【過去レコ】伊豆ヶ岳(関東100):奥武蔵でも屈指の岩場の男坂、曇天の下、半袖隊長、嬉々として攀じ登る
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 565m
- 下り
- 575m
コースタイム
【往路】西武秩父線正丸駅10:15⇒10:40馬頭観音10:47⇒11:30出合い(半袖隊長行方不明)11:37⇒12:20頂上(昼食)
【復路】頂上(昼食)13:06⇒14:08馬頭観音14:11⇒14:25茶屋14:30⇒14:40正丸駅
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【復路】正丸駅⇒西武秩父駅⇒(駅レンタカー)⇒両神山荘[両神山登山のため前泊] |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況:男坂は奥武蔵でも著名な岩場。慣れているハイカーにとっては危険はないが、岩場や鎖場に慣れていないハイカーは回避するが賢明。 ☆登山ポスト:正丸駅にあったかもしれない。 ☆下山後温泉:寄らず。 ☆下山後飲食店:寄らず。 |
写真
感想
【記載日:2013年12月16日】
ほぼ5年前の11月中旬、奥武蔵の伊豆ヶ岳と両神山をセットにした職場ワンゲル部行事を企画し、土日週末に登った。
まず初日(土曜)は池袋駅にて集合し、途中、飯能駅での合流組も含めて、西武池袋線で正丸駅へ。
伊豆ヶ岳を登山後、正丸駅に戻り、両神山行組と日帰り組に分かれた。
拙者はもちろん両神山行組に属し、西武秩父駅に移動後、レンタカーにて日向大谷登山口にある両神山荘(民宿)に向かった。
伊豆ヶ岳に登った土曜日は朝から曇りがちの日で、終日、太陽は顔を出さなかったが、霧は濃くなったものの雨には降られず、予定通りの山行をこなした。
以下はGTYK隊員の山行記録及び拙者の反省文である。
『伊豆ヶ岳(いずがたけ)』標高851m/標高差546m 曇り
集合場所に行く西武秩父線内でワンゲル登山隊と合流し、正丸駅に着いてからはまず登山の準備をする。こんな古い駅にもコインロッカーがあるとは少々意外だが、一泊二日の登山隊メンバーはテキパキと不要な荷物をロッカーに入れ、さあ準備万端いざ出発!
駅前から斜めに傾いていて変な感覚を受ける階段を下り、山へ向かう道を歩いて行く。周りを見渡せば赤、黄、緑と紅葉シーズンの色とりどりな景色が広がり、路傍には柿の木が実をつけていたのが東京では見られない珍しいものとして印象に残った。
歩き始めて20分ほどか、山道の入り口が見えてくる。休憩を取った後に入口に祀られている馬頭観音にお参りをして山道に踏み入った。登山道に沿って沢が流れ、耳に心地いいせせらぎと共に快調に登っていく。
道は徐々に大きな岩などを含み険しくなっていき、そしてどちらが正ルートか一見して分からない分岐点に到着。ここで半袖隊長が一方の道を探ってくれるもあまりにも険しく、ほかの隊員達はもう一方の道、半袖隊長はその険しい道を行き、いったん別行動にとることに。
正ルートのはずが小生たちの道も険しく、その上落ち葉で道が歩きにくいという状況の中、四苦八苦しながら正しい道に出たが、ここで自分たちの道が誤っていたことに気づき納得したのも束の間、いくら待っても半袖隊長の姿が見えない!呼びかけても現れず電話も通じず、もはやこれまでかと思った瞬間、道の上からひょっこり姿を現し、無事に合流となりました。
