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Yamareco

記録ID: 368054
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

紅葉の檜洞丸(ツツジ新道〜檜洞丸〜石棚山)

2013年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:04
距離
14.1km
登り
1,443m
下り
1,500m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:55 西丹沢自然教室 - 9:00 ツツジ新道入口 - 9:40 ゴーラ沢出合 - 10:55 展望台 - 11:55 石棚山分岐 - 12:15 檜洞丸山頂 13:15 - 13:30 石棚山分岐 14:05 石棚山 - 14:45 箒公園橋
天候 くもり時々あめ(みぞれ交じり)
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
公共交通機関利用の場合は新松田駅から富士急湘南バス 松62系統で終点 西丹沢自然教室まで(1150円)

車の場合、東名高速道路 大井松田インターから国道246号線を御殿場方面へ
清水橋の交差点を右折し県道76号線を道なりに

西丹沢自然教室には駐車場があるが収容台数はそれほど多くはない。自然教室の駐車場が満車の場合、そばのウェルキャンプ西丹沢で1日525円で駐車可
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは西丹沢自然教室に有

トイレは山頂から蛭ヶ岳方面に少し下ったところにある青ヶ岳山荘に有(\100)

水場はないため、事前に準備が必要

<ツツジ新道>
危険箇所はしっかり整備されています。リボンも多いので迷いやすそうな箇所もしっかりルートを探せば問題なし。
ゴーラ沢出合で渡渉有。増水時は渡渉が難しいと思う。
展望台までは基本的に緩やかな登り。そこから先は傾斜が上がる。山頂付近は木道と階段で整備されている。

