大台ヶ原・堂倉滝ピストン！圧倒的な秘境。

2021年10月31日(日) [日帰り]

• GPS: 10:40
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,520m
• 下り: 1,516m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 2:19
• 合計: 10:39

6:04 大台ケ原ビジターセンター
6:34 6:37 展望台分岐
6:43 7:08 大台ヶ原山
8:02 8:02 しゃくなげ平
9:18 9:18 粟谷小屋
10:13 11:53 堂倉滝
13:14 13:16 堂倉小屋
15:05 15:05 しゃくなげ平
15:55 16:04 大台ヶ原山
16:10 16:10 展望台分岐
16:41 16:41 「心・湯治館」
16:43 ゴール地点

天候

☁️のち☂️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大台ヶ原ビジターセンター駐車場にて無料
約200台駐車可能

コース状況／危険箇所等

★大台ヶ原一般道
よく整備されたハイキングコースです。

★日出ヶ岳〜堂倉滝（大杉谷ルート）
基本的には歩きやすく整備されていますが、
何も考えずに進むと道を外しそうになる怪しい箇所がいくつかあります。
鎖場、岩場多数あり、実際に遭難、滑落事故が多発しているエリアになります。
山頂から滝までの距離が長い事に加え行きは下り、帰路で登り返し（高低差900m）となるので健脚向きのコースとなっています。
（駐車場までの往復は約16km以上あります）

その他周辺情報

★杉の湯 入浴料700円
モンベルクラブ会員カード提示で600円
（今回は立ち寄っていません）

写真

10/31 6:02

いつもの35Lザックをクリーニングに出しているので引退したはずのお古が復活です（笑
ガッチリした三脚も背負って本日は総重量13kgほど。

10/31 6:03

天気がイマイチなせいか、本来この紅葉ピークの時期と時間なら満車になるはずの駐車場に空きが目立ちます。

10/31 6:04

本日は大杉谷方面へ。
そして協力金の事をすっかり忘れてた！下山後に支払い&記念品ゲットします（詳細はレコの後半で）。
もうちょっと大々的にお知らせした方が良いと思うんですが…知らない人が大半では？

