熊沢峠〜渋田見山 やはり長かった尾根歩き！

2021年10月28日(木) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 22.4km
• 登り: 1,692m
• 下り: 1,683m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:37

距離 22.4km 登り 1,694m 下り 1,692m

9:03 スタート地点
9:36 林道終点
10:12 10:22 熊沢峠
10:22 三角点
12:54 三角点（大布施）
13:55 14:05 渋田見山
14:53 林道合流
15:47 県道合流
16:11 築地原バス停
16:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上田市街から旧武石村に向かい
県道92号線に入ります
権現神社境内をお借りして駐車

コース状況／危険箇所等

・権現神社〜熊沢峠
県道を横断後、林道ゲートを抜け、しばらくは未舗装道歩き
終点からの踏み跡は明瞭で、歩き易く
登山道として整備されているように思いました
・熊沢峠〜渋田見山
西に向かうほぼまっすぐな尾根歩きで、
広い尾根では踏み跡が薄くなりますが、藪はなく、
尾根を外さなければ問題ありません
但し、小ピークを越える急な下りで方向を間違え、登り返しました
向かう尾根の見えない急斜面は
こまめにGPSで確認した方が良いと思います
・渋田見山〜林道終点
山頂付近は笹の中に微かな踏み跡がありましたが
下るにつれ不明瞭になり、斜度がきつくなります
時折テープを見かけましたが、急勾配をジグザグに下るうち、
廃林道に出てしまい、藪に阻まれ、獣道を借り、林道に降下
・林道〜権現神社
林道歩きの後、舗装道歩き
県道合流後は緩やかな下りの長い車道歩き
車の通行は多くありませんが歩道がないので車に注意

写真

10/28 9:02

権現神社
境内をお借りして駐車

10/28 9:02

見えている尾根を左へ歩く予定

10/28 9:03

権現神社前にバス停がありました。本数が少なく、下山後の利用は諦めました。

10/28 9:05

県道を横断し、まっすぐ武石川に架かる橋を渡ります。熊沢峠はやや右寄りに見えているのではないかと思います。廃道になっていなければ良いのですが…

10/28 9:05

橋の上から武石川下流

10/28 9:07

心安らぐ、いつまでも変わらないでほしい、細い谷間の田園風景

10/28 9:14

ゲートを抜けます
10月31日迄通行禁止と書かれていました(*_*)知らずに来てしまい、申し訳ありません<(_ _)>

10/28 9:22

歩いて来た道が足元
回り道しましたが、まっすぐ谷間に入る小道が健在のようです

10/28 9:25

右に見えている道が権現集落から熊沢峠を越え、霊泉寺温泉に到る古道でしょう

10/28 9:32

緩やかなまっすぐな登りの先が終点

10/28 9:36

林道終点
車の転回場所はなさそう

10/28 9:38

ピンクテープが頻繁にあり、踏み跡も明瞭(^.^)

10/28 9:40

登山道整備も行われている様子にびっくり！藪漕ぎ覚悟で恐る恐るやってきました(^^ゞ

10/28 9:41

渡渉時に進む方向も矢印の看板が立ち、細やかな心遣いが有難いです

10/28 9:42

矢印看板の先の踏み跡もくっきり

10/28 9:46

沢に沿う急斜面にもピンクのテープが連続

10/28 9:50

杉の植林帯がいきなり明るい自然林に変わりました

10/28 9:50

石仏
この道はきっと武石と霊泉寺温泉を往来する人々の生活道だったのでしょう。今は人影を見る機会もなくひっそりたたずむ、苔むした姿に何故かしんみり。

10/28 10:12

熊沢峠
半年ぶりになるでしょうか？また来ましたよ(^.^)

10/28 10:12

板に掘られた標識の手が込んでいて、朽ちて読めなくなりかけ、惜しいです

10/28 10:20

コーヒーブレイク後出発。まだ縦走は出発点なのにのんびり(^^ゞ

10/28 10:31

ついこんなきれいな落ち葉の織り成す模様をうっとり眺めてしまいます

10/28 10:35

岩稜を通過
右側（霊泉寺側）は切れ落ちているので、要注意！

10/28 10:47

石にもたれかかる松
前回往復した際、帰りに迷いそうな尾根分岐でしたから、目印として覚えていました

10/28 11:08

あれっ！
こんな植林帯を通過した記憶がなく、どうやらバンビピークを気付かずに通り過ぎたようです。注意力低下がなんだか情けなくなります(T_T)

10/28 11:27

これは境界標
数メートル進んだ小灌木の茂みの中に三角点が隠れていました

10/28 11:30

上小寺尾
標高＝1283.19 m
三等三角点

10/28 11:33

さようなら
見つけられて、嬉しかったです♪

10/28 12:07

黄葉の美しさにほっと一息！急坂の下りで尾根を間違え、百メートル近く急斜面を下ってしまい、登り返しました(:_;)進むべき尾根の見えない急坂を下る際はGPSをこまめに確認すべきだったと反省。

