神坂峠から南沢山へ【紅葉も展望も大満足の縦走稜線】
- GPS
- 06:14
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 767m
- 下り
- 757m
コースタイム
天候 | 晴れ 【気温】神坂峠:6℃ 南沢山:8℃ 富士見台:12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時半頃には何処も満車状態で、至る所に路肩駐車ができるほどでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道】 霜柱で白んだ道は往復共に泥濘もほとんどなく、 神坂山の下り以外は歩き易い状態でした。 ★富士見台から南沢山にかけて、全線にわたって笹刈りされていました。 感謝です。 【展望】 富士見台からは百名山の内、23座が眺められるとの評判通り 白山以外は御嶽、乗鞍岳、そして中央・南アルプスは全山、北アルプスも 穂高や表銀座の山が展望できました。 更に、神坂山では鋸岳の左奥に八ヶ岳が展望できました。 【紅葉】 登山道では湯舟沢山〜横川の名水辺りが特に美しく、見頃でした。 全体的には標高1600m〜1500m辺りが見頃でしょうか。 |
その他周辺情報 | 《紅葉状況》 大谷霧ヶ原林道の紅葉は強清水から神坂峠にかけて、見応え充分です。 神坂峠までの林道ドライブだけでも充分楽しめます。 |
写真
感想
林道・大谷霧ヶ原線に入り、ヘリポート造成中の欅平キャンプ場跡を
過ぎても紅葉の兆しが見られず、また外れかな?と思いながら
強清水を過ぎると素晴らしい紅葉ロードが待っていたが、神坂峠から
遠く離れた「水またぎ」辺りからいたる所で路肩駐車が始まっていた。
出遅れを心配しながら車を進めると、幸運にも萬岳荘手前の駐車スペース
に滑り込む事が出来た。
今回も神坂峠から西側斜面のトラバースコースへ向かい、
朝陽を受ける恵那山を眺めながら緩やかに高度を上げ、支尾根を
乗越すとまず楽しみな白山の姿は雲に閉ざされ見えなかったが、
神坂小屋を過ぎた笹原の先には鋸岳から池口岳に至る南アルプスが
勢ぞろいだ。
東側の山はまだシルエットの時間帯だが、陽を受ける西側の
御嶽、乗鞍は輝くように眺められる。
はやる気持ちを抑えて富士見台の山頂に立つと、名だたる百名山が
展望できるとの評判通り、まさに全方位名峰のオンパレードだが
更に加えて、これから向かう稜線には緑のキャンバスに赤い絵の具を
散らした様な景色が広がっている。
ゆっくりと展望を楽しむつもりだったが、この景色を見せつけられると
もうじっとしてはいられなくなってしまった。
早く先の景色を見たい欲求に休憩するのも忘れる感覚は久しぶりだ。
霜で白くなった笹原や、湿地帯に張った薄氷は晩秋の気配だが、
横川の源流辺りから見られる盛りを迎えた紅葉はまさに秋本番だ。
本日の最低地点となる「横川の名水」から、トラバースすように
北上する尾根に乗り換えると湯舟沢山から南沢山へまでアップダウンが
始まるが、爽やかな青空と見頃を迎えた紅葉に疲れを感じないまま
湯舟沢山を越え三角点が埋められた横川山に到着する。
ここも全方位遮る物が無い第一級の展望地だが、南アルプスはまだ
逆光気味だ。大展望の楽しみは後回しにして南沢山を踏んで
戻ってくると、南アルプスの山襞もハッキリ見られるようになっていた。
目前に聳える御嶽からぐるりと視線をめぐらすと乗鞍、北アルプス、
中央アルプス、南アルプスと絶景の大パノラマ。
そして湯舟沢山東斜面の紅葉と、横川山の山頂をたっぷりと楽しみ
絶景と紅葉を堪能するように何度も足を止めながらゆっくりと富士見台へ
戻ると、絶景と紅葉を求める人で溢れていた。
〜紅葉狙い 第三弾〜
コメント
この記録に関連する登山ルート
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この時期の定番のお出かけ先ですね。
緑色を残すササ原に、ドウダンの赤色と
白い枝が散りばめられた眺めは
癒される眺めですね。
冠雪した南アの高峰たちも
思わず見入ってしまいますね。
見頃の紅葉、冠雪したアルプスの展望、共に楽しめる良いタイミングでした。
残念だったのは白山が望めなかったことぐらいでしょうか。
スタート地点の標高が高い神坂峠からだと快適な展望ハイクが
楽しめますので、空気が澄んだこの時期には定番になりました。
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