その後はトラブルもなく、木々の切れ目では山の眺望を楽しみながら順調に山道を行く。かなり上まで登っただろうと思ったところで男坂という名称の鎖場が眼前に現れる。露出している岩山は一見してとても迫力があったことを今でも覚えている。しのぶ隊員、半袖隊長と小生は男坂へ、オリーブ隊員、NJYK能重隊員は女坂へとここでも別行動をとり、登り始める。
鎖を手繰り寄せ一歩一歩登っていくと上から見えた景色は格別の一言、辺り一面の山の紅葉具合が見渡せる抜群の景観がとてもキレイだった。しのぶ隊員、半袖隊長と共に登り切り、オリーブ隊員、NYJK隊員と合流したすぐその後で頂上に到達した。
みんなで記念写真を撮るとすぐに食事をし、お腹を満たして休んでいると次第に霧が濃くなってきたため、食事を終えた後にちょっとの休憩で下山を始めた。登ってきた道とは違う道に行こうとしたが、違うルートの入り口を見過ごしたことに気づき、仕方なく往路を下って馬頭観音が祀られている入口に戻ってきた。予定しているルートとは違ったが無事に降りられてホッと一息。
帰りでは道すがらにあった茶屋でよもぎ餅を買うと、お茶を出してくれ小生だけよもぎ餅をその場で食すがこれが絶品である。他にはNJYK隊員が市販では見られないような大きななめこを買って茶屋を後にする。正丸駅について一泊二日組(半袖隊長・オリーブ/しのぶ両隊員)と分かれ1日目は終了となった。
およそ二年ぶりのワンゲル参加となったが、初心者にもやさしい山でいい汗を書き、鎖場では貴重な体験をし、また紅葉の景観が素晴らしかったので、とても満足した山行となった。
(GTYK隊員)
久方ぶりのGTYK隊員の参加を得た伊豆ヶ岳では、正規ルートを獣道と誤認した拙者の判断ミスもありまして、他の皆様には本当の獣道あるいはキノコ道を歩かせることになってしまいまして申し訳ございませんでした。
隊長
奥武蔵の伊豆ヶ岳と房総の伊予ヶ岳。
時々山の名前をごっちゃにしてしまうんですが、どちらも岩場で売りの山。
両方ともいい山ですが、ともに人が多いのが玉に瑕。
駿河の国の越前岳も、国名と山名がごっちゃになりますね
同じ岩場の山でも、伊豆ヶ岳の方がより本格的でしょうか?
でも、伊予ヶ岳の方が屹立感がありますけど
隊長
越後駒の隣に丹後山というのもありますね。
極めつけは新潟と山形の県境にある『日本国』でしょうか??
丹後山は越後三山の中ノ岳のお隣ですね。
日本国も下越(新潟県北方)にありますね。
他にないかな・・・
隊長
伊勢山は伊勢参りにかかわる名前なので全国にたくさんありますね。
諏訪山や三輪山と同じ類のものだと思います。
仕事サボって調べたらこんなにありました
河内岳 石川 399メートル
淡路山 福島 752メートル
伊予ヶ岳 千葉 337メートル
日向山 新潟 1561メートル
日向倉山 福島 785メートル
日向山(ひなたやま) 多数
周防堂山 北海道 662メートル
丹波森 秋田 1031メートル
丹波山村
丹後山 東京新島 283メートル
丹後山 新潟・群馬 1809メートル
出雲岳 大分 848メートル
若狭峰 香川 787メートル
越前岳 静岡 1505メートル
越前峠 和歌山
佐渡山 長野 1828メートル
美濃岳 鹿児島 471メートル
信濃俣 静岡 谷
伊勢山 多数
伊豆ヶ岳 埼玉 851メートル
甲斐崎山 石川 180メートル
相模山 新潟 1591メートル
安房山(あぼう)長野・岐阜 2219メートル
蝦夷ヶ岳 福島 671メートル
ありますねぇ・・・たくさん。
福島の蝦夷ヶ岳、大分の出雲岳、鹿児島の美濃岳、香川の若狭峰、新潟の相模山・・・辺りは意外感が強いですね。
折角の労作なので、日記で公開されてはいかがですか?
隊長
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