朝明渓谷からスタート。天気予報は晴れですが、鈴鹿の稜線上は空は雲が多めのようです。
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朝明渓谷からスタート。天気予報は晴れですが、鈴鹿の稜線上は空は雲が多めのようです。
しばらく林道を歩いて、中峠への分岐から登山道に入ります。中峠から大瀞に下り、お金明神からバリエーションルートでイブネに向かう計画です。
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しばらく林道を歩いて、中峠への分岐から登山道に入ります。中峠から大瀞に下り、お金明神からバリエーションルートでイブネに向かう計画です。
曙滝。水量は少ないけど、落差はなかなかの高さがありました。
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曙滝。水量は少ないけど、落差はなかなかの高さがありました。
曙滝から先はゴルシュぽい谷を詰めて行きます。ここの登りはキツイ。
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曙滝から先はゴルシュぽい谷を詰めて行きます。ここの登りはキツイ。
視界が開け始めて、稜線までもう少しな感じ。
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視界が開け始めて、稜線までもう少しな感じ。
県境尾根の直下はなかなか急峻なんですね。紅葉も鮮やかでこの先が楽しみです。奥には釈迦ヶ岳があるはずですけど、ガスで隠れちゃっています。
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県境尾根の直下はなかなか急峻なんですね。紅葉も鮮やかでこの先が楽しみです。奥には釈迦ヶ岳があるはずですけど、ガスで隠れちゃっています。
スタートからちょうど1時間で中峠に到着。軽く雨粒が落ちてきましたが、鈴鹿側から陽が差しています。琵琶湖側からの風でガスが出来ている感じでした。
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スタートからちょうど1時間で中峠に到着。軽く雨粒が落ちてきましたが、鈴鹿側から陽が差しています。琵琶湖側からの風でガスが出来ている感じでした。
四日市とか伊勢湾の眺望。
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四日市とか伊勢湾の眺望。
中峠から一旦、神崎川(愛知川)に向けて下ります。
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中峠から一旦、神崎川(愛知川)に向けて下ります。
大瀞まで下りて来るとこの看板。以前は橋が架かっていたのですが、今は壊れて通行できません。ということで、本流まで降りて渡渉することになります。
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大瀞まで下りて来るとこの看板。以前は橋が架かっていたのですが、今は壊れて通行できません。ということで、本流まで降りて渡渉することになります。
その前になんとなく橋の状態を見に行きます。これはダメですね。。随分この状態のままになっているようですが、直す予定はないのかな?
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その前になんとなく橋の状態を見に行きます。これはダメですね。。随分この状態のままになっているようですが、直す予定はないのかな?
で、急斜面を降りて神崎川に出合います。写真だと簡単に渡れそうに見えるかも知れませんが、意外に水量が多く、難しい渡渉です。
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で、急斜面を降りて神崎川に出合います。写真だと簡単に渡れそうに見えるかも知れませんが、意外に水量が多く、難しい渡渉です。
下流側は岩がせり立ち、なかなか景勝的な風景です。こっち側はとても無理です。
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下流側は岩がせり立ち、なかなか景勝的な風景です。こっち側はとても無理です。
渡るとなると上流側ですが、あと一歩がなく、しかも茶色い石がめちゃくちゃ滑るので危険。。ということで、靴を脱いで渡ることに。めちゃくちゃ冷たいし、裸足でも川の中の石も滑るし…、なかなか難儀しました。川底を選んで慎重に進みました。一番深いところで膝まで。水量が多いと渡るのは難しくなるかも知れません。
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渡るとなると上流側ですが、あと一歩がなく、しかも茶色い石がめちゃくちゃ滑るので危険。。ということで、靴を脱いで渡ることに。めちゃくちゃ冷たいし、裸足でも川の中の石も滑るし…、なかなか難儀しました。川底を選んで慎重に進みました。一番深いところで膝まで。水量が多いと渡るのは難しくなるかも知れません。
緊張感のある渡渉を終えて、左岸を下流に向かって進みます。15分ぐらいでお金谷出合の看板。ここからお金峠に向かってバリエーションルートに突入します。
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緊張感のある渡渉を終えて、左岸を下流に向かって進みます。15分ぐらいでお金谷出合の看板。ここからお金峠に向かってバリエーションルートに突入します。
看板の下に手書きの案内図。途中にあるお金明神に寄っていきます。
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看板の下に手書きの案内図。途中にあるお金明神に寄っていきます。
涸れ沢になっているお金谷を詰めて行きます。
