紅葉の檜洞丸(ツツジ新道〜檜洞丸〜石棚山)
- GPS
- 07:04
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,443m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
天候 | くもり時々あめ(みぞれ交じり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車の場合、東名高速道路 大井松田インターから国道246号線を御殿場方面へ 清水橋の交差点を右折し県道76号線を道なりに 西丹沢自然教室には駐車場があるが収容台数はそれほど多くはない。自然教室の駐車場が満車の場合、そばのウェルキャンプ西丹沢で1日525円で駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは西丹沢自然教室に有 トイレは山頂から蛭ヶ岳方面に少し下ったところにある青ヶ岳山荘に有(\100) 水場はないため、事前に準備が必要 <ツツジ新道> 危険箇所はしっかり整備されています。リボンも多いので迷いやすそうな箇所もしっかりルートを探せば問題なし。 ゴーラ沢出合で渡渉有。増水時は渡渉が難しいと思う。 展望台までは基本的に緩やかな登り。そこから先は傾斜が上がる。山頂付近は木道と階段で整備されている。 <石棚山稜> 石棚山までは基本的に広めの尾根を緩やかに下る。木道、階段が多い 石棚山から先はやせた尾根や急斜面が多い。あまり人が歩いていないのか足場はゆるめ、落ち葉も多く滑りやすい。 渡渉箇所有り |
写真
感想
近場で日帰り登山をしようと、西丹沢の檜洞丸へ
西丹沢は学生時代、残雪期に畦ヶ丸に登ったのみ。久しぶりの西丹沢、それも紅葉期ということで期待に胸を躍らせた。
今回は車でのアプローチ。が、いきなり寝坊をして、30分以上も出発が遅れた。
結局西丹沢自然教室に着いたのは8時30分過ぎ。すでに駐車場は満車、道路脇にも止められそうもなかったため、素直に近くのウェルキャンプ西丹沢の駐車場をお借りした。
準備を整え、9時前に登山開始。キャンプ場から周辺の山を見渡すと良い感じに紅葉している。天気も曇り空だが、予報では回復するとなっていたので、やっと紅葉が楽しめるなと思いながら歩き始めた。
ツツジ新道から檜洞丸を目指す。ゴーラ沢出合まではまだ紅葉には早い感じ。沢沿いや沢向こうは良い感じに色づいているが、展望は良くないため木々の間からわずかに除く景色を楽しみながら先を急いだ。
40分程でゴーラ沢出合に到着。想像していたよりずっと広い川幅に驚いた。あとで青ヶ岳山荘で聞いた話だと、ここには元々丸太橋があったが、流されてそのままになっているとの事。渡渉に適した箇所にピンクリボンがあるので、そこから慎重に対岸に渡った。河原から辺りを見渡すと、川沿いで気温が低いためか、良い感じに色づいていた。
ひとしきり景色を楽しんだ後、登山を再開。いきなり急な登りから始まるが、やがてなだらかな登りとなる。今回の山行ではこの辺りの紅葉が見頃で、景色を楽しみながらの登山のため当然ペースが上がらない。結局1時間くらいかけて展望台に着いた。
この頃になると、天気は回復するどころか雲が厚くなってくる。ここ、展望台なんて名前が付いているが、木が多くはっきり言って展望はあまり良くない。晴れていれば富士山も見えるらしいが、雲が多いため当然全く見えない。かろうじて畦ヶ丸が見えただけだった。
ここを過ぎると傾斜がきつくなる。登るにつれてガスも濃くなり、展望もなくなっていく。紅葉もこの辺りから旬を過ぎているため、展望台までとは打って変わって、黙々と先を急いだ。
石棚山分岐の手前辺りからは階段と木道が続く整備された登山道となる。合流後はブナ林野中を進むが、枯れてしまっている木や完全に倒れてしまった木も見える。丹沢のブナ林は酸性雨、シカの食害、ブナハバチの被害との複合的な要因で失われつつあると聴いていたが、予想以上の光景に驚かされた。
ブナ林を抜けると山頂はすぐ。山頂で休憩と昼食にしようかと思ったが、寒い上にみぞれ交じりのような雨が降ってきたため、蛭ヶ岳方面に少し下ったところにある青ヶ岳山荘にお邪魔した。持ってきたおにぎりと注文した豚汁を食べながら、囲炉裏で体を温める。管理人さんや他の登山者と談笑し、楽しい休憩時間を過ごした。
帰りは犬越路と石棚山のどちらから降りるか迷ったが、犬越路は下りに使うのは危険との情報を山荘の管理人さんから頂いたので、石棚山から下った。
こちらのルートもユーシンへの分岐辺りまでは階段や木道が多く、ブナ林の中を歩くなかなか良い登山道だなと思っていたが、ヤブ沢ノ頭辺りからはかなりの急坂を下っていく。あまり人が歩いていないのか、落ち葉も多いため足下がゆるく、滑りやすい。尾根も狭く決して楽なルートではなかった。今回は下りだったからまだ良いが、ここを登るのはなかなかつらそうだ。
急坂を下り終えると沢沿いに出る。ここまで来ればもう一息。途中堰堤を4連続のはしごで下り、板小屋沢を渡渉する。こちらの沢はゴーラ沢ほど水量はなく、テープで誘導もあるためあまり危険なく渡れる。
少し歩けばキャンプ場に出る。そこを抜けた所にある箒沢橋を渡って無事登山終了。西丹沢自然教室まで戻り車を回収。帰り道の途中にある中川温泉ぶなの湯で汗を流す&仮眠をとって帰路に着いた。
今回、久しぶりの西丹沢だったが、東丹沢の杉、檜の多い山と違い、野深い自然林の見頃の紅葉を楽しむ事が出来て感動した。天気予報が外れて途中から曇り、山頂付近ではみぞれ交じりの雨となったが、それを差し引いても楽しい登山となった。
が、帰宅して荷ほどきした後に一つ装備がなくなっている事に気付いた。ダメ元で休憩で立ち寄った山荘に確認してみると山荘に忘れてたことが発覚。完全に紛失したわけではなく良かったが、回収のためにもう一度檜洞丸へ行く事になった。
追)行ってきました
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-370573.html
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