い覆い里婆こ稜А ・横谷峠に向かう登山道はすぐ左に林道(といっても舗装されていない)が並走しており、 途中で登山道を横切るので非常にややこしいが、林道は見ないふりをして 確実にテープを追いかけるのがよいと思う。 ・横谷峠以降はテープも踏み跡もわかりやすく蛇谷ヶ峰まで明瞭。ただし蛇谷ヶ峰直下の急登は結構足にくる。 ●(帰路)細川越〜広谷〜八雲ヶ原〜ダケ道 ・特に問題なし。ただし、ダケ道に入った直後に分岐が分かりづらい個所があって少しだけルーファイ。 |
写真
感想
そろそろ雪の比良に向けて下見をしておきたかったのと、比良の未踏の山を登りたかったので、
JR比良駅から、堂満岳・武奈ヶ岳に登った後、釣瓶岳から蛇谷ヶ峰をピストンして、比良駅に戻る周回コースに挑戦。
釣瓶岳まではCTの半分くらいのペースで快調に飛ばしてきたものの、
やはり蛇谷ヶ峰までの道のりは噂通り分かりづらく、短時間ですがルートロスを2回。体力を消耗しました。
蛇谷ヶ峰山頂に到着したのが14:00頃。蛇谷ヶ峰が近づいてきた頃は体力的にも精神的にもきついし、
このまま朽木方面にエスケープしようかと思っていました。
しかし、蛇谷ヶ峰山頂からの気持ちの良い景色を眺めていると、何となく疲れも解消した気分になり、
立ち上がった時にはピストンする気満々になっていました。
帰路は道に迷うこともなくかなりのペースで進みますが、釣瓶岳への登り返しが足にきてペースダウン。
釣瓶岳山頂に辿りついたのが16:30過ぎ。
本当は釣瓶岳からは初のナガオ尾根を伝って下りたいと思っていましたが、
陽が暮れそうなのでまた次の機会に。
細川越のあたりで太陽が稜線に沈んでいくのが見えました。周囲は真っ赤に染まっていきます。
細川越から広谷へのルートは初夏に家族で通った道。広谷で真っ暗になりヘッデン装着しましたが、
道は覚えていて、標識も頻繁にあるので問題なく通過。
八雲ヶ原では数張りのテントの明かりが美しい。
食事中のようで腹が減って足も痛い身には何ともよだれの出そうな光景。
北比良峠到着は18:00前。琵琶湖の向こうの草津から大津の夜景にしばし見とれました。
頭上には半月が昇っていて、風もなく気持ちがよい。
最後の下りはダケ道を進みますが、何度も通った道であり、
また常に目前の木々の間から見える夜景と、頭上の月明かりで意外と明るいので
問題なく下山完了。
久しぶりに膝裏が痛くなり、最後はトボトボと歩くことになりましたが、
無事34kmを歩き通せたので満足です。
お会いした皆さん、ありがとうございました。
(備考)
一番行きたかったナガオ尾根はまたもお預けに。雪が積もるまでに下見しておかないと…
コメント
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tubataroさん、こんばんは!
タイトル見た時に、ん?ピストン?って思ってしまいました。
本当にピストンだったのでビックリ!
ロングでお疲れさまでした。
夕暮れの時間、キレイでしたね♪
私も雪積もる前に比良に行っておかないと!
実はツルベ岳の北は未踏の地なんですよね…
今年は雪が多い冬と言われているので、雪の比良が楽しみですね!
こんばんはtubataroさん
いつもよく歩きますね
ホント感心します
金糞峠からいつも堂満岳の表示を見て気になっていた
のですが片道25分程で行けるのですね。
またピストンしてみよう
余談ですが・・・tubataroさんたちと会ったあの日、
金糞峠の手前で会った女性と言葉を交わした時に
「はなくそとうげ」とその女性がおっしゃるので
ふざけてるのかと思っていたら私の
聞き間違いで「かなくそとうげ」だったということが
あり今でも金糞峠で思い出してニヤニヤしてます
冬に向けてみなさん準備着々ですね
今回、タイトルがどうもしっくりこなくて悩んでいました。
(そんなに悩んでませんが)(笑)
ピストンというより、周回のほうが適切なのかなと
思いつつ、
コースの大半が釣瓶から蛇谷のピストンで、一番苦労したところなので
気分的にはピストンかなあと。
コンパクトにぴったりなタイトルをつけるのは難しいですね。
dolceさんはいつも楽しいタイトルで感心してます。
今年の冬は比良の新しいコースと、あとは大山とか八ヶ岳くらいに挑戦してみたいです。
堂満・金糞間ですが、下り(堂満→金糞)は25分くらいですが、
逆の場合は急登もあるのでもう少しかかるかもしれません。
こじんまりした山頂ですが琵琶湖がきれいに見えるので気持ちいいですよ。
カナクソですが、私は最初はキンプンと思っていました。このほうが響きはきれいでしょ。
最近はロングにはまっています。
(トレランにはあまり魅かれないのですが、シンプルに長く歩きたい)
おはようございます!
34キロってすごい‥めちゃくちゃ歩いてますね!
僕は今の実力じゃとてもそんなに歩けない‥
僕も長い時間山に居てたくさん歩きたいので
すぐバテる自分の山行の在り方見直さないと。笑
ナガオ尾根は僕もずっと気になってるので
今月中になんとか行こうと思ってます☆
ツルベ以北も行ってみたい!!
また情報交換よろしくお願いします♩
ご無沙汰です。
ロングいいですよね。
実は1月の比良でのラッセルで体力不足を痛感してから、
普段の生活にウォーキングを取り入れるようになりました。
そのおかげで足腰が少しは強くなった気がします。
健康にもよいしお勧めです。
sunnybluesさんもすっかり比良のおなじみになられた感じで、
そろそろお会いしそうですね。
こちらこそ情報交換よろしくお願いします。
とんでもない長距離ですね。
しかも比良山系は一つの山でもけっこう
厳しいのに3山縦走ですか・・・(^^;
こんにちは。
そうなんです。3山縦走はやはりきつくて、
特に最初の堂満岳の最後の急登は足にきた気がします。
あとは蛇谷に向かう途中でのルーファイもきつかったです。
でも縦走路の景色はよいし、帰路は夕焼けも綺麗ので
頑張った甲斐がありました。
相変わらずすごいですね!堂満岳かなりキツい印象があるんですが(笑
武奈ヶ岳北稜から北は私も行ってみたいと思うのですがなかなか行けず。
ご無沙汰しています。
堂満岳はきつかったのですがそうはいっても最後の20分の急登くらいだと思います。
もう雪の季節まで1ヶ月切りましたね。
また子連れでお会いしましょう!
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