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涸れ沢になっているお金谷を詰めて行きます。
頭上は紅葉がいい感じになってきました。徐々に陽も照って来て、より鮮やかに。
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頭上は紅葉がいい感じになってきました。徐々に陽も照って来て、より鮮やかに。
谷から逸れて急斜面を上がるとお金明神という大岩が現れます。天狗の顔のような奇石です。
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谷から逸れて急斜面を上がるとお金明神という大岩が現れます。天狗の顔のような奇石です。
お金明神からお金峠へ向かいますが、ここでルートミスしました。ピンクテープが見える方向に下って行ってしまい、下り過ぎなのでおかしいことに気が付きました。お金明神に寄らないルートに入って、もと来た方へ戻っていました。さらにお金峠でも先行者に釣られて、まっすぐ行っちゃう失敗。しっかり読図しないとと再認識しました。
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お金明神からお金峠へ向かいますが、ここでルートミスしました。ピンクテープが見える方向に下って行ってしまい、下り過ぎなのでおかしいことに気が付きました。お金明神に寄らないルートに入って、もと来た方へ戻っていました。さらにお金峠でも先行者に釣られて、まっすぐ行っちゃう失敗。しっかり読図しないとと再認識しました。
気を取り直して、お金峠からイブネを目指します。ルートは写真の様にはっきりと踏み跡がある区間もあれば、不明瞭な部分もあり。いくつも小ピークを越えて行きますが、急な斜面は特にわかりづらく、無理くり登る箇所が多数ありました。基本は尾根筋を外さなければ迷うことはないと思います。
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気を取り直して、お金峠からイブネを目指します。ルートは写真の様にはっきりと踏み跡がある区間もあれば、不明瞭な部分もあり。いくつも小ピークを越えて行きますが、急な斜面は特にわかりづらく、無理くり登る箇所が多数ありました。基本は尾根筋を外さなければ迷うことはないと思います。
緊張感の山歩きとなりますが、紅葉は最高に綺麗でした。
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緊張感の山歩きとなりますが、紅葉は最高に綺麗でした。
ところどころでは視界が開けます。御在所岳方面。
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ところどころでは視界が開けます。御在所岳方面。
若めの木が多い印象ですが、中には立派なブナもたくさんあります。
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若めの木が多い印象ですが、中には立派なブナもたくさんあります。
ブナの木を見上げて。この黄金色に輝く黄葉が大好きです。
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ブナの木を見上げて。この黄金色に輝く黄葉が大好きです。
地面を敷き詰めた落ち葉にこぼれる陽の光もいいですね。ちなみにこの写真は高岩というピークですが、ここは注意。道なりに行くとルートを外れます。右に折れるのが正解。
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地面を敷き詰めた落ち葉にこぼれる陽の光もいいですね。ちなみにこの写真は高岩というピークですが、ここは注意。道なりに行くとルートを外れます。右に折れるのが正解。
頭上はカエデの紅葉のシャワー。
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頭上はカエデの紅葉のシャワー。
陽に透ける紅葉たちが最高に心地良いです。
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陽に透ける紅葉たちが最高に心地良いです。
ワサビ峠を過ぎると、写真では分かりづらいですが、両側が切れ気味の細めの尾根道も出てきます。このあたりはイワカガミの葉っぱがたくさんだったので、春にも歩いてみたいですね。
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ワサビ峠を過ぎると、写真では分かりづらいですが、両側が切れ気味の細めの尾根道も出てきます。このあたりはイワカガミの葉っぱがたくさんだったので、春にも歩いてみたいですね。
前方に見えてきたのは、誰が名付けたか「クラシジャンダルム」。急峻なピークが確かにそれっぽい。本当のジャンダルムは未踏ですが、先に鈴鹿のジャンを制しておきましょう 笑。ここの岩場はザレ気味なので慎重に。
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前方に見えてきたのは、誰が名付けたか「クラシジャンダルム」。急峻なピークが確かにそれっぽい。本当のジャンダルムは未踏ですが、先に鈴鹿のジャンを制しておきましょう 笑。ここの岩場はザレ気味なので慎重に。
眼下にはスポットライトのように輝く紅葉。
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眼下にはスポットライトのように輝く紅葉。
ここのピークも一旦下って、なかなかの急斜面を登り返し。アップダウンの多い、骨のあるルートです。
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ここのピークも一旦下って、なかなかの急斜面を登り返し。アップダウンの多い、骨のあるルートです。
このあたりの紅葉は山々を埋め尽くすようにで、本当にすごい。鈴鹿にもこんな場所があるんですね。タイミング悪く、雲で陽が遮られてしまい、写真映りがイマイチなのが残念です。