10/31 6:04

んで、いつもの目がイってるくまモン看板。

10/31 6:23

本州にもエキノコックスが定着しつつある（？）記事を見てから湧き水を直飲みできなくなりました…
先日、携帯浄水器SAWYERを2つ買いました。

10/31 6:32

薄暗いけど紅葉はいい感じっぽい。

10/31 6:39

山頂展望台へ向かいます。

10/31 6:44

天気がちょっと残念ではありますが…

10/31 6:46

といっても、これからしばらく深い森の中を歩くのであんま関係ないですねw
写真は山頂展望台から見た大杉谷への入り口。

10/31 6:47

あれ？南側めっちゃ雨降ってない？？
モヤって見えるのはガスじゃなさそうです。

10/31 6:48

出発前に一等三角点にタッチ。

10/31 6:52

たぶん何十回もここで写真撮ってるけど今日の記念に！

10/31 6:52

大事な事書いてるけど、全然目立ってない件

10/31 6:53

こっちも（笑
ではココから改めてスタートです。
本日の目的地である堂倉滝へは行きが降り、帰りが高低差900mの登り返しという長丁場でハードな山行きになります。

10/31 6:57

入山してすぐ鬱蒼とした雰囲気に。。。

10/31 6:58

シャクナゲの成れの果て。

10/31 7:19

雷に（？）えぐられたような大樹。
まだしっかり生きており、突然の雨で何度か雨宿りさせてもらった事があります。

10/31 7:23

だんだん苔まみれになって秘境感倍増。

10/31 7:25

人通りも極端に少なく、動物の遭遇率が高いエリアです。
ビビリなので熊撃退スプレーは必携。

10/31 7:31

素晴らしい紅葉を独り占め。

10/31 7:36

かと思ったら、雰囲気が一変します。

10/31 7:45

落ち葉で思いのほか滑りやすくなっているので、常に注意して歩きましょう。

10/31 7:49

序盤の分岐っぽい場所です。

10/31 7:50

ここは右です。
ボーっとしてたら間違う可能性もあるでしょう。

10/31 7:52

紅葉が素晴らしいブナが大きな存在感を放っていました。

10/31 7:54

しばらく背の低い紅葉が目を楽しませてくれます。

10/31 7:56

看板は非常に多いので、それなりに意識して歩けば問題ないかと思います。

10/31 7:58

帰りの体力もしっかり温存しましょう。

10/31 8:05

アドベンチャーで、

10/31 8:10

癒しあり…
最高でございます。

10/31 8:14

一度に稼ぐ高低差がだんだん大きくなります。
足元注意！

10/31 8:16

うっほ〜〜〜

10/31 8:17

良き良き…

10/31 8:17

小さな紅葉は…

10/31 8:18

断崖絶壁の足元にありました。

10/31 8:23

鎖場も出てきます。

10/31 8:25

遭難碑もあり、裏面には
1975年8月10日ボーイスカウト隊長として隊員引率中に遭難
遂に帰らず9月7日遺体で五十八谷にて発見される…
と書かれています。

10/31 8:33

倒木のデカさに驚きます。
こんなにしっかりした根を持っていても、生き物である以上いつか必ず終わりがある…

10/31 8:40

しばらく階段です。
帰りの登り返しで地味に体力を奪われる場所（笑

10/31 9:00

分岐は最終的に同じ林道に出るのでお好みでw

10/31 9:00

行きは左巻きから。

10/31 9:03

ついに滝の文字が出てきました。

10/31 9:10

延命水の方に出る左巻きは道が不明瞭です。
とくに落ち葉でこの時期は踏み跡が見えません。

10/31 9:13

サルノコシカケ
たぶん…

10/31 9:16

林道に合流しました。

10/31 9:17

もう何度もここへは来てるけど、延命水が流れているのを見た事は一度もないw

10/31 9:21

あとちょっとで堂倉滝です。

10/31 9:28

行きは下りなので余裕ですが、帰りは地獄が待ってます…

10/31 9:41

高低差が大きいところばかりです。
ご安全に！

10/31 9:44

いつか通しで歩いてみたい！

10/31 9:48

悪路が続きます。

10/31 9:49

鎖場も。

10/31 10:07

滝の音がどんどん大きくなってテンションが上がります！

10/31 10:22

本日の目的地、堂倉滝にとうちゃこ。
超お久しぶりですが、相変わらずの絶景！
10時までは小屋泊で大杉谷側からの登りグループの方々が休まれたりしていますが、お昼前後は大台ヶ原へ帰る時間が無くなるのでだいたい貸し切りになります。