<石棚山稜>
石棚山までは基本的に広めの尾根を緩やかに下る。木道、階段が多い
石棚山から先はやせた尾根や急斜面が多い。あまり人が歩いていないのか足場はゆるめ、落ち葉も多く滑りやすい。
渡渉箇所有り
自然公園の駐車場、及び周辺の道路脇が満車だったため、こちらの駐車場をお借りしました
2013年11月09日 08:31撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 8:31
自然公園の駐車場、及び周辺の道路脇が満車だったため、こちらの駐車場をお借りしました
権現山
2013年11月09日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 8:58
権現山
ツツジ新道入口
看板もあるのですぐ見つかると思います
2013年11月09日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 9:02
ツツジ新道入口
看板もあるのですぐ見つかると思います
登山道に入ってすぐの様子
「この沢が登山道?」と思ったら、少し進んだら沢から離れました
2013年11月09日 09:03撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 9:03
登山道に入ってすぐの様子
「この沢が登山道?」と思ったら、少し進んだら沢から離れました
登山道の様子
東丹沢のような杉檜林ではなく、自然林が続きます
2013年11月09日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
1
11/9 9:17
登山道の様子
東丹沢のような杉檜林ではなく、自然林が続きます
板小屋沢ノ頭かな?
きれいです
2013年11月09日 09:23撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 9:23
板小屋沢ノ頭かな?
きれいです
畦ヶ丸
2013年11月09日 09:28撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 9:28
畦ヶ丸
ゴーラ沢出合
なかなかの幅の沢を渡ります
2013年11月09日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 9:42
ゴーラ沢出合
なかなかの幅の沢を渡ります
堰堤上からの一枚
沢沿いの紅葉がきれい
2013年11月09日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 9:42
堰堤上からの一枚
沢沿いの紅葉がきれい
堰堤から一枚
紅葉と滝
※翌週には全て散ってました
2013年11月09日 09:49撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 9:49
堰堤から一枚
紅葉と滝
※翌週には全て散ってました
河原を少し歩き、ここから登山道が再開
2013年11月09日 09:55撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 9:55
河原を少し歩き、ここから登山道が再開
休憩ポイント
キツイ登りが終わった所にあります
2013年11月09日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 10:05
休憩ポイント
キツイ登りが終わった所にあります
左に登るのだが、すぐに大きな倒木があるため道が解りにくいです
2013年11月09日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 10:06
左に登るのだが、すぐに大きな倒木があるため道が解りにくいです
この辺りの紅葉が見頃でした
2013年11月09日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 10:23
この辺りの紅葉が見頃でした
真下から一枚
2013年11月09日 10:25撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 10:25
真下から一枚
展望台から畦ヶ丸
残念ながら富士山は見えず
2013年11月09日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 10:54
展望台から畦ヶ丸
残念ながら富士山は見えず
石棚山への分岐
帰りはここから石棚山方面へ下りました
2013年11月09日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 11:53
石棚山への分岐
帰りはここから石棚山方面へ下りました
ブナ林の中の木道を進みます
立派なブナの木がいくつも枯れていました
悲しい光景です
2013年11月09日 11:56撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 11:56
ブナ林の中の木道を進みます
立派なブナの木がいくつも枯れていました
悲しい光景です
山頂に到着
この天気にもかかわらず、結構賑わっていました
2013年11月09日 12:08撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 12:08
山頂に到着
この天気にもかかわらず、結構賑わっていました
霙交じりの雨が降ってきたので青ヶ岳山荘で休憩
豚汁と火鉢で冷えた体を温めました
2013年11月09日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 13:10
霙交じりの雨が降ってきたので青ヶ岳山荘で休憩
豚汁と火鉢で冷えた体を温めました
石棚山方面の登山道
しばらくは階段や木道が多いです
2013年11月09日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 13:27
石棚山方面の登山道
しばらくは階段や木道が多いです
谷側は切れ落ちているため注意
2013年11月09日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 13:28
谷側は切れ落ちているため注意
同角ノ頭からユーシンへ降りるルートへの分岐
2013年11月09日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 13:35
同角ノ頭からユーシンへ降りるルートへの分岐
シカ防護冊の内と外の対比
シカ恐るべし
2013年11月09日 13:39撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 13:39
シカ防護冊の内と外の対比
シカ恐るべし
広い尾根が続き、ルートが解りにくい
リボンは沢山あるので落ち着いてルートを探しましょう
2013年11月09日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 13:43
広い尾根が続き、ルートが解りにくい
リボンは沢山あるので落ち着いてルートを探しましょう
テシロノ頭
2013年11月09日 13:44撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 13:44
テシロノ頭
休憩ポイント
2013年11月09日 13:52撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 13:52
休憩ポイント
石棚山
想像と違い、ピークらしきものは特になし
2013年11月09日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 14:05
石棚山
想像と違い、ピークらしきものは特になし
ヤブ沢ノ頭
2013年11月09日 14:18撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 14:18
ヤブ沢ノ頭
写真では伝わりにくいが、かなりの急坂が続きます
2013年11月09日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 14:19
写真では伝わりにくいが、かなりの急坂が続きます
途中、登山道脇の下を見ると、木の間に落石?が挟まっていました
2013年11月09日 14:42撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 14:42
途中、登山道脇の下を見ると、木の間に落石?が挟まっていました
板小屋沢ノ頭
ここまではアップダウンが有り、結構キツイ
ここから先は急な下りが続きます
2013年11月09日 14:46撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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11/9 14:46
板小屋沢ノ頭
ここまではアップダウンが有り、結構キツイ
ここから先は急な下りが続きます
渡渉ポイント
ゴーラ沢ほど水量はありませんでした
2013年11月09日 15:39撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 15:39
渡渉ポイント
ゴーラ沢ほど水量はありませんでした
権現山かな?
2013年11月09日 15:40撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 15:40
権現山かな?
キャンプ場を抜ければ箒沢公園橋に到着
お疲れ様でした
2013年11月09日 15:47撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
11/9 15:47
キャンプ場を抜ければ箒沢公園橋に到着
お疲れ様でした

感想

近場で日帰り登山をしようと、西丹沢の檜洞丸へ

西丹沢は学生時代、残雪期に畦ヶ丸に登ったのみ。久しぶりの西丹沢、それも紅葉期ということで期待に胸を躍らせた。

今回は車でのアプローチ。が、いきなり寝坊をして、30分以上も出発が遅れた。
結局西丹沢自然教室に着いたのは8時30分過ぎ。すでに駐車場は満車、道路脇にも止められそうもなかったため、素直に近くのウェルキャンプ西丹沢の駐車場をお借りした。