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このあたりの紅葉は山々を埋め尽くすようにで、本当にすごい。鈴鹿にもこんな場所があるんですね。タイミング悪く、雲で陽が遮られてしまい、写真映りがイマイチなのが残念です。
釈迦ヶ岳方面の眺望。
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釈迦ヶ岳方面の眺望。
急斜面をクリアすると下草の生える地面となり、雰囲気が変わってきました。
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急斜面をクリアすると下草の生える地面となり、雰囲気が変わってきました。
ここもなかなかの美林だと思うのですが。またもや陽差しに恵まれず。。
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ここもなかなかの美林だと思うのですが。またもや陽差しに恵まれず。。
疎林の先に平らな地形が見えて来ました。
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疎林の先に平らな地形が見えて来ました。
そして、イブネに到達です。
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そして、イブネに到達です。
イブネを楽しむ前に、クラシのピークに寄り道。背の高いシャクナゲに囲まれた、ちょっと不思議な感じのする空間でした。眺望はありません。
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イブネを楽しむ前に、クラシのピークに寄り道。背の高いシャクナゲに囲まれた、ちょっと不思議な感じのする空間でした。眺望はありません。
もと来た道を戻り、いよいよ苔の世界へ。平坦な広い台地を埋め尽くす苔の絨毯。その中に続くトレースが画になりますね。
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もと来た道を戻り、いよいよ苔の世界へ。平坦な広い台地を埋め尽くす苔の絨毯。その中に続くトレースが画になりますね。
モフモフの苔たち。
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モフモフの苔たち。
見渡す限りに広がる苔の大地。これは想像以上の場所です。唯一無二な風景って感じ。
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見渡す限りに広がる苔の大地。これは想像以上の場所です。唯一無二な風景って感じ。
ふかふかの苔に降り立った、てるてる坊主たち。気持ち良さそうです 笑。
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ふかふかの苔に降り立った、てるてる坊主たち。気持ち良さそうです 笑。
苔をマクロ的に。
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苔をマクロ的に。
苔の大地のすぐ隣には森が広がっています。なんか不思議。ちなみに、以前は雨乞岳のような笹原だったそうです。
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苔の大地のすぐ隣には森が広がっています。なんか不思議。ちなみに、以前は雨乞岳のような笹原だったそうです。
緩やかなピークに登ります。
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緩やかなピークに登ります。
波打つ苔の絨毯の向こうに紅葉の尾根。
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波打つ苔の絨毯の向こうに紅葉の尾根。
青空も多くなってきましたね。自然が造った苔の庭園を満喫できました。
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青空も多くなってきましたね。自然が造った苔の庭園を満喫できました。
先ほど見えていた緩いピークは「イブネ北端」と名前が付いていました。
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先ほど見えていた緩いピークは「イブネ北端」と名前が付いていました。
釈迦ヶ岳が良く見えます。
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釈迦ヶ岳が良く見えます。
イブネの北側は「銚子」という名前が付いていますが、あちらの森も気持ち良さそうですね。
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イブネの北側は「銚子」という名前が付いていますが、あちらの森も気持ち良さそうですね。
イブネの三角点方面に進みます。正面には雨乞岳。
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イブネの三角点方面に進みます。正面には雨乞岳。
やたら立派な(いちおう)山頂の看板。鈴鹿10座っていうのは、東近江市が選定してものみたいです。
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やたら立派な(いちおう)山頂の看板。鈴鹿10座っていうのは、東近江市が選定してものみたいです。
ここでお昼御飯。今回は簡単にカップ麺で。
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ここでお昼御飯。今回は簡単にカップ麺で。
お湯を沸かしながら空を見ると、小さいですが彩雲が出ていました。
