恵那山 〜南・中央アルプスを眺めながら広河原ルート往復〜


- GPS
- 05:44
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
09:06 広河原登山口
09:34 2合目
10:07 5合目
10:57 8合目
11:23 恵那山一等三角点
11:33 恵那山山頂避難小屋 着
11:47 恵那山山頂避難小屋 発
11:55 恵那山一等三角点
12:37 7合目
13:10 4合目
13:56 広河原登山口
14:20 林道ゲート
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪道の状況≫ ・林道ゲートから広河原登山口まで1.5劼曚匹領啼司發。 ・登山道は踏み跡も明瞭なので、不鮮明な踏み跡に踏み込まなければ迷う心配無し。 ・5合目以降は雨の後、降霜後はぬかるんでドロドロなので汚れたくない人はスパッツ必携。 ・7合目少し上に滑りやすい岩場にフックスロープが渡してある区間がスリップしやすく要注意。また登山口から3合目までの区間は落ち葉が積もって滑りやすかった。 ≪トイレ≫ ・林道ゲート脇駐車スペースに簡易トイレがあるが事前にPA等で済ませてくるのが無難。恵那山山頂避難小屋横にもバイオトイレ有。ルート途中にはトイレなし。 ≪登山ポスト≫ ・林道ゲート横と登山口に有り。林道ゲート横には用紙も完備。 ≪危険動物情報≫ ・ヤマビル:遭遇せず。 ・ヘビ:遭遇せず。 ・クマ:遭遇せず。しかし、ネマガリタケの茂る道は見通しがきかないのでクマ鈴は必携。 |
写真
感想
中央高速を長野方面に向かうと、恵那から中津川付近で抜群の存在感をもって車窓にそびえ立つ恵那山。
登山を始めてから登ってみたい山の一つになっていましたが、近場なのでいつでも行けるだろうと思って後回しにしていたら、季節の流れは早く、そろそろ冬の足音が聞こえる今日この頃となりました。
11月上旬のレコを拝見して紅葉が綺麗なようだったので、冬山になってしまう前にやっと登りに行くことができたのでした。
岐阜の家を出て2時間弱で園原インターへ到着。ここから本谷川に沿って林道ゲートの駐車スペースへは15分ほどのドライブでした。
周りの山は赤、オレンジ、黄色の紅葉に彩られて錦の衣に包まれたよう。
空も快晴で、紅葉を愛でながら気持ちいい登山になりそうで、うきうきしてきます。
綺麗な渓流と紅葉を眺めながら林道ゲート脇の駐車場へ到着。
ここから登山口までは1.5劼曚匹領啼司發です。
登山届を書いていざ出発。
林道沿いの木々は少しピークは過ぎてしまったものの、きれいに色づいていて目を楽しませてくれます。
山の上方はカラマツの紅葉が朝日を浴びて金色に輝いていて、何度も足を止めて見入ってしまいます。
30分ほど歩いて、ボロボロのトンネルを抜けると広河原登山口。
木橋で本谷川を渡って山腹に取り付き、3合目までは急登でぐいぐい高度を稼いでいきます。
登山道脇の木々は燃えるような紅葉…にならないかと期待していましたが、来るのが少し遅かったようで森はすっかり落葉して冬の装いになったしまっていました。
足元には落ち葉が積もって、これが湿っているので滑る滑る。
慎重に歩きましたが、それでも帰りはスリップして見事に尻餅をつきました。
3合目から5合目はカラマツ帯の中を行く道。
下から見ると綺麗な金色のカラマツですが、やはり紅葉のピークは過ぎているようで、下の方の葉はみんな落ちてしまって林の中から見ると思ったような美しさはありませんでした。
やっぱりもう少し早く来るべきだったか…。
5合目から7合目まではしばし樹林帯とお別れしてネマガリタケの茂る道を進みます。
水はけが悪いのか、昨日の霜が解けたためか、足元はドロドロで田んぼのようでした。スリップしないように一歩一歩進みます。