10/28 12:08

殆どずっと眺望のない尾根なので、青空が見えるとつい何が見えるかと、覗きに寄ります(^^ゞ

10/28 12:09

樹間に塩田平方面が見えているのでしょうか？

10/28 12:12

尾根歩き最高♪
こんな楽しさがあるからやめられません(^^ゞ

10/28 12:20

岩が尾根を占拠

10/28 12:33

心地よい散歩道

10/28 12:46

言葉は要りません
こうしてひたすら歩いていられる幸せに感謝

10/28 12:54

大布施
標高＝1283.42 m
四等三角点

10/28 12:59

自然林と唐松の植林帯の境界が尾根

10/28 13:07

蒐場

10/28 13:18

やっと平坦地に出ました。短い笹の茂る広い山頂の記憶が蘇りました

10/28 13:20

笹の中に微かな踏み跡

10/28 13:31

黄葉と紅葉にうっとり(^^♪

10/28 13:42

樹間越しに見えているのが渋田見山頂上でしょう。これまでの長い尾根歩きにいささか疲れてきました(:_;)

10/28 13:47

いよいよ最後の苦しい登りに差し掛かる様子！写真ではわかりませんが、長い尾根歩きの疲労が一気に心を重くする急斜面！

10/28 13:49

まだまだ登ります(:_;)

10/28 13:54

平坦な笹原
やっと山頂に近づきました！

10/28 13:56

渋田見山頂上
三等三角点は変わりませんが、背後の倒木に書かれていた山名は朽ち、読めなくなっていました。年月の流れを感じます。

10/28 13:57

木の幹に山名
時刻はもう二時近く、山の日暮れは早いので、お暇します。再訪できて嬉しかったです(^.^)

10/28 14:07

実はこれから正念場
往復したのは6年も前で、記憶は殆どなく、そんなコースを下りだけに使うのはずっと不安でした

10/28 14:08

まだ下り始めは笹の中にまっすぐな踏み跡が残っていましたが、下るにつれて、踏み跡は錯綜する微かな獣道に変わりました。

10/28 14:44

次第に斜度を増す急斜面を直に降りるのが不安で、ジグザグに下るうち、廃林道と思われる道跡に到達

10/28 14:44

なんと目の下に林道の新しめのガードレールが見え、一安心

10/28 14:52

しかし、廃林道が藪に塞がれていた為、斜面を下る獣道を辿ると、土砂崩落寸前の急斜面でした。林道から見上げてびっくり！

10/28 14:53

登山口方面
疲れているので、自分がどう下って来たのか行きません（^^ゞ（^^ゞ

10/28 14:53

ゴール迄長い車道歩きが待っています

10/28 14:53

山々は錦秋の始まり

10/28 15:22

遊歩道があるのですね

10/28 15:39

武石川を渡り、県道へ

10/28 15:39

谷間の夕暮れの早さに気が急きます

10/28 15:42

間違えて下りかけたピークでしょう

10/28 15:45

右から左へ、尾根を延々と歩いてきました

10/28 15:47

県道62号線（美ヶ原公園沖線）に合流。緩やかな下りですが、まだ先が長く、計画した自分を呪いたくなります(^^ゞ

10/28 15:58

恨めしい標識
いつになったらゴールに着けるやら？

10/28 16:24

懐かしい唐沢山に向かう登山口で、福寿草群生地。思ったより長距離になり、疲れましたけれど、なんとか無事下山できそうなのにほっとしました。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

霊泉寺温泉から熊沢峠に向かい、東の崩口という三角点を往復後、
バンビピークを往復した際、尚も西へ続く踏み跡を見て
渋田見山まで尾根伝いに行けるのでは？と考えました。
その後、松本から大屋迄縦走しているabu8�圓気鵑寮┐さ�録を拝見し、
今回の計画の参考にさせていただきました。
有難う御座いました。

県道沿いにある権現神社境内をお借りして駐車し
熊沢峠から渋田見山まで縦走後、県道を戻る計画は、簡単でしたが、
結果的に自分にとってなかなかの長距離になり、
しかも日が短くなった時期の決行が反省点でもあります。

廃道かも？と心配だった武石側からの登山道は、
途中にあった苔むした石仏を見ても、生活道だったと思われ、
意外にとても歩き易く、整備されている方々の心遣いを感じました。
ゲートに、10月31日迄通行禁止と書かれていましたけれど
入ってしまい、申し訳ありませんでした。

前回の最終目的地点バンビピークを気付かずに通り過ぎ、
自分の注意力低下がなんだか情けなく、足が重くなりながらも、
今回通過した三角点二つは発見でき、ちょっぴり満足です。
二つの三角点はかなり離れていながら、ほぼ同じ標高でした。
アップダウンはあっても平坦な尾根歩きと言えるかもしれません。

渋田見山頂上への登りは、やはり長い尾根歩きに疲れが出ており、
予想以上に辛く、平坦地に出た後も、三角点を遠く感じました。
しかも山頂から、一気に林道迄下る急斜面は下るほど急勾配、
8年前に渋田見山を往復しているものの、全く記憶がなく
獣道ばかりが縦横無尽に行き交う笹原で途方に暮れました。
山道の記憶ほど、当てにならないものはないかもしれません。
権現から熊沢峠に到る道の様子がわからず立てた計画でしたから、
結果から考えると、踏み跡の覚束ない渋田見山を登り、
熊沢峠を下るという、逆回りが正解だったと思います。