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お湯を沸かしながら空を見ると、小さいですが彩雲が出ていました。
秋も深まって来たので、山行にチョコレートを持って来れるようになって幸せ。道中、拾ってきた落ち葉に乗せてみました。
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秋も深まって来たので、山行にチョコレートを持って来れるようになって幸せ。道中、拾ってきた落ち葉に乗せてみました。
イブネは眺望も素晴らしい場所です。御在所岳と鎌ヶ岳。
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イブネは眺望も素晴らしい場所です。御在所岳と鎌ヶ岳。
御在所岳。電波塔とかロープウェイ駅とか?色々建物が見えます。
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御在所岳。電波塔とかロープウェイ駅とか?色々建物が見えます。
シンボリックな木と鎌ヶ岳。
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シンボリックな木と鎌ヶ岳。
イブネを後にして下山開始です。思いっ切り逆光ですが、雨乞岳が大きく聳えます。
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イブネを後にして下山開始です。思いっ切り逆光ですが、雨乞岳が大きく聳えます。
下山も長いですが、頑張って行きましょう。まずは杉峠へ向かいます。
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下山も長いですが、頑張って行きましょう。まずは杉峠へ向かいます。
佐目峠を通過。
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佐目峠を通過。
振り返って、紅葉に覆われたイブネのピーク。知らなければ、あの先に苔の楽園があるとは思わないですよね。
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振り返って、紅葉に覆われたイブネのピーク。知らなければ、あの先に苔の楽園があるとは思わないですよね。
ミネカエデの黄色が鮮やか。
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ミネカエデの黄色が鮮やか。
杉峠へ降下します。
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杉峠へ降下します。
御在所岳と国見岳。
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御在所岳と国見岳。
杉峠からは千種街道で根の平峠を目指します。
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杉峠からは千種街道で根の平峠を目指します。
千種街道はかつて織田信長も通ったといわれる古道。
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千種街道はかつて織田信長も通ったといわれる古道。
杉峠から一段下ると、明治時代に拓けた鉱山跡があります。こんな山奥ですが小さな町ができ、小学校まであったそうです。あちこちに遺構が見られました。写真は自然に還りつつある石段。
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杉峠から一段下ると、明治時代に拓けた鉱山跡があります。こんな山奥ですが小さな町ができ、小学校まであったそうです。あちこちに遺構が見られました。写真は自然に還りつつある石段。
このあたりもなかなかの美林ですね。秋色に溢れています。
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このあたりもなかなかの美林ですね。秋色に溢れています。
神崎川最上流の渓谷美。
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神崎川最上流の渓谷美。
コクイ谷出合で少し休憩。
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コクイ谷出合で少し休憩。
ここもいい場所ですね。
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ここもいい場所ですね。
山に登らずとも、こういうところで一日ゆっくり過ごすのもいいかも知れないですね。この少し下流には「鈴鹿の上高地」と呼ばれる場所があって、気になっています。
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山に登らずとも、こういうところで一日ゆっくり過ごすのもいいかも知れないですね。この少し下流には「鈴鹿の上高地」と呼ばれる場所があって、気になっています。
コクイ谷出合からはほぼ平坦で根の平峠。ここから朝明渓谷までは、もうひと下り。
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コクイ谷出合からはほぼ平坦で根の平峠。ここから朝明渓谷までは、もうひと下り。
堰堤をいくつも越えて行きます。
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堰堤をいくつも越えて行きます。
イブネから3時間半で下山完了。秋の鈴鹿と苔の世界を堪能して、充実感たっぷりの山行になりました。
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イブネから3時間半で下山完了。秋の鈴鹿と苔の世界を堪能して、充実感たっぷりの山行になりました。
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