10/31 10:35

淵の近くまで降りてきました。
自分は重ザックを背負っても一般的なコースタイム内で山頂まで戻れる体力があるのでたっぷり長居します。
これは若さの特権(^^)v

10/31 10:47

定番の貧乏セット

10/31 10:48

本日の豆はカルディで購入した、
ウーマンズハンドフェアトレードブレンドです。
苦味は控えめ、僕の苦手な酸味もなくマイルドな味わい。

10/31 10:49

ここでしっかり食べて帰りの体力を回復します。
他にもドーナツやら菓子パンなど…何かとモリモリ持参。

10/31 11:01

ロケーションが最高すぎますね！
どんな飯でも美味くなります。

10/31 11:06

では食後のお楽しみを…

10/31 11:12

コーヒーを淹れる時間は、至福のひとときです。

10/31 11:16

本日の神の一杯、完成。

10/31 11:18

しばらくボ〜っと過ごします。

10/31 11:37

毎回舐め回すように滝の周辺もウロウロ…

10/31 11:41

出発前に圧倒的な秘境に囲まれて記念写真。
ずっとここに居たい気分です。

ってことでサムネはこんな感じで。
木が2つで林、3つで森、4つ揃うとジャングルって読むらしいですね（大嘘）。

10/31 11:48

オラフさんも。

10/31 11:54

では下山…じゃなくて高低差900mの登りです。
また汗をかくので着替えて半袖になりました。

10/31 12:01

距離は大したことないけど…

10/31 12:05

帰りが登りってのがキツイ。
ひたすらこんなん。

10/31 12:09

リンドウがたくさんありますが、このまま枯れている個体もあったり開花時期はとうに過ぎている模様。

10/31 12:12

ひゃ〜〜

10/31 12:20

休憩しまくり。。。

10/31 12:33

ぜんぜん進んでない件

10/31 12:33

地面は一部根っこに覆われている箇所も。
木を踏まないといけないのが申し訳ない気持ちになる。

10/31 12:33

帰りになってやっと晴れてきた。

10/31 12:38

キッコウハグマ

10/31 12:39

11月前だけど…劇登りで無風のうえ、帰りになって晴れてきたのでちょっと暑い。

10/31 12:43

美しすぎる糞虫（ふんちゅう）、オオセンチコガネ。

10/31 12:47

いつ見ても宝石のような美しさに感動。
（観察後は優しく木の根っこに還しています）

10/31 12:55

滝付近の登山道にはキレイな落ち葉がたくさん。

10/31 13:11

やっと林道に戻ってきました…

10/31 13:13

帰りは避難小屋の方から登ります。

10/31 13:15

堂倉避難小屋
マナーの悪いハイカーゴミを放置、焚火をしたりと問題になった時期もあって、前回来た時は閉鎖されていましたが…

10/31 13:16

今回初めて中を見れました。

10/31 13:16

とてもキレイな避難小屋です。
ゴミ放置とか、ええ大人がマジか…生きてるだけで恥ずかしいレベル。

10/31 13:17

再び登山道へ。

10/31 13:35

長い帰り道で足を攣ると詰むので、とにかく休憩を挟みまくる。

10/31 13:52

分岐に戻ってきました。

10/31 13:52

まだまだ先は長い…

10/31 14:02

新たに整備されたばかりの道も。
下山したら協力金を忘れずに払いましょう！
（ちなみに記念品も何種類か選べます）

10/31 14:13

足元も…

10/31 14:29

頭上も楽しい。

10/31 14:34

そして階段地獄が続く。。。

10/31 14:41

フラットな場所に出て少し休憩。

10/31 14:47

そしてまた劇登りw

10/31 14:54

突然ガスに飲まれ…

10/31 15:29

そんでしばらくしてめちゃ雨降ってきた…

10/31 15:29

あかん、土砂降りや。

10/31 15:41

レコ序盤で説明した大樹で雨宿り＆レインウェア着用。
お助け頂き、ありがとうございました。

10/31 15:52

スマホ画質でよーわからんけど、土砂降りです。

10/31 15:52

レインウェア着てますが蒸して不快感MAX。

10/31 15:58

山頂に帰還！
真っ白。。。

10/31 16:50

駐車場はすっからか〜〜ん

10/31 16:50

大杉谷入山の協力金はこの自販機で支払います。
お値段は1000円で、記念品がいくつか選べます。

10/31 16:50

ちゃんと払いますよ、大人ですから。

10/31 16:57

ピンバッジを選びました。

10/31 16:58

えっと、、、自販機の横に回収BOXなかったんだけど…物産店の閉店で回収されるのかな？

10/31 16:59

かわいいカモシカのピンバッジです。
（領収書付き）
おつかれさまでした。

撮影機器：

D850 ボディ ニコン

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ザック：MAMMUT Trion Spine 35【MAMMUT】 頭部：キャップ アウター：ハードシェル レイヤー：薄手ジャケット（保温性有） インナー：長袖＋半袖シャツ（&着替え数着） パンツ：ソフトシェル フット：縦走用シューズ＋靴下 グローブ：指出しタイプ 雨具：ザックカバー＋登山用折りたたみ傘 快適アイテム：マット＋チェアなど 火器：ガスバーナー 食事関連：珈琲豆＋ミル＋シェラカップ等 食料関連：食事１回分＋行動食＋飲料等 緊急装備：熊撃退スプレー 緊急装備：消毒液＋絆創膏＋テーピング＋湿布＋胃腸薬 その他：地図のコピー＋コンパス 一眼レフカメラ：Nikon D850（フルサイズ機）【Nikon】 交換レンズ：AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED【Nikon】 三脚：三脚 293 アルミ 3段 中型【Manfrotto】 その他撮影道具：カメラバッグ＋清掃道具＋予備バッテリー等

感想

mizui800

今回もチャレンジ登山大会の追い込みトレーニングの一環として、数年ぶりに堂倉滝まで歩いてきました。
高低差900mの登り返しで毎回足がパンパンになります。
歩行距離がそこそこなのは当然、何と言っても行きが下りで帰りが登りという逆行程でメンタル強化には最適なコースでもあります（笑

通常なら大台ヶ原の紅葉シーズンピークは大混雑で、なかなか山頂周回では心の底からリラックスしづらいですが（今回は雨でそれほどでもなかったですが）、堂倉滝の絶景はいつでも貸し切りなので思わず時間を忘れて長居してしまいます。

コメント

鷲尾健

わーピンバッジかわいい❤️欲しい

mizui800

washiokenさん、こんばんは〜〜
ぜひ、大峰だけでなく台高にもお立ち寄りください！
大台ヶ原駐車場内の物産店ではオリジナルTシャツも売ってますよ。