それでもこの区間は展望が抜群で、伊那谷を挟んで南アルプス一望の大パノラマが展開します。
早くも雪をまとって山頂部がうっすら白くなった南アルプス。今シーズンは仙丈ケ岳で花や星をみて感動したっけ。
秋に訪れるつもりだった甲斐駒ケ岳は天候に恵まれず断念したなぁ。
赤石とか聖にもいずれ登ってみたいな…。
いろんなことを考えながらしばし絶景を眺めました。
更に少し登ると中央アルプスと御嶽もその姿を見せてくれました。
登山1年生のくせに3回も行った木曽駒。来年の夏は三ノ沢岳方面にも足を伸ばしてみたいなと思います。
快晴だった空もこのあたりから雲が多くなってきて、天気予報通り天気は下り坂に。南・中央アルプスを見渡せたのは思えば今日はここが最後になったのでした。
7合目からは再び樹林帯。
傾斜も急になってきて、滑りやすい岩場にフィックスロープが渡してあったり、なかなかきつい区間ですが、もうすぐ山頂なので頑張って登ります。
周りの木々はトウヒ(?)などの亜高山帯の針葉樹で標高が高いところに来たことを実感します。
林床にはきれいな苔が広がり、写真で見る北八ヶ岳の森のようでした。
歩き始めて3時間、空がだんだん近づいてきて、林が途切れるとそこが恵那山山頂の広場でした。
周りを針葉樹の林に囲まれている山頂からは展望櫓に登ってみても展望は無し。
周りの木を皆伐してやるとさぞや大パノラマだろうにと思いますが、展望ばかりが登山の醍醐味ではないのだから、こういう静かな山頂もありかな…と思いました。
山頂から北の方へ少し歩いていくと避難小屋とトイレがある広場に着きます。
避難小屋裏の岩場が山頂部では数少ない展望ポイントですが、すでに上空には暗い雲が立ち込めて、雲の切れ間から一瞬南アルプスが見えたくらいで、あとは真っ白。
今日は5合目〜7合目が大パノラマを味わい得る区間でした。
展望も無く、天気も下り坂だったのでしばし休憩した後下山開始。
登りで大変だったドロドロ道や滑る落ち葉の道は帰りの方が神経を使いました。
展望ポイントからの景色も帰りは雲に阻まれて、近くの山が見える程度となりました。行きに御嶽山のクリアな写真を撮っておかなかったことが悔やまれました。
一度スリップして尻餅をついたものの、2時間弱で広河原登山口に戻り、駐車場まで本谷川沿いの紅葉を見ながら帰りました。
恵那山は展望はいまいちでしたが、登る標高が上がるにしたがって、周りの森が雑木林→カラマツ帯→ネマガリタケ地帯→亜高山の針葉樹帯と目まぐるしく変わって、いろんな森の姿を見れるのが魅力かなと思いました。
新・花の百名山の一座でもあるようなので、来シーズンは春や夏に、今回とは違うコースから再訪すると面白そうです。
山歩きにますます磨きがかかっていますね^^
私は、お恥ずかしいですが ^^;
きんかやまに上りました。最近歩いていなかったため
腰が痛くなりましたよ^^ ほんまに日頃歩いていないといけませんね。
山も冬に突入なので上れる山が限られてくるかと思いますが、私もボチボチいこうと思います^^
先日は余計な質問を行いすいません。
既婚者なのかとおもっていたので・・・
大変失礼いたしました。
今後ともよろしくです。
takatakuさん こんばんは。
恵那山は前から行こう行こうと思っていましたが、夏はやれアルプスだ八ヶ岳だと遠くの高峰に目が向いてしまっていて、このほどやっと登ることができました
金華山も近いのでいつでも行けると思って後回しになってしまっているのですが、岐阜人として登っておかねばなりませんね。またそのうちレコできるといいのですが。
馬の背なんかは冬のトレーニングにもってこいな気もします。
takatakuさんも気を付けて登られて下さいね。
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