あーもう秋ですね 小金沢山 牛奥の雁ヶ腹摺山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 558m
- 下り
- 764m
天候 | 雨のち曇りところにより晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 すずらん昆虫館BS〜甲斐大和駅 |
写真
感想
小屋平は雨だった。甲斐大和駅では曇っていたが、バスが高度を上げ始めたあたりからフロントガラスに雨粒があたりワイパーが左右に振らる。雨具装着。小屋平BSで下車したのは、3人組2Pである。どちらも同じコースだ。いきなりの急登かと思いきやきつくはなかった。ただ、石丸峠までは遠く感じた。笹原が現れ始めもう少しと頑張る。先発した3人組はコース変更するという。この天気では…と。萎える気持ちを絶ち、我々は予定通り小金沢山へ向かう。小ピークを繰り返しながら、登り基調の登山道を往く。気が付けばが雨が止んでいた。遠くに青空が広がり始める。ほらあそこに富士山がと。えぇと。この天気で富士が見えたから驚いた。カエデ、モミジの紅葉が素晴らしい。笹原を登り下りしながら開けた空間が覗いていた。小金沢山に到着。大菩薩嶺とほぼ同じ標高、山梨百名山である。北風が微妙に吹き抜け、少し寒い。正面に富士山の中腹が見えている。上出来である。南アルプス方面は蒼い空とともに雲海も湧く。暫時休憩。ここから先、牛奥までの稜線は歩き易く、張っていた気持ちが和む。日差しも届き、紅葉とブナの黄葉が折り重なり眩しい。魅せられた風景に足が止まる。すぐに牛奥に到着した。もうここでは富士の姿はなかった。風はやんでいた。雲海が彷徨い移る光景は幻想的だ。パノラマ台を過ぎ樹林帯に入る。この先も紅葉に陽が届き、その色彩が煌めく。紅葉の絨毯は果てしなく広がっている。もう雨の心配もなくなだらかな登山道を下る。すずらん昆虫館が見えた。測ったかように15時50分に到着。16時の最終便に乗車。前日に決行の判断をしたが不安が過っていた。杞憂だった。相方さんとはやまと天目山温泉でお別れした。皆無事に下山できたのが何より良かった。雨にも負けず、である。素敵な1日に感謝したい。山はもう秋冬である。
悪い天候の中、少し前向きに頑張ったご褒美のような
雨が止み山に包まれ癒されたであろうことが伝わってきました
コメントありがとうございます
石丸峠で先発の3名の方がリタイアされたときは迷いました。
朝の雨雲レーダーでは昼頃から山梨から抜けるとあって
期待した甲斐がありました。ありがとうございます。
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