両神山


- GPS
- 07:50
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,380m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初巻き道のような何気ない所が道が狭かったりするので、気をゆるめないよう注意。 産体尾根に鎖場が3箇所ほどありますが、三点支持で登れば問題ないです。 |
写真
感想
両神山。ずっと行ってみたいと思っていたが夏はアルプス優先だし、
なかなかハードそうでもあるのでとっておいた山。
埼玉の百名山なので、埼玉県民である以上そろそろ登っておかなくては。
今回は日向大谷ルートで行くことにする。
twitterの山フォロワーさん達の八丁尾根レビューを見るとそちらも大変楽しそうで
すぐにでも行きたくなるが、まずはノーマルで様子を見に行きたい。
日向大谷登山口に7時30分くらいに到着。
3つある駐車場のうち2つが全部埋まっていて、3つ目の一番遠い駐車場がぎりぎり空いていた。良かった。
両神山荘からスタート。
山頂らしきものが遠くに見える。巨大な衝立のような山容が迫力あってかっこいい。
鳥居を越えてお社があったので、道中無事を祈る。
古来から修験道として使われてきた霊験あらたかな場所なので、
何か不埒な行いをしようものならバチが当たるんじゃないか、という厳かな気持ちになる。
最初は、会所という場所まで緩やかなアップダウンの道を歩いていく。
巻き道のような崖沿いの道が細いので、油断して滑落しないよう気は引き締める必要があるなと思い、いつも以上に緊張して歩いた。
登山者はほとんど出会うことなく静かな山行だ。穏やかな気持ちになる。
やはり山は静かな時間がいい。
渓流沿いの爽やかな道を歩いていくと会所に出た。
ここから清滝小屋まで、なかなかな急坂を登っていく。
あまり岩とか木の根がなく、土でできた急坂なので、ふくらはぎに負荷がかかる。
先週丹沢の大倉尾根を登ったときは、ほとんど階段だったので主に太ももだったが
今回はまた違う箇所が鍛えられているようだ。
弘法の井戸を通過する。
まだ小屋はつかないのか...と数回思ってようやく清滝小屋が見えた。
避難小屋というには元山荘なのでとても立派だ。
トイレと補給の為、休憩する。
テント場も隣にあった。しかしここまでの急登が結構、いやかなりきつかったので
テント担いでくる自信はまだないな..と思った。
ここまで来ればあと少しかな?もうちょっとで鎖場かな?
と思いながらジグザグの土の急登を登っていく。いやかなりきつい。。
ここまでハードな急登今まであったっけ?て思い返す。
燕岳の合戦尾根、北アルプスの三大急登のひとつと言われてるけど
あそこは登りやすかったしこんなにきつくはなかったな。。
ひょっとして記録更新かな。。と思いながら登る。
産体尾根に出た。ようやく鎖場の始まりだ。
岩登りになると俄然元気になる。
特に難しい場所はないようだ。3つ目はよじ登る感じで楽しい。
後半はそんな感じで元気を取り戻し、両神神社に到着。
お昼休憩はここでするのかとチェックして、
そのまま山頂へ。30分ほど登る。山頂付近はさすがに人とすれ違うことが多くなり混んできた。道が道なだけになかなかすれ違うのが大変。
11時40分山頂到着。眺望は若干ガスってたけどまずまず綺麗だ。
景色よりもこの山は登りきった充実感があって、それがとても心地良かった。
山頂はスペースもあまり無く混んでるので10分そこそこで下山開始。
両神神社でお昼にする。
お昼はミルクシーフードカップラーメンともっちりシロップ&マーガリンのパン。
下山は鎖場で渋滞していた。
鎖場を通過してからも急坂を降りていくのでなかなか膝に負荷がかかる。
両神山、やはりなかなかそんなに甘い山じゃなかったので去年来てたら
完遂できただろうか?少しはここ1年で登れるようになったんじゃないかと
嬉しく思いながら下山。
降りた後、山荘近くの看板を見るとここ数年の滑落事故記録が載ってて、
登る前に見なくてよかったと思ってしまった。
日向大谷ルートでも結構事故起こってた。いかなる時もやはり油断は禁物ですね。
今回結構きつかったけど、充実感のある山行ができてとても満足。
修験道としての重み・荘厳さも感じた。
近いという事もあるのでまた何回も登りたいと思う。
鎖場が楽しかったので、今度は八丁尾根に行きたい。
トイレコ(一般家庭の綺麗なトイレが★5つ基準)
■清滝小屋
★★★★(4)
水洗・洋式。
新しくて綺麗。
トイレットペーパーがうまくまわらなかったので
添え付けの方を使った。
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