準備を整え、9時前に登山開始。キャンプ場から周辺の山を見渡すと良い感じに紅葉している。天気も曇り空だが、予報では回復するとなっていたので、やっと紅葉が楽しめるなと思いながら歩き始めた。

ツツジ新道から檜洞丸を目指す。ゴーラ沢出合まではまだ紅葉には早い感じ。沢沿いや沢向こうは良い感じに色づいているが、展望は良くないため木々の間からわずかに除く景色を楽しみながら先を急いだ。

40分程でゴーラ沢出合に到着。想像していたよりずっと広い川幅に驚いた。あとで青ヶ岳山荘で聞いた話だと、ここには元々丸太橋があったが、流されてそのままになっているとの事。渡渉に適した箇所にピンクリボンがあるので、そこから慎重に対岸に渡った。河原から辺りを見渡すと、川沿いで気温が低いためか、良い感じに色づいていた。

ひとしきり景色を楽しんだ後、登山を再開。いきなり急な登りから始まるが、やがてなだらかな登りとなる。今回の山行ではこの辺りの紅葉が見頃で、景色を楽しみながらの登山のため当然ペースが上がらない。結局1時間くらいかけて展望台に着いた。

この頃になると、天気は回復するどころか雲が厚くなってくる。ここ、展望台なんて名前が付いているが、木が多くはっきり言って展望はあまり良くない。晴れていれば富士山も見えるらしいが、雲が多いため当然全く見えない。かろうじて畦ヶ丸が見えただけだった。

ここを過ぎると傾斜がきつくなる。登るにつれてガスも濃くなり、展望もなくなっていく。紅葉もこの辺りから旬を過ぎているため、展望台までとは打って変わって、黙々と先を急いだ。

石棚山分岐の手前辺りからは階段と木道が続く整備された登山道となる。合流後はブナ林野中を進むが、枯れてしまっている木や完全に倒れてしまった木も見える。丹沢のブナ林は酸性雨、シカの食害、ブナハバチの被害との複合的な要因で失われつつあると聴いていたが、予想以上の光景に驚かされた。

ブナ林を抜けると山頂はすぐ。山頂で休憩と昼食にしようかと思ったが、寒い上にみぞれ交じりのような雨が降ってきたため、蛭ヶ岳方面に少し下ったところにある青ヶ岳山荘にお邪魔した。持ってきたおにぎりと注文した豚汁を食べながら、囲炉裏で体を温める。管理人さんや他の登山者と談笑し、楽しい休憩時間を過ごした。

帰りは犬越路と石棚山のどちらから降りるか迷ったが、犬越路は下りに使うのは危険との情報を山荘の管理人さんから頂いたので、石棚山から下った。

こちらのルートもユーシンへの分岐辺りまでは階段や木道が多く、ブナ林の中を歩くなかなか良い登山道だなと思っていたが、ヤブ沢ノ頭辺りからはかなりの急坂を下っていく。あまり人が歩いていないのか、落ち葉も多いため足下がゆるく、滑りやすい。尾根も狭く決して楽なルートではなかった。今回は下りだったからまだ良いが、ここを登るのはなかなかつらそうだ。

急坂を下り終えると沢沿いに出る。ここまで来ればもう一息。途中堰堤を4連続のはしごで下り、板小屋沢を渡渉する。こちらの沢はゴーラ沢ほど水量はなく、テープで誘導もあるためあまり危険なく渡れる。

少し歩けばキャンプ場に出る。そこを抜けた所にある箒沢橋を渡って無事登山終了。西丹沢自然教室まで戻り車を回収。帰り道の途中にある中川温泉ぶなの湯で汗を流す&仮眠をとって帰路に着いた。

今回、久しぶりの西丹沢だったが、東丹沢の杉、檜の多い山と違い、野深い自然林の見頃の紅葉を楽しむ事が出来て感動した。天気予報が外れて途中から曇り、山頂付近ではみぞれ交じりの雨となったが、それを差し引いても楽しい登山となった。

が、帰宅して荷ほどきした後に一つ装備がなくなっている事に気付いた。ダメ元で休憩で立ち寄った山荘に確認してみると山荘に忘れてたことが発覚。完全に紛失したわけではなく良かったが、回収のためにもう一度檜洞丸へ行く事になった。

追)行ってきました
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-370573.html

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